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エンリーコ さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2018/04/04

    ショルティの交響曲録音の中でも傑出した演奏。3番と5番は、ウィーンフィルのベートーヴェンの交響曲のステレオ録音の中でも最高のものかもしれない。5番の激烈さは凄まじい限りだが、3番の勢いだけでない格調の高さに感銘を受けた。7番は一番向いているようで、それ程でもない。

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     2018/04/04

    合唱部分の拡がりはステレオ効果の恩恵が大きい。しかし、正式なステレオ録音ではないためか低位が安定していない。ソリストの歌唱については、不安定に聞こえてしまうところがある。ソリストの歌唱についてはモノの方が良いと思う。特にシエピの盤石の歌唱はモノ録音に Advantage がある。

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     2018/04/04

    アラーニャとの「カルメン」を見て感心して買ったが、まったくの期待外れだった。イタリア・オペラは全滅。特にヴェルディとの相性が悪い。声が前に出ないので、テンポの微妙な遅れにもつながり、音楽に付いて行けてない。彼女にとっても不名誉な出来だろうから、いつか雪辱を期して欲しい。

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  • 10人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/09/23

    「ローマの祭」は、DG初CD化ではない。Circensesだけは、DG100周年の「Early Orchestral Recordings」に収録されていた。1939年という録音時期を忘れさせるほどの激烈な演奏で、私にとっては、Toscaniniなど物の数ではない。PearlやKochから出ていた全曲版も入手したし、SPレコードも持っているが、これ以上の演奏はないと思うし、De Sabataのオーケストラ録音でも最高のものだと思う。何故かLP時代もDGでは不遇の録音だが、今回初めて全曲がCDで出るのを喜びたい。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/10/23

    スラヴ・オペラのチャンガロヴィチのボリスは凄かった。
    とデル・モナコのオテッロやカニオを聴いた人が口を揃えて言っていたから、大いに期待していたが、ステレオと雖も録音が1961年のイタ・オペと同レベルで、これでは「ボリス」にはキツイ。恐らくはもっと凄い演奏だったのだろうと思うのだが、低音が特にモコモコで伝わってこない。チャンガロヴィチやギュゼレフの声すらも威力がないように聞こえるからツライ。
    それと、時代を考えれば仕方がないのかもしれないが、リムスキー・コルサコフ版で「ボリスの死」で終わるのも興醒め。

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     2016/05/10

    クレメンス・クラウスは、シュトラウスのワルツで味のある演奏をしている。という認識の人にとっては、この演奏の凄まじさはまったく想像もつかないだろう。冒頭から幕切れまで、これぞオペラと言いたくなるような推進力とドラマティックな運びが、他の誰よりも(クナなんて物の数ではない)素晴らしい。イタリア・オペラにおける天才がデ・サバタなら、ドイツ物ではクラウスしかいない。
    録音もテープ録音で、戦時中のものとは信じられないくらいのクオリティ。絶頂期のホッターも神懸っている。

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     2016/05/10

    ケッケルト四重奏団はDGにもスメタナの四重奏曲を録音しているが、この放送用録音の演奏は本当に素晴らしい。音質もこの後のOrfeoの悲惨なマスタリングとは、まったく別物で素晴らしい。同四重奏団の最大の遺産と言ってもいい位の演奏だと思う。

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     2015/11/22

    ベートーヴェンの8番は、比較を絶するただただ凄まじい演奏。
    デ・サバタの天才をこれ以上に理解せしめる演奏もないだろう。
    音は良くないが鮮明なので、十分興奮できる。

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     2015/10/08

    テバルディのデビュー盤にして、最高の歌唱。
    1949年の録音は、声の瑞々しい美感は、トスカニーニが「天使の声」と評したとおりで、透明感がありながら響きが充実している。まったく無理が無く声が放たれるので、作為のない自然さが、自ずから音楽を語り出す。1950年代前半、居並ぶ名歌手を抑えて、テバルディがスカラ座に君臨していた理由が良く分かる。
    「トロヴァトーレ」の歌い出しは、控えめでありながら声の美しさに耳を欹てられずにはいられない。そして、期待通りの雄大なスケールに圧倒される。「マノン・レスコー」も、ひたすら素晴らしい。

