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フルシチョフ さんのレビュー一覧 

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     2022/01/14

    ディスクが多いわけでもないが、時代ごとに名盤に恵まれたこの曲。現代の名盤はズバリこれでしょう。ダムラウもヤンソンスもそれほど感情を表出するタイプではないと思うが、完璧な造形の中から深い情感が滲み出る。完璧な曲や演奏を聴いたときに生じる、何か独時な雰囲気(おそらく聞き手の脳内に呼び起されるもの)が立ち込めるのである。聴いた後にジャケットが美しく感じられたら、それは名演と言える。

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     2021/02/02

    一見すると、人気指揮者に人気曲を録音させて、それだけでは寂しいので日本の曲を足しただけ、のように見えてしまうディスク。しかしその実態は、細部の細部まで拘った、作曲家としての目でスコアを眺めて、磨きぬいた演奏である。テンポの落とし方や楽器のバランス等、何回撮り直したのかと思わせる。極めつけは4楽章のシンバル追加。これが実に効果的。作曲家としての腕前?も堪能できる。思わず3日連続で聴いてしまった。

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     2021/02/02

    若手がリストのソナタを録音する場合、一般的にはピアニズムを追求したものが殆どである。解釈に関しては、どこかで聴いたことがあるような、前例踏襲の域を出ないものが多い。だが、これは違った。スコアを自分で読んで構築された、他の誰とも似ていない、それでいて説得力溢れる演奏である。聴いていて、なるほど、なるほど、の連続となった、まさに解釈を世に問う演奏である。実質デビュー盤にこの曲を選んだだけのことはある、周到に準備されたディスクと言える。世の中に他社の真似をしただけの、安易な仕事が溢れるなかで、これこそ真の仕事と言えるのではないでしょうか。この曲が大好きで、多くのディスクを聴いていますが、近年でも屈指の1枚と思います。多くの方にこの演奏が聴かれることを望み、推薦させていただきます。単に大人になった、では片づけられない、真の音楽家に出会えます。指導した先生エライ。

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     2019/08/15

    素晴らしい音です。多くの名演がオリジナルテープの質に問題を抱えている昨今、この初CD化は良好なマスターテープからリマスターされた事を確信できます。ハッとする瞬間に何回も遭遇しました。1枚1枚聴くのが楽しいです。好企画。

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     2016/08/16

    クラリネット協奏曲についてのみコメントしますが、伝統のど真ん中、東の正横綱的モーツァルトです。解像度よりも雰囲気を重視した録音も曲想にマッチして、聴き惚れてしまいます。いろいろな演奏がありうると思いますが、比較の対象としてこのような演奏は常に必要でしょう。

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     2014/08/31

    先に国内で2枚組みの抜粋盤が出ており、これを聴いて音質の良さに驚き購入しました。ということで音質は文句ないんですが、EP盤を入れるためにLPの大きさのBOXにしたような感じでして、ディスクの取り出しがちょっと面倒です。永久保存のため聴かないで持っているなら良いんですが、もう少し使い易い形にして欲しかったというのが本音です。

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     2014/08/31

    先に出たSONYのBOXに合わせて、LPの大きさで中の詰め方も同じ。統一感は評価できる。そしてオリジナルジャケットの印刷が美しい。ただ今回まとめて聴いた印象は、録音状態がバラバラだということ。DGのバーンスタインは客演が中心で、録音場所がまちまちだしライブも多い。SONYのBOXのように統一された音質を期待すると肩透かしを食う。手元のディスクと比較してもリマスターの有無もまちまちだと思う。昨今の高音質ディスクと比べると、ライブ録音などは奥のほうで演奏している感じでちょっと聴き劣りする。元の録音の問題なのでしょうがないのだが、なんだか残念。そこを1点減点してます。ところでドヴォコンはシューマンの方に入るということなのだろうか?

