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エステ荘の噴水 さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/11/28

     クーベリックのメンブラン、10CDシリーズの第2弾。CSOとのMercury原盤中心から、今回はVPOを振ったDECCA録音が多くなっています。前回同様きわめて明快ですっきりした好演奏揃いですが、この一連のVPOとの演奏は昔からあまり評判は良くなかったように記憶しています。VPOは指揮者の選り好みが激しく、名指揮者の下でもよい演奏になるとは限らない、そこがBPOとは違う、というのが当時の一般的な見方。その代表例としてクーベリックを引き合いに出していた評論家もいましたね。後年の、見通しが良いながらも情念が渦巻くような演奏とは異なる当時のクーベリックには、CSOやPOといった米英系オケの方が確かに合っていたように感じます。なお、57年録音のブラームスは実際にもステレオですが、56年録音のドヴォルザークと比べてもステレオ感に乏しくまるで疑似ステレオみたいです。録音状態も悪く特に2番の第1楽章はノイズにも悩まされます。どうしたのでしょう。でも、おまけで星5つ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 11人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/03/09

    「発売元によると音質も向上しているということです」というHMVの期待は残念ながら裏切られています。古い録音でも最近はノイズをきれいに除去しテープ走行の乱れも修正して聴き易くしたものが多く出ています。しかし商業用目的の録音ではないとはいえ、1959年収録でこの状態では、力演している指揮者や歌手達に申し訳ないでしょう。更に各CDの収録内容に関する記述も酷いものです。例えば『ラインの黄金』の1枚目に係る情報は「前奏曲から第3場(の途中)まで」とあるだけで、トラックの数すら表示されていません。ヨッフムのEMIブルックナー交響曲全集の国内初CDのセット(思わず笑ってしまう驚きの編集)やグールド再録音ゴルドベルクの初CD(トラックが1つだけ)といった珍なるCD収集家向けの1組?

    11人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/07/03

    “新”3大B:ベートーヴェンとブラームス、ブルックナーに限定した10枚組。こういう編集もあり、ですね。最近のMembranのシリーズでは、特に著作権が切れたばかりの50年代のモノーラル録音が、ノイズを綺麗に除去し鮮明で全般的に聴き易くなっており、このセットも例外ではありません。ただ、今回はライブとセッションが混在し、ノイズの多寡も様々で一部には録音に不満も残ります。総じてケルン放送響とのライブは優秀ですが、POとのウィーン・ライブは疑似ステレオで生々しいのはよいとしても会場ノイズが多いのは残念かも。演奏は全般的に男性的で豪快、一直線に突き進み素晴らしいものです。ただ『田園』だけはその男性的・タカ派的な表情が私の好みとは合わないかな。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/06/19

    1枚目のマーラーの5番はライブ録音で、聴いて音質に不安を持ってしまいましたが、他のセッション録音はいずれも良好。とりわけCSOを使っているMercury原盤はモノーラルのハンデもなく秀逸で迫力も十分です。肝心の演奏の方は、最近Universal系から追悼盤が発売されたサヴァリッシュと同じく、指揮者30代後半から10年ぐらいの演奏が中心で、ともにすっきりと見通しがよく違和感なく聴き通せます。これが「指揮者の年齢」のせいか「時代が新古典主義」のせいかはわかりませんが。ただ、クーベリックの方が、表現はストレートでも独自の主張が強そうで、その意味でも一層興味深く聴き続けられました。白眉は矢張り「我が祖国」でしょうか(HMVの収録曲一欄では『モルダウ』ですが全曲収録されています)。既に“完成”された演奏です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/06/17

