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peko-rock さんのレビュー一覧 

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     2013/01/28

    ちょっといかついビジュアルに勝手に偏見を持っていて、長いこと存在を知っていたのに聴いていなかったことを激しく後悔したバンドです。曲はキャッチーだし歌も力強くてうまいし、何より元気をくれる歌詞が大好きです。このアルバムは過去完売したものを収録していて、お得感あり。名曲揃いです!

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     2013/01/28

    どの曲もあさきさんらしさが出ていて、好きな人にはたまらない曲ばかりです。アルバムタイトルになっている『神曲』は長〜い曲ですが、後半の盛り上がりの美しさがとても良い。ずっと聴いていると気分が落ち込んできますが(笑)、でも聴いちゃいます。早く新作が聴きたい!

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     2013/01/28

    ある疑惑の殺人事件を、人ではなく、登場人物たちが所有する財布に語らせるという、宮部みゆきらしい一風変わった発想で描いた作品。どこから着想がわき、どういう風に組み立てたのか、こういうことをさせても落ち着けてしまうのだから、色んなことができる人だなーと感心してしまいます。

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     2013/01/28

    文庫の分厚さと、二・二六事件という史実を題材としたものだということで、歴史に弱い私は、舞台が事件発生の年に移った直後まで「ごたごた用語が飛び交うややこしい話になると嫌だなぁ」と思っていました。しかし、さすがは宮部みゆき。そんな心配は杞憂で、瞬く間に夢中にさせられていました。気づけば猛スピードで読み進めていました。戦争に突入する大きな転換期であった歴史的事件を題材にし、そこにタイムトリップという非現実的な要素を絡ませたうえで、人間を描くことに何よりも重点を置き、時を経てもその普遍的に変わらない部分を見事に描ききっています。これだけの材料と発想ならば、下手をすると時代の動きやタイムトリップというところによがって、こねくりまわしてしまいそうな所を、きちんと【人間】に焦点を当て、しかもその大きな材料を効果的に使うことによって、ぶれることなく完成させています。最後の場面での主人公の語りかけには、ぐっとくるものがあり、あたかも自分もタイムトリップして、見てきたような気持ちになっていることに気づきました。同じ材料があっても、この作品は他の人には書けないだろうなと思える、宮部みゆきらしさが光る力作だと思います。

    ミステリが好きですが、歴史物・自分がリアルタイムで知らない時代を背景にしたものは苦手で、それだけで敬遠していました。また、タイムトリップのような非現実的な要素を、リアルな日常という舞台に取り入れたお話はあまり好きではありませんでした。でも、宮部みゆきならば、こういった材料を方法の一つとしてうまく使って、主題が霞むような違和感を感じさせず、私のような読者でも引き込んでくれるんだと、改めて作者の筆力に舌を巻く思いです。
    ミステリの要素は少ないですが、不可解な謎を追っていく展開もあるので、特に私のような「読まず嫌い」な若い読者にはおすすめしたいと思います。

    読まず嫌いな面を変えてくれたかもしれません。間違いなく、私にとって大切な本の一冊になりました。

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     2013/01/27

    元は読売新聞社から「若い読者向けの案内を」と依頼され、「北村薫のミステリーの小部屋」という題で2003年に連載されたものだそうです。豊富な読書経験から内外の古典から戦前・戦後の「本格ミステリ」の名品を、平易・明快な文で魅力的に紹介してくれています。また、自分が好きな作品や気になっていた作品の名が出てくると、「おっ!」と嬉しいし、北村氏はどういう見方をしているのかと読んでみるのもおもしろい。

    第1部の連載記事の他、第4部の有栖川有栖氏との対談が嬉しい。お二人に共通して、ミステリの世界をお得に味わうのなら、古典から読んでいって欲しいという思いは納得です。(ただし私は国外の物は時代や土地のバックグラウンドの差異についていけないので、ほとんど読んでいません・・もったいないなーと思います)

    ミステリの世界に足を突っ込んだばかりの方は、この本をガイドブックに、原点から本格を楽しまれたら素敵だと思います。
    また私のように、マニアまで行かなくて、でもミステリは好きで、偏った作者の物をちょこちょこ読んでいて、次に何を読むかそろそろ頭打ち・・という方にも、新たな扉を開くきっかけにとても良いと思います。筆者が絞りに絞って挙げた作品ですので、必ず自分にピタリとくる作品に出会えると思います。

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     2013/01/27

    有栖川有栖さんの作品は大好きで、これまで長編を中心に結構読んできましたが、ご本人も「ごった煮」と表しているこちらは、まさにシリーズものでは味わえない色んな書きぶりの短編が並んでいて、なかなか面白かったです。有栖川的ユーモアが楽しめる、ミステリ作家用グッズのセールスマンが登場する話が印象的。ファンには嬉しい一冊。

