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カラスの息子 さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/07/12

    以前Orfeoからアリア集が出ていたマリア・ドラゴーニの久々のアリア集。彼女、マリア・カラス・コンクールの優勝の経歴があるそうなのですが、スピーカーから離れて聞くとカラスそっくりの含み声でびっくり。近くでよく聞くとやはり少し違うのですが、アリベルティと同じでやはり声と音楽の作りがよくカラスに似ています。さすがにマクベス夫人のアリアの前の手紙の朗唱などは品の悪いイタリア映画の登場人物みたいで興をそぎますが、いやあなかなかの逸材。マクベス夫人だのヴィオレッタだの色々聞かせてくれます。オケの伴奏は少し安っぽいですけどね。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/07/12

    数あるコルトーの弟子の中でもよく聞くピアニストです。マグダ・タリアフェロ、ピアノ界のグラン・ダームともいうべきそのマナーと演奏。決してアルゲリッチのようなバリバリ・タイプではありませんが、マルグリット・ロンと共通するレバルトアールの広さ、そのフランス的ともいうべきか、演奏の洒脱さ。脱帽です。彼女の録音が出る度につい買ってしまいます。これは値段も高いのですが、映像付きとあってついまた購入してしまいました。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/24

    この演奏大好きです。ローレンガーのアンジェリカが聞きたくて購入しました。これまで彼女のアリアだけは聴くことが出来ても全曲通して聞けるのは初めて。その純度の高い歌声と音楽にまさに耳を洗われる思い。またベリーのジャンニ・スキッキもそれに劣らぬ出来映え。もともと性格描写の巧みなベリーのこと、こうしたブッファのキャラクターも悪かろう筈がありません。清純なガザリアンのラウレッタも魅力的。有名な「私のお父さん」も説得力に充ち、父親の心を一発で和らげてしまうような威力を持って歌われています。ヴェリズモの救いのない「外套」もベテラン、ブルゾンの歌唱でつい引き込まれてしまいます。特にこの三部作が大好きで、新譜を見るとつい買ってしまいますが、これは古い録音にもかかわらず録音の良さも相まって大事なコレクションのひとつとなりました。このオペラは最近、これを聞くことが一番多いです。プッチーニ・ファンのみならず、オペラ・ファンの方全てにお勧めしたい、そんな録音です。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/27

    この演奏大好きです!!ローテンベルガーの極めつけのコンスタンツェ、まだコロラトゥーラだった頃の若きポップのブロントヒェン、明るい響きと端正な表情でモーツァルトぴったりのゲッダのベルモンテ、おどけたウンガーのペドリルロにこれまた極めつけのフリックのオスミン。彼のオスミンを聞くと他のどんなバスがすごんでみせても、足下にも及ばない、という感じ。不当なほど評価の低いクリップス指揮のウィーンフィルも素敵です。ややデッドな響きながら立派なステレオ録音。後宮はこれひとつあれば沢山!!かも?

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/15

    「連隊の娘」に続くフローレスとデセイの共演!!大いに期待して見ましたが舞台を現代のどこかの楽屋裏に設定した夢のない演出にはがっかり。カラス=スカラのロマンチックを懐かしむ者にとっては大いに物足りない上演でした。二人の歌はもちろん悪かろう筈がありません。アミーナの最後のアリアで舞台上に床がのびてオーケストラの真上で歌う演出は面白かったですが、カバレッタになると衣装の早変わりで踊り出すそのコメディのような演出もいまひとつ。玉石混交の内容でした。

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     2010/04/01

    久々に正統的で豪華な衣装、舞台装置の「トゥーランドット」!!まず歌手が聞き応えあり。ニルソンとは比較できないものの、冷たさと情熱をたたえたデ・ヴォールのタイトル・ロール、リリカルな歌が素晴らしいフリットーリのリュー、キリッとした容姿に高音にも強さを見せるファリーナのカラフ、と見どころ、聞き所は多い。演出がまた出色で、歌は同じなのにハッピーエンドとはならないその内容表現ににまたビックリ。初見時はショックを受けました。賛否は別としてこのオペラが好きな方、是非鑑賞をお勧めしたい。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/13

    ローレンガーのアリーチェ、ベリーのファルスタッフなどこれまで録音がないのが不思議なくらいで是非一度は聞いてみたかったはまり役、それにルードヴィッヒのクイックリー夫人やアライサのフェントンなど他にも録音のある実力者達が脇をかためます。個性派のミルチェヴァが脇役のページ夫人を歌うのももったいないくらいの贅沢さ!!これらをまとめるマゼールの指揮がこれまた一癖もふた癖もある面白さ。これまでの演奏では聞くことができないようなテンポ設定や特定の楽器が突然、強調されるなど、個性的な演奏。これがウィーンで実際に上演されていたのですねぇ。録音のレベルはやや低いのが不満なものの、立派なステレオ録音。数あるこのオペラを聞いてこられた「すれっからし」の耳も十分満足させてくれる内容です。ただしこのオペラのファーストチョイスには相応しくないかもしれないという思いから星四つに抑えておきます。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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