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meji さんのレビュー一覧 

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  • 10人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/25

    78年の我が祖国はN響の管の弱体さが悲しいくらいモロに露呈している。
    糞詰まりトランペットコンビの津堅、祖堅は絶不調で、ヴィシェフラッド、モルダウ、シャールカといいかげんなリズムと音程が目立ち、他の楽器を制してひたすら目立つ節制無い音量も著しくバランスが悪い。ホルンでは千葉馨同様b管シングルにこだわった安原が主席を吹いているが、薄氷を踏むような不安定な音程と弱い音量はいかにも力不足だ。お馴染み音割れまくりトロンボーントリオの伊藤、三輪、牧野は相変わらずの下手くそで、シャールカ終結部のユニゾンの音の汚さには思わず吹き出してしまう。楽音よりもブレスノイズが目立つモルダウ冒頭の小出のフルートもいつもながらだ。ノイマンの解釈はテンポもダイナミクスも同時期のチョコフィル録音と瓜二つであるが、オケの技量の差は月とスッポンほどの大きな開きがある。しかしN響のこの演奏、整い過ぎているチェコフィル盤よりも、ノイマンの曲に対する熱い心がヒシヒシと伝わってくるからなんとも不思議だ。個人的に本ライブのエアチェックでこの曲に親しんだこともあろうが私にとって永遠に愛すべき名演である。90年のスラブ舞曲も良い演奏だがオケが上手くなっておりスリリングさに欠ける(笑)のが玉にキズだ。

    10人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/19

    国内盤クラシックサウンドを所有している人の中には「レジェンズやオリジナルスも同じ音源だろうから、買い変える必要はない」と思っておられる人が多いと思うし、かくいう私のその一人であった。しかし今言えることは「国内盤クラシックサウンドに価値はない」ことである。まずマスターテープの世代からして異なる。クラシックサウンドは、音が後ろに引っ込んでおり、音に精彩が無く、ディテールは潰れているし、強奏部では明らかに音が歪んでいる。おそらくは、昔LP用に作成した孫世代のマスターテープからの焼き直しだと考えられる。これを称して一部に「LPの音に近く好ましい」と支持する人もいるようだが、そのような意見には耳を向けないことだ。リマスターCDに必要なことは「いかにオリジナルマスターに近いか」である。ちなみにオリジナルス(レジェンズも同じ)では音の奥行き、広がり、ディテール情報ともに大きく改善し、クラシックサウンドでみられた強奏部の歪みも無い。聴き手は、今は無きゾフィエンザールの広大な空間に、全盛期のショルティ&シカゴ響がその超絶的なパワーを注いで鳴り響いたゴージャスな音響を、これも円熟期のK・ウィルキンソンが世界最高の録音技術をもって
    ホールの空間ごと切り取ったスペクタクルサウンドにただ唖然とすることしか許されない。こうなるとオリジナルスの在庫があるうちに他のディスクも買い替えを進めなければ…。というよりも一日も早いSACD化を強く望む。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/19

    今回のSACDはかつての大英帝国の栄光への威信をかけて、青息吐息のEMIが渾身の力をふりしぼってのリマスターとなったが、出来栄えは想像をはるかに超えた素晴らしさだ。前回のartでは暗騒音を除去しすぎたため著しく臨場感に欠けたうえ、ヒスノイズの除去に伴い失われた高域の精彩をイコライジングで補正したため、化粧美人的な作為的なサウンドであったが、今回のSACDではオリジナルマスターに最大限の敬意を払っての、忠実かつ丁寧な仕事ぶりが感じられ、SACDが生来有する圧倒的な情報量に支えられ、EMIアナログ録音の黄金期の豊潤かつ芳醇なサウンドが半世紀を経て蘇っている様は感動的ですらある。なかでも本ディスクは従来art盤との向上が特に著しい。本録音はセッションでは必ずしも音響条件の良くないムジークフェラインでの収録だが、あの狭いステージに展開されるオケの中でも楽器の距離感が感じられるし、ウィンナホルンやウィンナオーボエの音色は他のオケと間違えようもない。またこれまでのディスクでは聴き取れなかったディテールが随所にあり、手練手管の限りを尽くすシューリヒトの指揮の全容が今回初めて明らかになった。本ディスクはマストバイだ。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/14

