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Mr. じじー さんのレビュー一覧 

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     2014/09/01

    ウチの再生装置に問題があるのだとは思いますが、このCDを再生した途端、モノラルっぽく聴こえて来るのです。しばらくしてモノラル感は無くなりますが、そのかわりホルンの強奏とかフルートの強奏とかでスピーカーがビビリまくります。収録作品が結構好みに合っているので購入しましたがちょっと驚きです。どう評価していいのかわかりません。でもやっぱり収録曲は気に入っているのでとりあえず★3つで。ただしチアネッラのフルートとピアノのための組曲は★5つ?…。

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     2011/09/18

     私にとってハルモニウムの作品をまとまった形で聴くのはこれが初めてです。 本演奏で使用している楽器にもよるでしょうが、一口にハルモニウムと言っても実にいろいろな響きがあるものですね。 時には大聖堂の荘厳な響き、時には小さな教会の素朴な響き、またあるときは街角から聞こえてきそうなアコーディオンの響き、そしてあるときは木造校舎の教室で昔聞いた懐かしい響き・・・。 このCDはそんないろいろな響きが重なり合って聴き手に語りかけてきます。 使用している楽器の多様性と共に、フランクの音楽が持つ多様性にも改めて驚きました。 CD2枚に詰め込まれたハルモニウム作品、充分楽しませてもらいました。

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     2011/09/10

     CD1枚にイオニザシオン2種の演奏が収録されていますが、イオニザシオンも今やすっかり古典的名作となったという事ですね。 この2種のイオニザシオン、「新感覚グルービンガー」VS「王道アンサンブル・モデルン」といった構図でしょうか。 グルービンガー主導のゆったりとしたイオニザシオンは、聴いていて何か詩情?まで感じる演奏となっています。 アンサンブル・モデルンは収録されている他の楽曲も含めて、彼ららしい手堅く明確な空間が演出されていて、文字通り百戦錬磨の堂々たる演奏です。 ビリー&ウィーン放送響の「アメリカ」は、厚みがありなかなかの力演です。ただ個人的にはもう少し軽妙さが欲しいなと思う部分もあるのですが、聴き応えは充分です。

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     2011/08/02

     ボレロ以外の曲はコラール、ベロフ他の演奏で知っていましたが、まさかボレロにもピアノ2台版があるとは知りませんでした。
     このボレロに限って言うと聴く側のイマジネーションが問われる演奏ですね。 正直言って私のような凡人には少々難敵に感じます。 曲の6分過ぎぐらいからは何となく色彩感が感じ取れるようになるのですが、それまでは「何かの練習曲かい!」と思えてしまいます。 ルヴィエ、ラレードのウデをもってしても、今ひとつピンと来なかったですね。 その他の収録曲がなかなか粋な演奏だったので、とりあえず4つ星にさせてもらいます。

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     2011/06/23

     新盤ではありませんが久しぶりにガロワのフルートを聴きました。 メチャクチャいい感じですね。
     パトリック・ガロワと言うと、音にキレがあるとかウデが立つとか言うよりも、ホンワカした温かい音色で聴き手を包み込むといったイメージを持っているのですが、このCDでのドビュッシーの2曲は正にそのイメージどおりです。 特に「古代碑銘」にいたっては、その編曲のセンスと相俟って極上の空間が感じ取れます。
     ルヴィエの「蝶々は飛翔する」は、言ってみれば現代音楽。 断片的な音を組み合わせたりしながら「日中」、「夜中」、「明け方」の蝶々を標題音楽として表現している曲です。 ここでもガロワの音色が鋭角的な曲にまろやかさを加えていて、センスの良い聴きやすい仕上がりになっています。
     何となくフルート奏者としては過去の人となっている感もするガロワですが、いい仕事するじゃないですか。 指揮者ガロワでなく、フルート奏者ガロワの近況はいかに。

