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ROYCE さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/08/20

    最後のソナタ第32番、作品111の録音は2003年1月、Lyndhurst Hallとなっています。以前、バラ売りで買った同曲は1992年3月にアビー・ロード・スタジオで収録された音源だったので、32番に関しては今回のボックスでは新録音が収録されているようです。実際に聞いた演奏も別モノで、新録音では奏者のうなり声が結構目立ちます。他のソナタの音源はダブっているものが多いみたいですが、全部は照合確認しておりません。32番が新録音というだけでも、このセットを買う価値はあります。

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     2017/08/11

    編成が小さいオケなので細部の見通しがよく、指揮者が次々に繰り出してくる変化球をうまく受け止めている。場面場面は面白い趣向が凝らされていて感心するが、全体像は木に竹を接いだような違和感が残る。ここにあるのは大河の流れではなく、水しぶきが跳ね上がる渓流の勢いといえようか。

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     2017/08/11

    プレトニョフの指揮は音楽的なボキャブラリーが豊富とはいえず、手の内が見えてしまいやすい単調さが気になる。フレーズの移行部分などに散見されるワンパターンな造形は、彫琢が浅く平板に陥りがちで、奥行きが乏しい音楽作りといえる。コクが足りない音楽は、いつまでたってもピアニストが余技で指揮をしているレベルから脱してないように思えるのは遺憾である。オケはそこそこ上手なので、本格的な指揮者が振ったらどうなるのか聞いてみたいものだ。

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     2017/08/11

    攻撃的なスタイルのバッハ。典雅な情趣に背を向けたアグレッシブな演奏に仕上がっている。技術的にはそつなく上手なのだが、クールというのかドライというのか、音楽の捉え方が一面的で単調になってしまった印象を受ける。

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     2017/08/10

    ノリの良さはいつもの通りだが、ちょっと聞き疲れするかもしれない。テンションの高さは、若いころのマゼールがベルリンで残したいくつかの録音を連想してしまった。

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     2017/08/10

    期待の若手による演奏だが、普通の演奏に終始していて、これといって印象に残る要素はなかった。録音もSACDという割には普通。名盤がひしめく同曲中にあって、これを推奨する理由は見当たらない。

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     2017/08/10

    よく言えば堅実な演奏だが、特にこの録音を選ぶ理由は思い当たらない。

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     2017/08/10

    ページェント的な派手な音楽になっていて、あっけらかんとしている。華やかな歌の饗宴が繰り広げられ、宗教性はあまり感じられないが、この曲ならそれもありかと思う。冒頭のピアニッシモの部分でジージーというノイズが終始聞こえるのは興ざめ。ジャケットにはデジタル録音と書いてあるが裏の録音データ欄にはADDと記載されている。どちらが正しいのだろう?

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     2017/07/17

    オライリーが録音に使った1823年製ブロードウッド・フォルテピアノの音色がチャーミングで可愛らしくて、軽やかで典雅な趣が大変に魅力的である。ハイモヴィッツのチェロはモダン使用の楽器にガット弦を張っている。こちらもくすんだというか鄙びたおっとりした雰囲気を醸し出していて、全体的に居心地のよい打ち解けた演奏となっている。録音は非常によろしい。

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     2017/07/17

    ピリオドスタイルの団体だが、アーノンクールのようなしかめっ面の音楽ではなく、もっと気楽というか、肩の力を抜いた遊び心を感じさせる演奏を繰り広げている。正統的なクラシック音楽というよりも、カウントリー・ミュージックとかジャズの即興性に近いものさえ感じる。ジャケットの田舎の田園風景を背景にした古風なバスの写真は、演奏内容を暗示しているといえるかもしれない。伝統的なスタイルの演奏を聞きたければ他の選択肢が多々あるので、こういう変わり種の存在は歓迎できる。ちなみに私はカラヤンとベルリンフィルによるゴージャスなベルベットトーンの演奏も結構好きである。カラヤンのバロック音楽なんて、今では時代錯誤のスタイルと言われるだろうが、演奏の良し悪しと演奏スタイルは別だと思う。そういう意味でもこのCDの演奏は、ちょっと風変わりなところがなかなかに面白くて楽しめた。

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     2017/07/15

    コンチェルトもソナタも疑似ステレオ化されて聞きやすい音質になっている。特にソナタ32番はモノーラルのハンデを感じさせないほど生々しい音質なので驚いた。ミケランジェリによる32番はいろいろなライブ音源が出ているが、このSACD盤は演奏内容も音質も最良の部類といえるだろう。

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     2017/06/30

    60年の録音であるベートーヴェンの14番と32番は板起こしによる音源である。この時代の録音水準に達していない劣悪な状態なのが残念。レコード盤を針がこするノイズが終始聞こえてくる上に、ピッチが微妙に不安定なところがあって落ち着いて聞いていられない。BBCは海外の放送局などに音源を提供する際にはLPレコードにして配布したそうなので、これもその類なのかもしれない。一方、ベートーヴェンの26番とモーツアルト2曲は61年の録音で、こちらはテープ音源からのCD化と思われ音質は十分に鮮明で安定している。お目当ての32番がSP並みの音質だったのでガッカリ。

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     2017/06/29

    再発売を繰り返している音源が多いから、こちらのリマスターの具合が気になるところ。ベートーヴェンで聞き比べたがこちらのボックスの1年前に発売された2007年のeloquence盤(AMSI)とは別物だった。AMSI盤では高音域がブリリアントでメタリックに聞こえる箇所もあるが、こちらのセットはよりアナログ風で柔らかい音質に調整されている。モーツアルトもOIBP盤、96/24盤と比べたが後者の音質に近似している。他のアナログ録音もOIBPのようなメタリックな艶が抑えられて、総じてきめの細かい音質になっている。しかしハイドンのようなデジタル録音の音源に関しては、音質の大幅な改善は感じられない。レビューの中には「相変わらずCD登場直後のデジタル音源を使用している」と指摘している人もいるが、少なくともオリジナルがアナログ録音の音源に関しては初期のCDとは大違いといえる。

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     2017/06/27

    リマスターの仕様については書かれてないが、おそらく24bit/96kHzによるリマスターではなかろうか。OIBPによるギラギラした派手ではあるが中音域が痩せたスリムな音質から一変し、ちょっとマットな高音と肉付きのよい中音域を持つグラマラスな音に変身してる。OIBP化される前の初期盤と比べてもアナログ的な柔らかさが増えている。SACDも含めると4度目の買い直しになる音源もあるが、買ってよかったと思う。

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     2017/06/27

    このメーカーは古い音源にかなり盛大に加工を施すのが得意のようで、こちらも1950年半ばのモノーラル録音とは思えないほどに豊麗な響きを伴った音質に仕上がっている。モノーラル録音に電気的な残響を付加して聞きやすくしたCDは珍しくないが、ここまで徹底するとオリジナルとは別物と考えた方がいいかもしれない。デッカから出たCDよりも音像が近くに聞こえ臨場感も倍増しているが、音が太くなった分、もやもや感も増大している。加工臭が強い不自然な音であることは間違いないが、聞きやすいのも事実。音質面で多少違和感を感じるので★ひとつ減点。

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