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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/05
スロヴァキアの作曲家、アレクサンダー・モイゼス。 交響曲は近代の作曲家でも多く全12曲あります。 マルコポーロはモイゼス没後暫くしてからラディスラフ・スロヴァーク指揮、スロヴァキア放送交響楽団の演奏で全集に取り組んでますが、このCDは近年ナクソスに移行、再発売されたアルバムです。 この盤は初期の交響曲第1番と交響曲第2番を収録したものです。 後年の作品程面白いとは言えない両作品ですが、スロヴァキアの音楽的要素をこの時期から取り入れており、聴きやすい作品ではないでしょうか。 ナクソス初期のエース、スロヴァキア放送交響楽団は自国の音楽に対しては割と良い演奏をしている事が多く、この盤もそうです。 録音年が1993〜1994年と一時期程大量に録音を残していた時期ではないので、落ち着いて録音できる環境になったというのも大きいかもしれません。 録音は良好です。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/04
ライフ・アルネ・ペーデシェン指揮、ノルウェー空軍軍楽隊、クリスチャニア男声合唱団の演奏で収録されたアルバムで、ノルウェーの作曲家による男声合唱と軍楽隊のために書かれた作品を集めた珍しいアルバムである。 いずれも19世紀末から20世紀初めに書かれて演奏されたもので、ロマン派をベースにした聴きやすい作品である。 これらはこのCD以外ではほとんど録画のない作品ばかりで、初演以来演奏自体も稀な曲ばかりである。 ペーデシェンとノルウェー空軍軍楽隊の演奏は、柔らかで豊かな音色が特徴的。 名演はない物の、どれも安定していて、安心して聴ける水準に仕上がっている。 これは合唱団も同じ。 資料的な価値も高いアルバムなので、この水準なら充分と言えるでしょう。 録音は教会での録音という事もあり、残響の豊かな良質な音質です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/03
このCDはカール・キングの作品を集めたもの。 キングと言えばサーカス・バンド出身で、サーカス・マーチの分野でフィルモアと並ぶ大家です。 このCDでもキングのサーカス・マーチと、ギャロップを収録しています。 キングの作品集は現在幾つかありますが、この盤以外ではお目にかからない珍しい曲目もあります。 演奏はマシュー・フィリップス指揮、ヒズ・サーカス・バンド。 名称から判るように、オケは録音用に集められたメンバーによる団体のようで、20数名の小編成バンド。 フェネル等の演奏に比べれば、遅めのテンポで、取り立てて良い演奏はありませんが、これが本場のサーカス・バンドの響きなのかも知れません。 1995年8月26日にフィラデルフィア大コンサート・ホールで録音された物です。 そのためか、残響が多めの録音となっています。 発売当初はプレス盤での発売だったと思われますが、現在ではオフィシャルのR盤で制作されているようで、プレス盤を探している人は中古も含めて探すと良いかと思います。 それとR盤のためか、原盤自体に問題があるのか時折、音が飛ぶトラックがあり、比較的新しい録音ですが音質は良くありません。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/02
アメリカの作曲家、アラン・ホヴァネスはナクソスが力を入れて録音している作曲家の1人。 オーケストラによるアルバムも多数リリースされていますが、吹奏楽によるアルバムも3つあり、これはその一つ。 キース・ブライオン指揮、スコットランド王立音楽演劇アカデミー・ウィンド・オーケストラによって演奏、録音された物です。 本盤では吹奏楽のための交響曲を収録、更にトランペットと吹奏楽のための作品を集められています。 トランペット・ソロはイギリスの有名なトランペッターの1人、ジョン・ウォーレスが参加しているのが目玉です。 いわゆる音楽系の学校のバンドであり、演奏のレベルも問題ありませんし、トランペット・ソロも悪くないと思います。 時折プロ顔負けの激しい表現もあります。 しかし、全体的にコラールのような間延びしたゆっくりとした曲が並ぶため、確かに美しい作品ではありますが、作品自体が良いとは言えず、聴きすめていくと退屈です。 これは演奏が悪いというより作品が悪いのでしょう。 資料的な価値は充分にあるのですが。 録音は良好で、綺麗に録れています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/01
