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フルシチョフ さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/09/02

    これは手放しで賞賛されるべきディスクではなかろうか。このHMVのサイトでもツェルニーに関するコメントは殆ど無いが、練習曲の先入観が影響していることは間違いない。私もそのわずかなコメントを書かれている方とほぼ同じ感想だ。これほど著名な作曲家の晩年の大作が、出版されていたにもかかわらず全く録音が無かったことが驚きであるし、その作品の完成度と芸術性の高さにもまた驚く。CDの帯にあるコメントに些かの誇張もなし。バッハのようでありながら、ロマン派の香りも漂う名品である。演奏も当然初めてということで、その苦労の痕跡も散見されるが、この曲の深い内容を伝えるに充分の出来栄えと思う。関係者の努力に敬意を表して満点以外選択の余地なし。

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     2013/08/26

    最初の1曲を聴いただけで音楽性の高さが伝わってくる。選曲もひねりが利いている。モデルもしているらしいですが、顔を見ただけでコープランドよりも、古典派の曲が向いているような気がする。モーツァルトやブラームスは次回お楽しみというところだろうか。ニールセンという顔ではない。

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     2013/08/21

    いよいよ人生の総決算的な曲目が増えてきた。これも自在な歌い回しが素晴らしい。今となって価値を増しているのはラフマニノフやスクリャービンのような競合の少ないディスクの方で、ショパンやベートーヴェンなどは、まあ、幾らでもある他の人のディスクで構わないと思う。シドニー交響楽団とのディスクなどは、オーケストラにとっては意味があるかもしれないが、リスナーから見るとあまり重要とは感じられない。このようなディスクに時間を割いて戴きたいところである。

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     2013/08/20

    この手の曲は怪しげな演奏家によって演奏されたディスクしかなかったものですが、これは演奏も録音も一流といえるもので楽しめます。曲は民謡風で親しみやすく、どことなく中国風な旋律が魅力的です。オーケストラも普通に鑑賞水準に達してます。

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     2013/08/20

    グールドのときは、音の不自然なまでの均一さが気になった。いかにもコンピュータで演奏していますというような。人間の演奏に伴う不安定さが乱数か何かで組み込まれていればもっと本物のように聴こえたのではなかろうか。一方こちらのラフマニノフに関しては、音量のダイナミックレンジが気になった。時間軸方向はコンピュータで容易に読み取れるとしても、音量や音色に関しては、全く同じピアノで現役ピアニストに弾いてもらい、SP録音時代の録音機を持ってきて録音し、現在の録音機と同時に録音を行いその差分をフィードバックして機械学習させなくてはならないのではないだろうか?そこまでしていない様に聴こえる。なんだかSP録音のダイナミックレンジをちょっと拡張した程度の音量変化にしか聴こえないのである。ただ、こうした試みは面白いので企画ものとしては評価できる。なんらかの技術的改善が伴い、より本物らしく聴こえるようになったあかつきには、第3弾を期待したい。

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     2013/06/02

    これまでのディスクでは、どうも全体を俯瞰するような視点が足りないような気がしていたのですが、これはそれを乗り越えて、素晴らしい出来です。この2年で一皮向けた感があります。それより驚いたのはピアノ君の成長ぶりで、チャイコフスキーコンクール翌年のコンサートでは、まだガキだなと思ったのですが、三日会わざれば克目して待つべし、というところでしょうか。録音も抜群に良いです。

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     2013/05/01

    重心はベルクの方にあって、これは惹かれる。一方ブラームスは演奏者の名刺代わりの演奏という感じで、あまたの名盤と並べてしまうには早いだろう。余り低音が強調されないのはハーディングの意図か。軽やかなブラームスである。

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     2013/04/28

    演奏が良い。しっかりと統率され、オーケストラのドイツトーンも好ましい。マイナー曲としては合格点以上でしょう。曲に関してはヴァイオリン協奏曲と同じで1番が良い。旋律にみずみずしさがあり、2楽章など独特の感性が面白い。ただ、2番、3番となると、どこかで聴いたようなありきたりの旋律が、いかにもロマン波の大交響曲という感じで展開されるだけという印象を受けます。散漫で推敲されたような跡がありません。BOXセットには組み込まれない曲と演奏者なのでスポット買いに良いと思います。

