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build2destroy さんのレビュー一覧 

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     2013/04/27

    一度目にしたら忘れられないなんともグラマラスなジャケットに包まれてはいるものの、前作”Rise & Fall of Ziggy Stardust”から更なる変化を遂げ、初の全英1位を獲得した6/27。場末のバーのけだるくメランコリックな雰囲気を醸し出すMike Garsonのpが印象的(加えてsaxも強力な後押しをしている)。その分Mick Ronsonの出番は減ってしまってはいるものの、裏方に徹した”Hunky Dory”とは違いg中心の楽曲で棲み分けることによって多様性を増し、充分に存在感をアピールできている。タイトル”Aladdin Sane”は、”aladdinsane”→”Aladd Insane”とも読み替えることができる。 #2のタイトルトラックを含め、#5. Cracked Actor, #6. Time, #10. Lady Grinning Soulでの背筋が冷たくなる感覚はこの「狂気」によるものなのか。奔放に響くピアノの音がよりいっそうの恐怖を煽り立てる。

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     2013/04/27

    一世を風靡したZiggy時代に別れを告げるべく、1964-67年(ちょうどBowieのレコードデビュー〜1st.アルバムリリースまで間)のロンドン期に愛聴した楽曲をカバーした7/27。オリジナルアーティストはLPでいうところのA面が、The Pretty Things, Them, The Yardbirds, Pink Floyd, The Mojos, The Who。B面が、The Easybeats, The Merseys, The Pretty Things, The Yardbirds, The Who, The Kinksとなっている。実は原曲を一切聴いたことがなく上記もかろうじて名前を知っているだけなのだが、別のカバーver.(ひょとするとオリジナルかもしれないが)を耳にしたことがあるのでそれなりに有名な曲たちなのだろう。いずれもBowieの嗅覚とセンスを感じさせる選曲でありかつ、若干の違和感がまた新鮮。相変わらず切れのあるMick Ronsonの演奏もたっぷり堪能できる(gの音がまた良い)。ところで自らのライフマスクを被ったTwiggy&Bowieは果たして、字義通りヌードなのかどうかが気になるところ。

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     2013/04/27

    前々作”Aladdin Sane”と前作”Pin Ups”で全英1位を獲得し、全米制覇に向けてさらなる変革を推し進めた結果、目論見通り自己最高の全米5位を獲得した8/27。1970年代に入ってから5枚のアルバムでコンビを組んだMick Ronsonの離脱が大きなトピックになる。代わりの専任gはクレジットされていない(#B1. Rock ’n’ Roll with Me : Earl Slick, #B3. 1984 : Alan Parker)ので、特徴的な#A6. Rebel RebelのイントロはBowieか。アメリカナイズの第一歩として#B3. 1984のようなFunk成分注入があげられ、さらにこの曲には復縁した盟友Tony Viscontiのストリングス・アレンジも加わってより緊張感を高めている。
    LP見開きのビッグサイズ(60cmx30cm)でグロテスクなジャケットを見て気分が悪くなり、なんの救いもなく唐突に終わる「永遠に周り続ける骸骨家族の歌」で落ち込みそして、このアルバムがきっかけで知ったディストピア小説「1984」を読んで絶望する、という至れり尽くせりの暗さが逆に、癖になる。

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     2013/04/27

    前作”Diamond Dogs”では隠し味程度だったアメリカンテイストが一気に振り切れるほど増量され(それはアルバムタイトルにも顕著)さらに、アメリカはフィラデルフィアに赴き現地のミュージシャンを多数起用して録音された9/27。これから長〜いおつきあいになるCarlos Alomarをgに迎え、Rockのかっこよさ満載のMick Ronsonとはまた異なる気持ちの良いカッティングが実に良くマッチしている。LPでいうところのA面は濃厚なDeep Soulが展開されるがBowie独自の人工的触感は相変わらずで、その対比がおもしろい。アルバムコンセプトとは若干ずれるThe Beatlesのカバー#B2(クレジットはLennon=McCartneyだが内容的にはLennon>

