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司那夫金 さんのレビュー一覧 

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     2014/05/03

    ジュリーニは素晴らしい指揮者だとは思うが、曲によって好みが分かれる。油彩画などで、わざと筆跡(タッチ)が残るような描き方があるが、ジュリーニの演奏を絵画に例えるならまさにソレである。コッテリ感、時としてはギトギト感とも表現できるその「濃さ」が、その各々の曲によい効果を出しているかどうか?そこがポイントだと思う。私個人の好みになってしまうが、ベートーヴェン『運命』、シューマン『ライン』、ブラームス『第2番』が 同曲を語るときに真っ先にアタマに浮かぶ座右のディスク。そして聴いていて疲れてくる代表がベートーヴェン『第9番』。その他の演奏はほぼ、一度耳にして「あぁジュリーニらしいな」と感じ、「でも理想とどこかが違う…」と、気になりながらもあまり再度聴きなおすことのない類の演奏 という感想。[評価]は、それらを平均したもので、”この値段なら買って損はない”という意味でなら★5つでもよい。

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     2014/04/20

    例えば「片田舎の学校で同級だった女の子が、東京の大学に進学し、しばらくして開催された同級会で、見違えるように垢抜けていた」みたいな演奏だと思う。ドヴォルザークの魅力(素朴さ)をまったく損なうことなく、土臭さを必要最小限まで抑えた、管弦楽曲としての理想的なドヴォルザーク像が感じられる。今となってはかなり古い録音に属するのだが、このような魅力のドヴォルザークは、このディスク以降の録音で耳にしたことがない。

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     2014/04/10

    同時期に録音された、ブレンデル/アバドのブラームスピアノ協奏曲などと同じアプローチなのにまずは驚いた。つまりこの時期のアバド節(アバド/ベルリンpo節?)が濃厚な演奏ということなのだろう。とにかく聴き始めてしばらくは「なんという名演なんだろう!」と耳が釘付けになる。しかしその「名演ぶり」がいつまで経っても同レヴェルなので、だんだんと集中力に緩みを生じていてしまう。ただ最初は聴覚を惹きつけられたオーケストラの響きが凡じて来るのに対し、救われるのはムローヴァのソロに関しては飽きることなく最後まで楽しめるということだ。ディスクとして名盤には違いないが、特にオーケストラに関して「器用貧乏」な損をしているように思われる。この演奏はライブなので、演奏会で体験したのなら、それはものすごい名演だっただろうと想像はつくが、CDで聴く場合は、名演であることのほかに(名演であることよりも)、なにかしらもうひとつ「面白さ」のようなものが必要なのでは?と考えさせられた。

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     2014/04/10

    ジャケットのみならず、解説書もグラビアアイドル系の写真に満ち満ちており、「実は演奏に自信がなくて、ジャケ買いの購買層をネラったのではなかろうか?」と危惧されたディスクだった。そしてトラック1が始まったときは、”げぇ〜”と声を上げてしまうほど不快だった。しかしこの演奏、通常の『四季』の演奏とは、まったく趣の違う視点から表現されたものだということが次第にわかってきて、思わず最後まで聴き続けてしまい、最終的には★5つという評価をせざるを得なくなった。このディスクのミソは、やはり室内アンサンブルだということに尽きるだろう。極論を言えば、「音」よりも「音間の『無音』」のほうを多く感じる演奏というべきだろうか。演奏会で聴き入るタイプ演奏ではなく、古(いにしえ)の富裕階級が、現代で言うところのオーディオコンポ代わりに、数人のミュージシャンを雇って、BGM代わりに一日中軽い気持ちで演奏させているような「優雅さ」の漂う演奏なのだ。正直、このディスクで聴けるヤンセン自身のソロは、個人的には好みではない。ただこの聴き慣れた『四季』という曲から、このような世界を創造した(のは多分ヤンセン自身だろう)センスには、やはり敬服してしまった。

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     2014/03/24

    両曲とも音の美しさは別格である。晩年のカラヤンの録音は、音楽の自然な流れにブレーキをかけるようなもどかしさが伴うものが大多数だが、この2曲に関してはそれもあまり気にならない。ただやはり自分としては「ドヴォルザークらしさ=いなかっぺ」を求めてしまい、最高という評価は難しい。8番で言えば同じウィーンpoとの旧盤には、垢抜けた都会っぽさと共存して田舎の長閑さが見事に表現されていたので、そちらに軍杯をあげたい。9番は、有名曲過ぎて演奏しすぎたのだろうか、あまりに先読みが完璧過ぎ。「音楽がたった今、産まれて来た様な」スリリングさの対極にあるのが難点といえば難点。

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     2014/03/23

    ブラームスにしては気分が明るすぎのようにも思えたが、LPで最初に聴いたときは、圧倒的な音の豊かさに大満足だった。特に4番(全然渋さを感じない!)を、通常のブラームス評とは別音楽としてよく聴き込み、次いでベタだが重量級の第1番をよく聴いた。第2番と第3番は、音がきらびやか過ぎてあまりしっくり来なかったが、それでもカラヤン/ベルリンの全集の3種類を比較したら、この2番目のものがもっとも「聴きたくなる」頻度が高い演奏だった。しかしCDとして購入し聴いてみたこのディスクは、録音がどうもシックリ来ない。音は鳴っているのだが、クウキ感みたいなものが皆無で、聴いていてなんとなく楽しくない(ヘッドフォンで聴くと、多少は改善される)。オーディオ機器との相性もあるのかもしれないが、そのもどかしさも込みで、あまりいい評価はできなかった。

