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yama さんのレビュー一覧 

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     2018/05/17

    この四重奏団は実に歌心にあふれている。桐朋在学中はあまり先生の言うことをきかない生徒たちだったそうだが、いやいやどうして、ヨーロッパやアメリカの名だたる四重奏団よりも素直にスーッと私の心に入り込んでくる。楽器の鳴らし方も心得ており音色も多彩。特にヴィオラとチェロがいい。もっと日本や海外で知られてほしい団体。CDも素晴らしいが実演の方がはるかに楽しめるので多くの方に演奏会に足を運んでいただきたいと思う。弦楽四重奏曲は苦手と思っている人におすすめ。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/06/09

    一番楽しみにしていたベートーヴェン第9の音場がおかしい。全体のバランスが右側に片寄っていて1stヴァイオリンが正面から、ホルンのみ左奥から聞こえる。まるでメインマイクかアンプが故障したまま録音してしまったような音場。全体の音量も小さく明らかに録音ミスと思われる。非常に残念。発売が延期されたのはこのせいか?従来盤ではどうなっていたのか。
    他の曲は正常に録音されている。
    最近はピリオド奏法といえど軽くヴィブラートをかけたりして以前とは奏法や響きも変わってきている。ハノーヴァーバンドの奏法はノンヴィブラートで実にすっきりした響きで私はこの方が好きだ。
    そしてナチュラルホルンのハンドストップ奏法の音が割とはっきり聴き取れるので好きな人にはお勧めのセット。
    珍しい曲も入っていてメンデルスゾーンのピアノ協奏曲やウェーバーの交響曲やホルンコンチェルティーノなど意外と楽しめた。モーツァルトのピアノ協奏曲の素朴なピアノの音色も気に入った。
    ハジェットの指揮は割と平凡だが、グッドマンのは意欲的で聴いていて楽しい。
    ジャケットは各々オリジナルに近いデザインで、珍しく内袋まで入っている。
    実に丁寧に作られたCDセットだ。

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     2013/06/30

    本屋の片隅にあったALBという怪しげなレーベル。確かに内容はフルトヴェングラーのもので名演と言われるもの。詳細データの記載がないが「レオノーレ」序曲第3番は1950/8/5ザルツブルク音楽祭の全曲ライヴから、「魔弾の射手」序曲は1954/3/5-6のスタジオ録音、シューマンの交響曲第1番は1951/10/29ライヴと思われる。いずれも盤起こしでノイズは大きいが、生々しい音で迫力が伝わってくる。音が立っていて立体感があって厚みもある。かなりいい感じ。聴きごたえ十分。しかしシューマンの音揺れはかなりひどい。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/14

    賛否両論の演奏だが、私にとってこれ以上の名盤はない。
    今回のSACDの肝心の音質だが、従来盤に比べ最も鮮度が高く瑞々しい音がする。特に弦楽器は絹のようにきめ細かくてなめらかな肌触り。
    各楽器の音も従来盤より太い。
    音域のバランスは自然で、従来盤のように低音域の不自然な強調感は少ない。
    第4番だけは今回も歪がちである。
    残響はここまで入っていたかと驚くほど。私の再生装置では残響過多でお風呂場状態になる。
    不思議と従来盤より音源が遠くに感じる。
    トールボーイよりも大型スピーカーがいいかもしれない。
    マスターテープを感じさせる見事な音質だが、私の好みはEMI GEMINI盤。
    韓国EMI盤は入手できなかった。また第4番だけ1960年録音という初期の3枚組CDも意外と好きな音質だ。

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