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snk さんのレビュー一覧 

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     2021/07/23

    ブランデンブルグ協奏曲は今まで結構集めてきたつもりだったが、ピノック盤を所有していなかったので旧盤を購入した。重量級のクレンペラー盤やコッホ盤そしてカラヤン御大盤、刺激的なベルリン古楽アカデミー盤、ブっ飛びのムジカ・アンティカ・ケルン盤、そしてアバド指揮モーツアルト管の和気あいあいとしたDVD等の特徴的な演奏を下手にたくさん聴いてきたために、ピノック盤は最初平凡に聴こえたが、特別な細工をしない誠実な演奏と言えるかもしれない。安心して身を任せたい時に聴くのが良いかもしれない。

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     2021/07/23

    ベートーベンの交響曲全集をこれ以上集めても聴ききれないので、コレクション追加はやめようと思っていたにもかかわらずバレンボイムの全集を買ってしまったが、この第九はそれとは別モノで、1992年ベルリンのイエス・キリスト教会での録音。バレンボイムのベルリン・シュターツカペレ音楽監督就任を記念してのライヴ録音だそうだ。第1楽章冒頭のトレモロ部分は音量が小さく、いつ始まったのかわからず、ボリュームを上げて再度聴いた。驚いたのはその音質だ。全編を通して分厚い響きが捉えられている。ライヴでここまで収録されているというのは凄いと思う。第3楽章はかなりゆっくりなテンポだが、全く弛緩せずじっくりと聴かせてくれる。第4楽章に入ってもどっしりとした演奏が続く。巨匠の風格といってもいいかもしれない。合唱部分の冒頭「Freu-de」のバックの弦楽器の響きには痺れた。録音の素晴らしさが、演奏の素晴らしさを伝えていると思う。

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     2021/07/22

    ケルテス指揮VPOのブラームスNO3とNO4、録音はNO3が1973年でNO4が1972年。録音会場はウィーンのソフィエンザールということで、名盤の誉れ高い当盤を購入。ちょっと期待して聴いたが我が家の再生装置では高音質を味わうことができなかった。もちろん録音も悪くはないのだが、演奏の凄さを感じさせる録音でなければ、その演奏の真価は伝わらないと思う。なおSACDハイブリッド盤も出ているようなので、そちらではこの演奏の真価が発揮されているかもしれない。

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     2021/07/22

    ホグウッドによる演奏でエマ・カークビーのカンタータを聴きたくて購入。驚いたのは、その音質だ。小編成ながらも冒頭から古楽器の重低音が響く。オケの分厚い音の録音という点では古楽器は不利だと思っていたが、この演奏はその先入観を覆すかのような高録音だ。録音は比較的新しく1996年で、録音会場はロンドンのヘンリーウッドホールだ。前編に亘ってどの楽器も清澄な響きを楽しむことができる。

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     2021/07/22

    かつてバーンスタイン指揮ニューヨークPOのハイドン選集で、溌溂とした演奏によりハイドンとの相性の良さを何度も感じていたので、さぞかし更に素晴らしいだろうと期待を膨らませてVPO盤を聴いた。感想は「アレッ!バーンスタインがVPOを振ったハイドンって、こんなもんかなあ」だ。まず音質がパッとしない。ジャケットによると、録音はNO88が1983年、NO92が1984年、NO94が1985年で、会場はウィーン・ムジークフェライン大ホールでのライヴ・レコーディングだ。ライヴということで当演奏の素晴らしさを捉えきれていなかったのかもしれない。従って、当盤を星5にできないのは演奏ではなく録音にやや難があるためだ。我が家の再生システムでは当演奏の素晴らしさを再現することはできなかった。

