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座頭 さんのレビュー一覧 

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     2023/07/01

    一音、一音、心に突き刺さるような凄みにあふれた名盤ぞろい。やっぱりショパンが感動的です。フランソワがEMIに録音した音源は、ワーナーによるオリジナルジャケット復刻もあり、ずいぶん迷ったが、こちらを選択。値段が圧倒的に安いのと、評論家の中野雄氏が「フランスEMIのリマスターによるフランソワのボックスは素晴らしい」とお書きになっていたから。確かに私が持っていた東芝EMIのボックスとは比較にならないほどの音質改善で、モノラルのものも十分、鑑賞に耐えます。

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     2023/04/08

    同じシリーズのボックスで、ケーゲルとザンデルリンクを持っており、どちらも気に入っていたが、スイトナーはさらに上回る衝撃的な素晴らしさ。東独の指揮者への評価が不十分だったのを、今さらながら認識する。モーツァルトはしっとりと落ち着いていながら、愉悦感満点。あたかも自由に弾いている風情なのに、微妙な表情付けも含めて、見事に意思統一されている。これぞ名人芸というべきだろう。ワルター&コロンビア響やセル&クリーブランド、ベーム&BPOなど、今までの愛聴盤を上回ると感じた。ノリノリのスッペは痛快そのもので、マーラーは音量やテンポ変化を抑えつつ、凄みのある表現をしているのが見事(ノイマン盤に近いかも)。今後も愛聴盤として大切な存在になるのは、間違いない。

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     2023/03/18

    世界屈指のコロラトゥーラ、リタ・シュトライヒの名盤の中でも、もっともキャッチーな内容です。私が初めて買った彼女の音源もこのCDで、1曲目の「春の声」にノックアウトされて、他のCDをあさるようになりました。

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     2023/01/06

    リタ・シュトライヒはルチア・ポップらと並んで史上屈指のコロラトゥーラ・ソプラノながら、音源の流通量が少なく、このボックスは極めて貴重です。歌曲、オペラ・アリアの主要レパートリーがしっかり入っており、ファンにはたまらない内容。キュートかつ気品ある歌唱を満喫できます。モノラルのものも聞きやすい音質で、マリア・カラスのライブのようなことはありありません。

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     2022/12/04

    全盛期のカラスの偉大さを再認識させられました。難度の高いアリアの歌唱はもちろん、役への深い没入はもはや神がかったレベルで、登場のシーンから圧倒されます。男声陣も健闘、セラフィンの指揮も作品を完全に掌握した見事なものです。
    音質はかなりひどく、冒頭から盛大なノイズが聞こえたのには参りましたが、舞台上の緊張感、客席の興奮も伝わります。「アルミーダ」の音源は少ないので、貴重な記録だと思います。

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     2022/12/04

    セル最晩年の円熟した表現はスケール雄大で、しみじみとした深い味わいがあります。同じVPOとのライブの「エグモント序曲」は1969年8月。その直後に、この録音がされたわけですね。貴重な音源が残ったことに感謝したいと思います。

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     2022/09/04

    このボックスのおかげ、元々好きだったトスカニーニに対する評価もヴェルディに対する評価も、さらに大きくアップしました。ベートーヴェンやブラームスだけ聴いててもトスカニーニのすごさはわからなかったし、カラヤンやアバドのCDではヴェルディの魅力は見えていませんでした。音楽に漲る気迫、威厳が圧倒的なのです。響きが硬いイメージがあったNBC響のサウンドも躍動感にあふれ、見事の一語です。

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     2022/07/24

    オイストラフは安定感がありすぎるというか、いかにも模範解答のような演奏が余り好きではなかったが、これは凄絶なまでの名盤。モーツァルトはみずみずしさの極致。ショスタコービチはロジェストヴェンスキーと共演したライブを持っており、ワイルドな熱演だが、ムラヴィンスキーは、さすがに格が違う。精神的な深みが圧倒的で、オイストラフの表現も、一段上だ。録音はモノラルだが、聴きやすい。

