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金山寺味噌 さんのレビュー一覧 

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     2016/12/17

    1951年7月29日、ドイツ・バイロイト、バイロイト祝祭劇場での実況録音。元の録音はモノーラルだが、ドイツ・エレクトローラ・レーベルが開発した疑似ステレオシステム、「エレクトローラ・ブライトクランク」によってステレオ化されたものである。演奏内容については今更クドクド書く必要もないだろう。あまりにも有名な「バイロイトの第九」である。

    「バイロイトの第九」のブライトクランク盤はLP時代にリリースされたが、疑似ステレオを嫌う評論家の受けは余りよくなかったようである。以前にリリースされていた旧東芝EMIの国内盤はマスターテープが経年劣化していたせいか、音質はあまり芳しくはなかった。2011年、日本のインディーズレーベル、
    オタケンレコードが未通針できわめて保存状態の良い非売品見本盤LPを音源として(いわゆる板起こし)ブライトクランク盤CDを作成、リリースした。僕も
    入手したのだがその音質の抜群なこと!!オタケンの復刻技術の優秀さはよく知られていたが、正直これほどとは、と驚いた。経年劣化したマスターテー
    プよりも、状態の良いLPやSPから復刻したほうが音質が良いというのはクラシックファンの間では知られていたが、このオタケン盤はそれを実証している。

    ライナーノーツでオタケンレコード代表の太田憲志氏も書いているように、演奏のディテール、特に合唱がとても聴き取りやすくなったのが本盤の特色であり、非常に生々しく、その場にいた人たちの息遣いまで伝わってくるかのようである。

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     2016/12/17

    カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714〜1788)はかの大バッハの次男で、プロイセン国王フリードリヒ2世(大王)の宮廷に仕え宮廷楽団員、作曲家として活躍、「ベルリンのバッハ」の異名を取った。生前の名声はむしろ父親を上回っていたが、彼自身は「自分の成功は全て父の指導のおかげ」と謙虚な姿勢をとり続けた。後年大バッハは「音楽の父」として神格化されていくことになるが、その原点となった人物であるとされる。大バッハ晩年の名作『音楽の捧げもの』は、カール・フィリップ・エマヌエルが父を主君フリードリヒ大王に引き合わせたことによって生まれたものである。このアルバムに収録されている3曲のフルート協奏曲は元々はチェンバロ協奏曲として書かれた作品で、特に3曲目の協奏曲ニ短調Wq.22はブラームスが高く評価し自ら校訂を行った作品として知られている。

    人気・実力ともに当代随一のフルートのヴィルトゥオーゾと言っていいエマニュエル・パユと、古楽器派の重鎮トレヴァー・ピノックとのコンビによる録音である。2014年3月30日、ドイツ・エッセン、ヴィラ・ヒューゲルでのセッション収録。パユのフルートはまさに緩急自在、急速楽章での痛快な疾走感、緩徐楽章での滑らかで優雅な情感、さすがとしか言いようがない。彼の卓越した超絶技巧を十二分に堪能できるアルバムである。カール・フィリップ・エマヌエルの作品は近年は古楽器で演奏されることが主流となっているが、パユはヘインズ社製のモダン・フルートを用いて華やかに演奏している。伴奏指揮とチェンバロを担当するピノックは近年はモダン楽器のオケを指揮することも多くなってきていて、今回指揮しているカンマーアカデミー・ポツダムも新興のモダン楽器の室内オケである。時代様式や奏法に十分に配慮しつつもこれみよがしなアクセントを付けたりせず音楽の自然な流れを尊重するアプローチは以前と同じである。音質良好。

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     2016/12/02

    こぶしファクトリー、待望のデビューアルバム。これまでのシングル曲に加えてアルバム用の新曲を7曲も入れているという、ボリューム満点のアルバムである。クオリティも非常に高く、こぶしFへの評価と期待の高さが窺える。演歌調の『辛夷の花』、弓道に青春を賭ける女の子と卒業する先輩へのほのかな思いを描いた抒情曲『残心』、元アンジュルムの福田花音(まろ)作詞の甘々な王道アイドルポップス『半熟未熟トロトロ』など、ユニークで聴き応え十分の楽曲揃いで、ボリュームだけでなく極めて濃厚な内容となっている。リーダー広瀬彩海(あやぱん)、エース浜浦彩乃(はまちゃん)をはじめとするメンバーたちの気合いの入ったパフォーマンスを堪能できる。個人的にはあやぱんの歌唱力の高さには瞠目させられた。最年少井上玲音(れいれい)の華奢なルックスに似合わぬド迫力のシャウト、野村みな美(みなみな)の安定感ある歌いまわしなども聴きどころ。

