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コバピー さんのレビュー一覧 

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     2011/07/13

    BWV.906の未完フーガの補筆版が録音されていたので購入しましたが、エガーの演奏解釈もさることながら、使用楽器も好みがはっきり別れてしまう録音でした。
    私的にはダメでしたが…。
    マンゼ、リンデンと組んだヴァイオリン・ソタナはすごく良かったのに残念でなりません。
    補筆版のフーガは半音階的幻想曲とフーガのフーガをモティーフに補筆したみたいな感じでしたが、やはりフーガの技法の未完フーガ補筆同様、途中から腑抜けた感が拭えず、やはり未完のままトルソーとして聴くのが良いと思いました…。

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     2011/07/13

    調和のとれた演奏で、特にマニフィカトの柔らかな演奏には耳を奪われました。
    OVPP演奏ではマクリーシュのものがありますが、OVPPを敬遠される方にはこちらを推薦したいです。
    私はOVPPを絶対とは思いませんが、演奏場所や演奏者によって全く印象がかわりますので、聴かず嫌いは損と言うもの!
    このアルバムにはミサ・ブレヴィスBWV.235(ト短調)も入ってますが、こちらは少し硬い演奏かなと思いましたが、如何せんソリストの調和した歌声は素晴らしく、私的にはユングヘーネルよりも好きですね。
    オルガンのための作品も二曲収録され、聴きごたえは充分です。

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     2011/07/13

    その瑞々しい響きは聴いていて心地好いものでしたが、合唱陣の歌わせ方に些か…。
    昇天祭は非常に良かったです。ですが、肝心の復活祭が…合唱の歌詞が尻切れのように余韻がなく、せっかちに途切れさせてしまうので、まるで穴があいたように思えて仕方ありませんでした。昇天祭はそんなことなかったのに残念です。
    しかし、器楽・声楽ソリストはなかなかのもので、合唱も整ってはいますので買って損はありません。
    復活祭の最終合唱のトランペットには是非注目してほしいかと思いますね。聴き馴れた曲にも関わらず、思わずゾクッとしてしまいました。

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     2011/06/29

    その劇性だけでなく、手本となるよう心掛けているリリングの演奏は、それ故に敬遠される方も多いようですが、やはりバッハ研究の第一人者であることには変わりありません。
    このモテット集は、BWV.1083以外の真作と疑わしい作との全てが演奏され、BWV.Anh.160(第二曲のみBWV.231)と"義人滅ぶれども"BWV.deestまでが入った一人の指揮者による全曲録音ではこれが唯一。
    近年の古楽録音、特にヒリヤード・アンサンブルやユングヘーネル&カントゥス・ケルンなどの小編成を好む方には些か抵抗があるかも知れません。しかし、時代の流れに埋もれさせるには勿体無い録音で、一度は耳にして頂きたい演奏です。

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     2011/06/29

    マタイ同様、かなり速いテンポです。それでいて合唱も管弦楽も整っていて、単に速いと言うわけではありません。
    リヒターの活躍していた時代、平均は約二時間少し。分厚いオケに分厚い合唱で、それもまた劇的で良いものですが、こうしてテンポを絞っての演奏も、それとは違った劇的効果をもたらしているように感じました。
    ここでは晩年1749年稿を用いていて、収録時間は97分04秒。同じ稿を用いた鈴木の演奏は110分19秒で、約13分の差があります。通常稿のコープマンでは108分30秒、小編成でのパロットでも109分30秒で、速いテンポを好む方にマックスは特にお薦め。
    ですが、やや淡白に聴こえてしまう部分もないわけではなく、劇性を重視する方には合わないかも知れませんね。

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     2011/06/29

    すっきりとしたマタイ…と書くと語弊があるかも知れませんが、非常に整っていて聴きやすい演奏でした。
    従来、一部のコラールやアリアなどは劇的効果を考えて過度に遅くした演奏が多かったですが、ここでは全てが従来よりやや早いテンポで奏され、それによって引き締まったものとなっています。
    収録時間は153分14秒とマタイの中ではかなり速く、名演と名高いレオンハルトは172分21秒、コープマンでは164分36秒、OVPPでのマクリーシュのものは161分35秒と、比べてみるとかなり速いと思いますが、これが逆に心地好いとさえ感じました。
    エヴァンゲリストにプレガルディエン、イエスにはメルテンスを起用しており、独唱陣も申し分ありません。無論、合唱も管弦楽も素晴らしかったです。

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     2011/06/19

    覇気のあるバッハ!ですが、とても残念でもありました…。
    全体は喜びに溢れ、それこそ輝かんばかりなのですが、バス独唱が…。下手ではないのですが、そこだけ浮いてしまうのはどうも頂けず、それだけが難点。
    ですが、合唱は相変わらず美しく、他のソリストには文句ありません。テンポは現代でも早目のリリングに近く、その中でメリハリの効いた合唱は実に清々しいものです。その下で鳴り響くティンパニも聴きものです!