    この14枚組の内容は、ほぼ同時期に発売されたUniversal Koreaの25枚組にそっくり含まれており、どちらを購入しましょうか? この録音はサヴァリッシュが30歳代後半からほぼ10年に亘って行った録音。ドイツ音楽本流ともいうべきレパートリーを、カラヤン並みにメジャー・レーベルから任されたのですから、将来への期待は相当大きかったことが推測されます。演奏もすっきりと見通しがよく好ましいものでしょう。しかし、「これこそサヴァリッシュ」と思えるものは今回のセットの中からはほとんど聴きとれませんでした。バランスに特に配慮するというサヴァリッシュの特長は、独自の説得力を発揮すべき交響曲の演奏よりも、雑多な参加者の調整が面倒であるオペラでこそ一層発揮できたということでしょうか。矢張り根っからの劇場人だったのですかね。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/16

    「小澤征爾の芸術」と銘打つのなら、武満や現代音楽をもっと含めてほしいところ。小澤の最大の特長は簡潔あるいは逆に複雑な管弦楽を、独特の感性により絶妙なバランスで響かせるところにあるのですから。しかし、このイタリア・ユニバーサルのシリーズではポピュラーな曲目ばかりが並び、録音の質もバラバラなのは仕方ないでしょうね。それにしても、長期に亘りこのような曲目の録音を、第一級のオケを振ってメジャー・レーベルからリリースし続けてきたということは大変な功績です。今日、日本人指揮者は随分と国際的な活躍をしていますが、誰が小澤に続いているでしょうか。個々の曲にはもっと個性の強い、面白い演奏は他にもありますが、このボックスには実に素晴らしい演奏が収められています。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/16

    ベーム盤のストラータスについて「感動的」とレビューしているのですが、こちらの映像の日本語解説者に「ミヒャエルは(映像作品における存在感としては)ストラータスを超えている」と評されていることから、コメントします。カメラ・ワーク主眼の「映画版」であるベーム盤に対し、マクヴィカー演出盤は「舞台版」のため観客席からの見栄えが肝要。時代を聖書の世界からR. シュトラウスの20世紀前半へ移しているのはよいでしょう。しかし、ヘロデと二人で部屋に閉じ籠もる『7つのヴェールの踊り』やヨカナーンの首を銀皿の上には置かずに弄び、血塗れ下着姿になるというのではオペラの鑑賞主体は耳から目に移ってしまいます。『フィガロ』はそのあたりのバランスがとてもよいと思ったのですけれどね。なお、私が持っているのは現在品切れの輸入盤BRD。他の出演者より背が低く華奢なミヒャエルは「少女サロメ」に相応しいでしょう。保守的な演出であったらどうだったのでしょうか。ちなみに広末涼子に見えるかも。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/20

    私も投稿している『ドン・ジョバンニ』のレビューに「こちらも復活すべき」と載っていたこともあり今回の再発売盤を早速購入。この録音を聴いたのは初めてだが、大いに感激。小生ベーム等のウィーン風の“穏やかで楽しい”フィガロが体に染み付いており、今更趣味は変えられない。しかしフリッチャイの“劇的でスリリングな”フィガロに完全にKOされてしまった。ガーディナーやクイケンには“耳と頭”が納得した。一方フリッチャイには“感性と心”が共感してしまったのかも。ちなみに、アーノンクールは未だに理解できず。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/10

    後年の再録音の評価が高いこともありベーム40代の初期の録音への興味は尽きません。トスカニーニばりにグイグイいくものがある一方、第4番が史上初録音であるブルックナーは後年のものよりロマンティック。これは貴重な体験でした。ただ、先に投稿した方々が意外に良いとしている音にはあまり感心できませんでした。このシリーズの特長としてノイズはかなり除去されていますが、全般的にやや金属質的な音質であり聞き疲れします。またオリジナル・テープの編集ミスか、時に不自然なつながりがあります。70分に近い平均収録時間はサービス満点ですが、代わりにトラック間が詰まり過ぎています。CDの評価として満点はちょっと?