    従来CDと比較すると、低域と高域方向へのFレンジが大幅に拡大しており、
    音色も粒立ちもアップライトピアノがコンサートグランドに変化したかのように改善著しく音場も一段と前に出て、マスターテープの世代が本物のオリジナルにまで遡ることができたことを実感させる。ようやく天下のEMIも本領発揮というところであろうか・・・。このサウンドであればモノラル録音である引け目を全く感じさせない。肝心の演奏だが、音符やダイナミクスの改変や追加に加え、麻薬のように魅惑的なルバートや、病的なまでにロマンティックなテヌートやレガートは、フランソワの絶好頂を示しており、録音後50年を経た今なお本曲の頂点の一角に位置する名演である。フランソワの名演が刷り込まれた私の耳にはポリーニなど音大の卒業試験にしか聴こえない。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/26

    2番はオケの技術さえ良ければ全ディスク中最高の演奏だ。ゆったりとしたテンポは田園的であり、金管の強奏や強いアクセントとティンパニの強打が凛とした緊張感を与える。とにかくテンポと間のとり方が絶妙で、演奏の呼吸が実に自然である。しかしNHKホールの音響は相変わらず最悪で、楽器の距離感は皆無であり、解像度が悪く異常に盛り上がった中低域は著しくバランスを壊し、ブルックナーに必須な豊かななホールレゾナンスは望むべくも無い。それに対し、文化会館での4番の方が音響バランスは良いが、録音が悪い。ドロップアウトが多く、Dレンジの狭い録音が致命的だし、マイクの位置も悪く、距離感や広がりがほとんど感じられない。N響の演奏はなにかと興味深い。ホルンの千葉馨は4番では壮年期の充実したテクニックを聴かせるが、2番ではさすがに技術の衰えを隠し切れない。トランペットの北村源三は、4番、2番共に下手くそで節制を欠くが、これも壮年期の4番の方が伸び伸びとした音を聴かせる。トロンボーンの弱体さは4番も2番も変わらず。4番のティンパニ奏者(誰かは不明)は節度があるが、2番の百瀬は力まかせで汚い。弦と木管は10年で明らかな進歩を遂げている。全体としては70年から80年までの10年のN響は必ずしも技術的な進歩を遂げているわけではないことが実に面白い。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/22

    本SACDも第7同様XRCDを遥かに凌駕する圧倒的なサウンドに生まれ変わった。第7より3年半後の本録音ではスプラフォンにおいてもマルチマイク化が進んだせいかよりメンインマイクはオン気味で、各楽器のディテールやパワーも強化されており、サウンドステージは若干の不自然さも感じさせるが、第5には却って好ましい結果をもたらしている。ブラインドで聴かされたらデッカのG・パリーによる録音と間違えるに値する資質を有する優秀録音である。マタチッチの第5は生真面目な聴き手にとっての評判はいまいちであるが、かかるマスタテープクオリティで改めて聴き込むと、過激ともいえるメリハリある解釈こそこの曲に相応しいと思えてくるから不思議だ。特に第1楽章コーダの猛烈なスピードとクレッシェンドも、フィナーレのトライアングルとシンバルの追加やティンパニの改変も、騒がしさが解消され、まるでオリジナルスコアにそう書かれていたかのような必然性をもってダイナミックに響く。本ディスクはマストバイだ。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/22

    本盤は何種類ものリマスター盤があったが、個人的にはXRCDをもって決定盤と決め込んでいた。しかし本SACDはこれを遥かに凌駕する恐るべきサウンドに生まれ変わっている。特に低弦やティンパニ、金官群における深々とした低域の伸びは素晴らしく、その量感の違いたるや比較にならない程であるし、ピーク感から開放された、柔らかく、輝かしく、ストレスなく伸びていく高域方向の改善も著しい。さらにミクロダイナミクスの再現性向上により、これまで気付き得なかったディテールがくっきりと浮かび上がるし、サウンドステージの広がりも奥行きも桁違いで、冒頭の弦のトレモロではホールの暗騒音に加え、プラハの春の冴え冴えとした空気までしっかりと感じ取ることができる。それにしても67年当時のアナログマスターにこれほど圧倒的な情報量を収めたスプラフォンの技術の高さには感動すら覚える。この情報量はCDフォーマットに収めきれるものではけっしてなく、このSACDこそマタチッチのブル7の真の決定盤であると断言できる。ユニバーサルのSACD-SHMと比較してデジパックパッケージも高級感があるし、平林氏の録音評も具体的で的を得た好ましいものであるが、肝心な音源やマスタリングエンジニアに係る情報が無いのが唯一残念だ。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/04

