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sunny さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/04/07

    コンロンという指揮者は、クラシックの世界で真っ当と思われる様な曲は、あんまり録音したりしない人です。この曲も、録音が多いとは言えない曲で、若い頃の録音です。まっ、最近は、辻さんの出たコンクールの指揮もしてましたが・・。清浄で、敬虔、マーラーや、メシアン、バッハの音楽に近いものを感じました。宗教音楽ですが、凄い音楽です、エネルギーに満ちた曲です。リスト、見直しました。フォーレ、ベルリオーズ、マイク・オールドフィールドの音楽も思い出してしまいました。今まで知らなかったのを悔いる程に。これから、もっと、聴き込みます。気に入りました。

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     2012/04/07

    私は、1985年、大阪で、イスラエルフィルとのこの曲を体験している幸運な人です。ほんとに一生に一度あるかないかの、凄まじい音楽体験でした。バーンスタインの斜め頭上には確実に何物か、神、或いはマーラー自身が居て、バーンスタインは、胸襟を開いて全てをさらけ出して、それと闘い、祈り、もがき、発せられる音楽は言葉にするのが難しい程に、優れた人間は、ここまでやれるのか、と、27年経ても、聴いた者の心の中に残る、今思い出しても背筋がぞくぞくする、怖ろしい位の緊張感溢れる音楽体験でした。今までのベルリンフィル、コンセルトへボウの録音に比しても、時期も近く、編集が少ない分、あの雰囲気に一番近いCDと言えるでしょう。只、一発録りのライヴなので、4楽章等会場ノイズが入っているのは致し方ない。あのライヴを体験した身には、全てのCDは、所詮、平面図、もう充分なのですが、やっぱり手を出してしまいます。もちろん、CDとして、1985年のバーンスタインのマーラー9番なのですから、とんでもなく、凄まじい演奏となっています。

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     2012/04/06

    ハイティンク、確実に経験と力量を手中にしていた頃の名演集。レパートリ―を広げ(研究し、武満の「ノ―ヴェンバー・ステップ」にまで取り上げていた指揮者だ)、コンセルトへボウ、ロンドンフィル、ロイヤル・オペラ、バイエルンで、エルガー、ブリテン、モーツァルト、ワグナーまで演奏し、後の中核レパートリー、ショスタコーヴィッチ、ブラームス、ベートーヴェン、ブルックナー、マーラーも着実に演奏し、録音してきた。どこが、遅咲きの指揮者か。若き日から熟年期、挑戦と経験、試行錯誤を繰り返してきた熟成の結果だ。この頃の、シューマン、シューべルトも素晴らしい。シュトラウスも、コンセルトへボウとの信頼感、共に音楽を練り上げて行く姿勢での演奏。アクはない、派手に、音楽をいじるより、スコアを精密に読み取り、真摯に堅実に演奏している。マーケティンク、マネジメントも上手い、録音次々出して、残り少ない人生の取り組みも大家として悪くない。何より、スケールが増し、各オーケストラと大きな音楽を演奏するようになった。コンセルトへボウを有数の柔軟、重厚な音楽から、古楽風の音楽にも対応できるオケにしたのも、出色。若い、熟年期のハイティンクは、既に名匠、努力家だったのだ。

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     2012/04/05

    それにしても、シュターツカペレ・ドレスデンは、こんなにいい演奏が出来る、オーケストラにフィットするハイティンクを止めて、ルイジなんか選んじゃたのだろう。ほら、やっぱり、またも、ケンカ別れしちゃったじゃない。そりゃ、異質、若い血は必要だけれど。この世界も、音楽の裏には、魑魅魍魎がある様で・・。あんまり、首席とか、常任とか呼ばれる指揮者と長く付き合えない伝統のオーケストラ、ティーレマンとは、一時代築けるでしょうか。そうなって欲しい様な、上手くいかない様な・・。

