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Tan2 さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/08/13

    生誕150年記念エディションということで興味を惹かれましたが、代表作の交響詩「人魚姫」や交響曲第2番が含まれないのが残念です。弦楽四重奏曲も第2番だけで、第1番は収録されていません。また、比較的多く演奏される木管五重奏による小品「フモレスク(ユーモレスク)」も収録されていないようです。
    オペラも「抜粋」だし、編集の意図がよく分からない、やや中途半端な「記念盤」だと思います。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/08/02

    録音データからすると、かつて同じ Membran レーベルから出ていた10枚組の2セット計20枚から、独奏曲を中心に10枚分にまとめ直したセットのようです。
    ミケランジェリ本人が了解した録音なのかどうかはよくわかりませんが、比較的録音状態のよいライブ演奏を選んだもののようなので、ミケランジェリの生演奏を聴くという意味では貴重な録音ということができると言えます。
    必ずしも万全のコンディションではない場合も含んだライブ演奏を、これだけの精度と音楽性をもって弾くというのは、やはり巨匠と呼ぶべきピアニストなのでしょう。古い2組のセットをお持ちでなく、音の悪い協奏曲や余分なオーケストラ曲(バチカンでのライブ録音)に興味がないのであれば、こちらのセットをお持ちになるのがよいと思います。
    当然、咳払いなどの観客ノイズも入る臨場感満載の演奏なので、それを承知の上でお聴きください。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2021/07/26

    昨年亡くなったカプースチンですが、最近では意欲的な音大生もとり上げるようになって、がぜん正当なレパートリーに加わりつつあるようです。
    初めて聴けばジャズの自由な即興演奏にしか聞こえませんが、その明るさ、輝き、楽しさ、かっこよさ、自由さがちゃんと作曲されたものであるということが驚きであると同時に、新しい弾く楽しさ、聴く楽しさをもたらす音楽であると思います。
    クラシックという「型にはまった」音楽に一石を投じるという意味でも、もっと演奏され聴かれるようになるとよいと思います。
    このCDは、そのカプースチンの音楽のだいご味を十分に伝えてくれる演奏だと思います。録音もよいです。

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     2021/07/21

    暑い夏の昼下がりや夕暮れ時、思わず聴きたくなるスペインのピアノ曲たち。
    19世紀末から20世紀初頭にかけて、スペイン出身の作曲家たちは国際的にも活躍しました。有名なのはファリャであり、ディアギレフのバレエ音楽で有名になりました。
    やや先輩格のアルベニスとグラナドスも、スペイン情緒たっぷりの技巧的で華やかでありながら愁いも帯びた深みのあるピアノ曲を多数作曲しました。
    「イベリア」はアルベニスの代表作であり、全4集の12曲からなる曲集で、ドビュッシーにも絶賛されました。「ゴイェスカス」はグラナドスの代表作で、タイトルは「ゴヤ風の情景」ということで、画家ゴヤの描いた若い恋人たち(伊達男マホと伊達女マホ)の織り成す恋模様や悩み・嘆きが描かれています。
    これらの曲を弾かせると、ラローチャ女史の右に出る者はいません。アルベニスとグラナドスの代表作を、第一人者の演奏でお楽しみください。

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     2021/07/19

    両曲とも、オリジナルはクラリネット・ソナタなのですが、このスークの演奏を聴いてしまうとヴィオラの音色の方が曲にマッチしているような気がしてきます。演奏も素晴らしいと思います。
    もちろん、クラリネットでの演奏も魅力的なので、ぜひ両方を聴き比べてその違いを存分に味わってみてください。
    オリジナルのクラリネットなら、カール・ライスターやレオポルト・ウラッハ(こちらはモノラル)などでどうぞ。

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     2021/07/19

    アルゲリッチは、独奏でピアノを弾くよりも室内楽やデュオでピアノを弾くのが楽しくて仕方がないようです。丁々発止と相互にスリリングなセッションを行なうことで、いきいきとした名演を繰り広げることが多いです。
    ここでは、クレーメルと火花を散らしながら楽んで演奏しているようです。
    プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタは、第1番は1946年に完成していますが、第2番はそれよりも早く1943年に作られたフルート・ソナタをオイストラフの求めに応じて翌1944年にヴァイオリン用に改作したものです。従って、完成した順序は逆転しているようです。
    いずれも第2次大戦中の疎開先で作曲されていますが、第1番の暗さに対して、第2番はオリジナルがフルート用ということもあり、のびやかな明るさを持っています。
    第1番、第2番とも、このクレーメル&アルゲリッチの演奏が最高の名演でしょう。
    アルゲリッチはフルート奏者のゴールウェイとともにオリジナルのフルート・ソナタの録音もしており、そちらも最高の名演です。
    両方合わせてお楽しみください。

