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マッドハッター さんのレビュー一覧 

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     2014/05/24

    若いころ悪童と言われたアンタイルの問題作「バレエ・メカニック」のCDですが、1953年の改訂版なのでちょっと雰囲気が違って聞こえます。1924年に作られた原典版は倍ぐらい長く30分位かかります。曲の最初の方からサイレンが鳴り渡り実に賑やかで全部通して聞くとさすがに飽きますが、それでもやはり原典版で聞くほうが悪童がやりたい放題やったという感じがして面白いと思います。残念ながらこのCDの演奏は少し整理され過ぎて、ハチャメチャさが足りないように感じました。アンタイルが作風を変えてから書かれた残りの作品は、ごく普通の響きがする曲なので、あまり期待しない方が無難です。最後に一言、このCDのジャケットの絵はとても気に入ってます。

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     2014/05/07

    ラローチャのD.スカルラッティとソレルですから悪いはずがありません。レコードで買いそびれ、その後廃盤になっていたので首を長くして待っていた再発です。ただラローチャのソレルは以前に録音したイスパボックス盤の方が好きです。ピアノの音色に独特のぬめりのような感触があり、とても気持ちの良い音がします。そちらは現在EMIから発売されているICONシリーズで聞くことが出来ますので、未聴の方は是非どうぞ。

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     2014/05/06

    アンゲルブレシュトの「聖セバスチャンの殉教」が素晴らしい演奏です。モントゥーやアンセルメの名盤と違って台詞入りですが、これがいいんです。台詞の熱演に音楽が重なると涙が出そうになるほど感動します。台詞入りのCDは意外と少なく、私は今まで聞いた事がありませんでした。少し録音が古くなりますが、カルヴェ・カルテットの「弦楽四重奏曲」もとてもいい雰囲気で楽しめました。このボックスセットはこの2曲だけでもう十分元が取れます。他の収録曲はいくらでも録音の良い名演があるので、そちらを求めた方が無難だと思われます。ただ、ギーゼキングの後にルービンシュタインの演奏を聞いたりすると、その違いがはっきり判ったりして面白いと言うこともあるので決して無駄にはなりません。年季の入ったドビュッシー・ファンに絶対お薦めのセットですが、もう持っているのかな。

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     2014/05/02

    この曲はLPレコード時代から聞いており、そのころは今一つ好きではありませんでしたが、ホロウェイの演奏を聞いてその素晴らしさに開眼し大好きになりました。とにかく独特の味があるとても美しい演奏で、ソナタ10番のアリア第3変奏などはアメリカ民謡を聞いているような心地良さです。最後のシャコンヌも素晴らしいですが、バッハのシャコンヌのような名曲を想定するとちょっと期待外れになるかな。この後マンゼやゲーベルのCDも聞いてみましたが、やはりこのCDが一番気に入っています。値段も安いしいいことずくめです。

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     2014/04/21

    マニアの間で評判の良いオークレールのシューベルトです。しばらくの間廃盤になっており、中古でも結構高い値段がついていたので、再発されるのをを首を長くして待っていました。この度韓国から再発され、やっと入手できた次第です。冒頭の「幻想曲」の音程が怪しくおやおやと思いましたが、聞き進んでいくうちにやはりいい演奏だなあと感心しました。女性らしい品のある優しい演奏なのであきがきません。ずっと聞いていたい、そんな感じです。ジョワのピアノも美しくついピアノのほうにも耳が行ってしまう事もたびたびでした。元になった音源のせいか一部ゴーストが聞こえる箇所もありますが、他のCDやLPではどうなっているのかが知りたいです。

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     2014/03/27

     最近評判の良いガッティのCDを購入しました。聞いてみてどうも今一つ喜びが湧いてこないので、以前に購入したこのCDを再聴、改めてその凄さに驚いている次第です。とにかくいきが良くて溌剌としており、この曲の凄さがヒシヒシと伝わってきます。あまり整理されすぎた「春の祭典」なんてどうもね。このころのメータって本当に凄かったんですね。これをきっかけに、ロサンゼルス・フィル時代の他のCDも集めてみたいと思っています。

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     2014/03/25

     なぜかシャーンドルが好きです。バルトークもプロコフィエフのピアノ曲作品集も国内で発売されたLPで全部持っていますが、VOX社のCDの値段がとても安いので思わず購入してしまいました。CDで聞いてみてやっぱりいいと思いました。若い世代には技術的にもっと達者なピアニストがいくらでもいますが、癖がないというのか、安心して聞いていられるというのか、とにかく聞いていて気分がいいのです。古い録音ですが問題ありません。かえってデジタル臭さが無くてさわやかです。