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     2011/06/19

    まるで教会内で聴いている様な録音でした。
    全体的に柔らかく、聴きやすいのが特徴です。テンポは全体で102分51秒と現代の平均ですかね。
    この演奏は合唱の粒が揃っていて非常に美しく、ソリストも良かったです。器楽も申し分なく、素人から愛好家までお薦め出来る演奏だと思います。
    多くのロ短調を聴いてきましたが、この演奏を通して聴いた時、ドナ・ノービスでこんなにも様々感情が吹き出したのは久しぶりでした。感極まって涙を流す…久しくないことでしたが、この演奏はそうしたものを与えてくれるものと思います。

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     2011/05/31

    抜粋とはいえ、計57曲を演奏しているため、ほぼこのアルバムで充分だと思います。ソプラノにB・シュリック、バリトンにK・メルテンス、伴奏にB・v・アスペレンのチェンバロ&オルガンが入り、非常に整った演奏です。
    全曲演奏のイェルデン&シュナウファーのものは各一節だけでしたが、こちらはほぼ全節を歌い上げており、他の演奏よりも内容の濃いものとなっています。
    決して華のある名曲ではないですが、聴くほどに奥深く味のある作品です。

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     2011/05/31

    近年、管弦楽組曲の原典復元の試みが多くなされています。このランペの演奏はその中にあって、一種独特の解釈で復元・演奏されています。
    幾つかの復元では、第二番のソロはオーボエとなっていますが、ここではヴァイオリンがソロを担当しています。その為、全体的に統一感がありますが、逆に全曲通して聴くのには不向きと言えるかも知れません。
    管弦楽組曲全曲の他、以前より組曲などからの編曲と考えられていたBWV.119-1、及びBWV.97-1を復元・演奏しており、非常に興味深いアルバムとなっていますので、バッハ・ファンには是非手にしてほしい一品と言えましょう。

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     2011/05/26

    現代楽、古楽ともに多くの録音があるブランデンブルクですが、その中でも聴きやすく、初心者にもお薦めできる演奏だと思います。
    名演として挙げられるピノックやゲーベル、コープマンなどよりは厚みがありますが、現代楽によるリヒターやミュンヒンガー程ではありません。
    速すぎず、かといって遅すぎず、とても品のある演奏で聴き飽きることはありません。各ソリストも場を弁え、時にはその妙技を披露し、時には他のソリストを際立たせと…決して華美な演奏ではありませんが、音楽をする喜びが伝わる名演だと思います。
    尚、ブロックフレーテはマリオン・フェアブリュッヘンが担当し、第二番と第四番は是非ともお聴き頂きたい。

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     2011/05/25

    初めて聴いた時はギョッとしました。BWV.30a出だしの合唱のテンポがあまりに遅く、コープマンでは3分36秒、リリングでは3分30秒、レオルハルトは…4分36秒。まるでリヒター時代のテンポです。ですが、ハキハキと快活に進める演奏より、何故だか祝祭の雰囲気が伝わり、この二つのカンタータには合っていると思えました。BWV.30aはライプツィヒの小村ヴィーデラウ新領主への表敬、BWV.207はライプツィヒ大学へ就任した教授への就任祝いのためのもの。豪奢であっても、どこか素朴なところが魅力と言えるかも知れませんね。その点から考えると、このレオンハルトの演奏は原点を考慮したものと言えるかも知れません。

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     2011/05/25

    何と言っても金管の柔らかさ!マニフィカトは出だしから金管が鳴り響くので、やはりつんざく様な音では些か困りますが、その点でこの録音は素晴らしいものでした。合唱はハキハキとして聴いていて小気味よいもので、弦も木管もバランスがとれ、全体にも非常に聴きやすかったです。ですが、短調曲は落ち過ぎず、過度なロマンティックさは避けられてますので、劇的でダイナミックなものを好む方にはお勧め出来ません。
    逆に、スタイリッシュなバッハを好む方には推薦出来る一枚だと思います。

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     2011/05/25

    86年の録音ですので、声楽の録音では初期のものになります。ですがさすがコープマンと言うべきか、その美しさはやはり一流。オランダ室内合唱団を主体に、アヘート・ツヴァイストラのチェロ、マギー・ウルクハルト&マーテン・ファン・デル・ハイデンのヴィオローネにヤン・クラインブシンクのオルガンによる演奏は実に透明感があります。四大宗教作品よりも早い録音ですので、一度は聴いてほしい演奏であるとともに、無くしてほしくない録音だと思います。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/19

    堅実さと柔和さのバランスのとれた演奏でした。強い癖もなく芯の通った演奏ですが、出始めの頃は驚かされたものでした。
    レオンハルトに近い響きであるものの装飾音にはこだわりがあるようで、聴いていて飽きない演奏です。
    尚、音飛びがあるように書いている方がおられる様ですが、私のものは大丈夫でした。価格も価格ですので一部に紛れているかも知れませんね…。
    それでも、手元に置いていて損はないアルバムだと思います。

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