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     2021/07/19

    アルゲリッチは、独奏でピアノを弾くよりも室内楽やデュオでピアノを弾くのが楽しくて仕方がないようです。丁々発止と相互にスリリングなセッションを行なうことで、いきいきとした名演を繰り広げることが多いです。
    ここでは、フルートの名手ゴールウェイと楽しみながら演奏しているようです。
    フランクはもちろん有名なヴァイオリン・ソナタの流用ですが、アルゲリッチはチェロのマイスキーとチェロ版の演奏もしているはずです。ここでもよい演奏をしています。
    聴きどころはやはりプロコフィエフでしょう。オリジナルのフルートのためのソナタですが、こちらはヴァイオリンの巨匠オイストラフの求めで作曲者自身が「ヴァイオリン・ソナタ第2番」に書き換えています。
    このゴールウェイの演奏は、オリジナルのフルート・ソナタの最高の名演でしょう。
    そして、アルゲリッチはクレーメルとそのヴァイオリン版の録音もしており、そちらも第1番(こちらはヴァイオリンがオリジナル)とともに、プロコフィエフのヴァイオリンソナタの最高の名演です。
    両方合わせてお楽しみください。

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     2021/07/18

    現在安く手に入る最新の交響曲全集であればこれでしょう。演奏の水準は高く、録音もよいです。
    「そつなく無難にまとめた演奏」ではなく自己主張やそれに伴う粗さもありますが、それが一つの特徴でもあるので、その個性を楽しむことができると思います。
    交響曲全集のファーストチョイスとしてもお勧めできるます。(あるいはマリス・ヤンソンスの全集か)
    独唱陣、合唱も充実しているので、歌唱付きの交響曲(第13番、14番など)も、歌詞対訳をインターネットで見るなどして十分堪能できると思います。

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     2021/07/18

    ショスタコーヴィチの交響曲全集を、とりあえず安く手に入れたい向きには絶好の全集です。演奏内容は水準以上です。
    ショスタコーヴィチは耳をつんざく爆音でないと気が済まないという固定観念の持ち主も多いようですが、既にもっと客観的に純粋な音楽として聴く時代になっていると思います。
    その意味で、お手頃な値段で交響曲全集をそろえたいときには、このヤンソンスか、ワシリー・ペトレンコのものが第一にお勧めです。
    歌唱付きの交響曲(第13番、14番など)の歌詞対訳は、インターネットから検索して見ることができると思います。

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     2021/07/18

    さまざまなショスタコーヴィチの交響曲全集が出ている今日においても、ほぼ「最高」の演奏といってよい全集であると思います。「西側初の」とか「ショスタコーヴィチの証言」で明らかになった作曲者の真意や「裏の意図」を反映した演奏とかいろいろ言われますが、そういった一切の雑念を排除して、ショスタコーヴィチの交響曲を純粋な音楽として聴く上で、これらの演奏を越えるものはなかなか現れていないのではないでしょうか。
    唯一の難点を言えば、フィッシャー・ディスカウ夫妻が歌った「14番」がロシア語ではなく「ロシア語に翻訳する前の原詩」(ガルシア・ロルカのスペイン語、ブレンターノやリルケのドイツ語、アポリネールのフランス語など、第9曲だけはロシア語)で歌われることぐらいでしょうか(でも歌唱は最高です)。
    いろいろな演奏を聴き比べるときに、ひとつのリファレンスとしてお手に取ってみてはいかがでしょうか。

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     2021/07/16

    ああ、このセットもこんなに安くなったのですね。
    フィンランド人指揮者が、フィンランドの代表的なオケを振ってのシベリウス。他国の人間がとやかく口を出せるような演奏ではありません。
    イギリスの演奏家の微温的・ノスタルジックなシベリウスではなく、厳しい冷徹なシベリウス。
    好みはあろうかと思いますが、シベリウスの一つの代表的な演奏として、この値段なら絶対に持っていて損はありません。
    神秘的な第4番、第7番など、やはりこの演奏を一度聴いておくことが必要かと思います。人生の最後の30年間に全く新作を公開することがなかった「ヤルヴェンパーの沈黙」に思いをはせる上でも。

