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しょーぱん さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/12

    実力派ピアニストの小川典子さんとピアノデュオを組んでいるキャサリン・ストットのずば抜けた実力に改めて納得させられる演奏です。いわゆるフランス印象派の代表であるドビュッシー・ラヴェルが好きな方ならもう垂涎ものの内容です。もちろん入門編ベストアルバムとしても最高だと思います。小川さんのドビュッシーがどこか内省的なのに対してキャサリンのドビュッシーはなんか明るいと言うか躍動感があるんですよね。ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」はオーケストラ版とはまた違った良さがあり必聴です。2枚組でこの値段は格安です。お買い得ですよ。

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     2010/02/10

    天才少女とカラヤンの大抜擢を受けて、わずか13歳でデビューしたムターの才能が余すところなく収録されている最強(!)の協奏曲セットです。
    1978年〜88年と彼女が10代から20代の頃の録音とあって、完璧な技巧はもちろん、カラヤン&ベルリン・フィルのオケに負けじとムターの自己主張がこれでもかとばかりに冴え渡ります。音質も抜群に良く最高です。この才能にこの美貌。天は彼女に二物を与え賜うたことがこのセットを聴けば納得できるでしょう。ヴァイオリン協奏曲集としては最高の内容だと思います。お買い得ではないでしょうか。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/14

    実はいわゆる「メンチャイ」CDで初めて購入したのがこの庄司紗矢香盤で
    聴き初めの頃は美しいヴァイオリンの音色にただただ聞き惚れていました。
    しかし次に聴いたメンチャイがハイフェッツ盤だったのでそのテンポの違いにビックリ!ハイフェッツのがまるでテープの早回しのように聴こえるぐらい庄司盤はテンポがゆっくりです。確かに録音のバランスはお世辞でもいいとは言えません。ボリュームを伴奏に合わせるとヴァイオリンが小さいし
    ヴァイオリンに合わせると伴奏がフォルテの時大きくなりすぎてうるさく
    感じてしまいます。演奏内容としては賛否両論あるみたいですがチョン氏が
    今回メンチャイを「スピリチュアル」に解釈して瞑想的にタクトを振った結果このような伴奏になったのかなと。庄司さんのヴァイオリンはやはり素晴らしいと思うし、作品としては個性的なメンチャイだと思います。ボリュームを絞って聴くとつまらないかもしれませんが大音量で聴けばそれなりに楽しめるのではないかと。

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  • 11人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/07/30

    現役時代のカラヤンをまったく知らない「遅れて来た世代」の自分にとってこのセットはまさに「神の恩寵」とも言うべき至宝です。カラヤンの作品を通じて20世紀以降のクラシックの歴史、音楽メディアにおける技術発展の歴史、そして指揮者としてのカラヤン個人の歴史全てを追体験できることに
    この上ない幸せを感じています。1940年代のモノラル録音はCD世代には辛い部分もありますが逆に新鮮にも感じますし、何よりも年代を経るごとに音質が向上していくのはまるで雲の切れ間から日差しが射していくような
    ドラマチックさがあり感動的です。なかなか入荷困難で数ヶ月待たされましたが届いた時の嬉しさはひとしおでした。このセットを自分のスタンダードとしてこれからもクラシックに親しんでいこうと思います。本当に素晴らしいセットで大満足です!

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/11

    映画「おくりびと」を見て、チェロ奏者に興味を持った人は
    少なからずいると思います。私もその一人。
    そこで「神様」パブロ・カザルスの名を聞き
    ぜひ聴いてみたいと思う方ならこのセットは最適だと思います。
    おそらく心配なのは古い録音のためその「音質」だと思いますが
    最古のもので1926年録音のものがあり、多少ノイズはありますが
    伝説の「カザルス・トリオ」の演奏を鑑賞するには十分の音質だと思います。
    むしろ思ってたよりも音が良くてビックリしたくらいです。
    20世紀最高の巨匠の演奏を心行くまで堪能できる
    懐に優しい「お得」なセットではないでしょうか。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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