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     2021/07/21

    このCDには「ピーターと狼」「動物の謝肉祭」「青少年のための管弦楽入門」が収録されている。一番聞きたかったのは「動物の謝肉祭」それも第12曲の「化石」がねらいだ。「化石」の冒頭、木琴で演奏されるあのメロディーに心惹かれたわけだが、これはサン・サーンス自作の交響詩「死の舞踏」からだったことを後で知った。それにしてもたった1分半にも満たない「化石」の中に、「きらきら星」「シリアに旅立ちながら」そしてあの「セヴィリアの理髪師」から「ロジーナのアリア」の一節も登場するから驚きだ。驚きといえば、このCDでは「ピーターと狼」に続いて「動物の謝肉祭」と「青少年のための管弦楽入門」も小澤征爾がナレーションをしている。まあこれは聴いていると慣れてきた。

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     2021/07/20

    今年の春に、孫たちがniziuのファンだと知り、ちょうど孫1(小3)の誕生日プレゼントに贈るととても喜ばれたので、step by stepを入手した。まずみんなで聞けるように茶の間のブルーレイレコーダーにかけて音楽が始まると、孫はもう踊りだしていた。しばらく踊っていたが、音楽が突然止まった。なぜなら、そこに孫3(1歳9か月)が登場してリモコンをいたずらしてstopを押したようだ。それはともかく、喜ばれたのは間違いない。

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     2021/07/19

    1970年代の高校時代、宇野○芳の影響でアンチカラヤンを自認していた(影響される方が悪い)が、なぜか当カラヤン盤のLPを買った。当時、全盛期を迎えていたカラヤンなので、何か1枚ぐらい買おうと思って、「ベートーベンの交響曲は絶対にあり得ないが、他の管弦楽曲ならいいか」というようなことを生意気にも考えたのかもしれない。ショボいステレオでLPを聴いていたので、良い音を聴けるはずがなく、特段の感想も無かった。そしてこのCDだ。ハンガリー舞曲が1959年、スラブ舞曲が1971年、ともにベルリンのイエス・キリスト教会での録音。ベルリンフィルの分厚い響きとともに意気揚々としたカラヤンの音楽を楽しむことができる。リマスターの有無などは別として、あのLPにこのような音楽が詰まっていたとは感慨も一入だ。

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     2021/07/19

    かつて東京出張の際、新千歳から羽田に向かう機内でイヤホンで音楽を聞いていると、轟音の中、一際惹きつけられた音楽があった。それは「ウィーンの森の物語」に登場するツィターの音だった。機内でのイヤホンという劣悪な環境だったがなぜか惹かれた。戻ってからネットでCDを探した。ウィーンの風情を聴くためでなく、あくまでツィターを聴くためなので演奏はこだわらず、選んだのがカラヤン盤だ。そのツィターだが、オーストリアの民族楽器で形は小さく、いかんせん音が小さい。これをフルオーケストラの中で使おうというのだから、そもそもツィターにとっては荷が重すぎるかもしれない。ツィターは序奏とコーダに登場するが、案の定、音が小さく、音色を味わうということはできなかった。カラヤンにしては珍しく今一歩の演出が足りなかったかもしれない。因みにその乾きを癒やしてくれたのは、クナッパーツンブッシュ盤で「ウィーンの休日」というアルバムだ。ウィーンの森への郷愁をかき立て、ツィターはなぜ序奏とコーダに登場するのかがよく分かった。なおツィターの件以外、当アルバムは十分楽しめる。

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     2021/07/19

    一時期、幻想のCDを集めていた時期があり、ミュンシュはパリ管盤とボストン響盤のみでレア物はない。そこで当ボストン響盤だが、まず音が良い。録音は1954年、つまり今から70年近く前というから驚きだ。我が家の再生システムでリビングステレオシリーズを聴く際、アンプを十分温めてからなければ良さがわからないということを別項で記載したが、当ミュンシュ盤はアンプを温めなくともホールに響く重低音などを聴くことができる。なお第4楽章の断頭台への行進はややスローペースで、その後のティンパニは意外と弱い。第5楽章ではティンパニは通常に戻り、鐘の音が生々しく音量としてもデカかった。なお当盤収録の『ロメオとジュリエット』より「愛の場面」も録音が良いというか、幻想より良いと思った。録音年代をみると1961年というから納得できる。