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     2014/03/02

    マーラーの作品のかなでは、この『大地の歌』は例外的に好きになれない音楽なのだが、唯一このヨッフム盤で聴いたときだけは それなりに聴き入ることが出来る。まったくの個人的な感想なのだが、同指揮者の「カルミナ・ブラーナ」と共通するようなリズムの”跳ね”みたいなものがツボにハマるからだと思うが、聴いているとき、マーラーを聴いているという意識はなぜか皆無だ。

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     2013/12/26

    第2番はとても取っつきにくい晦渋な音楽だが、メータ指揮で聴くと 耳当たりのよいポピュラーな音楽に聴こえる。第1楽章などは他の演奏と比べてその意味合いが顕著だし、他の演奏で聴くとまともな音楽とは思えない第2楽章も、メータの演奏だとついノせられてしまう。第3、第4楽章は、含蓄が少なくて物足らないとも言えるが、全体を通してこの地味な存在の曲が普通の交響曲に聴こえてしまうあたり、やはり無視できない名演奏と言えるだろう。『ライン』は名演目白押しの中にあって、その中の一枚という位置づけ。とにかく徹頭徹尾明るい気分が全編に流れている。「シューマンの音楽を聴きたい」という人よりも、「前期ロマン派の音楽を聴きたい」という人には最適なCDと言えるだろう。

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     2013/12/11

    期待しすぎていたせいか、普通な演奏に感じられる。この演奏を一言で表すなら「明確」という言葉が適当だろう。よく明確と評されるセルの演奏でこの曲を聴き憶えた私だが、それでもこのアバドの演奏に比したら、まだまだセルのほうが幻想性のある(悪く言えば)解かりづらい演奏だった。 「見通しのよいシューマン」とも言えるこのアバドの演奏が、リスナー各自がシューマンに求めているサウンドと合致する場合は、よい効果を発揮するだろう。 そんな感じの印象を受けた。ただし上記は交響曲に関する評。《マンフレッド序曲》は、この曲に対するポインツを大いに上げる名演だと思った。ベルリンフィル時代以降のアバドに漲る特徴のひとつである「音の勢い」みたいな感じが実に見事で、思わずノリノリになってしまう。《ゲノフェーファ》は初めて聴く曲だが、曲そのものにさほど魅力を感じなかった。

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     2013/11/25

    バックのオーケストラは最高だ。問題があるとすれば、鮫島女史の声だと思う。クラシック畑のソプラノ的歌声は、透明で崇高過ぎる。ロシア民謡は、大衆庶民的な素朴な味わいが一番の魅力だから、歌い方もポピュラーな歌謡曲であって欲しい。

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     2013/11/16

    「最初の5分を聴けばたちどころにこの演奏がいかにとんでもないものかがわかる」と書かれたHMVのレビューはまさにその通りで、ブルックナーの曲であることを通り越して、演奏される「音」そのものに驚くべきニュアンスを感じる。難を言えば この奇跡がいつまでも続かないことが残念。第4楽章にもなるとフツーの名演のレヴェルにまで戻ってきてしまっている。

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     2013/10/22

    アシュケナージには、ハイティンクと組んだ新全集盤もある。新全集は、オーケストラの響きが濃厚で分厚い割りに、ロシア臭が希薄な薄味演奏だった。それに比べ、この旧全集は、ロシア的メランコリーに溢れているのみならず、アシュケナージの個性もまたより濃厚な名演揃いだと思う。プレヴィンという指揮者、これまであまり意識したことがなかったが、これほどセンスのある指揮をするとは思っていなかった。惜しむらくは、肝心の第2番に今一歩、暗さ…というか、踏み込みが欲しいところ。

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     2013/10/19

    数多くある「新世界より」のCDとしては2番目に好きで、「小澤」のCDとしては最高に好き な 一枚です。この演奏に限って言えば、小澤というよりむしろコバケンのノリノリ演 に思える。

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     2013/10/19

    3番4番6番7番など、作為がまったく感じられず(あるいは作為と音楽がピッタリ一致していて)、シベリウスの演奏はこうでなくては!と思わせるような永遠のスタンダード性を感じる演奏だ。ただ肝心な?第2番がどうもコケている気がする。第1番は素晴らしいと思うのに。。。。。

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     2013/10/19

    「1番や2番はともかく、4番以降の4曲にザンデルリングは無理だろう…」 そういう先入観で聴き始めたのだが、どの曲も驚くくらい聴きやすくて、いまではすっかりハマっている。ベルグルンドなどの演奏と聴き比べたりすると、なんとなく”作為”というか、人工臭を感じてしまうのは確かだが、それが取っ付きづらさを緩和するヒントになっているように感じるのも確かだ。そもそも「交響曲全集」で、全曲ほぼ均等にすばらしいと思える全集は、この作曲家ならずともすぐには思いつかない。自分的には、ザンデルリングの録音のベスト盤候補の筆頭だ。

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