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TATSU さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/23

    なぜこの盤にレビューがひとつもないのか理解に苦しむが、私が蛇足を承知で書いておこう。「スペイン」。これ1曲のためだけでも即買うべし!!

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/21

    とにかくこのアルバムの最大の聴き所はショーターのソプラノの音色!邪悪であり、美しい。何か魂を売り渡したのごとき鬼気迫るものがある(裏ジャケのショーターの目つきが怖い!)。サンプリングしたPORTISHEADは本当によく判っている。それでなくともこのアルバムは何だか不穏な楽曲ばかりなのでおちおちBGMにできない。ドライブには不向き。ここでの演奏は、結局世界のどこにもない摩訶不思議なものになっている。ジャコはまだお試し期間といった感じだが、この直後のモントルーのライブが最初の核爆発となる。今リリースされても問題作となっただろう。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/21

    初めて買ったのはまだ3500円のCD草初期で、しかも家にはCDプレーヤーがなかった(笑)図々しくも電気店の店頭で聴いていた(爆)本当は「ロッキン・イン・リズム」を聴いてビックリして買ったのだがそれも入っていない(笑)アルバム違いだったが結果的に私の音楽観を大きく変えてしまったグループの、まさに代表作。A面にあたる大曲の数々に幻惑されたが、今となっては「パラディアム」と「ハヴォナ」のメロが耳から離れない。特に「ハヴォナ」はエコーのかかり具合が最高で、夢のような音。全員のソロも同じ人間がやってることなんだろうかと、聴いてて声が出てしまう位で、当事者のアクーニャの感想「音楽に求める理想の曲」に全くもって同感。厳しい感想だがこの後は「ザヴィヌルとジャコ祭」になってしまって本人達の意地の悪い所ばかり目立つようになり『ナイト・パッセージ』がちょっと良い位であとは私には閃きが感じられなくなる。そういう意味では『ブラック・マーケット』と本作は重要。これから聴く人は本当に幸せだと思う。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/12

    いや、これは悲惨なだけだった『3』の汚名を挽回するには十分な作品でしたよ!この展開に持っていけたので、今後続編が尽きないような気もしますが(笑)川で容赦なく襲ってくるターミネーターは結構怖くて良かったし、終盤はお約束過ぎてハッキリ言ってゲラゲラ笑いながら観てました。最後のオチはなんじゃそりゃですが、何と言ってもこれは娯楽大作。シュワ抜きでどこまで魅せられるのだろうかと思っていた不安が雲散霧消しました。耳に痛い金属音だけは、どうにもならないけど。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/11

    でもやっぱり甘ったるい演奏で、一人ではビートルズではない。アオレンジャーだけでは勝てない。ビートルズはやはりビートルズが演奏したものが一番だ。その点では私は原理主義者だ。あの甘酸っぱさは40年前の彼等によってしか得られないもので、やはり改めて出たリマスターを聴くべし。ただ、老境に差し掛かったと言えども今のポールは、他のミュージシャンが束になってかかっても越えられないのも事実。ポールとストーンズとジェフ・ベックは世界に遺された最後の奇蹟だと思う。ポール健在なり、を確認するにはこのセットで十分だろう。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/31

    マイルスを通して聴くだけで、あらゆるジャンルの音楽に手を出すのと同じ体験が得られるのだから、その意味ではこの抜群のコストパフォーマンスによるボックス・セットは買いと言えるだろう。編集されず、ちゃんと1枚1枚ってところも良い。ただ、私のようにほとんど所有している人間にはちとツラいご案内だ。買いたいけどね・・。67年のライブは、もしかしての白黒映像ではないかと思う。結構な廉価で出てますね。これ買って今持ってるのを大放出かなぁ。中古市場大暴落かなぁ(心配の必要なし?)あとCD棚の収納の問題があるかなぁ。内容は評価するまでもない、満点。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/08

