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蓮華人 さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/02

    深々と沈み行くようなリュートの響き。すべての響きを捉え残そうというBISの録音哲学が、奇跡のようにすばらしいJDを提供してくれた。リンドベリの演奏は丁寧で安定しているが、表層的な表現に終始している。まあ、それを補って余りある録音だ。あんまし蘊蓄を語られるより、サラッと聴かせてもらうほうが良しとするなら、これがベストだろう。

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     2009/11/30

    この程度の演奏なら、ドイツ語が苦手な日本のアマチュアコーラスだって、まあもう少しレベルの高い演奏で凌駕できる。ではあるが、ウーム何かちょっと、違った雰囲気のようなもの。あるいは演歌だったり、民謡だったり。その特殊性のようなもので守られている十八番なのかもしれない。シューマンなのだから演奏の質や技量で問うべきなのだろう。でも、たぶんこれでいいと感じる。いい。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/30

    ずっと微温浴的なVoxの全集で過ごしてきました。ヴァイオリンという楽器の良さを最大限に引き出した作品群は、弦嫌い症候群を一気に完治する薬効があると思います。微温は美音で不満もなく、逆に鮮烈な音色でバリバリやられたらと、手を出すまいと思ったのですが、購入してしまいました。ウーム、予想通りの面と、意外な発見に対しての喜びと、まあ相半ばですが、もうVoxを聴くチャンスはほぼないと判断して最高を。

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     2009/11/28

    ベルワルドは受け入れられるかどうかを別にすれば、まあ「独創性」があったのでしょう。しかしアルヴェーンは出来がよすぎるのか、本意でもなさそうな半音階的な処理などで「捻じ曲げる」節があり、亜流という評価について異論を挟むつもりはない。ヤルヴィにも再評価を求めるような意気込みが感じれない。まあ大まかに、聴き所をしっかり抑えた演奏。ただ、そうしたことを踏まえようが、全く知らぬ存ぜぬであろうが、素直に楽しめる。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/28

    テレマン食卓♪の際も書いてしまったが、ベルダー&ムジカ・アンフィオンの演奏は、書かれたものに対し厳格なまでに忠実。煽りもなく、芝居っけもない。さらにピッチのせいもあるのだろうが、音質も渋い。まさに「古楽器」と言う雰囲気。まるで癒し系。しかし、それがコレッリの本来の姿なのだろうと思う。人集うローマ。権勢を巡り、いつ寝首を切り落とされるわからない時代。多くの貴人がこの音楽を請い求めたのだろう。ある意味、現代も同じ状況。一家にワンセットを。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/25

    カール・ハインリヒ・ビーバーを初めて聴いた。まあ儀典用と思われるが、賑やかにして内容なし。ただラッパのパートは難しそう。で、腕?失礼、唇に絶対な自信を持つザウテルが吹き込みたかったのだろう。ハイドン、父モツ、もう一人のビーバーも、どんな高音だって何の苦もなく、朗々と吹き連ねられていて、唖然。まあこれで押しつけがましいと辟易となるのだが、そこまでの突っ込みはない。作品の掘り下げとか研究とかは覗えず、ただただ気持ちよく吹いているという感。でもそれが最高なのかもしれない。時代と作品の質を考えれば……。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/24

    シューマンは弦四サイズの室内楽が苦手だったのだと思う。ベートーヴェン以降、対位法的で厳格な書法が定着したため、七面倒臭かったのだろう。初めての弦四は対位法的にカノンぽくスタートするのだが、ユニゾンに収斂して終わり。はしゃいだりするものの、どこかうまく続かず、さっと全く違う楽想に逃げたり。まあ玄人受けもよろしくないようで、実演で聞いたことなし。でも、すごくいい。ピアノ書法をそっくり写したと思われる向きのところも、面白い。そしてなりより哀愁を帯びた、なよなよしない、しかし綿々と何か訴えるような旋律が最高。室内楽嫌いの病人を一発で癒せる特効薬かもしれない。演奏はみんなそれなりで、でも、いきり立つことなく、大人の姿勢で、極めて甘いが最高としよう。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/24

    アナログ完成期の録音だけにSNは問題ない。教会などの一番いい場所で聴いているような、芯があり十分な残響が取り込まれた優秀録音。オルガンはシュトックマイヤーが売り込み役のクライエンブリンク(Kreienbrink Orgelmanufaktur GmbH)が製作した、BMWのような性能抜群の現代オルガン。うまく再生できれば実にすばらしい音を堪能できるが、鮮烈すぎて、ちょっと役不足だと金切り声になることも。シュトックマイヤーはまるでポピュラー音楽のように旋律を目だ立たせ、テンポも溜を入れたりアフタクトをしゃくってみたり。実に楽しいバッハだ。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/20

