トップ > My ページ > STRAD さんのレビュー一覧

STRAD さんのレビュー一覧 

検索結果:169件中31件から45件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/27

    結局ソプラノの最高峰はテバルディということになるのだろうか。美声、テクニック、演技全てにおいて間然するところはない。その安定感、信頼性、一貫性など他のソプラノの追随を許さないと思います。ただ、カラスだけは次元が違うという感じ。テバルディがしっかり女房とすればカラスは魅力的な愛人というところか。二人を同列に論じることはしょせん無理なはなし。妻と愛人、両方とも必要なんです。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/27

    数多あるカラスの録音の中で偶々手持ちのこのCDをとおして感想を述べてみます。カラスの魅力はなんなんだろう。声そのものは必ずしも美声ではない。でも歌い回しというのか表現方法というのか、なんとも個性的で一度聴くと忘れられない。例えばテバルディは美声だしテクニックも間然するところがなく常に安心して聴くことができる、いわば良妻賢母というところか。でもカラスの魅力は、あえて言えば愛人という雰囲気がある。愛人はお妾さんとは違って若干危険な感じがする。この声でせまられたら(ありえないが…)、男は抵抗しようがない。でも、普通の男は結局最後は、母、妻なるテバルディに戻っていくのだろうか。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/31

    第1集同様いい演奏です。バロックVnなので流麗さはモダンVnに一歩譲りますが、別段それはマイナス要因でもなく、しっかりと丁寧な演奏という印象を持ちました。とにかく最近聴いたこの曲集の中ではとても秀逸であると思いました。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/03

    バロックヴァイオリンによる演奏です。通常他のバロックヴァイオリン演奏では、まずはバロックヴァイオリンにおけるいろいろな演奏上の制限を乗り越えてしっかりと演奏するのに注力している次元に留まっているいるものが多い中、この演奏はモダンヴァイオリンに引けを取らない高レベルの演奏と感じます。そのような高い演奏技術をベースにこの曲集の素晴らしさを余すとことなく表現できていてとても素晴らしいと感じました。いい演奏です。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/02

    レビューが全て満点というのはすごいですね。以前からの愛聴盤ですが彼らの演奏を聴いていると、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲はこういう音でこういう風に演奏するのだ、といっているかのような伝統に基づいた自信、矜持のようなものを感じます。そういう誇り、自信が、ちょっと聴くと何も特別なことををやっているわけでもないのに、しっかりベートーヴェンの音楽を聴いたという満足感を与えることになっているのでしょうか。まさに名演奏だと思います。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/02

    まだ全部聴いていませんが、ベートーヴェンにしては重心が軽い演奏という印象です(軽快とは違う)。もちろん、いかにももったいぶったやたら重厚な演奏は遠慮したいですが、この演奏は何か上すべりしているところがあるように感じます。演奏団体の若さや経験が少ないというよりは、それがこの団体の特徴なのかもしれません。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/31

    ターリヒSQの演奏は初めて聴きました。ベートーヴェンのSQということで若干身構えて聴き始めましたが、肩透かしを食ったという感じです。別に悪い意味ではなく、肩に力が入っておらず、川が(しかし大河ではない)流れていくような自然体の演奏だと思いました。おそらく録音のせいもあるのかもしれませんが、過度に重厚さを求めるのではなくベートーヴェンの音楽それ自体に語らせているという印象を受けました。この演奏は聴くに十分値する演奏ではあるけれど、あまた実力派SQのある中では、若干存在感は薄いかもしれない。でも個人的には好ましい演奏であると思います。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/23

    やはりエッシェンバッハは優れたピアニストである(あった)ことがわかるいい演奏です。でも例えば31番の嘆きのメロデイーなどはもっと透徹した悲しみの表現が想像できるし、若干ルーチンな印象も否定できない。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/23

    前橋汀子のところでも書きましたが、邦人女性によるバッハの無伴奏のレベルはかなり高いと思っていますが、この塩川の演奏も、テンポは全体的に若干早めですが、落ち着いた大人の、しかも情熱を持った演奏であると感じます。前橋、加藤、久保などに加えてまた小生の愛聴盤となるでしょう。名演です。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/15

    ほかのレビューに、録音が固くなっているとありますが、以前の録音と比較できないのでわかりませんが、確かに若干音が固い印象はあります。しかし、演奏自体は大変素晴らしいと思います。彼らのベートーヴェンを聴いてこのカルテットの実力を改めて再認識しましたが、このモーツァルトにおいても、しっとりと、艶やかで落ち着いた大人の風格を感じさせる演奏です。単によく歌うというだけではなく、音楽の密度が豊かで濃い感じがします。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/02

    まだ、初めの2,3枚しか聴いていない上での感想です。全体的に落ち着いた、丁寧できちんとした趣味のよい演奏です。例えばブッシュ、バリリ、A・ベルク、メロスなど等、いわゆるビグネームと比べれば個性はあまり感じられませんが、却ってそういう演奏が良いという聴き手には向いているでしょう。技術的にも全く問題はなく弦楽四重奏の素晴らしさを実感できる演奏です。でも、これをスタンダードとまで言ってもいいかは?マークです。他により印象的な演奏を知っていると若干もの足りなさを感じるのも事実です。例えば、第1番第2楽章の第1Vnからは、もう少し透徹して淡々とした悲しみの響を聴きたいと思う。まあいずれにせよ、総合的に見ればベートーヴェンの弦楽四重奏曲の数ある曲集の中では十分存在価値はあると思います。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/23

    初めてモーツァルトのVnソナタを聴いたのはこの演奏のLPで、とてもよかったという印象でした。でも、その後いろいろなヴァイオリニストの演奏を聴いてきて、改めてこのCDを聴くと訴えかけるるものが弱いという感じがしてなりません。清潔感や格調の高さ(と言えるような)ものはあるようですが、音楽を聴いて心躍るようなことはありません。LPとCDの違いによるものなのか判りませんが、このモーツァルトに限らず最近シェリングの演奏を聴いていると、彼の演奏にある種の限界を感じるようになりました。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/21

    ベートーヴェンの弦楽四重奏曲が好きでいろいろ聴いていますが、このイタリア四重奏団の演奏は最右翼の一角を占める素晴らしい演奏だと思います。一般的にイタリアの団体だから歌うというイメージがありますが、単に歌うということで済むようなレベルではなく、音楽そのものに濃密なものを感じます。小生はアルバン・ベルク、メロスなどのシャープな演奏も高く評価して愛聴していますが、このイタリアQの演奏は、ズスケQとならんで小生にとっては最も信頼のおける、安心して聴ける演奏です。聴いた後に、しっかりベートーヴェンを聴いたという幸福感を感じることができる演奏だと思います。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/06

    気迫と緊張感に満ちた素晴らしい演奏だと思います。邦人女性によるバッハの無伴奏Vn演奏は全体的にかなりレベルが高いと思っていますが、この前橋の演奏は、技術的にも安定しており、また必要以上に感情過多にならず凛として心に迫ってくる演奏だと感じました。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/09/17

    バロックチェロを使用していますが、現代の奏法による演奏でアーティキュレーションも自然で聴きやすいと感じます。バロックチェロの落ち着いたいい音が聴けます。演奏自体は若干個性的なところもありますが、全体としてはバッハの音楽を十分堪能できます。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:169件中31件から45件まで表示