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     2016/11/20

    価格、ボリューム、写真の内容、すべてにおいて文句なしの逸品。美人女優深田恭子さんのチャーミングな美貌と、水泳とサーフィンで鍛えた極上のプロポーションを堪能できる。全く出し惜しみしてないし、彼女は多分自分のプロポーションに自信があるのだろう。でなければここまで露出はできないと思う。水着グラビアファン必携の一冊である。

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     2016/10/29

    Juice=Juice待望のニュー・シングル、トリプルA面扱いで、それぞれ違う作家の楽曲提供によっており、作家それぞれの個性が楽しめる。『Dream Road〜
    心が躍り出してる〜』はJuice=Juiceの生みの親であるつんく♂Pの作詞作曲。彼女たちを見い出し、育て上げたつんく♂Pらしく、これまでのJuice=Juice
    の歩みを振り返り、これからの彼女たちの活躍に期待しその背中を押す、「私信」に近いような内容である。リーダー宮崎由加(ゆかにゃん)もブログで「初の単独日本武道館公演を控えた私たちへのつんく♂さんからのメッセージソングだと思っています!!」とコメントしていて、メンバーたちも勇気付けられたようである。

    『KEEP ON 上昇志向!!』はヒャダイン氏の作詞作曲、ダンス☆マン氏編曲の軽快なダンスチューン。私が購入したのは初回限定盤Bだが特典DVDもこの曲のMVで、お揃いのブルーのコスチュームに身を包んだ5人が切れのあるパフォーマンスを見せている。『明日やろうはバカやろう』は元アンジュルムの福田花音(まろ)の作詞による楽曲で、いかにもまろらしい一ひねり効かせた表現がユニーク。詞そのものも大分こなれてきた感じで、プロの作詞家らしくなってきた印象。武道館公演に向けて気合いの入るJuice=Juiceに勢いを付ける、粒ぞろいの3曲だと言えよう。

    シングル盤にはおまけとして、トレカサイズの生写真が1枚ランダムに封入されている。私の購入した盤には高木紗友希(さゆべぇ)の写真が入っていた。

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     2016/10/11

    イタリア・バロック復興の先駆者クラウディオ・シモーネ指揮フィルハーモニア管弦楽団による、ムツィオ・クレメンティ(1752〜1832)の交響曲集。クレメンティはイタリア出身でヨーロッパをまたにかけて活躍、晩年はロンドンに定住した作曲家、ピアニスト、音楽教師である。現在ではピアノ練習用のソナチネのみが有名だが、約100曲のピアノ・ソナタをはじめとする大量のピアノ独奏曲、全4曲の交響曲、室内楽曲など多数の作品を残している。1流のピアニストにして著名な音楽教師でもあり、指揮者、編集者、出版業者などその活躍は多岐にわたっている。同時代のモーツァルトやベートーヴェンの陰に隠れた感のある人だが、生前の名声はむしろ彼らを上回るほどであったという。楽曲の内容としては後期ハイドンと中期モーツァルトを足して2で割ったくらいの印象で強烈な個性はないが、器用にまとまっていて悪くはない。

    1978年1月、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホールでの収録。シモーネは埋もれた作品を発掘し紹介するのをライフワークとしてきた指揮者で、特に故国イタリアの作曲家の知られざる作品の発掘と研究を熱心に取り組んできた。この交響曲集はそうしたシモーネの研究の成果と言えるものだが、演奏に学究的な
    堅苦しさは無く、全体的にはややゆったりとしたテンポで朗々とオケに歌わせている。第3番は『グレート・ナショナル・シンフォニー』のニックネームで知られ(第2楽章がイギリス国歌を主題にした変奏曲となっていることが由来)、全4曲の中では著名な作品だがシモーネはスマートながらも引き締まった表現で聴かせてくれている。音質良好。