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     2021/07/18

    ライナー指揮のウィンナワルツだ。ライナーと言えば、峻厳かつ頑固一徹というイメージで、そのライナーがウィンナワルツを指揮するというのは意外だが、これがなかなか良い。選曲も良く、最近VPOニューイヤーコンサートでもあまり取り上げられない「皇帝円舞曲」(2021年は含まれていた)が入っているのが良い。残念なのは「ウィーンの森の物語」が入っていないこと。ライナー指揮で聴いてみたかった。なおシュワルツコップが「無人島に持っていく1枚」として選んだのがライナー指揮のこのLPだそうだ。

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     2021/07/18

    No35は冒頭から驚いた。古楽器奏者もビックリの演奏だと思う。いままでワルター、ベーム、セルを始めとした名盤を聴き、競合名盤が山ほどある中、フィッシャー盤がここまで面白く聴かせてくれたら文句はない。オケもよく反応していると思う。NO38も、後期の6曲によくここまで大胆な解釈を試みたと思う演奏だ。かつてワルター盤LPでそれこそレコードが擦り切れるほど聴いて刷り込みができてるプラハで、第1楽章序奏から驚きの連続だ。モダン楽器でピリオド奏法採用のようなところもあり、賛否はあるかもしれない。とても面白く聴けるが、初めて聴く人や、夜眠る前などにはあわないかもしれない。

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     2021/07/18

    小澤・ボストンSOの幻想交響曲で、1973年、ボストンのシンフォニーホールでの録音だ。今となっては50年近く前の録音だが、音はなかなか良い。ボストン響のオケとしての分厚い響きもけっこうとらえられている。ジャケットの記載によると、レコーディング・プロデューサーはトーマス・モーリー、バランス・エンジニアはハンス・ペーター・シュバイグマンで、録音の良さはこの2人の功績のようだ。録音に関してはmejiさんのコメントに詳述されている。なお録音年の1973年は、小澤征爾が弱冠38歳でボストン響の音楽監督に就任した年だ。やる気満々の溌溂とした指揮ぶりが第4楽章に現れていると感じた。

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     2021/07/18

    指揮者アダム・フィッシャーの素晴らしさはハイドンの交響曲で体験済みだ。フィッシャー&デンマーク国立室内管弦楽団のモーツアルト交響曲は全集の方にコメントが多数あり、録音が素晴らしい、SACDに比してもあまり遜色ないとの内容があるので、期待して聴いてみた。やはり期待が大きすぎた。もちろん録音状態は決して悪くないが、自分の場合、良い録音というとホールトーンのような豊かな響きやオケの分厚い響きを求めてしまう。その点、フィッシャー盤は一部古楽器奏法を用いているようでもあり、私の求めには応じにくいのかもしれない。演奏内容としては、例えばフィッシャー盤の初期交響曲はメチャクチャ楽しめたが、私の大のお気に入りであるNO29はさすがにそうはいかない。ただ4楽章は「これでいい」と思った。NO30とNO28はこのまま楽しめた。なおNO28の3楽章初めの部分での金管の強奏はちょっと笑えた。

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     2021/07/17

    あくまで個人的なことで恐縮だが、我が家の再生システムでリビングステレオシリーズを聴く際は、アンプを十分温めてからなければ、せっかくのSACDの音を味わえない。これはハイフェッツのチャイコフスキーとブラームスのヴァイオリン協奏曲のコメントで記載の通りで、私のシステムでは一連のリビングステレオシリーズ(だけ)は、アンプを温めているかどうかで、聴こえてくる音は大きく違う。十分温めてから聴くと、今から約70年前、ボストンのシンフォニーホールではミュンシュの指揮でこういう音が響いていたんだろうなあと想像を膨らませることができる。

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