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Theta さんのレビュー一覧 

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     2011/01/13

    変なノイズフィルターを異常なほどに強くかけた、亡霊のような気持ち悪い音。オリジナルの響きなどどこにもない。ひどいの一言。シューリヒトへの冒涜です。

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     2010/11/16

    希少な50年の4番、しかも幻のLP盤のテストプレスまで紹介するという企画は本当に素晴しい。ただ復刻の音はどれも低域を異常に強調し高域をカットした暗く硬く重苦しい響きで分離も悪く、フルトヴェングラーとウィーン・フィルの音を味わうことは難しいと感じます。企画には5つ星ですが復刻の出来には星1つか2つ。せっかくの貴重な音源なのに、もったいないですね。

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     2010/11/16

    ライブ一発録りですから細部に乱れはありますが、各パートの音楽性の高さ、アンサンブルの反応の良さは(シカゴ響を除けば)他のオケとの演奏とは比較にならない見事さ。全体として非常に立派な演奏。かといって他のベートーヴェン演奏と比べてこれが特に傑出した出来とはならないのが演奏芸術の面白いところですが。ただし7番の2楽章は他の朝比奈の演奏では聴かれないほど見事なもの。概して朝比奈の棒ではこの楽章は単調になり間が持てない感があったのですが、本演奏は凛然とした厳しさと感情の微妙な推移の妙が一瞬の緩みもなく最後まで持続しているように感じました。録音はかなりデッドで硬く、聴きやすいものではありませんが、もともと販売や放送を前提とした録音ではないのでやむを得ないでしょう。ともあれ、朝比奈芸術のクライマックスのひとつと言える、倉敷のチクルスがディスク化されるのは価値あることです。

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     2010/11/15

    朝比奈のマーラーはブルックナーよりも名演率が高いと個人的には思います(2割対5割くらいの違いですが)。提灯持ちがブルックナーばかり褒め、それにつられてバカなファンがブルックナーは素晴しいがマーラーは…などと口真似をしていたので、自然と演奏機会が減っていっただけなのではないでしょうか。この4番は7番や3番と並ぶ朝比奈のマーラーの名演。まさに画期的な発掘です。大フィルの演奏も実に立派で、録音技術の高さでお化粧された90年代よりもいい音がしているくらいです。録音は一部ややこもり気味になる所がありますが予想よりも良好。朝比奈ファン以外にも聴いてほしい名演です。

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     2010/11/14

    「序奏とロンド・カプリチオーソ」の発掘と復刻はとにかく素晴しい快挙で、最大の賞賛を送りたいです。他収録曲はティボーファンならいろいろな音源で聴いている演奏でしょうが、概して良好な復刻。このレーベル特有の極端な音質改変(低域あるいは中高域の異常な強調など)もなく、ほぼ音源そのままの音になっているのが好感が持てます。いくらかこのレーベル特有の癖はありますがまずまず許容範囲。ほかのディスクもこうだと良いのですが、異常な低域強調のカザルス無伴奏はマスタリングし直すそうですし、この際ティボーやエネスコの小品集もやり直してもらえないものでしょうか。

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     2010/08/12

    未発表の二つの音源が大変貴重なこともさることながら、実に見事な復刻です。博士のセッション録音の中でも出色の高音質。この時期の録音ではこれ以上を望めないほどの良好さです。金属原盤からの復刻で生々しさ、力強さ、音色の鮮やかさなどこの年代としては驚異的な音質で、レッグ&ラーターの名コンビによる録音の優秀さに驚かされます。40年代後半から1950年のHMV録音は、復刻の音が貧しく博士のディスコグラフィーの中でも評価が低いのですが、金属原盤が存在する録音であればこれだけの音質で聴けるのですね。何とか他の録音も掘り出してこれないものでしょうか(モーツアルト40番、ブラームス1番、エロイカ、ベートーヴェン7番など)。

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     2010/08/07

    7番はこの演奏への印象が変わるほどの見事な復刻で、LP起こしの弱点を感じさせないのはさすが第2世代復刻です。現行の正規版CDを聴くよりは絶対にこちらをお勧めしたいですね。フィンガルはこれ以上ない最高の復刻。これほど見事なSP起こしは、金属原盤(残っていないでしょうが)を同じ手法で復刻しない限り存在しないでしょう。すばらしいディスクです。

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     2010/07/09

    ノイズは本来もっと盛大だったのでしょう。商品化するためにやむなくいくらかフィルターをかけたような音です。音がいくぶん痩せて聞こえるのはそのせいではないでしょうか。ショパンはコルトーになぜか元気がなく、この人らしいひらめきがあまり感じられない平穏無事な演奏に思えました。悲愴は素晴しい演奏です。良くも悪くも計算しつくされ、これ見よがしなポーズが目立つ(それはそれでこの人の面白みですが)1937年、1941年のコンセルトゲボウとの有名な録音にはない、メンゲルベルクの本気の情念と凄みが感じられる演奏で、感動的です。オーケストラがメンゲルベルクの細かい指示に付いていけない箇所が散見され、オケの技量もACOと比較しては可哀相ですが、技術を超えた楽員の真剣さと集中力、高揚感に打たれます。聴衆の熱狂も凄いです。さすがフランス人(笑)

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     2010/06/22

    まさか倉敷のライブが日の目を見ようとは…まさに快挙です。第5回をNHKの放送で見て驚嘆し、第6回から毎年通いました。毎回が夢のような一期一会の名演。これをディスクで聴ける日が来るとは思ってもみませんでした。関係者の大変な努力あってのことでしょう。感謝するほかありません。それぞれの演奏が素晴しい思い出なので、ディスクになった音を聴くのはちょっと恐い感じもしますが…朝比奈の最高の記録に数えられるものがこうしてリリースされるのは本当に嬉しいことです。まだ聴いてもいないのに星をつけるのは不謹慎ですが、お許しを。しかし、これが出るということは、もしや倉敷でのベートーヴェンのチクルスも出るのでしょうか?