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     2011/06/19

     デュパルクの作品といいますと、「フランス歌曲名曲集」などにごく一部の曲が取り上げられるだけというイメージを持ちます。 正直言いましてCD1枚全てデュパルク、しかも和訳付き、チェロ・ソナタ付き、などというCDが登場するとは思ってもみませんでした。
     今回改めてデュパルクをじっくりと聴いてみましたが、本当に重くてシリアスですね。 よく知られている「旅へのいざない」にしても、そのロマンティックなタイトルとは裏腹に、曲自体は奥深いサウンドが展開されます。
     歌曲全体に感じたのですが、ピアノがとても意味深く書かれていて、それが曲自体のシリアスさに輪をかけています。 活動時期はズレるのですが、フォーレやアーン(フランス人ではありませんが)などのフランス歌曲の名家の作品と比べるとかなり異質な印象を受けますが、それがデュパルクの個性なんでしょうね。 最後に入っているチェロ・ソナタも、歌曲に負けず劣らずの重々しさを持っています。
     望月さんのフランス語が幾分怪しそうな気がしますが、デュパルクを知るのには充分すぎる曲目と演奏で、お勧めできます。 ちょっと解説書が分厚すぎてCD裏に入れにくいのがタマにキズ。

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     2011/06/05

     グローヴズのディーリアスは本当にいいですね。 余計な演出を加えず、オーケストラや合唱をコントロールし過ぎない。 それによってディーリアスの音楽がストレートに伝わってきます。
     さて、このセットのような企画モノでは思わぬ発見があるもので、私自身、今回その名を初めて聞く作曲家、パトリック・ハドリーの『丘陵地帯』という曲には正直驚きました。 曲による緩急、明暗の対比が見事で、ちょっと一本調子になる箇所もありますが、合唱の扱いもなかなかです。 特に「タクソールの森」と題された間奏曲や、エピローグの「月明かりの丘陵地帯」などはとても雰囲気があります。
     その他の収録曲の中では、ブリテンSQによるディーリアスの弦楽四重奏曲だけがちょっと残念な演奏でした。 音楽の流れがフッと途切れる感覚が時々起こり、何となく居心地の悪い空間を感じました。 せっかくの「去りゆくツバメ」なのに、そのツバメがその辺をウロウロしているみたいです。
     まあ演奏のクオリティとか曲の好みとか、いろいろとあるとは思いますが、セット全体としての価値は高いと思います。 ちなみにこのセットの解説書には一切歌詞(原文)の掲載がありません。 ご購入の際は要注意です。

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     2011/03/27

     大好きな演奏なんです。 結局LP、旧CD、そしてこのリマスタリング新CD。 同じ録音を3種のメディアで聴く事になりました。 旧CDの音があまりに情けなかったのでLPレコードを処分出来ずにいましたが、この新CDのおかげでなんとか旧CDともども処分出来そうです。 ハ長の交響曲も魅力的ですが、ジークフリート牧歌がとにかく素晴らしいです。 このコンビで透明感のある演奏は期待出来ませんが、ゆったりした息づかいと、包み込むような温かいサウンドが全編にわたって流れています。 決して今の時代に合う演奏とは言えないかもしれませんが、良くも悪くも旧東ドイツの渋くてくすんだサウンドを体感出来る貴重な一枚だと思います。 このシリーズで発売されているコッホによる「水上の音楽」でも同じように感じました。 素晴らしいです。

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     2011/03/12

     このメンバーらしく几帳面で丁寧な演奏が繰り広げられていますが、曲自体の性格もあって、少々単調になる傾向も見受けられます。 ですから全曲を一気に聴くのでなく、各曲集毎に日を変えて聴くといいかも。 サヴァールあたりはこういった曲に強いんでしょうね。 残念ながらサヴァールの「諸国の人々」はCDを買いそびれてしまいました。 いずれ復活しますかねぇ。

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     2010/11/15

     トリスタン・ミュライユという名前を時折耳にするので、何となく買ってみました。 フルートを中心とした室内楽が5曲収められていますが、同じようにフルートを中心とした室内楽を何曲か作っている、武満徹さんの音楽と感覚的にダブります。 武満さんをよりシンプルにした印象をミュライユに持ったのですが、結局はメロディーではなく、音の響きと構成で勝負している現代音楽です。いろいろな人に受け入れられる音楽でないでしょう。 ここに収められている曲に、CD解説者が言うところの『自然』を見出す事が出来るか、または単なる理解不能な曲と見るか、現代音楽の難しいところです。 ただ現代音楽とは言っても、聴きやすい音楽のグループに入ると思います。 特に最初の「冬のかけら」は雰囲気があります。

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     2010/11/05

     少ない音符が不安定な調性の間を揺れ動きながらも、ちょっぴり悲しげで暖かみのある音色。 モンポウ独特のサウンドがCD全編にわたって展開されています。 『真夜中、灯りを消した部屋の中に柔らかく差し込む月の光』といった光景が自然と浮かびます。