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     2014/03/25

     私はマルタンが大好きでほとんどの作品のCDは手に入れていますが、この作品については何も知りませんでした。歌手によるアリアが入るオペラのようなバレエ曲で、他にあまり例を見ることがありません。マルタンの作風は、半音階や十二音技法を多用した無調的なものに、ここぞという箇所で美しい三和音を鳴り響かせる独自のものですが、シンデレラの物語といった童話の題材にもよるのか、明るい感じの解かりやすい曲調になっています。特に2本のサクソフォンの活躍が目立ち、王子の入場のシーンではグリッサンドを使用した面白い効果を楽しむ事が出来ます。

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     2014/03/25

     いきなりアラブやトルコあたりの中近東風音楽が開始されます。これ本当に中世ヨーロッパの音楽なの?アラブの民族音楽じゃあないの?歌声は地声発声の癖のあるものだし、正直言って私には苦手なものだなあ…というのが最初の印象です。でも聞き進んでいくうちにだんだん楽しくなり、最終的にはああ面白かった、と聞き終える事が出来ました。いろんな中世の楽器がとてもいい音で録音されており、単に古い音楽としてでは無く現在でも鑑賞に堪えられる生き生きとした音楽として再現されています。アンサンブル・ユニコーンはNAXOSから何枚かこういった類のものをだしており、数枚まとめてセットでも発売しているようですね。

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     2014/03/21

     初めはとても面白かった。今まで聞いたことのないアレンジだし、演奏もとても上手です。トランペットの「シリンクス」なんて生まれて初めて聞きました。ただ、聞き進んでいくうちに、今までの原曲のみのCDでは味わった事の無い‘飽き’を感じてしまいました。私の聞き方が悪いのかもしれませんが、やはり作曲家が書いた元の状態で聞いた方が感銘が深いような気がします。管楽器の入った室内楽集なのにチェロ・ソナタが入っています。でもヴァイオリン・ソナタは入っていません。

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     2014/03/21

     ハープの小品で知られるアッセルマンの作品集で、この作曲家のみのCDは初めてではないでしょうか。エラート社から発売されているラスキーヌの演奏が一番でしょうが、これだけまとめて聞くことが出来るCDはとても貴重だと思います。演奏は申し分ありませんし、録音の良さは特筆もので、ラスキーヌの演奏したCDからは聞こえてこない低音ののびの凄さには唸ってしまいます。さらに財布に優しいこのお値段、有り難い時代です。

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     2014/03/17

    確かにグールドとよく似た演奏です。でも、ハミングは聞こえないし、グールドほど極端なテンポをとることもありませんので、ずっと安心して聞いていられます。私はこの演奏を聞いていると、とても深い安らいだ気分になれます。古いモノラル録音なのに音も落ち着いていて気持ちがいい。こんなに素晴らしいCDがこんなに安い値段で買えるなんて、まるで夢のようです。残念なのは、扱いがあまり丁寧ではないせいなのかどうかは分かりませんが、4枚のうち2枚に傷があり雑音が発生してしまいます。購入してからだい時間がたってしまったので、返品することも出来ません。

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     2014/03/17

     ヴェラールとアンサンブル・ジル・バンショワのコンビのCDは、フランスの会社から数多く発売されていましたが、その多くが廃盤になっていて現在入手する事ができません。ブリリアント社から再発してくれるととても嬉しいのですが…。
    このCDはギョーム・ド・マショーの世俗曲と、音楽史上最初の通作ミサと言われている「ノートルダム・ミサ」をセットにしたもので、とても貴重なものです。ジャケットも気に入っており私の愛聴盤の1枚となっています。演奏に関しては折り紙付きの名演で「古楽CD100ガイド」(図書刊行会)にも紹介されており、ギョーム・ド・マショーの音楽をいい演奏でしかも手ごろな値段で聞いてみたい、という人にはぜひお薦めします。

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     2014/03/16

    「青ひげ公の城」は前から知っていましたが、「ハーリ=ヤーノシュ」全曲を通して聞いたのはこれが初めてです。組曲でおなじみの作品ですが、オペラは一段と面白い内容でとても楽しく聞くことが出来ました。ケルテスにハンガリー音楽を振らせたら文句のつけようがあるはずもなく、もう素晴らしいの一言です。この演奏を上回るCDなんてこれから先も考えられません。録音も古さを全く感じさせないどころか、最近のものより聞きやすいような気がします。対訳が無いので名曲解説辞典を読みながら鑑賞しました。

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     2014/03/16

     録音が素晴らしく良いので、この楽器の音色を十分に楽しむことが出来ます。「美しき水の祭典」はだいぶ年季の入ったLP(ロリエ夫人たちの演奏)で鑑賞してきましたが、これからはいつもこのCDを聞くことになるでしょう。ピアノ伴奏のついたソロ曲は今回初めて聞きました。中頃に現れるメシアン風鳥の泣き声の部分が面白いです。最後に入っているラヴェルは、のんびりと聞いているとサキソフォン四重奏のように聞こえて興味深かった点もありましたが、私としてはジョリベかオネゲルあたりのオリジナル曲を入れてほしかったです。

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