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plastic さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/05/29

    大好きなDervauxのしゃれた演奏をあつめたCDで半世紀前のパリの香りが漂ってくる。意外とオケを引き回すようなライブ感が強い。音源はコンサートホールその他の板起こしのようで、はっきり言って音は悪い。それを差し引いても彼のフアンには喜ばれそうな変化球演奏だ。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/11/20

    ]]Tproductionのものを持っています。全曲とも極めて明確な演奏で安定したテンポとバランスの良い響きが聞かれます。しかし、決して個性のない演奏ではなく確信に満ちた演奏が伝わってきます。月並みですが、このようなカチッとしたいわゆるドイツ的演奏はかの時代のアメリカの聴衆に人気があったようです。同時代にアメリカで活躍していたモントウーあたりとは対極でしょう。やはりこちらは奇数番号の交響曲の出来が良いようです。特筆すべきはCD化率が最も低いCommand classicsが復刻したことでしょう。板越しだそうですが抜けがよく、やや高音域が刺激的に響きますが(ブラームスのCDほどではない)アンプで調整すれば十分聴ける音です。Commandの録音はどうやらオリジナルのテープが紛失しているらしく板越しでもよいから、デルヴォーやヴァンデルノートの名演を続いてCD化してほしいものです。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/05/10

    ヴァイオリニスト編が大変良かったので喜んで購入した。ブルショルリやノヴァエスなど従来は解説の少なかったピアニストの記述があったり、CD=Rが2枚ついているなど評価できる点もある。しかし、ひどいのが訳。まったく日本語になっていず、何を言っているのかわからない部分が多すぎる。人物名の和訳もポール・プレイ?(パレイでしょう)など訳が分からないものが多い。音楽に携わる方の訳かしらんと思ってしまった。ヴァイオリン編の藤本氏の文章が素晴らしかったのに残念。CD-Rが貴重ではあるが、総合評価は残念ながら低い。

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  • 12人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/03/30

    このボックスの目玉は何と言っても第9のstereo version。ウオルター・レッグと契約したばかりの40代後半のカラヤンの指揮は晩年のイメージとは全く異なっている。早めのテンポで前進していく意志の強い指揮だ。しかしハーモニーのバランスの良さと音の輪郭の美しさは流石カラヤンである。曲の構成が良く理解できる演奏で、力みは全くない。シュワルツコップやヘフリガーなどの独唱人ウイーンの合唱団も決して力みを見せず、日本人の絶叫型とは明らかに異なった解釈であり、絶対的にこのような表現が正解。録音も極めて聞きやすい。カラヤンは日本では不当に低く評価する評論家が多いが、再評価されるべきである。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/02/05

    インバルと都響の実演は芸術劇場で効いている。そのときの印象は管楽器セクションの力みすぎによる不調があったが、曲の開始から最後まで緊張感と統一感にあふれた良い演奏であった。このCDを聞いてみると演奏にまったく破綻がなく美しい完成度の演奏にはなっている。しかし、全体的な音楽の流れがなんとなく悪く、楽章を通して聞いたときの、感情の流れが散漫な気がする。この原因は、エクストンのCDの編集方針にあるのではないだろうか。このCDは会場も異なる3つの演奏日の悪く言えば切り貼りでできている。同じ指揮者とオケの演奏でも、日にち、ましてはホールも異なれば、当然楽員の乗りは変化するし音色、音量もまったく異なるのは友人のN響メンバーからいつも聞かされている。異なった複数の演奏から、良好な部分を繋げる編集の仕方はDGのバーンスタインから始まったものだが、それらのCDも何か遠くから輪郭だけを整えたような、バーンスタインがこんな演奏をコンサートでするはずがないという散漫な感じを受けたものが多かった気がする。同じような編集をしても、スタジオ録音の場合は、演奏側もはじめからそのつもりであるわけで、感情や音色の均一性は保たれるだろうからまったく別次元といってよい。自分としては、こういう編集のCDは演奏側の意図が忠実に再現されているとは言えずライブという範疇には入れるべきではないと思う。インバルの演奏ならチェコフィルとの1発ライブのほうが正直な演奏だ。

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     2013/11/13

    長らく入手不能となっていたが再発を喜びたい。耽美的な演奏で音楽の流れが極めてよい。スワロフスキーにしては実に真っ当な指揮で、幻想交響曲の演奏などに見られる異様感はまったくない。最後まで曲のよさを堪能できる演奏で、フランス系指揮者の対極にある演奏だが、ドイツ系の重さはない。一部批評家が高く評価していたが、同感である。旧バージョンではモノラルと表記されていたがきれいなステレオ録音である。

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     2013/04/06

    これはちょっと失敗作かな。唸るような地声で全曲を通されるとやや耳が疲れてくる。曲ごとの曲想も変化に乏しく、歌唱法も一貫して単調。もっときれいな声が出せるはずだが。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/25

    ハイドシェックの24番がいい。軽く洒脱で跳ね回るようなピアノにひきつけられる。内田のじとっとしたモーツァルトに落胆した後だけに、こういう悲しみを明るさで笑い飛ばしてしまうような演奏は聴いていて本当に気持ちが良い。ハイドシェックは最近よりこのころまでが好きだ。N響も信じられないほどきれいな音だ。弦のしなやかな音は、どちらかというと音が汚かったあのころのN響とは信じられない。デルヴォーをはじめ、フルネデュトアなどが振った時のN響は本当に磨き上げられた1級の音を出す。デルヴォーはフランスの指揮者としては音楽の構成力が優れており、サンサーンスも正攻法な演奏で、N響も破綻無く気持ちよさそうに演奏している。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/13

    Mozarutの弾き振りは難しい。ピアノとオケは音楽性が同質である必要はなく、対立と調和が作り出す、即興性が必須である。その点内田の指揮はメリハリに乏しくテイトの域に達していない。クリーブランドも自発性の点で旧盤に劣る。やはり指揮者を立てるべきではなかったか。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/09

    アルトシュテッド、ミュラーショットなどと並んでカプソンも若手チェリストの有望株。叙情性では一番だろう。これだけ歌いこんだ美音のドヴォコンは最近珍しい。終楽章での迫力が今ひとつで星は4つとした。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/18

    このヴァイオリニストはN響との共演を聞いたばかりだが、その左手の良く効くことに驚嘆。つまり音程がよく、音を引きずらない。ストラディバリの音色、音量も申し分なし。現れては消えていくあまたの美人ヴァイオリニストとはぜんぜん異なる。ハチャトリアンはオイストラフやコーガン以来良い演奏が無いが、やっと最新録音の良い演奏が出た。テクニックは前2者より上。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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