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稲荷屋茶助 さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/22

    当たり前だが画質は良くない。しかしそれを余りあって十分楽しむことができた。ベームのモーツァルトの基本はインテンポだ。その中で楽譜に書かれてる音符と歌い手がイメージしている音楽が融和し、自ら美しくあるいは劇的な音楽が生まれてくる。彼は何もしていないように思われる。しかしそのアンサンブルから流れ出る音楽のなんて楽しいことだろうか。多分こういうのを『音楽』というんだろう。何も引かず何も足さない。そうするとモーツァルトの音楽の本質が表出する。久しぶりに至福のときを過ごさせてもらった。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/19

    今望みうるベストの配役と演奏ということもあり相当の期待感を持って買ってすぐ聴いた(観た)。歌手は全員現在のウィーンのスター達。シュトルツマンの酸素不足的名唱(?)はテオアダムを彷彿とさせるが流石に存在感がある。ヨハンボータも昔のワーグナーヘルデンテノールの固定観念無しに聴けば大変美しいワルターだ。樽のような容姿は仕方ないとしても彼の顔はどんなに深刻な場面でも愛嬌が出てしまうのはどうかと思う(舞台じゃそこまで判らないだろうがビデオだとねー)。メルビス嬢は4年間の内に大分お肥えになりましたね。元々やや冷たい無表情と声なんだけどそれにしても化粧のせいか若き可憐なお嬢さんっていう感じじゃない。しかしなんと言ってもティーレマンとウィーン国立歌劇場管弦楽団の音楽でしょう。今こういった音楽を演奏したら他に比肩するものは見当たらないという感じです。かつてウィーンにバーンスタインが登場した時のような徴収の熱狂振りが最後のカーテンコールの場面で見ることができます。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/07/06

    この演出はウィーンで観ました。あそこは奥行きが狭いので何かやろうとするとこういう風になっちゃうのかなあとヘンに感心した。同じく奥行きの狭いコヴェントガーデンも(演出が誰だったか忘れたが)城の城壁が舞台前面まで迫っていて圧迫感があった。マルトンも広いところで歌わせたいですね。すっとCDを聴いてましたが、このソフトが出たとき懐かしい思いで購入したが、改めて見て聴いてみると、音質は少し問題。CDはワイドレンジで広がりもありウィーンのオケの重厚さと輝かしさが出てるのにDVDの方はどうしちゃったんだろう?演出の奇抜さは兎も角映像の方も光の採り方がやや疑問残る。ただし配役はその当時のベストではないか。

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     2009/07/06

    見ましたよ! 聴きましたよ! 予想してた通りです。ディミトローヴァは実演でもソフトでもなかなか見聞きする機会が少ないが、響きが口蓋にカーンと当たって気持ち良いです。ヴェローナの広さを苦にしていない。演奏・配役・オーソドックスな演出など、総合点でいくつかのソフトの中で最も優れてると思う。ウィーンでのマルトン・コヴェントガーデンでのG.ジョーンズ(!!)・ボシショイなども観てるが、いずれもせせこましくて違和感あり。

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