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トップ > My ページ > 森の道 さんのレビュー一覧
検索結果:7件中1件から7件まで表示
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3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/11/03
61年のバイロイト音楽祭が生々しく蘇るような素晴らしい演奏。サヴァリッシュの音づくりは、知的に整理されながらも溢れ出るパッションが音楽を推進し、明晰で力強く、瑞々しいタンホイザーをつくりあげている。歌手も皆素晴らしい。明瞭な録音で聴くヴィントガッセンのなんと素晴らしいことか!若々しく威力ある歌声、激しい情念の表現など本当に稀有なタンホイザー。加えて、まるで天上に響き渡るようなデ・ロス・アンヘレスの眩いばかりに美しいエリザベート。バンブリーのヴェーヌスも凛としたメゾの歌声が魅力的。フィッシャー=ディースカウの巧さは言うまでもないが、「夕星の歌」のように抑えた歌唱は他を寄せ付けない。クラスのビテロルフも深く安定感のある美声が見事。バイロイトの記録に新たなる名盤の登場を心から喜びたい。 なお、本盤のオルフェオのリマスタリングついては、オリジナルサウンドを保持し、テープノイズ等はオリジナルサウンドを損ねない範囲で減らした旨クレジットされているとおり、特に同社における従来のモノラル録音での上品で聴き易すくはあるが生気が抜き取られたような平板な音質から一転、生気に満ちた鮮烈な音質となっている。歌唱などに多少荒い部分もあるが、このサウンドポリシーを大いに歓迎したい。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/08/24
ティーレマンとドレスデンが素晴らしい。音楽はスケールが雄大であり、鮮烈な起伏も素晴らしく、聴手を決して飽きさせない。一方で「聖金曜日の音楽」などでは、繊細な音楽を引きだしており陶酔させられる。歌手も皆立派。正に「音楽の勝利」。さて、演出はというとこれがよくわからない。そもそもこの劇の登場人物は十分に奇怪であり、極限の世界にいるはずである。それにもかかわらず、あえて主要な人物の無意識を顕在化したようなダンサーやグロテスクな人物が登場し、本当に目障りであり、音楽を邪魔していると感じる。第3幕の幕切れは特に顕著。これでは演奏会形式の方がよほどいい。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/06/16
人工的に整備されたきれいな風景の中を最新の性能を誇る車で鏡の様にツルンとした道を一気に駆け抜けていく。本当にあっという間に。こんなはずでは・・・・。私は幽深の森をいつまでも彷徨いたかったのに・・・。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/04/10
バーンスタインの壮絶な「生」を十分に体感できる鮮烈さであり、私にとってこの上ない一枚となった。マーラの絶唱であるアダージョに「溺れ、沈んで、我を忘れる」。録音も最高である。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/01/05
ウィーン・フィルが本気になっている。彼らからこれほどまでの極限美を引き出せる指揮者が他にどれだけいるだろうかと思う。晩年のジュリーニとウィーン・フィルによるブラームス(特に第4交響曲)、ブルックナー(特に第9交響曲)などの類い稀なる美の世界と同様にこのベートーヴェンの2つ交響曲にも本当に魅せられた。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/05
美しく緊張感を湛えたワーグナー。バイロイトでのアシスタント経験もある指揮者ならではの劇場感覚が抜群で、オケと歌手とのバランスが絶妙。美しい弱音から、ここという場面での爆発力までダイナミクスの幅も広い。歌手陣もよく揃っている。フランツのタイトルロールはすばらしく、明るく若々しい伸びやかな歌声で最後まで聴かせる。シュトルックマンは現代最高のヴォータン。ガイヤール、コッホのニーベルング族は闇に蠢く狂気を十二分に表現しており圧巻。フォスターのブリュンヒルデはやや線が細いものの安定感があり、よく通る高音も美しい。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
12人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/10/01
驚くべき名演!録音も生々しく鮮烈。聖杯のモティーフで名演の予感。ケンペの伸びやかで美しい指揮ぶりに恍惚となる。歌手たちも皆美声。キングの若々しく情熱的なタイトルロール、ハーバーのエルザは高音が美しい。マッキンタイヤーのテルラムントもすばらしく、当時の彼でヴォータンを聴いてみたかった。リッダーブッシュは若々しい美声のハインリヒ国王。バイロイト祝祭合唱団はもちろん圧倒的な迫力。この理想的な名盤の登場を心から喜びたい。
12人の方が、このレビューに「共感」しています。
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