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     2014/08/31

    これは購入をお勧めしたいBOXセットです。言いたいことは既に書かれたレビューにあるので蛇足なんですが、購入ボタンを押すときの助けとして書き足します。音質が非常に良いです。ステレオだけでなく、モノラルも実に鮮明に聴こえます。もちろんダイナミックレンジは足りないし、低音もないのですが、中音域のリアルな音が前にせり出してきます。比較的短期間にモノラル、ステレオ両方で録音された曲目もあり比較も楽しいです。ジャケットと曲目が一致しないのですが、さすがにカラヤンのように数が出るわけではないですから、ビジネス上ある程度詰め込むのは致し方ないと思います。演奏も統率力と歌心を兼ね備え、外れが少ないのが素晴らしい。以前グリエールを単品で購入しようと迷いましたが、モノラルなので諦めました。今回、他の演奏とともに一網打尽に出来て大変満足です。

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     2014/04/20

    これまでテミルカーノフのディスクで満足したものは無かった。細部がいい加減という印象があるが、それも2回も聴かないから記憶が不確か。今回は初めて「これは」と思うディスクである。自然に2回目の手が伸びる。小品から大曲まで納得の出来。特に交響舞曲はディスクが少ないので久々のお気に入りになりそうである。録音は1991,92でマイクがこの演奏の魅力を捕らえきれていない感がある。最近のディスクを聴いた後にこの頃の録音を聴くと特にそのように感じる。低音がもどかしい。この曲の魅力は楽器の音色と音量の対比にあるのだが・・。

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     2014/04/20

    ベレゾフスキーのピアノには納得できたことがない。大きな音量を出せることに頼ってしまって、鳴らすだけ、という印象をぬぐえない。下手にチャイコフスキーコンクールに優勝してしまったからか?、男性ピアニストの欠点がそのまま温存されてしまって直らない。音色が単調。女流のように音量不足を補うための何段階もある音量や音色の変化が欲しい。

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     2014/03/13

    解説書にはロシア的な伝統を忘れて演奏したとあるが、独特の美感にあふれていて楽しめた。打鍵が男性ピアニストのように強靭で、3番のグランドカデンツァなど聴き応えがある。最近のユジャワンなどはここが軽くて物足りなかった。指揮者は解説が無く不明だが、ロンドン響が非常に上手いので全体の完成度も申し分ないと思う。

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     2014/03/13

    解説書にはロシア的な伝統を忘れて演奏したとあるが、独特の美感にあふれていて楽しめた。打鍵が男性ピアニストのように強靭で、3番のグランドカデンツァなど聴き応えがある。最近のユジャワンなどはここが軽くて物足りなかった。指揮者は解説が無く不明だが、ロンドン響が非常に上手いので全体の完成度も申し分ないと思う。

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     2014/01/23

    これはツィマーマンのショパンと同じで独奏者が拘りを持って指揮まで行ったもの。聴き所はオーケストラパートにある。パガニーニの協奏曲と言えば売り出し中の若手ヴァイオリニストと余り目立たない伴奏指揮者とオーケストラという組み合わせが一つのスタイルとなっているが、以前のデュトワ盤も基本的にはその路線だった。しかしこの盤はオーケストラパートのアクセントのつけ方や間のとり方など、考え抜かれていて、誰もこれまで本気で取り組んでいなかったのだと納得させられる。パガニーニ演奏家の代名詞ともいえるアッカルドならではの演奏である。

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     2014/01/23

    これはツィマーマンのショパンと同じで独奏者が拘りを持って指揮まで行ったもの。聴き所はオーケストラパートにある。パガニーニの協奏曲と言えば売り出し中の若手ヴァイオリニストと余り目立たない伴奏指揮者とオーケストラという組み合わせが一つのスタイルとなっているが、以前のデュトワ盤も基本的にはその路線だった。しかしこの盤はオーケストラパートのアクセントのつけ方や間のとり方など、考え抜かれていて、誰もこれまで本気で取り組んでいなかったのだと納得させられる。パガニーニ演奏家の代名詞ともいえるアッカルドならではの演奏である。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/12/31

    これは最高でした。同じコンビの管弦楽BOXが緩い演奏だったので、買うのを躊躇したのですが、曲目の多彩さに惹かれ購入。もう全く違います。細部に至るまで自信満々、手抜きなしです。歌手という「客」が入ると失礼な演奏は出来ないということなのか、あるいはオペラの録音にレーベルとして力を入れていたのか、とにかく相当にマイナーな曲目でもしっかりと演奏されています。日本では独伊オペラばかりで、カルメン以外は全曲聴いたことがありませんでしたが、仏オペラの名作群が一気に身近になります。EMIのヴェルデイ、ワーグナー、R.シュトラウスのオペラBOXも買いましたが、これが一番楽しめてます。大いに買い推奨。

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