     1990年代の中頃、マリさんの弾くモンポウのCDを何枚か購入して以来、ほぼ10数年ぶりにマリさんのCDを購入しました。 個々の曲の性格をあれこれ弾き分けるというより、曲集全体で静かに訴えかけてくるといった印象が残る演奏です。 マリさんの円熟と相俟って、静かながらも聴き応えのあるCDです。 最終トラックに一曲だけ入っているアリアーガも、モンポウで幽体離脱?した感覚を現実の世界に呼び戻してくれる効果が絶大で、なかなかイキな選曲だと思います。 文句なしの五つ星です。

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     2010/08/29

     洗練されていて、色彩感もあり、聴かせ上手。 基本的には文句のつけようが無い演奏です。 ただ曲によってはそれだけでは終われないモノが存在しているような気がします。 「フルート協奏曲」、「モーツァルトへのオマージュ」、「パリ」などではデュトワのアプローチが曲を充分に引き立てていますが、「寄港地」、「バッカナール」ではもっと粘っこい表情が加わって欲しいなぁと思います・ 特に「寄港地」はこのCDのような都会的なセンスより、エキゾチックな香りを求めてみたくなります。 若干アプローチは異なりますが、マルティノンやフルネの「寄港地」を聴くと、洗練された中にも独特の匂いが漂ってきて、曲により一層の”華”を感じることが出来るのです。 とは言っても、このデュトワ盤はCD1枚にイベールをいっぱい詰め込んだ、聴き応え充分なCDであることには変わりありません。

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     2010/08/22

     これはビリーの好みなのでしょうか? ロジェのピアノは少々大人しいです。 曲が曲なだけにもっと弾んで欲しかったですね。 ピアノのキレもあり、演奏に華も感じるだけにちょっと残念です。 それとウィーン放送響はサウンドが分厚過ぎませんか? あんまり薄っぺらいのもコクがなくてつまらないのですが、ここまで分厚いとガーシュインやラヴェルを聴いている感じではなく、ドイツの正統派?ピアノ協奏曲を聴いている錯覚に陥ってしまいます。 ただこれはこれで意外と面白く聴けるもので、特にオーケストラがだんだん音量を上げてくる部分などは、その音の厚みに思わず仰け反りそうになります。 その厚みのおかげでピアノの音が不明瞭になる箇所が散見されるのは、う〜ん、惜しい! ですっ。

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     2010/08/14

     「あらら〜?」と言う感想です。 歌う所はしっかり歌い、引き締める所は引き締める。 そんな魅力的な演奏がCD冒頭から展開され、さすがエガー&エンシェントと思いながら、最後の有名な変ロ長調OP4−6を迎えます。 その変ロ長調が始まった瞬間、このレビューの冒頭の一言です。 それまでの好印象がフッ飛んでしまいました。 曲自体が非常にソフトですから、エガーの解釈も充分理解出来るのですが、ここまでソフトにされるとちょっとキビしいかなぁ。 もうちょっとテンポ設定が速ければそうでもないのですが、何かフニャフニャの音が遠くの方で鳴っていると言う感じで、妙なストレスが溜まってきます。 そこまでの5曲が良かっただけに、メチャクチャ残念です。 暑い中、長い時間待ってやっと買った露店のソフトクリームを、食べる瞬間下に落としてしまった時の脱力感に似ているかも。    すみません、よくわからない感想ですね。

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     2010/08/08

     フェドセーエフ3度目の「展覧会の絵」ですが、録音を重ねるごとに響きも表現も野暮ったく、重たくなっている気がします。 同じ野暮ったいにしても、70年代の録音はキラッと光る閃きやテンポ設定の面白さを感じましたし、80年代の録音では珍しく輝きを感じる部分もありました。 ところが90年代のこの録音では、そういった感覚を全く感じなかったのです。 私自身のマンネリ化もあるとは思いますが、もうちょっとベテランのウデに期待をしたのですが・・・。 このCDではむしろカップリングされたボリス・チャイコフスキーの「テーマと8つの変奏曲」が面白かったです。 委嘱元のドレスデン・シュターツカペレのイメージとは何となく合わないのですが、イメージを無視して純粋に変奏曲として聞くと結構聴けますよ。 この変奏曲はお勧めです。

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