イタリアの指揮者、アントニオ・ペドロッティ。 日本では著名とは言えない指揮者ですがイタリアでは同名の指揮者コンクールが開催されるなど、わりと有名な人物だそうです。 ペドロッティはプラハの春音楽祭等チェコにも時々客演しており、スプラフォンに録音を残しましたが、このアルバムはそれらの音源を3枚に復刻した物です。 1〜2枚目はペドロッティの師、レスピーギのローマ3部作と、風変わりな店の抜粋が収録されていますが、これが1番の聴きどころでしょう。 チェコ・フィルと言えば、くすんだ弾力のあるサウンドを思いうかべるかもしれませんが、ここではカラフルなレスピーギのオーケストレーションに合わせて明るい開放感のあるサウンドが出ており、特にローマの松では躊躇です。 このローマ3部作は国内盤でも出た事がありペドロッティの代表的な音源と言えます。 他にもラヴェルやファリャ、ムソルグスキーやメンデルスゾーン等、色々と振っていますが、レスピーギ程ではないにしろ、ペドロッティの熱の入った演奏が聴きどころ。 録音年が1951〜1971年と幅広いのでセッションとは言え音質は少々差があります。 なお、一つ残念な事にペドロッティの中でも有名なブラームスの交響曲第4番が収録されておらず、スプラフォン録音の全集となってないのは残念です。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/28
このCDはイギリス王立陸軍アイリッシュ連隊軍楽隊の演奏で収録されたもの。 指揮者はアレックス・ノックス大尉、ケヴィン・ダッフィー准尉。 但し個別の担当は不明。 収録内容はアイルランドの民謡を中心に、アイルランド関連の曲を集めた内容となっている。 この軍楽隊、そこそこ録音があるが大半がこの手のお国物であり、このCDでもイェーガー中佐の行進曲に始まり、公式行進曲で終わる間に様々な民謡やバグパイプとの共演とアイルランドやイギリスの民謡が好きな人にはたまらない内容となっていると思う。 演奏は特筆するほどではないが、どれも安定していて、安心して聴ける水準。 録音は2000年で、音は悪くないがこのレーベルらしい硬めの録音である。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/27
ローウェル・グレアム大佐指揮、アメリカ空軍軍楽隊の演奏で、20世紀に書かれた吹奏楽のための作品を集めた物です。 近年の作品ではなく、戦前や戦後直ぐぐらいに書かれた作品を収録しています。 選曲としてはグレンジャーのように有名曲もありますが、レスピーギの『ハインティング・タワー』ルーセル『栄光の日』等、クラシックの大家の作品も入ってます。 ルーセルは他にドンディーヌ指揮、パリ警視庁音楽隊のエラート音源ぐらいしかないため貴重です。 演奏もいつもの空軍軍楽隊らしい、強烈な演奏はないですが、どれも無難に纏めているのは実力の高さを伺えます。 元々自主盤だと思われますが、市販化にあたり音をリマスタしたのか聴きやすいです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/26
アメリカの作曲家、アラン・ホヴァネス。 ナクソスはホヴァネスの紹介に力を入れていて交響曲を中心に幾つものアルバムが出ている。 その中には吹奏楽のアルバムもあるが、これもその一つ。 他のホヴァネスの吹奏楽CDが交響曲を集められているのに対し、この盤では吹奏楽のための小品と管楽器によるアンサンブル曲を集めた内容となっています。 演奏はセントラル・ワシントン大学ウィンド・アンサンブル、指揮者はキース・ブライオン、ラリー・グッキン、マーク・グッデンバーガー。 ブライオンは客演のようだが、他2人の指揮者のこの団体の常任のようだ。 その他にソリストもいるが、オケの団員または関係者で回している模様。 ホヴァネスの初期から後期に至るまで様々な作品が集められているがいずれも調性の枠内の作品であり、また時折聴かれるオリエンタルなメロディ等、聴きやすい。 日本の雅楽に影響を受けた作品もあったりするなど、日本人にも親しみやすいアメリカ現代音楽の作曲家と言えるだろう。 あんまり録音を見ない演奏団体ではあるが、しっかりとした安定した演奏であり、作品を知る分には問題ない。 また録音も豊かな残響と細部までしっかりと録音された良質な物で、吹奏楽CDでは優秀な物だろう。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/25
このCDはアルトゥール・ロジンスキーの指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録された2人のシュトラウスの作品集である。 前半はヨハン・シュトラウス2世のワルツを収めた内容。 ロジンスキーはアメリカで活躍したが元々はオーストリア=ハンガリー帝国時代のスプリト生まれで、かのF.V.スッペと同郷になるのでウィンナ・ワルツを演奏していてもおかしくはない。 ロジンスキーの事なので大胆な演奏かと思いきや結構正統派のワルツ。 しかし所々テンポが微妙に変化していて、この辺は指揮者の個性だろうか。 R.シュトラウスのばらの騎士はロジンスキー自身の編曲による、自作自演で貴重であると同時になかなか聴かせてくれます。