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     2016/10/03

    1996年3月、ロンドン郊外ワトフォード、ワトフォード・コロシアムでのセッション録音。旧フィリップス・レーベル原盤の再リリースである。マリナーは母国イギ
    リスの音楽を大切にしていた人で、こうした管弦楽の小品を自身の重要なレパートリーとして録音・実演の両方で手がけ続けた。このアルバムはマリナーが72歳の時の録音で、若い頃と比べるとやや重厚で構えの大きな演奏になっているが、端整で上品、いい意味で中庸という基本的な性格は変わっていない。曲目はどちらかというと我々日本人には馴染みのない楽曲ばかりだが、彼の母国イギリスでは愛好されているローカルな名曲たちである。イギリスの四季に根ざした音楽を分りやすく丁寧に仕上げてくれるマリナーの手腕はさすがである。音質良好。

    2016年10月2日、サー・ネヴィル・マリナー逝去、享年92。亡くなる数日前に指揮をしたばかりだったというから、文字通り生涯現役の人であった。このアルバムは彼の遺産として聴き継がれていくだろう。合掌。

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     2016/10/01

    2016年6月20日、日本武道館で行われた℃-ute春ツアーのファイナル公演の模様を収録したブルーレイ盤で、画質・音質ともにさすがに良好である。視聴していて気のついたところを何点か抜粋気味に書いてみよう。

    愛理の柔らかくうねるような独特の動きによるダンスは見ていて楽しい。なっきぃの俊敏で切れ味鋭いダンスとはまた違った良さがある。ヴォーカリストとしては既に不動の地位と評価を築いている愛理だけれど、ダンサーとしての彼女を評価する人が多くいるのも決して故無きことではない。汗っかきな舞美はやはり汗をしたたらせながら全力のパフォーマンスを披露している。彼女の仕上がり具合は常に万全で、まるでアスリートのようなたたずまいだが、近頃は大人のお姉さんとしての柔らかさ、色気も十分に備わってきている。フィーチャリング曲『夜風のMessage』での艶やかさは必見である。℃-uteのエースとリーダー、この2人がハロプロを牽引してきたのだな、と改めて実感させられた。

    ノドの不調が心配されていた岡井ちゃんだがこのライブでは不調を感じさせないパンチの効いた歌唱を披露、最近バラエティで大活躍の彼女、パフォーマンス中のクルクルと変わる表情は一見の価値あり。バラエティで自分の見せ方を勉強し、それがしっかりと身についているようだ。MCでのトークにもそれが十分に感じられる。ダンス番長なっきぃのダンスの切れ味は相変わらずだけれど、フィーチャリング曲『情熱エクスタシー』ではヴォーカリストとして独自の味わいのある歌唱を聴かせてくれている。最年少まいまいも20歳となり、すっかり大人っぽいお姉さんになった感があるが、まいまいならではの舌っ足らずで甘えたような歌いまわしと表情はこれまで通りで、ちょっと安心した(笑)。

    来年6月での解散を表明し、既にカウントダウン・モードに入っている℃-ute。5人でのパフォーマンスが見られる機会も次第に少なくなっていくので、行ける時にライブ会場に足を運んでおかねば、とこのライブ盤を視聴しながら思わされた。

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     2016/09/28

    6人体制となった新生カントリー・ガールズのニュー・シングル盤。前作に続いてのオールディーズ路線である。『どーだっていいの』は中島卓偉氏の楽曲提供で、エルヴィス・プレスリーの名曲『監獄ロック』あたりを彷彿とさせるクラシカルなロックンロール。PMももち(嗣永桃子)はさすがにBuono!の一員でもあるだけにロックとの相性もよく、シャープで芯のある歌唱で存在感を見せている。むすぅ(船木結)のルックスに似合わぬパンチの効いたシャウト、やまっき(山木梨沙)の声量の豊かさも聴き応えあり。『涙のリクエスト』は言うまでもなくチェッカーズの大名曲のカヴァーで、原曲自体もオールディーズ路線で製作された楽曲。ももち・やまっき・ちぃちゃん(森戸知沙希)の年長組がメインヴォーカル、おぜこ(小関舞)・むすぅ・やなみん(梁川奈々美)の年少組がコーラスとパート分けされている。ももちの円熟した歌唱力が貫禄十分で、やまっき・ちぃちゃんもそれに伍して健闘している。衣装やジャケットのデザインもオールディーズ風なのが面白い。

