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アーノンクール さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/09/26

    全21トラックのうち、7〜15がドビュッシーです。有名な6の「リラの花咲くころ」はもちろんですが、特に16の「へーべ(ギリシャ神話の青春の女神)」と17の「ハチドリ」は大変美しく、ショーソンの気品のある甘さと憂愁が格調高く歌われています。なおジャケットではショーソンの生年が1865となっていますが、正しくは1855です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/09/20

    惑星を聴いただけですが、驚きました。手持ちののBMGジャパンの国内盤BVCC37618(24ビット192KHZリマスタリング)は派手で音場が不自然だとは思っていたのですが、実は左右チャンネルが逆になっていたのです。解りやすい例を挙げれば、天王星冒頭のティンパニは、BMG盤では右からきこえています。しかし、このソニーのボックスでは、左からです。まさかCD化に際して間違えたということは考えられないので、もともとRCAのマスターにはこのような不自然さがあったのでしょう。一方、このソニーのボックスは、地味に聴こえますが、定位が自然で(正確というべきか)、レンジも広く安心して聴いていられます。土星後半の重低音も安定しています。国内盤のジャケットはきれいで好ましいのですが。RCAの録音をすべでソニーで再発してください。 

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/07/14

    プラネスのシューベルト・ピアノ作品全集(8CD)は廃盤なのでしょうか。情緒的でもなく、無理に構成感を強調したものでもないのですが、それぞれの作品の持ち味がくっきりと浮かび上がってくる良い演奏だと思います。シフやリヒテルのような個性はありません。アンスネスに近い爽快さを感じさせます。スタンウェイの音色も美しく、繰り返し聴きたくなるCDです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/09

    ショパンのバラードの伸びやかな演奏に魅了され、このCDを買ってみました。スケールが大きく、しかも歌心にあふれていて、リストのピアノ曲がこんなに素晴らしいものだったのかと感心しました。イゾルデの愛の死もピアノのオリジナル曲かと錯覚させられるほどのインパクトがあります。録音も最高レベルで、部屋の中に実物大のグランドピアノが出現したのかと思うほどです。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/01

    究極の名盤!フィシャー=ディースカウは最高のコンディションにあり、バレンボイムのピアノも緻密であり大胆さにも欠けず、素晴らしいとしか言いようがない。録音も見事。このような演奏に出会えたことに感謝したい。メーリケ歌曲集では人生の前半期の種々の感情が余すところなく表現しつくされている。宗教的情感も豊かである。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/18

    強靭な左手で立体的に造形されるピアノによって今までに聴き慣れていた協奏曲に新しい光が当てられています。K488では、センチメンタリズムのかけらもないアダージョの沈潜と続くアレグロ・アッサイの躍動感の対比が見事で、モーツァルトの音楽の広がりを堪能できます。K505はテレサ・ベルガンサ(華麗!)とキリ・テ・カナワ(優雅!)の名演がありますが、エルトマンの若く輝く声は、グリモ―の水晶のようなピアノとあいまって、実に魅力的です。このコンサートアリアの最高傑作(の一つ)に新たな名演が誕生したと言えるでしょう。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/10

    弦の人数は8−7−5−4−3です。渋く底光りのするエラールと透明でしかも美しいハーモニー(と気迫)に溢れるオーケストラのバランスは完璧で、1859年の初演に立ち会っているかのような気分を味わわせてくれます。それにしてもこの曲といい、弦楽六重奏曲第一番といい、ブラームスが、生涯のこの時期にしか書けなかった名曲だなあと痛感しています。必聴盤!

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/06

    コープマンのセレナータ・ノットゥルナをまだ聴いていない方には、自信を持ってお薦めします。豊富な装飾音を加えたティンパニのソロが大活躍、唖然とする素晴らしさです。必聴盤!!

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/27

    BISらしい独創的な試みのSACDです。オーケストラがまろやかでいい雰囲気を醸し出しています。中国語の歌詞も違和感を感じません。このCDを聴きながら、李白を読むと、その詩の味わいが一層深まってくるように思います。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/25

    このなかでマリア・ティーポの5CDを持っています。どの曲も自然な流動感にあふれた良い演奏で、録音もきれいです。特に3枚目の小プレリュードを含む小品集は滋味豊かです。あまり注目されることのないCDですが、バッハの名演のひとつだと思います。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/20

    初出のCD(1986・87年録音)をもっています。ちなみに調和の霊感が6600円、フルート協奏曲が3200円でした。。LPでは不可能な鮮度としなやかさ、特に通奏低音の動きと古楽器の伸びのある高音が空気に溶け込んでいくような感触が味わえる素晴らしい録音です。最近の意匠を凝らしたヴィヴァルディ演奏も楽しいものですが、穏当でありながらユーモアも感じさせるピノックの演奏は、いまも不変の価値をたもっています。

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     2011/06/18

    無伴奏パルティータBWV1013はフルートのために書かれたさまざまな作品の中でも特に感銘深い名曲だと思います。このCDにはブリュッヘンの名演に続いて、「おまけ」としてアルマンドをヴィオラとハープシコード、クーラントをチェロピッコ、サラバンドをリコーダー、ブーレをヴァイオリンで演奏したものが含まれています。この曲を愛好する方には必携の名盤と言うべきでしょう。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/17

    24の前奏曲は、チューリッヒとグラーツのライブ録音から息子のパウルがそれぞれ13曲と11曲を選んで再構成したもの。どちらも全曲録音が残っているのに、それを素材として新たに全曲盤としたのは、いかにもグルダの息子らしい試みと言うべきでしょう。ピアノ協奏曲第一番のソロはみずみずしい音とテクニックを楽しめますが、バラキレフによるというオーケストレーションの改訂は、悪趣味で、思わず笑ってしまいました。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2011/06/08

    DGのヤルヴィ(1985年録音)、ハイぺリオンのグッドマン(1995年録音)、ビスのエールリンク(当CD,1996年録音)、シャンドス(再発ブリリアント)のダウスゴー(2000‐04年録音)のCDが手元にあります。いずれも魅力的な演奏で録音も良く、どれを選んでも楽しめます。手堅いヤルヴィ、そう快なグッドマン、細部まで万全のダウスゴーと比べ、本盤の特徴は、録音も相まって落ち着きと深みを感じさせる演奏と言えるのでないでしょうか。序曲は含まれていませんが、バス―ン小協奏曲が収録されています。それにしても、ベルワルドの交響曲は4曲とも魅力に富んでいて、聞きあきることがありません。ベルリオーズに匹敵する斬新なオーケストレーションとメンデルスゾーンを連想させる抒情をあわせ持ちながらも、どの部分からも作曲者の個性の感じ取れる名曲群だと思います。どのセットでもいいですから未聴の方は是非聞いてみてください。

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     2011/05/11

    ピアニストとして名を挙げ、即興演奏も得意であったベートーヴェンの意欲にあふれる変奏曲を16歳のカシオーリが見事に弾きこなしています。このあたりの作品にはCDもすくないので貴重だと思います。

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