    55年のゴルトベルクが収められている。タイミングはコロンビア盤とほぼ同一。アクションのノイズや声が明瞭に取り込まれている。コロンビア盤にも同一部分に判別不明なノイズがあり、何らかのエコー処理で、こうしたノイズ除去を図ったようにも思える。1年前の録音はぐっと遅く、アリアはほぼデジタル再録と同じ雰囲気。しかし変奏部では、徐々に55年録音に近づき、高いヴィルトージティを見せる。ただ録音はクリップ気味。協奏曲でも同様に米盤とカナダ録音の聴き比べ。1番は演奏録音とも最高。3番は伝説のカラヤンとの共演。まあカデンツァまでは少々ざわついていた会場が、水を打ったような静けさに。震撼とさせたカデンツァの前にテープの不良による音の揺らぎなどもあるが、名演を伝える記録として貴重。一方カナダは、録音悪くオケは下手ということで参考資料。

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     2009/11/20

    パルナソスへの階段のクレメンティですからすべてピアノ主体。弦はピアノ旋律やオスティナートをただなぞるばかりのことも。さらにピアノの書法も簡潔明瞭で、ほぼ最低限の音だけで作品が構築されている。これはロンドンの上流階級のご家庭で、家族そろって楽器合戦という需要に応えて、作曲されたという要因が大きかったと思われる。単純すぎて鑑賞用としては物足りないことおびただしいが、BGMとして流しておくと高貴な感じが漂い「苦しゅうない」。演奏者はイタリア系でちょっとずぼらなところもあるが、基本的には歌心をもって丁寧に弾き込んでいる。ピアノとのユニゾンや、低音ばかりの単調な旋律など、簡単そうなところが以外と難しかったかもしれない。ご苦労様。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/20

    さまざまな時代の録音が混在している。作曲家や時代などで編集したからだろう。通常は録音レベルの差で、聞きづらくなることが多いのだが、それほど気にならない。大きなピークとかそけき響きからなるギターは録音の難しい楽器の一つ。あまりに生っぽく録ると、弦をグリスするノイズの金っ気が強すぎて、ぞぞぞとすることも。SPだとピークは音量が大きくサーフェイズノイズが隠れていいのだが、弱音部が難しいところ。盤面の状態が成否を分ける。選ばれた盤それぞれが良好なレベルで、不満はあまり感じない。スイス録音は風邪が蔓延していたのか咳がじゃまだが、仕方ないだろう。新録も地名にこだわった構成で面白く聴けた。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/24

    こんなに安くなってしまった。でも聴きたいときが華ですから、あまり落胆していません。シュミットは実に緻密な音楽作りなうえに、なかなか頂点に達せず、ずるずると引き延ばされる感じもあったりして、少々疲れるかもしれません。それまでの音楽のいいとこ取りと、ちょっと現代も覗いてみようかなと言ったような折衷的な甘さを、分厚い管弦楽法で塗り込めたという、調性音楽最後のあがきのような、悲しくも偉大な交響曲だと思います。一時期、スコア眺めながらよく聴きましたが、飽きました。でもまた聴くとになるのでしょう。

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     2009/10/24

    3枚とも単発で買いました。さほど面白いとも思わなかったのに、なぜか買ってしまいました。1枚目で止めておけば、損をした感じにはならなかったのに。30年記念のマイルストーンズでも外されています。おそらくその程度なのでしょう。まあ、この金額なら、コレクションとして持っていても悪くはないでしょうが…。

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     2009/10/24

    単発輸入盤2枚で4000円以上もはたいてしまった。5〜6番までのドヴォルザークより出来は良いのだが、その後、今ひとつの昇華がなかったのかもしれない。ヤルヴィは結構大まかだが、安心して聴ける。買ってから聴いた回数は、ほんのわずか。最高は「いかがなものか」と言われそうだが、この金額で買える人たちに「最高」だねと…。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/15

    今更バーンスタインでハイドンを聴くこともないな、と、思いつつ値段に負けて勝って、いや買ってしまった。何枚かADを持っていたが「どんなんだっけ」と、まあ殆ど忘れていました。交響曲は細かい拘りなく、元気いっぱいのパパハイドン。ただ屈託なさすぎてミサ曲はオペラ風、敬虔さのひとかけらもない。しかしエンターテイメントとしては目茶聴き応えがございました。ケースは丁寧に出そうとすると引っかかって出しにくい。簡単に出すには、演奏のように豪快にサバオリ(反対方向に折り曲げ)し、出したい方を左右から両脇を挟むとスルリと出ます。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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