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どれすでん さんのレビュー一覧 

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     2018/06/01

    「勢い」「生命力」とともに、実は「楽譜そのものを真面目に読み取り、音にする」姿勢も、特徴と思います。
    それが、当時の「普通」「伝統」と異なり、「異端」扱いされる場合もあったかもしれません。
    もちろん、楽譜に書いてないこと(テンポ変化も)もやるのは、マーラーに対する姿勢と同じくですが、勢い任せや「雰囲気」より、いったん理詰めで解読したうえでの表現、という風にも聴こえます。
    それが「奔放」にすら聴かせてしまうところにも、彼の天才があるように感じます。ピリオド演奏が盛んな今だからこそ、当時のバーンスタインがやろうとしたこと、が素直に聴けるかもしれません。


    時代もあり、オーケストラ演奏の水準はさすがに現代の最高峰と比べると、「手作り感」(粗さ)があり、ある意味「ライブっぽい」演奏とも言えるかもしれません。「初めてベートーヴェンの交響曲のCDを買いたい」という方には、もっと新しい録音、または「伝統的な」録音から入門されるとよいと思いますが、いろいろ聴いた後に、お聴きになる価値はあると思います。


    なお、録音は最新録音のような新鮮な音ではさすがにありませんが、各パートがハッキリ近くに聴こえ、楽譜やイスの音も少し聴こえる「生々しい」もの。マルチマイクにホールトーンのマイクを配したような当時のCBS録音らしいものです。(僕はバーンスタイン・シンフォニーエディションで聴いていますので、マスタリングの特徴は、このボックスの特徴ではない点、ご容赦ください。)

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     2010/01/11

    往年の美音ヴァイオリニスト、フランチェスカッティの当時の「代表的名盤」です。ただ、これらの曲を初めて聴こうという方は、別のもっと新しい盤から始められるとよいでしょう。その後に聞けば、「演奏解釈」というもの(単なるクセに聴こえるような歌いまわしや趣味も含めて)の時代による変化というものが聴ける例にもなると思います。
    演奏技術の時代の変遷というものも聴けるかもしれません。今聴いて「下手」ということはもちろんないですが、時代を超える名人芸、、ともいえない、よくもわるくも「ドキュメント」であるように思います。

    この曲を初めて聴く方にはオススメできない理由の主たるものは、現在ではありえないようなカットがあるからです。
    LPの収録時間のせいなのか、ヴァイオリン奏者に見せ所を濃厚にしたかったのか、それとも、曲そのものの内容が希薄と思ったのか、、、
    いずれにせよ、まだ「作曲家が曲を書いて、後の演奏家はそれをもとにしながらも、各人の価値観と解釈で、アレンジしたりカットして、さらに個性を発揮する、、」ということが普通の時代だった名残を聴くこともできます。

    音質は、最新録音とおなじとはいえず、濁りもありますが、普通に楽しめるレヴェルの音質だと思います。

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     2010/01/06

    クライバーの魔術的な指揮と、ドミンゴの若い歌(演技)が聴ける(見られる)のが最大の価値です。
    音質については、放送用のものなので↓の方が書いておられるとおり、オーケストラピットの中にマイクを立ててオケを主に収録しているものに特徴的な音質です。
    (少し以前のFMでのオペラライブの録音の音質は皆こんな感じでした。ただ現在でも近接マイクはピット内に配置するはずなので、最近の録音はもしかしたらエフェクトとかかけてるのかもしれません。)

    歴史的録音のような音質の「悪さ」ではないですが、「記録」的なニュアンスの強い録音であり、ホールいっぱいに鳴り響くオケの音を求める方には適していないかもしれません。

    よくもわるくも、「テレビの音」「FMの音」の延長上の音質ではあります。(ただし、後からイジってない正直な音質ではあります。)

    歌手は通常公演のライブとしては当時の平均はクリアしてるとおもいますが、オブラスツォワは音程がフラットで大味に僕には聴こえます。あと当時の慣習かもしれませんが、カットが比較的多いのも、好みを分かつかもしれません。

    この盤は誰がみてもぱっとわかる面白さに満ちてるという意味では、カルメンというオペラの入門用にも悪くはないとはおもいます。指揮の見た目と出てくる音楽の奇跡的な一体感(「劇」だから余計にクライバーの持ち味が生きてるとおもいます)を随所に味わえるので・・・

    ただ、カルメンという作品を過不足なく味わいたい方は、また、カルメン役もバランスのとれた演奏を選ばれて、その後、この演奏をお試しになるのもよいかとおもいます。

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     2009/08/29

    弦楽合奏としてみれば紹介文にもあるとおり、明朗で少し前の高水準の合奏といえるでしょう。ただ、この若い天才作曲家の作品の魅力をどう捉えるか、は難しい問題です。バランスよく、きれいに演奏されている6曲を聴くと、やや退屈にも聴こえるかもしれません。
    調和のとれた、穏健な世界の音楽をお聞きになりたい方にとっては、よい演奏と思います。
    ただ、この曲たちは、才気に溢れてやまない若い天才の意欲と挑戦と実験に満ちた曲である、という面もあり、各パートを複数の人間で弾いているこの演奏は、そうした面は、ハッキリ出てない気がします。
    単なる「優劣」ではないですが、この演奏は、超絶的な合奏力の挑戦による、眼も覚めるような演奏ではなく、古雅を懐かしむような演奏であり、「合奏団」の演奏である、ということは意識された上で、お求めになるとよろしいでしょう。

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     2009/05/31

    オペラというものを見るにあたって、面白くわかりやすいものを、
    という方には「フィガロの結婚」はかなりオススメの作品です。
    ただ、このDVDは、「舞台のオペラを映像化しよう」というものではなく、
    オペラ(歌とオケと脚本からなる)を「映画化」したものです。
    なので、「映画監督」の表現意図が明確で、「古典」を原作とした「映画」の多くがそうであるように、「今、私たちが見て、感じるもの」を盛り込もうとしています。

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