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     2013/04/27

    約30年遅れで殿下の虜になり、オリジナルアルバムだけでは飽き足らずファミリー作品にまで手を広げて購入した一枚。モノクロのジャケが素晴らしい。ポップな佳曲で幕を開けたかと思うと次はゴリゴリのインストという振れ幅の大きさがいかにもPrince印という感じ。しっとり系の2曲のバラードも良いけれどやはり、存在感が違いすぎるラストのタイトルトラックに尽きる。

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     2013/04/27

    目次の『「ザ・ネクスト・デイ」徹底解剖〜クロス・レビューと制作舞台裏の詳細ドキュメントで新作の全貌に肉迫』には6Pしか割かれていないので要注意。0.5Px3人の徹底解剖クロス・レビューとたった2Pの詳細ドキュメントは肉迫にはほど遠く、羊頭狗肉だ。情報と時間の不足は理解できるがそれにしても、この見出しはない。CROSSBEAT本誌での全曲解説とあるべきクロス・レビューに期待。

    ”Pin Ups”の写真を表紙にしたDavid Bowieムックとしては(裏表紙の広告も含めて)良くできている。当時のインタビューの再録を交え、約50Pを使って激動の50年を振り返るPart1とそれを補足する人名辞典としてのPart5は、”Let’s Dance”で出逢い過去の作品を遡って聴きすっかり虜になったものの、”Tin Machine”の頃にはひっそりと離脱してしまった自分のようなロイヤルティの低いファンにとってはたいへんありがたい。

    ノスタルジックに来日公演を振り返ったPart3、全8Pしかなく「SOUND+VISION」というタイトルに名前負けしているPart4はともかく、Part2のDisocographyがまた素晴らしい。各1ページを割いたオリジナルアルバム26枚はもちろんのこと、ライブ、DVD、ベスト&コンピレーションにとどまらず、リイシュー、サントラ&コラボ、映画、プロデュース&ミックス作品からアート、演劇、ビジネス、書籍に至るまでを網羅している。

     1位 ”Ziggy Stardust”(オール満点!)
     2位 ”Low”
     3位 ”Station to Station”

    5人のレビュワによる評価は上記の通り。以下”Hunky Dory”, ”Aladdin Sane”, Heroes”, ”Scary Monsters”が横一線の次点となり、1970年代のゴールデン・イヤーズっぷりが顕著。個人的には”Let’s Dance”, ”Ziggy Stardust”, ”The Man Who Sold the World”で、”Diamond Dogs”が次点。これから全作品を聴き直すので変わるかもしれないけれど。

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     2013/04/27

    ”Let’s Dance”でBowieに出逢い過去の作品を遡って聴きすっかり虜になったものの、”Tin Machine”の頃には見切りをつけてしまい本作が十年ぶりの新作であることすら知らなかったファンの風上にも置けない人間ではあるけれど、ジャケ写に惚れ迷わず予約。手元に届いた実物も想像以上によい仕上がりでそれからというもの、家にいるときはもちろん車中やランニング時も常にこの一枚と共に過ごした。

    ヴァラエティに富んだコンパクトな楽曲が絶妙に配置されており、それぞれにそこはかとなく漂うBowieの残り香もあいまって決して聴き飽きることはない。改めて1970〜80年代の名作群を聴き直したくなる気持ちが湧き上がるってくるのと同時に、惰性で購入したもののほとんど聴いていない1990年代以降の作品についてもじっくりと向かい合わなければならないのではないか、と思わせる好盤だ。

    デラックスエディションは会社の意向でアーティストには無関係、と仮定して通常版を購入(なにしろ廉価だし)。#1. The Next Day〜#13. You Feel So Lonely You Could Dieの流れは見事なまでに夢見心地にさせてくれるのだが、重く陰鬱な#14. Heatで現実に引き戻される。しかし蛇足とも思えるこのラスト曲の存在こそがBowieをBowieたらしめているのだろうけれど…あまりに難解だ。