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     2014/08/17

    テバルディがスカラ座を追われるように、METへ新天地を見出そうとしている記録。しかし、明らかにMETの巨大な空間に慣れておらず、かなり荒っぽい歌唱になっていて、前年のスカラ座ライヴでの神がかった歌唱とは比べ物にならない。テバルディがカラスほどでないにしても、早くに声の美感を失った原因の一つが垣間見える。デル・モナコとウォーレン(面子としてはスカラ座と同じ)は、テバルディの戸惑いにも空気読まずで、例によっての声の横綱相撲。ただし、スカラ座での緊迫した凄みはない。音質だけは、スカラ座よりも大分良い。

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     2014/08/17

    この演奏が、抜粋でしか入手できないのは悲しい。今となっては古色蒼然の演奏様式だが、バスティアニーニのフィガロは、文字通り別格の歌唱。彼のスタジオ録音の中でもベストを争う。圧倒的な美声のみならず、言葉が唇から玉のように零れ落ちるような音楽の流れ、音楽の推進力など、蓋し最強のフィガロで、これ程魅力的に人物像が描き出された例はない。シミオナートの歌唱スタイルは古いが、エレーデの指揮と音楽を作り出す音楽性はやはり一聴の価値がある。シエピも魅力的だが、ザルツブルクでのリサイタルでの歌唱と比べると、鈍重な伴奏が残念。ミシアーノとコレナは、現代の技術水準と比べると流石に古さが目立つ。

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     2014/08/17

    クラウスの「バラの騎士」は、Preiserからバイエルン国立歌劇場での演奏が出ていたが、ミュンヘン盤での陶酔をこの盤に期待すると、肩透かしにあう。音質がデッドで、VPOの魅力も半減以下。歌手もライニングをはじめ当時のベストの顔ぶれだが、音質が悪くて、まったく魅力的でない。ミュンヘン盤を聞かないとクラウスの「バラの騎士」の真価は理解できない。別のレーベルでの、良心的な復刻を期待する。

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     2014/08/17

    今更この名盤についてものすのもなんだが、何故かレビューが付いていないので。シエピの数あるドン・ジョヴァンニの録音の中で、最高の出来と音質。つまりこれ以上のドン・ジョヴァンニ歌唱はない。声、表現力、音楽性共に、比較の対象もいない。
    クリップスの指揮も音楽的に素晴らしく、多くのナンバーで本当に楽しく聞ける。男声陣(デルモータ除く)に比べて、女声陣はさすがに発声が古めかしい。
    最初のCD復刻から20年以上経つが、今回のリマスターは音が悪くなったと思う。最初の青い背景に小さいシエピの上半身が写っているものが、ずっと良いと思う。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/17

    シュトラウスの生誕100周年と、カラヤンのウィーン国立歌劇場の芸術監督の退任という二重のイベントが重なっている上演であるが、そんなことはどうでもいいと思わせるほどに、異常なほどにテンションが高い熱狂的な演奏で、カラヤンの指揮とは思えないほどに興奮させられる。
    兎に角、オーケストラと歌手の献身的と思わせるほどの集中力の高さと、一生懸命さがひしひしと感じられ、作品の長さを感じさせずに(大胆なカットがあるのも一因だが)、一気に聞かせてしまう。
    このオペラはベームの1955年のライヴ、DECCAとDGの録音、カイルベルト、ショルティ、シノーポリと聞いたが、これ程の感銘を受けたのは皆無。カラヤンのオペラ録音の中でも、抜きん出て素晴らしい。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/06/29

    速いテンポ、装飾多し。でも、これが作品本来の姿に近いと思わせる説得力がある。これまでカラスのノルマで感じていた違和感や不満を払拭させる音楽の生気が感じられる。
    バルトリの歌唱は、ソプラノ歌唱に慣れた身には違和感もあるが、音楽としての説得力は高い。勿論技巧の冴えは凄まじい。ジョも衰えもなく、バルトリとの対比も面白い。問題は男声陣のレベルが低いこと。ペルトゥージもまるで余裕がないし、オズボーンが酷過ぎる。

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