    購入特典としてトレカサイズの生写真がランダムで1枚封入されている。私の購入したシングル盤(通常盤A)にはむすぅの写真が入っていた。

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     2016/09/25

    2009年11月&12月、ローマ、オーディトリウム・パルコ・デ・ラ・ムジカでのライブ収録。今やイタリアを代表する世界的巨匠となったアントニオ・パッパーノと手
    兵サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団のコンビによるロシア管弦楽曲集。メインはラフマニノフの交響曲第2番、カップリングはリャードフの交響詩『魔法にかけられた湖』である。いかにもイタリアの指揮者とオケらしい洗練された歌心あるラフマニノフである。作曲家独特の甘美で感傷的な旋律をスマートに
    歌わせ、パッパーノのセンスの良さを感じさせる。リャードフの作品は独特の繊細さを丁寧に表現している。ライブながら音質良好。

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     2016/09/25

    今年度のNHK大河ドラマ『真田丸』の主人公である真田信繁、「真田幸村」の名で広く知られた名将だがその生涯は多分に伝説化されすぎているところがあり、かえってその等身大の実像が見えにくくなっている感は否めない。『真田丸』の時代考証担当として知られる丸島和洋氏の新著である本書は、信繁が残した計17通の「発給文書」(大名などが出した自筆書状など)を丹念に検証することで、伝説の名将の実像に迫るという内容の一冊である。

    信繁の最も古い書状は天正10(1582)年、真田家重臣で親類の河原綱家に宛てた手紙である(50p〜 )。まだ元服前だったようで幼名の「弁丸」を名乗って
    おり、平仮名だらけのいかにも子供らしい内容である。信繁の生まれた年については永禄10(1567)年説と元亀元年2月2日(1570年3月8日)説の2説があるが、手紙の内容の幼さから丸島氏は元亀元年説を支持している。ただ『真田丸』では通説通り永禄10年説が採用されている。当時信繁は祖母とともに南信濃の有力国衆・木曾氏の人質となっており、近いうちに帰ることができそうなのを喜んでいる文章となっている。

    元服後の信繁は天下人豊臣秀吉の命令で大坂に出仕し馬廻衆の一員として秀吉に近侍するようになる。第3章(81p〜 )は信繁の大坂時代の消息についての論考である。馬廻衆は君主の親衛隊であると同時にその側近であり、事務官僚としての役割ももっていた。文武両道に秀でた優秀な人物でなければ勤まらない任務であり、まして秀吉は天下人である。いかに信繁の能力が認められていたかということであろう。信繁は秀吉から1万9000石という小大名なみの知行をもらっていたが、その支配は真田家重臣の原昌貞(旧武田家重臣の原昌胤の息子)に任せていたことが自筆書状から明らかとなっている。この大坂時代に信繁は豊臣家重臣大谷吉継の娘と結婚、秀吉の腹心石田三成とも姻戚関係となる(109p)。『真田丸』においても信繁と吉継・三成との濃厚な付き合いが描かれるがそれはこうした史実を反映したものである。

    関ヶ原の戦いで西軍に付いた信繁とその父真田昌幸は所領没収のうえ紀州九度山に配流となった。信繁の自筆書状の大半はこの九度山配流以降のもので、流人生活の実情と信繁の変化する心情が窺える。昌幸・信繁親子の生活費などは信繁の兄信之・蓮華定院・浅野幸長からの援助で賄っていて、元大名としての対面を保てるだけの待遇はされていたようである。しかしあくまでも流人なので生活は厳しく、昌幸・信繁の信之宛ての書状には仕送りの催促といった生活感に満ちた内容が目立つ。一方で信繁自身も老いを自覚するようになり、精神的疲労も感じていた。書状にはそうした状況への苛立ちも見えている。丸島氏は「こうした心情が、信繁に大坂城入城を決意させたものと思われる(218p)と指摘している。