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     2012/04/05

    21世紀初、ウィーンフィルが選んだ、業界が欲したベートーヴェン全集は、ドイツ本流を体現する、ティーレマンでした。小澤さんは、とうとう出せずじまい。残念です。しかも。映像が先。そんなに聴きたいとは思わはないけど、次は、メストでしょうか。その時は、配信のみとか。ムーティは、シカゴで、やっちまうのかな。

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     2012/04/05

    この重厚、如何にもドイツ、という作品に、晩年、巨匠となったポリーニ、3度目のブラームスはティーレマン、ドレスデンとのライヴ。期待してましたが、バレンボイム、チェリの演奏には、及ばず、と言ったたところでしょうか。三者とも健闘していて、正確、恰幅のあるピアノ、ドイツ本流を体現する指揮、伝統の美音オケ、がっぷり四つに組んだ現代を代表する名演、1枚ではあります。このまま、ティーレマンは、シュターツカペレ、40年振りのブラームス全集に突き進んでくれるのかな。ハイティンク辺りで、2番聴きたかったのだけれど。もちろん、ピアノ協奏曲の2番は、このポリーニ、ティーレマンで聴いてみたい。或いは、ツィメルマン、又は、シフさん辺りで、どう。

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     2012/04/04

    若く売り出し中だったポリーニが、老巨匠と組んだ、ベートーヴェン。この二人が同時期に演奏録音したモーツァルトと同じく、べームが、リードしていく演奏ですが、ポリーニは、硬質、精密というより、詩情豊かに、ベ―ム、ウィーンフィルに合わせるように奏し、とても暖かくロマンティックな演奏に仕上がっています。この後、アバドと壮年期、ロマン派、近代の数々の作品に取り組み、いまや、ポリーニも老巨匠。若い指揮者と組んでの演奏が多くなりました。やはり、精密でロマンティック。ポリーニの原点となる記録の一つ。この時期、巨匠と経験したのが、将来、身となり花咲く事になった。

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     2012/04/04

    ポリーニ、アバド、盟友による、カラヤン末期のベルリンフィルによるモダンミュージック。息が合っており、聴き苦しさはあまり感じられない。ホントは、二人とも、古典より、こうした混沌とした音楽をやりたかったのではないかと思うくらい充実している。伴奏の指揮、ベルリンフィルも十全、ポリーニは、言わずもがな。シューマンはともかく、シェーンベルグは、名演。期待してませんでしたが、楽しめました。

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     2012/04/03

    チョン・ミュンフン、ジェイムズ・コンロンの後を継いでパリ・オペラ座の監督に就任したフィリップは、1974年生まれ、父はあの、アルミン・ジョルダン。2013年には、ウィーン交響楽団の首席指揮者にも就任する俊英。カラヤン程に荘厳でなく、小澤さん、ウィーンフィルのように違和感なく、華麗、豊かに鳴らしてます。、ライヴらしく、大きく息を吸う音が入っていますが、気合いの入ったいい演奏です。このオケは、やっぱり上手い。合格。物故者、爺さんの演奏も悪くないですが、若くて、活きのいい指揮者、どんどん、出てきて欲しいものです。

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     2012/04/02

    サヴァリッシュ、’73年の東欧の木質の美音にも例えられる、ドレスデンと組んだ演奏は、躁状態のシューマン、活気に溢れ、定評高いだけあって、ニュアンスにも富む立派な演奏。いいですね、若々しさも、塾年の甘いも吸いも噛みしめた、何だか「春」、心地よい気分にさせてくれる演奏。私、シューマンのシンフォニーは、あまり好きになれませんでしたが、ムーティ、バーンスタイン、チェリビダッケ、このサヴァリッシュは別。理知的、堅実演奏のサヴァリッシュさん、気合の入った演奏で見直しました、シューマンは、なかなか、面白い聴き応えのある音楽だと言う事を教えて頂きました。名匠、サヴァリッシュ、流石。