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     2013/04/27

    年に一度のお楽しみが到来。新キャラとして弁当男子の磯貝くん(キャラ造形が雑なのでレギュラー化するかどうかは微妙なところだけれど)も登場した本巻。料理に対する心構えが、どこまでも求道的なカモ、マイペースな椒子さん、そしてチャレンジャーなはしばみさんという構図は相変わらず。みんなで楽しく美味しく食べるという全編を通じてのテーマももちろん不変。読んでいるとおなかが減るので、事前の歯磨きが欠かせない。

    時は中世…らしい、所は欧州…みたいなところで前後編に渡って繰り広げられる番外編がおもしろい。料理長(鴨川耕太)を筆頭にレギュラー陣が勢揃いして名演を披露してくれる。怒りんぼだけれどすぐに酔っ払う姉者・兵士さん(瓜沢棗)、料理長の差し入れに躊躇なくぱくつく司祭さま(鴨川鈴菜)そして小首をかしげさせたら無双の侍女(新崎珠菜)あたりは秀逸すぎるキャスティング。お兄ちゃんが打ったそばを、気合い充分に見事な包丁さばきで切り刻む柔道着姿の珠菜ちゃんもまた素敵だ。

    カモの将来の進路が酒のつまみになっている一方でいっこうに進展しない恋愛事情を憂いていたところ、巻末のおまけページを見て達観した。はしばみ&しょうこで良いじゃん。

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     2013/04/27

    10年振りの新作”The Next Day”が耳になじむにつれ、無性に過去の作品群が聴きたくなった。1970年代のカルトヒーロー期や1980年代のスーパースター期はもちろんのこと、あまり真剣に対峙してこなかったそれ以外の時期についても…そんなわけでオリジナルアルバム全26枚を順番に聴き直してみることにした。
    複雑で難解な詩を独特のメロディに乗せ演劇的に歌い上げ、それを時代の音で鳴らす。声は若々しいもののBowieスタイルはこのデビューアルバムから既に確立されている。奇しくも発売日がThe Beatles ”Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band”と同じであり、ジャケットのヘアスタイルからも「時代の音」は明白。以前聴いたときはただただ退屈だったのだけれど、ロック色は皆無ながらポップかつストリングスが絡むサウンドは輝かしい未来を感じさせる。

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     2013/04/27

    1969年6月20日、BBCのアポロ11号月面着陸の中継時に放送された#A1. Space Oddity(アメリカでは縁起悪くて使えなかったはず)と盟友Tony Viscontiが初めてプロデュースした残り9曲の毛色が違いすぎる2/27。#A1のスマッシュヒットによりRCAでの再発時はタイトルとジャケットが変更され、両者のギャップはますます深まる。
    前年公開の「2001年宇宙の旅」にインスパイアされた#A1は、今後の宇宙人キャラに大きな影響を与えたであろう佳曲。地上管制と宇宙飛行士間の交信が物語として、アコギをベースにしながらもスペイシーなバックに乗って進む。一方残り9曲は対照的に素朴かつフォーキーで詩のリフレインが少なく、メッセージ色が強いように感じられる。前作ののどかさが減衰し翳りが現れることでドラマ性が増している。Bowieの1960年代はこれで終了し黄金の1970年代に突入する準備は完了した。

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     2013/04/27

    試行錯誤のSchenker&Chapmanツインリード(新鮮かつおもしろいが…)から始まり、Schenker単体、ロックンロールkeyのDanny Peyronel参加を経てPaul Raymondの加入で完成するベスト布陣までの変遷は、Disc1-4,6 & Disc2-6の”Rcok Bottom”を聴き較べるとよくわかる(完成形は”Strangers in the Night”で)。Disc3-12のChapman ver.もまぁ参考までに。

    Michael時代楽曲への極度の依存とそれを脱却してしっかりと新生UFOの色を出すようになった対照的なDisc3&4。フラッシーにChapman時代の曲を弾きこなすMcClendonに唖然とするDisc5。どの時代の作品にも個性がありUFOはPhil Mogg(とコンビを組むgも重要だけれど)のバンドである、ということを改めて認識させてくれる好盤。既出の音源がほとんどだがDisc2-2,6とDisc3-2,9,10,12は初出(かもしれない。)。この値段で一部とはいえ、彼らの飛行軌跡を体験できるのはありがたい。