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     2022/06/16

    これは、しゃれた選曲のベスト盤ですね。通常のシングルA面集だと入らない「プレイバックPART1」など、価値ある音源が含まれています。この時期にしてはリマスタリングも優れ、厚みや温かみのあるサウンドで、すかすか感がないのも満足です。

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     2022/06/16

    リリース当時のリマスタリングのレベルは、今となってはかなりひどく、ボーカルやサックスがスカスカに聞こえる。

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     2022/05/18

    どれも素晴らしい演奏です。ストラヴィンスキーは今でも古さを感じないのに驚きました。ベートーヴェン、ブラームス、フランスものは名盤の評価が定まった物ばかり。意外にも、ドヴォルザークの7番が絶品です。

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     2022/04/27

    ベルマンのリストなのだから、悪いはずがない。
    技がさえているのはもちろん、見通しのいい解釈で雄大に構築され、
    細部まで情感がこもっているのは、さすがだ、
    このCDでは、特に2番がいい。
    内省的で重厚なジュリーニの表現が、曲想に合っているからだろうか。
    ただし私の好みとしては、ジュリーニには真面目過ぎるところもあり、
    リストのラプソディックなノリに乏しいのが、やや不満。
    極端にいうと、ベルマンがリストを弾いているすぐ傍で、
    ブルックナーの交響曲が鳴り響いているように感じるところさえあるのだ。
    第1番に限れば、アルゲリッチ&アバドに軍配を挙げたい。
    音質に関しては、シノーポリが振った曲も含め、素晴らしいに尽きる。

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     2022/02/18

    天からの贈り物としか言いようがない、素晴らしい全集の登場だ。ゲヴァントハウス管のコンマスとして、往年の巨匠たちとの共演歴豊富なボッセ先生の、渾身のライブ。ジョージ・セルを思わせる速めのテンポで、ぐいぐい推進し、迫力も満点なのだが、決して軽はずみにはならず、柔らかさや古典的な格調も最高。何より、新日本フィルの躍動感は、目をみはるばかりだ。ボッセ先生の実演は私も神戸で何度か拝聴したが、このCDのおかげで、興奮と感動がよみがえる。ジャケットの写真の威厳に満ちた表情も最高だ!

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     2022/02/15

    多くの人に聴いてもらいたい名盤だ。
    吉田誠のリサイタルは過去に3回聴いたことがあり、いずれも圧倒的な技術でスリリングかつ華やかさに満ちたステージだった。このブラームスとシューマンは、彼のあふれんばかりの歌心をストレートに発揮するのではなく、煎じ詰めたような深い表現になっており、名旋律が心に染み入る。ブラームスがメインのCDだが、最後に収録されたシューマンも素晴らしい。「幻想小曲集」はホリガー&ブレンデルを愛聴してきたが、今回のCDが上回っているかもしれない。小菅のピアノはクラリネットに自然に寄り添っており、録音も鮮明で、申し分ない。

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     2022/02/14

    貴重なライブ録音がCD化され、うれしい限りだ。片山さん、本当にありがとうございます。ピアノ協奏曲は大澤のオーケストラを伴う作品では最も親しみやすく、緩急の起伏に富んだスリリングな作品。すでに複数のCDがあるが、今回のものが演奏、録音ともに一番いい。オケ、ピアノ独奏とも難度が高いのだが、縦横無尽の快演だ。コントラバス協奏曲と交響曲第一番は、ともに世界初演で、もちろん、音源も、このCDが初めて。複雑な技法が凝縮されており(ライナー掲載の片山さんの解説に詳しい)、戦前の日本人が20代の若さで書いたとは信じがたい名曲だ。コントラバス独奏の名技、オケの奮闘ぶりとも、見事な音質でとらえられており、ピアニシモの繊細な表現も、生々しい。日本人作曲家、演奏家の金字塔的な名盤だと思う。

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