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     2010/06/15

    LP起こしのようですがそんなに上手な復刻ではなく、角が取れたというかぼやけた音で、魅力は半減以下。ショパンは新星堂のシリーズ、子供の情景はEMI正規盤の方がいい音です。とはいえ、コルトー最後期1953年のセッションをまとめて聴けるというコンセプトは面白い。解説や批評ではミスタッチうんぬんが強調されていますけど、コルトーのほかの演奏と比較して特に目立つというほどでもないです。それ以上に、晩年のコルトーが達した、ピアノを通じた人間の表現力の極地ともいえるような世界を、心ある人なら味わえると思います。ピアノの生徒さんのお手本には…ならないでしょうけどね。

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     2010/06/15

    オリジナルLPの忠実な再現というよりも、盤に刻まれた音を十二分に引き出した力強い音。かといってわざとらしく作った「ハリボテ」感もなく品格と存在感のある音です。もともとの演奏の生気とパワーを引き出すことを優先し、小ぎれいにまとめようとしていないのが小生は気に入りました。幾分音の荒れる箇所があるのが玉に瑕。ですが、現行のEMIのCDを聴くよりはこの演奏本来の素晴しさ、立派さを味わえる復刻だと思います。おススメです。

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     2010/05/22

    貴重な音源の復刻はありがたいし、録音データも充実しているんですが、肝心の音は本当にひどい…音をいじりすぎ、ノイズ処理のし過ぎでピアノの音がほとんど死んでますよ。このレーベルは往年の名ピアニスト専門みたいなレーベルですが、これほどピアノの響きを殺してしまうというのはどういうセンスをしているんでしょうね。これではコルトーのよさの9割は消えてしまいます。コルトーをあまり聴いたことのない人がこれを聴いて「何だ、こんなものか」と思われたら悲しいですよ。よほどコルトーを聞き込んでいて、どうにか想像で補って我慢できる人、再生の仕方を工夫できる人以外は絶対に買わない方がよいです。

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     2010/05/21

    昔のディスク・ルフランの恐ろしくひどい音に比べれば随分聞きやすくなり、鑑賞できる次元にはなりました。それでもまあ、フルトヴェングラーの第9ならすべて聞きたい!という方でなければ我慢できる音ではないでしょうから、そうでない方にはお勧めはできないです。1937年BPOの演奏は復刻の仕方が悪いだけで決して悪い音ではないのですが、これは音源そのものが劣悪すぎます。マイクの位置も変で、声楽や管楽器、ティンパニが近過ぎ、聞きにくいことこの上なしですよ。それでも、この演奏で博士が達した境地は唯一無二。心を奥底から揺さぶる演奏であることは間違いありません。我慢して聞ければですけど。それにしてもこのディスク、復刻そのものは確かに優れています。センター盤のコピーでしょうか?

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     2010/05/17

    小生のおんぼろ装置ではそのまま鳴らすと霞がかかったようなぼやけた音で分離も悪く、低音部はターナバウトLP特有のボンつきが目立ち、「幻のマスターテープを聴いているかのよう」という宣伝文句には「はあ?」という感じでした。イコライザーで調整する(中低音部を落とす)と自然な響きになりました。確かに、他盤では聞いたことのないような音が入っているのが分かります。空間も広く、ウラニアLP起こし系共通の中高音部の妙な歪みとキンキンする感じ(これを「音色」と称する向きもあるようですが)もなく、好ましいのですが…同じシリーズのブラームス4番ほどの鮮やかさ、力強さには達しません。結果としては、どのレーベルの復刻も50歩100歩。触れ込みほどの差はないというのが実感です。本当に音が生きて聞こえてくる復刻には、少なくとも小生は出会えずじまいですね。

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     2010/05/16

    「未完成」は貴重な音源なのでありがたい復刻でした。決していい音ではありませんが演奏の凄みはよく伝わってきます。ブラームスはもともと購入目的ではなかったので、出来映えに特にこだわるつもりはなかったのですが…正直言ってちっとも良いとは思えない復刻です。妙にかさついて温かみも膨らみもない音、前後左右がつぶれたような、伸びも広がりもない響き。確かにもともといい録音ではありませんが、この演奏はこんな貧しい音ではありませんよ。これがFALPの音なんですか?こう言っては何ですが、某ブログ経由で「無料」ダウンロードできるAB8033のLP起こしの方が数段いい音がしますよ。MP3に負けてしまうようではFALPも何もないし、そもそも値段をつけて販売するに値するプロの仕事と言えるんですか?3楽章冒頭のフライングがどうとか言う前に、音そのものがしっかり響くように復刻しなければ、この演奏の素晴らしさを伝えることにはならないでしょう。本末転倒ではないですか?小生は楽章の出が揃わないのが聞きたくてフルトヴェングラーを聞いているのではありません。平林氏の意欲的な取り組みやこだわりには敬意を表しますが、こういう安直な仕事には全く感心できません。

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