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てるおはるお さんのレビュー一覧 

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     2019/04/17

    レビューというと難しいので個人的な感想を。ベートーヴェンのピアノソナタは、未だにバックハウスやアラウ(旧盤)が特に好みで、例えばケンプはやや柔弱、ブレンデルは考えすぎ、ポリーニは固すぎ、グルダは軽すぎ、ハイドシェックは面白いが即興的すぎ、・・・など、私には傲慢にも多く不満が出てくるのだが、このブッフビンダーのソナタ全集(プラスα)には不思議とほとんど不満がない。華麗で華やかな点があっても軽薄だとか表層的皮相的だなんて思わない。個性的な演奏を聴いてきた人にこそオススメしたい、新しくも懐かしさを秘めた録音。少なくともこの数年の私にとって、個性的な演奏を聴いたあとでも帰り着く先はバックハウスやこの録音になっている。録音状態もニュートラルな性質で不満はない。

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     2018/12/10

    なるほど、ケンプに師事していたことがよくわかる。この嫌味のなく自然な朴訥さは、広く愛されるものだとは思う。しかし残念ながら録音状態がヘン。音像の芯をうまくひろっておらず、実に曖昧なタッチに聞こえる。聴く側としても今ひとつぼーっとした残響により感動に浸れない。ピアニストに非はないのだが。

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     2018/11/14

    録音状態に関しては、同じ旧EMIのベートーヴェンのものと同等、同傾向と言っていいのでは。演奏に関してはやはり技術的に安定感抜群。ただ個人的にはより古風で歌心が溢れるイタリア四重奏団のものが好み。

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     2018/09/27

    第5番は、恣意的な揺らしがいかにも作為的で、少々トリビアルな、取るに足りない部分に神経を傾注し作品の流れを損なっているというような評もあるだろうが、終楽章の堰を切ったような切迫感は計算づくの結果であろうとなかろうと、充分ワクワクさせられた。選択肢は多くあって良い。7番も一見しゃくれた解釈のようだが、激情で決着をつける構成という点では一貫している。

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     2018/09/27

    この春祭はある意味迷盤。シカゴ響のブラスセクションの超絶技巧が、この曲に内在する野趣や蛮性を悉く取り除いてしまっているので、ショルティによる巧みな「交通整理」ばかりを聴かせられてしまう。なんということか。

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