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トップ > My ページ > ケロヨン さんのレビュー一覧
検索結果:4件中1件から4件まで表示
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5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/06/29
初めてジャケットを見た時は「どうしてこんな老人丸出しの写真を使うんだ?しかも、カラーでなくモノクロ?」と怪訝に感じた。しかし、演奏を聴き終えてから改めて見ると「何て素晴らしいジャケットなんだ!」に変わっていた。この演奏の前週のベト3の映像を見ると、アバドの体調は芳しくなさそうで弱々しくさえ見える。このブル9を振る時の体調は更に悪化していたと予想される。にも関わらず演奏の何と素晴らしいことか。指揮者の体調不良など微塵も感じさせない。オーケストラと指揮者の相互理解が十二分になければ、決してこのような演奏は出来ないと思う。HMVの紹介コメントに「楽員たちのアバドへの献身を聴くことができる」とあるが、「献身」ではなく、むしろ「信頼」ではなかろうか。指揮者と楽員の信頼関係の完成形がこの演奏で、達成感に満ちたアバドの優しい笑顔がきっとあのジャケットに違いない。アバドの偉大さを感じずにはいられない1枚です。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/09
インバル指揮、都響で演奏されたマーラーの交響曲の中では本演奏が最高だと思います。インバル氏は80年代にフランクフルト響を指揮したマーラー交響曲全集を残していますが、これまでの都響との演奏では残念ながらこれを超えるものはありませんでした。先日発売された2010年6月のマーラー3番もそれなりに良い演奏ですが、フランクフルト響との差は否めません。しかし、本演奏では冒頭から(失礼ながら)「本当に都響?」と思わせる迫力と緊張感そして流麗さを持ち併せた素晴らしい演奏でフランク〜に優るとも劣らない名演でした(但し、合唱陣は除きます)。インバル氏と都響の信頼関係の構築が名演の礎になっていること感じられ、大変嬉しく感じると同時に今後が楽しみです。演奏後の聴衆の喝采の大きさが演奏の素晴らしさを証明しています。都響公演でこれ程大きな喝采は記憶にありません。お薦めです。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/09/15
都響は時々堰を切ったかの如くもの凄い演奏を聴かせることがある。最近では3/14のベートーヴェン5番と6/19のマーラー2番。この日のベト5、冒頭から素晴らしく「本当に都響?」と思わせるほど堂々たる演奏、第2楽章は円熟味たっぷりで聴かせ、第3楽章は驚くほどアップテンポ、そして壮大に締めくくる最終楽章と聴きどころ満載の名演です。都響の力をここまで引き出すインバルはやはり素晴らしい指揮者だと思う。エクストンさん、6/19の演奏のCDも是非よろしくお願いします。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/09/12
ushioさんのご意見に賛成です。スクロヴァチェフスキー氏の読響常任指揮者としての最終公演は3/26 サントリーホールで、今回発売のCDはその前日の東京オペラシティ公演。最終日公演の方が盛り上がると考えるのが普通で実際最終公演はオケの集中力が凄く、氏への感謝と惜別の思いから最高の演奏となった。前日の演奏も素晴らしかったがファンが待つのはやはり最終公演の音と絵。本当は★5つとしたいが、DENONのファンを蔑ろにした企画と価格設定に★1つとした。CDの販売減少の要因が企画力の低さ、価格の高さであることを販売会社はまだ理解していないようだ。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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