    「我が祖国」SACD-SHMの再レビューを投稿しようとしたが、システムが受け付けないのでこの場を借りて…。筆者はオリジナルスCDの音質を酷評した者であるが、SACD-SHMのサウンドは別物というほど改善されており、DG録音とは思えない自然なサウンドステージの再現性と、低域方向へのFレンジの伸びには目を見張るものがある。ディテールのミクロダイナミクス再現性も信じ難いほど向上し、その結果本ディスクをもってクーベリックの「我が祖国」の決定盤と推すことになんの躊躇も感じない。一方のドヴォルザークではDGお馴染みの低域成分のカットが致命的であり、さすがにオリジナルスCDより改善されてはいるが「我が祖国」ほどの感激は得られない。ちなみにヘルマンスが収録した第8番より、ヴィルトハーゲンが収録した新世界のサウンドステージの方がナチュラルであるのは、ヴィルトハーゲンがDGのエンジニアの中でも音場重視派で、使用するマイクの数も6〜12本と少ないためである。「我が祖国」のトーンマイスターはヴィルトハーゲンであるが、オリジナルスCDのサウンドが酷かったのは、マルチトラックのマスターテープからのリミキシング時にマスタリングエンジニアがバランスを取り損ねたことが原因だと思われる。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/09/24

    本ディスクの魅力は何と言ってもケネス・ウィルキンソンによる録音の素晴らしさである。本拠地キングスウェイホールでの収録で、ホールレゾナンスはやや少なめながら、オケ全体を俯瞰した広大なパースペクティブと、ホールの空間隅々にまでX線を照射したかのような解像感は御大ウィルキンソンの真骨頂である。第一楽章終結のティンパニのトレモロの凄みは鳥肌が立つようだし、第2楽章中間部後半で弦合奏の後ろで点滅する木管の動きが手にとるようる分かるのは新鮮な感動すら覚える。終結のオルガンの音量も適度で唐突な違和感を感じさせない。しかしアナログテープでこの曲の広大なダイナミックレンジを収められるはずが無く、録音中のフェーダー操作で乗り切っていたはずであるが、音量のピークは抑えても、楽器のエネルギー感を一切削ぐことなくテープに納める技術は、魔術的であり、神様ウィルキンソンのみが可能な神業といえよう。アシュケナージの指揮は常識的であるがこの優秀録音に助けられ曲の持つ魅力を最大限引き出している。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/09/15

    CD初出ながら、物凄い録音があったものだ。本ディスクの白眉はバルトークのPC3!エンジニアは御大K・ウィルキンソンでアシスタントはJ・ダンカーリーという夢のようなコンビである。切れば血が出るようなサウンドとはまさにこのディスクを評するためにあるのではないかと思わせるミラクルサウンドだ。オケとピアノのバランス、力感、パワー、解像度、Fレンジ、Dレンジ、SN、距離感、広がり、奥行き、レゾナンス、パルパビリティが高次元で結晶した超絶的なサウンドである。CDのリマスタリングも素晴らしくSACDにも引けをとらない。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/09/14

    リファレンスの総帥キース・ジョンソンが英国に乗りこんで収録した意欲作であり、J・ダンカーリーが収録した歴史的な優秀録音として有名なアーノルド自作自演の「イギリス舞曲」「スコットランド舞曲」(英リリタ)を彷彿とさせる優秀録音である。ブックレットにはセッション風景が掲載されているが(楽器編成が異なるので別の演奏だと思われる)、中央のメインマイクの位置こそ異なるものの、左右両端に高くセッティングされたアウトリッガスマイクや、最小限のピックアップマイク配置、また客席を畳んでオケをステージ手前に張り出すなど、ジョンソンが黄金期のデッカスタイルを相当意識していることが分かり興味深い。低域成分の豊かなホールレゾナンスを伴って左右奥行き共に原寸大のオケがリスニングルームに再現される様は
    まさにデッカ的であり、彼の米国録音ではけっして聴かれない魅力といえる。ただし収録に際しリミッターを用いていないため、全体的なCDの音量レベルが低く、弱音部で音が痩せ気味になるのが唯一残念である。音楽はアーノルドらしい親しみやすい旋律と、カラフルなオーケストレーションで聴き手を飽きさせない。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/09/12