1950年代にキャピトル・レコードに録音されたカーメン・ドラゴン指揮、ハリウッド・ボウル交響楽団によるアルバムをCD化した物で、前半はスペインをテーマにしたクラシック曲を、後半はオーケストラの名曲を集めた内容です。 ドラゴンはキャピトルの看板アーティストとしてポピュラー曲や民謡などを洒落たアレンジで編曲、発売していた事で有名ですが、この盤ではクラシック曲をほぼオリジナル通りに演奏したものとなっています。 ハリウッド・ボウル交響楽団は、ハリウッドのミュージシャンを中心に結成されたオケ。 ですが、かなり腕前は高く、後半のオケの名曲集などは中々のもの。 サウンドもアメリカらしい明るい響きで、なかなか楽しい演奏です。 録音も年代のわりには良い方でしょうか。
2008年に発売された、巨匠カイルベルトの芸術シリーズの1枚である。 これはヨーゼフ・カイルベルトがテレフンケンに録音した音源を復刻したもの。 このCDはベートーヴェンの交響曲第3番をメインに、フィデリオ、アテネの廃墟、コリオランの序曲を集めたもの。 カイルベルトは若くして亡くなった事や、音源のCD化があまり進まなかった事もあり、今では話題になる機会も少ない。 しかしテレフンケンに録音した音源はどれも、ドイツのマエストロらしい質実剛健で誠実な確かな演奏を聴かせてくれる。 ここでは戦後カイルベルトが活動の拠点としたバンベルク交響楽団とハンブルグ国立フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、地味だが、ドイツのオケらしい重心の低いサウンドを聴かせてくれる。 録音は年代相応。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/25
アルトゥール・ロジンスキー指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で録音されたコダーイの作品集。 収録曲は、ガランタ舞曲、マロシューセク舞曲、ハーリ・ヤーノシュ組曲とコダーイの管弦楽曲では代表的な作品。 いずれも民族色の強い作品であるが、ロジンスキーはあまり民族色を強調する事ない。 完璧主義者だったというロジンスキーらしく、ロイヤル・フィルを見事に巧みに操りながら、迫力がある音楽を繰り広げていく。 ちょっと真面目な部分もあるが、不思議と最後まで聴き通せてしまうのはロジンスキーの実力の高さゆえでしょうか。 1955年のモノラル録音ですが、年代の割には音は良い。
アルトゥール・ロジンスキー指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録された、ショスタココーヴィチの交響曲第5番のCD。 ロジンスキーは新旧の録音があるらしくこれは新しいほうである。 全体的にテンポが速く、あまり重たくない演奏で、聴きやすい部類の演奏になると思う。 だが、4楽章のように推進力に満ちた部分もあり、しっかりと聴かせてくれる好演奏である。 録音年は古いが今現在聴いても一定の説得力のある演奏だと言えるのではないだろうか。 録音は年代を考えればこんな物だろう。
ドイツの指揮者、ヨーゼフ・カイルベルト生誕100年を記念して発売された、巨匠カイルベルトの芸術シリーズの一枚。 このCDはモーツァルトの後期交響曲、つまり39番、40番、41番を収録したもの。 オーケストラは長らく指揮者を務めた手兵、バンベルク交響楽団である。 カイルベルトはカラヤンやL.ルートヴィッヒなどと同じ1908年年生まれの指揮者。 バンベルク交響楽団とハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団というややマイナーなオケを振ってたのと廉価盤での発売が中心だったためか、今ではあまり話題になる機会は少ないが、残された音源はいずれも評価は高い。 このCDでも、バンベルク交響楽団から豊かで美しい響きを引き出し、純ドイツ的な正統派のモーツァルトを聴かせてくれます。 録音は少々古さはありますが、十分聴けるでしょう。
往年の名指揮者、アルトゥール・ ロジンスキーが振った音源を復刻した物。 プロコフィエフの『交響曲第1番』『3つのオレンジへの恋』R.シュトラウスの『ティル・オイゲンシュピゲールの愉快な悪戯』『ドンファン』を収録した内容である。 演奏団体は、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団。 ロジンスキーの演奏、大変見通しが良くて聴きやすい。 プロコフィエフはわかりやすいし、シュトラウスの交響詩は熱く大変面白い。 今はロジンスキーというと、中々話題にならないが、ロジンスキーが実力者であった事がよくわかるアルバムである。
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