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/06

    ご存知のように、クナッパーツブッシュは1951年から64年まで、中抜けがあるもののほぼ毎年バイロイトで『パルジファル』を振りそのほとんどの録音が提供されました。どれが最も素晴らしいか、クナの信奉者の間では色々議論があるようですね。本62年盤は最晩年に近いことから、例えば51年のDECCA盤の方を“全盛期の覇気と緊張の持続”という点で評価する向きもありそれはそれで納得もできます。しかし正規のステレオ録音はこの62年盤だけです。録音全体を総合的に考えるのなら、この演奏を大変素晴らしい、とするのは極めて素直な評価だと思えます。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 14人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/04

    50枚をやっと聴き終えました。38枚に及ぶ「全曲録音」の大半は既に様々に提供されていて重複所有している場合もありますが、改めて聴き応えを実感。また12枚の「抜粋録音」にはR.シュトラウスやカール・ムックから30歳のマゼールの指揮まで揃っています。全曲録音から10分前後を切り取っての収録なので欲求不満になりがちですが、こちらもなかなかの聴き物。1904年録音のピアノ伴奏での歌に歴史の重みを感じるのも一興かも。2008年発売の33枚組DECCA盤は1961年から85年までのバイロイトの正規ライブを収めていて、1960年までの本DOCUMENTS盤と合わせて所有すると壮観です。ちなみに録音は、戦前のものはそれなり、59・60年のステレオ録音はステレオ感が乏しい上にノイズも多く、むしろ50年代のモノーラルの方が鮮明です。また、エルメンドルフのタンホイザー・パリ版は一部省略のある抜粋版でした。なおこの盤の前にDOCUMENTSからもう一種、更にEMIやDG、SONYからも出たワーグナーのセット物では、この盤に一番触手が動きました。このセット、どう考えても一部のマニア向けですが、星は5つにしましょう。

    14人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/04

    クナッパーツブッシュの有名なバイロイトでの演奏時間は、51年盤が約272分、62年のステレオ盤はぐっとテンポが速くなって約250分です。一方このケーゲル盤は約221分。これだけ違うと曲の印象もすっかり異なったものとなりますね。優劣の評価はもちろん3者のいずれが好みかすら簡単には判断できません。ただこれまで遅いテンポである程相応しいと思い込んでいたこともあり、このようなまったく別の、極めて主張の明確な優れた演奏に出会えたことは有難いですね。ちなみに私が承知している最長演奏時間はレヴァインの約280分。これは雄大、あるいはもたれる?

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/12

    CD棚を整理していたら奥から出てきてしまい、何年か振りに全曲を通して聴いてみました。そして同じ時期に聴いたシャイーやティーレマンとは格が違うと思い投稿します。オケはベートーヴェン演奏の実績においてVPO、ゲヴァントハウスとは較べるべくもなく、また“巨匠・ベテラン”だからといって堂々かつ悠然としてもおらず、むしろ現代風に淡々・さらっとした表現で、一部の人にしか注目されてはいなかった全集だったでしょうか。しかし味わいは極めて深く、つべこべと余計なことを考えることもなく素直に聴き入ってしまいます。「上質」という言葉がよく似合う演奏・録音です。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/12

    シャイーの評価の分かれ目は、結局はこの早いテンポにどれだけの説得力を有していると感じるか、ということでしょうか。流行の小編成・快速演奏とは異なりひたすら速い・軽いものだけを目指しているのではない、ということはわかりますが、その設計の合理性は残念ながら理解できませんでした。トスカニーニの現代版という声もあるようで、また粗末な録音ではトスカニーニのやっていることがよく判らないことも事実ですが、私は1930年代録音の巨匠のCDの方を選びます。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/12

    大型TV画面の中で、銀皿の上のヨカナーン(ヴァイクル)の首に顔をほとんどくっつけて歌うサロメに不覚にも涙を流してしまいました。ここでのストラータスの歌(と演技・容姿)は感動ものです。ベーム指揮の『サロメ』には70年のハンブルクおよび72年のウィーン、74年のこの映画版DVDがあっていずれも魅力的です。前2者のライブ録音CDのベームも当然見事な指揮ですが、映像ではストラータスの貢献も大きく、特に七つのヴェールの踊り以降の演技はまさに映画版ならではのものかもしれません。ところで、サロメが沢尻エリカにみえるのですが、本質かしら?

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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