    今聴くとこのアルバムは明らかに出現が10年くらい早いのが判る。というか、今でも普通に聴ける。今だとこういうレアな感じは工夫して出すのだろうけど、単純に同じ土俵で聴いても違和感ない。時代が単純に一巡りしただけかもしれないけど、であれば余計にこのアルバムの重みを感じる。ラリーはスラップしなくても実に痒い所に手が届いてるベースを弾いていて、真のオリジナリエイターだと断言できる。最初からファンクなところがイイ。

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     2009/10/04

    リズム・マシーンが、独立した楽器として音楽の重要な構成要素として揺ぎ無い地位を得た最初の作品。これまではまだ「オモチャ」だったものが、これだけ体を揺らせるビートを醸成できること、そしていよいよここからは頭でビートを編み出せるようになったのだ。本作はその上無駄がなく、音が古くなっていない。あとはリーダーの素質にかかっていた。残念ながらジャジーBはまさしく一発屋であった。ちなみにここで発生したビートはビョークのデビュー作まで連なっている。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/26

    こりゃいいです!元気一杯だし、演奏も確かです。改めて見直しました。ニック・ローズの使用機材は今見ると安定性が不安な危険なものばかりだけど、斬新だったんだなーという感じです。『アリーナ』のように加工されていない84年頃のが見たいですね。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/23

    左から楽器音、右からボーカル。やっぱりコレですよ、ファーストは!私はステレオの時代からしか知らないので、この復活は嬉しい。しかも音を磨いた!という感じが本当にするし、喜ばしい限り。ボーナストラックも無くて良かった。これで恐る恐るLPを聴かなくて済む(笑)

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/22

    こういうものがこの値段で手に入るのが恐ろしい。手に入っていいのか?ほとんどドラッグに手を出すようなもので、健全なロックファンは知らぬが仏である。手を出して、しかも気に入ってしまったなら・・・静かに合掌して見送ろう。しかし、これも音楽の見せるアナザー・サイドだし、世の中とは清濁混交して成り立っているのだ。トニー・アイオミがこのようにギブソンSGを奏でてしまった為に、ゴミの如きメタルのレコードが世に溢れてしまった。エコの観点から言っても大問題である。トニーとジミー・ペイジは責任重大だ。しかしそのトニーが、最初から偉大であった証でもある。やはりこんなに安く売っちゃダメだと思う。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/07

    残念だが、もはや枯れたYMOである。これではもうどうしてもあげられない。この年齢の皆さんとしてはとてつもない事をしかもロンドンでやっている所はリスペクトだけど、若さもないし覇気もない。当たり前っちゃあ当たり前なのかもしれないけど、これを見てようやくYMOはその使命を果たして朽ちていくのだな、と思った。電子音が飛び交い、むしろ本当に今様のテクノになっていてこれに浸っているとそれなりに心地よいが、ふと、これでよいのか、と思ってしまう。目が覚める。
     映像も、よく見るとおじ「い」さん達の下からライトのアップばかりで怖い(笑)高橋幸宏もドラムに座ると時折発刺とした冴えを見せるけど、それとて「時折」だ。サカモトは最後まで何をしてるのかよく判らない。プロフェットを触っても何の音が出ているのかよく判らない。細野さんは・・・寝ている(笑)
     このビデオをもって、YMOは終息・収束したと私は勝手に宣言したい。思えばよくここまでついてきた。何作かの作品は本当に一生の宝物だが、もういいかもしれない。自分に対してお疲れさんでした、が適当な言葉か。失礼なレビューかもしれないが、正直な気持ちだ。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/07/14