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     2021/07/16

    このセットも、こんなに安くなったのですね。
    一昔前には、ラヴェルの管弦楽曲の名盤として音楽評論家諸氏は「これを推薦しておけば間違いない、耳を疑われることはない」として常にトップの座にありましたね。私も持っていましたが、どちらかといえば緻密さのあるデュトワ/モントリオールの方をよく聴いていました。
    そうはいってもよい演奏であることには間違いなので、ここまで値段が下がったら「音楽評論家諸氏が絶賛する演奏とはどういうものか」を自分の耳で確認する意味でも持っていても損はないと思います。
    私は新しいリマスター盤では聴いてはいませんが、レビュアー諸氏が「リマスターで音が良くなった」というのもちょっと「???」という感覚で眺めています。「聴きやすくなった」ことが「良くなった」ということなのか、原音とは何か、元々の録音がどういう音だったのか、ということを考えさせられる評価だからです。どうなんでしょうねえ。
    フランソワのピアノ曲の方は、非常に乾燥した音色がラヴェルに向ていると感じてよく聴きます。この音色も、リマスターで変わったのでしょうか。

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     2021/07/15

    これは一般に演奏される「組曲」ではなく、劇付随音楽の全曲盤です。組曲に比べ、オーケストラの規模は小さい編成のようです。
    信じられないことに、オリジナルの全曲盤は、おそらくこのプラッソン盤以外には録音が存在しないのではないでしょうか。
    「第2組曲」の有名なフルート独奏による「メヌエット」は、ギローが他の曲からも持って来て編曲したものなので、この全曲盤には含まれません。
    有名な割には聴くことのできない全曲盤ですので、「アルルの女」が好きな方はぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。

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     2021/07/15

    ベトナム戦争たけなわの1971年に、ワシントンDCに完成したコンサートホールやオペラ劇場などの複合施設「ケネディ・センター」のこけら落としとして、ジャクリーヌ未亡人からの委嘱で作曲されたもの。
    バーンスタイン自身はユダヤ教徒であり、ここではカトリックのミサ典礼文を英語による「寓話」とともに批判的・揶揄的に扱っており、カトリック教会からは強い反発もあったようです。その意味で、決して「宗教曲」などではなく、イギリスのベンジャミン・ブリテンが1962年に作曲した「戦争レクイエム」を多分に意識した作品になっていると思います。
    作曲者の存命中にはこの自作自演盤しかありませんでしたが、「珍しい特殊な曲」にもかかわらず、没後にはケント・ナガノ(2003年)、クリスチャン・ヤルヴィ(2006年)、マリン・オールソップ(2008年)、ネゼ・セガン(2015年)、ラッセル・ディヴィス(2018年)などが続々と録音しています。日本でも井上道義氏が2017年以来公演で取り上げており、認知度もかなり高くなってきているのではないでしょうか。
    ケネディ・センターの落成50年、そしてこの曲の初演50年を記念して、自作自演盤のリマスター盤が出るとのこと。旧盤を所有している者にとっては、リマスターにも限定版のブックレットにも興味を惹かれるところで、買おうかどうしようか迷います・・・。
    来年ケネディ・センターで行われるというプロダクションは、せめて映像で観てみたいものです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2021/07/14

    20世紀初頭の混迷するクラシックの世界で、新しい方向を示したのが若きフランス六人組でした。肥大化・重厚長大化した後期ロマン主義と、形式や規則に行き詰まって「調性」を逸脱する方向に向かいつつあった潮流の中で、「生真面目さ」とか「芸術性」などを脱ぎ捨てて、軽いポップな音楽を目指したのが六人組で、その中で最も「歌心」があったのがプーランクでしょう。
    プーランクは「牝鹿」や「田園のコンセール」などの管弦楽曲もよいですが、その機知に富んだ面白さと独特の憂いに満ちた「歌心」を堪能するには室内楽が最も適していると思います。
    このル・サージュを中心としたCD集では、ピアノを含む室内楽、ピアノ独奏曲、そしてピアノを含む協奏的作品が収められています。室内楽曲では、フルートのパユなど一流の演奏家が参加していて、数多いプーランクの室内楽の録音の中でも最高の演奏でしょう。「ピアノ協奏曲」もこの曲のよさ・面白さを最大限に引き出した演奏だと思います。

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