    Disc6のDVDは30分8曲と短く、全てChapman時代。口パクも含めて記録としての価値はあるもののBBCの映像部門は時代的に、Schenker期は早過ぎMcClendon期では遅いということなのだろう。そこがちょっと残念な部分ではある。ちなみに#8. Too Hot to Hundleはトータル約4分だが、開始1分からエンドクレジットらしきものの表示が始まり、さらにその1分後には静止画像になる。

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     2013/04/27

    印象的に跳ね回るベースラインとハードドライヴィングするギター、そしてそこに乗る狂気の叫び。前作に引き続きプロデューサにTony Viscontiを迎え(bも兼任)、Mick Ronsonを新たに加えた「決して折れない」強力な布陣で1970年代という黄金期の幕を開ける3/27。ポップ・フォーク系だった前二作と較べると圧倒的にロック色が強まっている(というかむしろ、振り切れてハードロックの域に突入する勢い)。足を高く蹴上げているモノクロver.ジャケに愛着がある(加えて中身を的確に体現しているように思える)のだけれど、ソファに横たわる女装ver.がオリジナルかつ現在の公式版。
    ハードな長尺曲で始まるLPでいうところのA面(#1-4)も良いが、気分が悪くなるほど絶望的に暗く重く、そして冷たいB面(#5-9)の出来が素晴らしい。Bowie, Ronson and Viscontiによる作品がこれのみに終わってしまったのは重ね重ね残念だ。

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     2013/04/27

    中二の次男が英検準2級を受験することになり、その単語対策の参考書を探していた。英検三級までは「中学英単語ターゲット1800―高校入試でる順」を使っていたのだがさすがに語彙が足らなくなり、長文が読めなくなってきたとのこと。自分が使った「システム英単語 (駿台受験シリーズ)」が非常にわかりやすかったこともあり、その弟分を奨めてみた。本書は「システム英単語」の第三章 Advanced Stageと第四章 Final Stageをカットし、基礎単語チェックとStarting Stageが付加されている(Basic StageとEssential Stageは共通)。もちろん無味乾燥な例文ではなくシンプルなminimal phraseが使われており、効率の良い記憶が期待される。
    とりあえずStarting StageとBasic Stageの計900単語に挑戦するとのこと。やり方は前回同様、1日目:1-50、2日目:1-100…18日目:1-900の複利方式を繰り返し、覚えた単語を除外していくらしい。がんばれ!!

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     2013/04/27

    前巻から続いた大将戦が決着し、これからどうなるんだいったい、と腰を浮かせかけた絶妙のタイミングで挿入されたインターミッションとしての本巻。水を差された感もあったが読み進めていくと、戦闘シーン以上におもしろい。キャラの再登場はもちろん、以前言及されていたキーワードが次々と目の前に提示されるのでもう、興奮を抑えきれない。人事異動が発令に伴う新たなエピソードも投入されており、膨らむ期待は矛盾点を覆い隠して余りある。

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     2013/04/27

    遠足前夜、期待が高まりすぎ興奮して眠れなかった経験は誰しもあるだろう。人間の五感には個体差があり結構いいかげんなので、空耳アワーになってしまうことも否定できない。そしてあまりに幸せすぎて、思いを寄せる女性と二人っきりのシチュエーションで居眠りをしてしまう確率も、まぁゼロではないだろうけれど…と自分の気持ちをなだめながら読み進めた「ロミオとジュリエット」は、劇中劇として各キャラの持ち味が存分に発揮されておりめちゃくちゃ面白かった。本番前の緊急事態発生に対して、慌てず冷静に対処するキョーコちゃんも素敵だ(引き出しの中はゴチャっとしていそう)。
    ニセコイ→マジコイは当初から考えられていたマイルストーンだろうし、足かせになりつつあった錠と鍵についてはとりあえず先送りした。話を終わらせずに目指す次の里標石の予想は非常に難しいが逆にそれだけ、今後の展開が楽しみになる。巻末のおまけマンガも良い。

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