    数多の優秀録音を生み出したデッカ録音史において最高峰に位置するK・ウィルキンソンによる超優秀録音である。ここには録音芸術に求められるすべての要素が恐るべき高みで結晶され、個々の要素を取り出しても、全体でのバランスから見てもいずれも最高レベルにあり、曲が始まると同時に聴き手は70年8月のキングスウェイホールにワープし、オケやデッカクルーの一員と化して、豊潤かつ豪華絢爛なサウンドの波にただ呑み込まれてしまう。全盛期のメータの指揮もプッチーニ最後のオペラの東洋的な和声と名旋律をしっかりと鳴らしきっており、本演奏をもってトゥーランドット史上最高の一枚と賞するのにいささかも臆するものではない。唯一の不満はこれだけの名録音、名演奏があまり世間で認知されておらず、未だにハイビットリマスターCDすら発売されないことである。残念ながら現行のCDは歌手の口がピンポイントで定位するオリジナルLPのレベルには至ってない。ハイビットリマスター、否SACD化を切に希望したい。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/09/07

    プロデューサはA・コーナル、エンジニアはJ・ダンカーリーで、初出の経緯はともかく純粋なデッカサウンドである。
    シェーンベルクはイエスキリスト教会でのセッション。デッカによるイエス・キリスト教会での録音といえば真っ先に思い浮かぶのがG・パリーが収録したカラヤンの「ラ・ボエーム」であるが、ダンカーリーが収録した本盤は、スウィートな弦と色彩感豊かな木管群が耳に心地良く、DG録音で耳に染みついたイエスキリスト教会のモノトーン気味なサウンドとも異なる透明感に富んだ、瑞々しいサウンドが心地良い。
    一方のマーラーはライブ録音とあるが、録音月が6月から8月に渡っていることから、一発収録ではなく追加セッションによる切り貼りを行っているもよう。再弱音部においても客席ノイズは皆無なのでマスタリング時に相当ノイズカットを行っていると思われ、このせいかダンカーリーとしてはやや整理されすぎているように感じられるのが残念だ。しかし全体としての仕上がりは相変わらず素晴らしく、ドイツのエンジニアによるドイツ録音からはけっして聴けない、左右奥行き共に広大な音場と、コントラバスやグランカッサに聴かれる豊かな低域は実に魅力的だ。本曲の優秀録音は数多くあるがその中でも本ディスクは最高峰に位置する一枚であり、これがオケやマイクの位置決め制約だらけのライブという条件で成し得たことを考えるとダンカーリーの類まれなる手腕にただただ唖然とするしかない。蛇足ながらアシスタントを勤めたサイモン・イードンはデッカレコーディング部門の解散後、
    師匠であるダンカーリーをスーパーバイザーとしてABBASという録音会社を設立した。最近ではジンマンのマーラー全集が代表作だが、
    残念ながらこれらの作品でも師匠ダンカーリーが録った本ディスクのレベルには達していない。
    最後にアシュケナージの指揮は、何も足さない何も引かないオーソドックス路線ではあるものの、押さえどころはしっかりと訴えており音楽そのものに集中して浸ることができる。ここではラフマニノフの交響曲集同様、アシュケナージの指揮者としてのベストフォームを見ることができる。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/23

    今回のSACD、ベト4では大きな改善が無くショスタコも期待をせずに聴き始めたが、こちらは良い意味で裏切られた!やはり曲の有するダイナミックレンジの広さや楽器の種類の多さ、そして何よりもオーケストレーションの差が両者の違いを生んだのだと思われる。このタコ5リマスターはマストバイだ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/18

    HMVの曲目詳細は誤記でありフレイレとのデュオである「悲愴協奏曲」のみがサラトガでのライブ録音で、他の2曲はお馴染みのユスターシュ教会でのセッッション録音である。ジョン・ダンカーリーによる優秀録音が有するディテール情報がSACD化によりついにその全貌を現し、リスニングルームがユスターシュ教会の空間ごとそっくり置き換わるという衝撃的な体験が容易に得られることはショパンの協奏曲でも絶賛したばかりだが、このセッションの2曲も同等の素晴らしさだ。本ディスクが有する恐るべきディテールの豊かさは、ラヴェル冒頭のスネアドラムのブラシによるピアニッシモを聴けば瞭然である。同時期に録音されたプロコフィエフ、バルトークも強くSACD化を希望したい。この優秀録音を聴けばアルゲリッチのピアノの魅力が、豪快な強打鍵だけでなく、消え入るようなピアニッシモにも存在することがわかる。録音、演奏ともに素晴らしい仕上がりだ。なおショパンの協奏曲SACDにはプロデュ−サもエンジニアもクレジットが一切無いのに、こちらのSACDには詳細が記されており、毎度のことながらEMIジャパンの姿勢は不可解だ。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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