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     2012/04/02

    音楽への奉仕者、ジュリーニ、晩年、適宜な時期にウィーンフィルと演奏してくれたブルックナーは、慈愛に満ち名演。凄味もあるが、優美、素直、正直に音楽に接した、流石、心暖まる、詩情、敬虔な生演奏。フィルハーモニアに客演していた頃から徹底して自然に、カンタービレ、優美に音楽の本質に迫りゆく姿勢は、感服に値する。ジュリーニの様な音楽家が、これからも出てきて来る事を強く望む。

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     2012/04/02

    今は亡くなってしまったスイトナー、指揮活動晩年のブラームスは、ロマンティック、気合い充分の名演奏。2番は情感豊かで、ちょっぴり不穏、深く心落ち着く4番は怖ろしいほどの寂寥感、オーソドックス、ドイツ本流の音を聴かせてくれる1番、男性的、野太く優しく孤独な3番と、どれも名演、心に響く。日本でこの人の演奏に数多く接してこられたのは貴重。渋く独自の辛口ロマンティック、自然体、時々暴れる素晴らしい音楽を奏でたスイトナー。数々のモーツァルト演奏とともに感謝、合掌。一生、心の友として聴き続けます。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/04/02

    「時代」というものを感じさせてくれるCDです。小生、「ハルサイ」は、このスイトナー・ドレスデンと、ムーティ、フィラデルフィア、サロネン、ロスフィルの演奏をよく聴きます。時代が進むにつれ、整えられ、スマートな演奏になっています。最も、難しそうに、重々しく、元々は異端の音楽だった事を教えてくれる演奏。冒頭のファゴットも、ホント苦しそう、ドレスデンの名人ティンパニストが、暴れて、スイトナーさんらしからぬ演奏となっています。こういう破天荒な演奏が、この曲には、求められているのではないか、と、思います。スマート過ぎて、毒や狂気じみたものが抜け、上手いけど、面白みに欠ける演奏も悪くはないが、ちょっと違うと感じてしまう。その中間を行く力技のムーティ。スマートにはなっても、50年前のこの演奏に際して、私達の生き方、生活は、生き易くなったでしょうか。しんどさ、荒荒しさ、ちょっと、手に余る位の苦しさ、奏者の格闘が感じられる、当時の新鮮な古典的アヴァンギャルド、ストラヴィンスキーの思いに最も近しい音楽。スイトナーさんは、マーラーも自然体の音楽で、こうした音楽にも挑み、自然体で、時代を反映した音楽を、遺してくれたのは、有難い。耳直しに、スイトナーのブラームス2番、モーツァルト39番をを聴こう。スマートだけど、後年の奏者達の演奏は、潤い、システム演奏のようでリアル感が失われた。50年間前の、バーニングスイトナー渾身の名演奏。

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     2012/04/01

    ノットは、ヨッフム、シュタインの後を継ぎ、古色蒼然、伝統と、やや保守的な感のあるこのオーケストラをメッツマッハーの後、預かって、近現代物も、レコーディングに乗せて、着実に、新しい響き、レパートリーを加えてます、俊才。マーラー、ストラヴィンスキー、シューベルト、このヤナーチェクも、作品に正面から取り組み、斬新さと伝統、実力のあるオケを確実に、成長させています。シンフォニエッタは、とってもユニーク、面白い曲です。腰を落ち着けて、このオーケストラと長く、切磋琢磨して、双方成長、成果を上げ続けて欲しい、逸材。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/04/01

    私、メシアンは、トゥーランガリーラ、駄目なんですが、この曲は聴けます。例によって大規模、キリストと鳥たちに捧げる、遺作と言ってもいいような作品。祈り、が、充満してます。鐘、鳥の鳴き声が、延々響くのは、メシアン独特の不穏な響きの中に有って、一条の救いの様でもあり面白い。現代物、メシアンを得意技にしているメッツマッハ―は、ウィーンフィル相手に、彼方の閃光、恐らく不安と栄光の中の死へと導く大団円、難曲を見事に手中にし、堂々、提示、披露しています。出会えて良かった一枚。一発ライヴなので、若干の会場ノイズ、有りますが、気にならなくなりました。聴いていて、エルガーの「ゲロンティウスの夢」を、思い起こしました。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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