    どうなってんのよ。この2ヶ月後に皮膚癌で死ぬんだよ。これ見てしまうとマイケル・ジャクソン以上に唐突だよ。まだこれからじゃない。あとに残されたこのメンバーどうすんのよ?このやり残しはどう落とし前つけるつもりだったんだよ。思わずそんな独り言を吐いてしまうくらい、凄い。こんなに世界中の雑多な音楽を理屈なしにアダプトできるのは、この人しかいなかった。そこはそれ、ウィーン生まれだから。世界中の富を搾取したヨーロッパ人の末裔というか、地理的な微妙さ加減というか、やはりこの人のフィルターなしにはこうはいかなかったのだろう。見れば分かるが、普通のロックバンドと何ら変わらない機材なのだけど、出てくる音は本当に海のものとも山のものとも思えないシロモノだ。しかも、強烈な熱演だ。もちろん、これって全部譜面化されているんだよなぁ・・・。メンバー全員とてつもないのだけど、特にベースのリンレイ・マルト。マダガスカル出身らしいが、どうしてこの人が注目されないのか全く理解できない。そして分かったのはジャコは確かに偉大だったのだけど、たまたま出現した時期が良かったのじゃないかな。だってここでも「FAST CITY」やってるけど、ジャコの演奏と寸分違わない。実は逆で、ザヴィヌルの書いた譜面をそのまま演奏していただけなのだ。ザヴィヌルの譜面の上ではジャコもリンレイも同等なのだ。この間のWDRとのライブはむしろ「皆の知っている曲のオケ化」であって、今までの総まとめ的な色彩があった(強烈だったけど)。ここでは、また新しい方向性というか、次のステップに足がかかったような感じさえする。ボーカル(というかボイス?)が多用され、もっと中近東に踏み込んだようなアレンジは、いよいよもっと東へ侵攻していく覚悟だったんだろうな、という感じだ。残念ながらこの映像の段階では癌告知を受けた後だったらしいけど・・。ボーナスでウエイン・ショーターとのデュオでの「IN A SILENT WAY」が入っているけど、もはやフリー・セッションというか、散文的な演奏で終わっている(死ぬ1ヶ月前くらいで、元気もない)。しかし、この2人による音の投げ合いは、ただ聴いているだけで確かに浄化効果がある。素に戻った感じだ。収録する必要があったかどうか疑問だが、偉大な歴史を作った2人が最後にちょっと将棋を差してみた、といったところだろうか。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/07/06

    クリントン一家のおばあちゃんはストーンズファンなのか?ヒラリーが「母ちゃん、ストーンズを待たせてるわよ」だって。ここがある意味とても現実と繋がっているシーンだったりしている。ライナーでバラカンさんが書いている通り、もちろんピークはとっくに過ぎたバンドなのだけど、この「余力」は何なのだろうか。キースとロニーは更にルーズなギター・プレイになっているけど、寸前のところで「あの」グルーヴをキープしている。ミックに至っては89年の来日時とほとんど変わっていない。いや、以来20年年を取っていない。これってオカシイじゃないですか。今回も選曲の妙で最後まで一気に魅せるけど、このビデオも本当に一時の記録に過ぎないのではという気にもなってくる。クローズアップになるとその人の音が大きくなる妙なミックスだけど、確かに最前列で観ているような感じがする。ロニーのペダル・スティールに癒される。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 15人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/26

    タイトル曲「スリラー」は忽然と現われた、それまでのポップスの流れから激しく逸脱した名曲。それを更にあんなビデオで世の中にバラまいて、本当にマイケルという人物の無情なまでのポップさ、異常さに感嘆する。出た当時はレンタル・レコードの時代だったが、このアルバムだけは買ってステレオの横に飾っておく必要があった。よく聴くと演奏はTOTOだし、エディ・ヴァン・ヘイレンも痛快だが手堅いプレイに徹しているので今でも聴きやすいのだが、やはり曲(コンポーズ)。どうしたらこんな曲ばかり書けるのだろうか。それをあのようなテンションで最後まで歌いきっている。そしてこのレコードはナミビアやベイルート、チベットにまで行き渡っている。よく考えたらそれは異常なことだと思う。こんなレコードは2度作られないだろうし、これだけ大勢の人に聞かれる音楽もないだろう。世界の中では評判の良くないアメリカが誇っていいもののひとつだろう。

    15人の方が、このレビューに「共感」しています。

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