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     2013/04/21

    ハイペリオンのヘリオスシリーズというもので、以前は2千円近い値段で販売されていたものがこの度半額に。今回自分の耳で確認することが出来て慶賀の至りです。グレチャニノフのピアノトリオ1番は、どこかでこの作曲家の代表作のように書かれていて、長く気になっておりました。ロシアのピアノトリオといえば、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ショスタコヴィチが3本柱ですが、それに次ぐ位置付けのアレンスキー程度の曲を期待していました。が、正直それほどでもないかな、と。旋律の魅力がアレンスキー程は無いような気がします。チェロソナタとトリオ2番はパリ時代の作品ということで、パリテイスト満載で、ロシア音楽とも違うし、かといってフランス音楽にもなりきれない無国籍な作風になっています。グラズノフのフランス時代の作品のようです。録音は2000年なので良いのは当然として、演奏がなかなかのものです(このトリオの説明は解説書にはありません)。レーベルの見識に敬服いたします。話をまとめると、ロシア音楽ファンは当然購入の1枚ですが、そうでない人が買うほどでもない、というところです。

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     2013/04/15

    マンフレッドは初CD化で組曲は日本初発売とあります。輸入盤は在ったのかもしれませんが、全く存在を知りませんでした。マンフレッドでの冴えるリズム、組曲の夢見るような柔らかい弦の響きなど、演奏は申し分なく、今の活躍を充分予見させるものです。録音は1980年頃ですが、年代相応といいますか、アバドのチャイコフスキー交響曲全集とほぼ同時期で傾向が似ています。解像度がそれほど高くないです。

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     2013/04/06

    2for1というシリーズもので、単売されていたものをそのまま2枚に纏めたものである。よって曲目の欠損はなく、純粋にお買い得になっている。バラキレフの作品は、事実上スヴェトラーノフ盤が標準となっているが、さすがに録音に古さが否めないところ。このディスクは97&98年の録音で低音の迫力も充分。ムーシン門下のシナイスキーも曲を熟知しているので、バラキレフのファイーストチョイスとしてはこちらをお勧めしたい。Sym1はカラヤンの依頼録音があることでも有名だが、第3楽章の息の長い旋律美が人気の秘密か。未聴の方は是非御自身の耳でご確認を。

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     2013/02/24

    録音レベルが低い。低すぎる。音量を上げれば普通に聴けるのだが、これではCD入れ替えのたびに音量調整しなければならないので面倒である。この辺、談合とは言わないが、業界で基準のようなものを設けて統一できないのであろうか。演奏はかなり快速なテンポで、スタジオ録音とは全く違うカラヤンがいる。こういうライブであれば多少の瑕疵はあっても出す価値があると思ふ。

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     2013/02/23

    昔、何かの本で「鮮やかな和声と管弦楽法で、アメリカでもてはやされた作曲家」というような記述があり気になっていた。今回やっと自分の耳で確認することが出来た。確かに管弦楽法に関しては見事だと思うし、実際に生で聴いたら迫力があるのだろうが、どうも旋律の魅力に欠けているように思う。雰囲気としてはハリスやW.シューマンに近いと思うが、一流になりきれない理由がある。

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     2013/02/17

    これ良いです。まず箱が横開きタイプではなくて、カバーをずらして縦に取り出します。非常に扱いやすいです。リマスター年代はバラバラですが、古いものは確実に音が良くなっています。何よりムーティの指揮が熱い。ズンチャッチャと煽りに煽ります。ヴェルディの音楽が狙っていたのは、このような演奏ではないかと思います。DGのスカラ座BOXの方は、買ったけど2回目の手が伸びませんでした。オペラは昔は高くて手が出せなかったので、それほど聴き馴染んでいるわけではないのですが、これで一気に親しめそうです。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/03

    2&9番のディスクを聴いた時には、ベートーヴェンは時期尚早かな?と正直思ったのですが、第2弾のこれと7&8番はその時の印象を覆すだけの内容になっていると思います。

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