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     2013/01/27

    ふとした時読みたくなる・・読めばやっぱり「いいなぁ」と思う。私にとって、星新一のお話はそんなかけがえのないものです。

    彼の作りだすショートショートは、その圧倒的な数のせいもあって、記憶の底に沈んでしまいあまり鮮明に覚えていない物もたくさんあります。けれど、ふとしたきっかけで読み返すたびに、星新一の作品でしか味わえない喜びを与えてくれます。きっとこれから更に年月が経って、社会が目まぐるしく変わっていっても、愛すべき作品であり続ける。そんな普遍的な魅力を持った『星新一』というジャンルなのだと思います。

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     2013/01/27

    馴染みのある有栖川有栖さんの他、一度読んでみたいと思っていた作家さんの名前が幾つかあったので、初めてアンソロジーに手をのばしました。一冊で色んな毛色の作品が楽しめてなかなかよいなぁと思いました。岡嶋二人さんは気になっていた『The Them』からの収録で、なかなかおもしろく読めたので、ぜひ全編読んでみたいと思いました。『死者恋』や『Y駅発深夜バス』などちょっとゾッとさせられるものが印象に残りました。

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     2013/01/26

    お馴染みのショートショートとは、時代の誤差を感じさせない点で同じですが、全体を通して強いメッセージ性を打ち出した、作者の作品の中では異色の連作短編集だと思います。
    作者のエッセイなどを読むと、本当に先見の明があった人なんだなあと、感服させられるのですが、その鋭い視点が描かせた作品です。

    余談ですが、角川文庫の片山若子さんのイラストの新しい装丁は、すごく可愛らしくて、若い読者が増えそうでいいなぁと思う一方、綺麗すぎて現代的なので、何十年経っても時代感を感じさせないという著者の作品の特長とは合わないかなあという気もします。

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     2013/01/26

    展開に夢中になってどんどん読み進めさせてくれるところはさすがです。真相の部分にもう少しあっと思えるところがあったらもっとよかったかな。

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     2013/01/26

    表題作『疑惑』は、割と短いのでさくさく読めました。藤田組贋札事件を描いた『不運な名前』については、知識がなさすぎてついていけず・・。

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     2013/01/26

    自信の奇術者としての知識をふんだんに使った、独特な作品。ショーの途中に忽然と姿を消し、死体となって発見された団員を殺し得たのは誰か。中盤からは、ショーに出演した容疑者たちの奇術を記した作中作が、謎解きのヒントとして展開されます。伏線は充分にはられているので、それぞれの団員たちを記した各話をよく読むと、キーとなる共通点が見えてきます。なかなか楽しめました。

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     2013/01/26

    超個性的な猫丸先輩が活躍するシリーズ第二弾。珍獣探索隊、松茸狩りの案内人から、ヒーロー戦隊ショーの怪人役まで、バラエティに富んだアルバイトに挑み、いつもの名推理を披露します。トリックや動機に物足りなさを感じるものの、猫丸先輩の偏屈さには磨きがかかり、愛着が沸いてきます。

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     2013/01/25

    前作が良かったので、続けて読みました。舞台は通称『あぽやん』と呼ばれた、空港のとあるツーリストカウンターですが、単なる仕事の裏側を描いた作品ではなく、主人公の成長譚としてとても面白いです。思えば第一作では、島流しとも考えられるこの異動を受けて反発したり、失敗を重ねていた、実に頼りない若者として登場した主人公。そこから「成長したよな、うんうん」と、まるですぐ周りにいるような気持ちで自然と読み始めていました。
    今作品では、今度は主人公が指導する立場に。新入りのちょっと個性的な枝元もいいキャラクターで、読み始めからワクワクしました。
    前作に比べ、スーパーアドバイザーとしての仕事も板についていたり、お客さんとの関わりも深くなったり。でも若者らしい熱いものも感じられる。成長と言っても、決して一本調子ではいかない人間的の描き方がとっても自然で、すごく心地よいので、さまざまな事件に直面するキャラクターにすんなり入っていけて夢中で読み進められます。

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     2013/01/25

    シリーズ第二作目。亜愛一郎のキャラクターにちょっと愛着が出てきました。誰もが目を惹く整った容姿と佇まいの美青年。ところがちょっと動き出すと、その見た目に似合わない要領の悪さで愕然とさせる。でもでも、白目を向きながら、誰も気づかない事件の鍵を鋭く見抜き、おどおどしながら真相を見事に暴く・・警察と聞けば逃げ出そうとし、荒っぽそうな場面になると怖がる小心者だけど、実は腕っ節が強い。こんな、奇妙なアンバランスさが味です。

    今更ながら、私が生まれる前の作品だと気づき、長く楽しめる作品の一つなんだなあと思いました。トリックや動機の出来はまちまちで、さらっと読めてしまうんですが、それを差し引いても、なかなかキャラクターが魅力的。

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