    大坂の陣において信繁は豊臣秀頼の誘いを受けて大坂城に入城、冬の陣では大坂城南方に築いた出丸「真田丸」を拠点に徳川の大軍を撃退、天下にその武名をとどろかせた。この活躍に驚いた徳川家康は側近の本多正純に命じて信繁に徳川方へ寝返るよう調略を仕掛ける(234p)が失敗に終わる。信繁は秀頼の信任を得ていたし、すでに死を覚悟していた。夏の陣において信繁は家康の本陣に突撃を敢行するなど勇戦奮闘するがついに力尽きて討ち死にする。彼の最後の書状は討ち死にの前日に家臣に与えた木片の感状(君主が功のあった家臣に与える賞状)である。ここでの署名も「信繁」であり、彼はついに自ら「幸村」と名乗ることはなかった事が分る(257p〜 )。

    さすがに専門家らしく行き届いた内容で、論考にも十分な説得力が感じられた。『真田丸』もいよいよ佳境を迎えつつあり、本書を読みながらドラマを楽しむのもまた一興であろう。

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     2016/09/20

    「余命三年〜」シリーズの新刊。本の題名に使用されている「外患誘致罪」(刑法第81条)とは、日本国内にあって外国と通謀して日本国に対し武力を行使させた者を処罰する規定で、法定刑は死刑のみ、あらゆる犯罪の中で最も重い罪である。本書の第1章(5p〜 )では「外患誘致罪」についての具体的な解説、第2章(37p〜 )は外患罪容疑者の巣窟と化した民進党に対する告発、第3章(77p〜 )は韓国の日本侵略とそれに加担する者たちに対する告発、第4章(127p〜 )は『ジャパニズム』誌にも掲載されていた3代目余命氏と桜井誠氏の対談が収録されている。どの章においても具体的事例やソースを挙げながら詳細に解説がなされており、説得力は十分である。巻末には「外患誘致罪」の告発委任状が付録として付いている(194p)。すべての日本人必読の一冊。

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     2016/09/18

    1968年9月21〜24日、ベルリン、イエス・キリスト教会での収録。ドヴォルザークのチェロ協奏曲とチャイコフスキーの『ロココの主題による変奏曲』を一気呵成に録音したアルバム。カラヤンとロストロポーヴィチ、当代随一の名人同士による丁々発止のやりとりが楽しめる。超絶技巧を駆使した精悍で線の太い表現で迫るロストロポーヴィチ、卓越した棒さばきでオケを自在にドライブし流麗で多彩な伴奏で存在感を発揮するカラヤン、それぞれに魅力的である。それでいて協調すべきところはしっかり協調し完成度の高い音楽を構築しているのはさすがだ。音質良好。

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     2016/09/17

    グレン・グールドのモーツァルトのピアノ・ソナタ全集からの分売。ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310(1969年1月&2月録音)、ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.3
    30(1970年8月録音)、ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331『トルコ行進曲付』(1965年12月&1970年8月録音)、ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332(1965年9
    月&12月、1966年5月録音)、ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333(1965年8月、1966年5月、1970年1月&8月録音)、ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 K.545(1967年7月録音)の6曲を収録。孤高の天才グールドらしい、刺激的で強烈な個性が横溢したモーツァルトである。テンポ、リズム、フレージングに工夫を凝らし、再現芸術の可能性の限界に挑戦しているかのようだ。しかしタッチそのものは清澄でキリリと引き締まっており、録音から50年を経てもなおフレッシュさを失っていないのは偉とすべきであろう。

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     2016/09/16

    カラヤンはブルックナーの交響曲の中でも第7番を愛し実演や録音でも何度も取り上げている。録音は3種残っており、最も有名なのが1989年4月録音のウィーン・フィル盤でカラヤンの「白鳥の歌」として名高い名盤である。一方当盤は手兵ベルリン・フィルを率いての録音で交響曲全集録音からの分売。1975年4月14&15日、ベルリン、フィルハーモニーでのセッション収録。楽譜はハース版1881〜83年稿を使用。全盛期のカラヤンとベルリン・フィルによる、艶やかに磨きぬかれた美音による流麗な「ブル7」である。テンポ設定は後年のウィーン・フィル盤よりやや速めで、颯爽としてシェイプアップされたいかにもカラヤンらしい仕上がり。自分の流儀を信じ、そして貫き徹した巨匠の自信が伝わってくるかのような音盤である。特に第3楽章スケルツォの疾走感がこのベルリン・フィル盤のハイライトである。音質も非常に良好である。

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