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レインボー さんのレビュー一覧 

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     2020/10/23

    モナコのベル・エアはロシア系の演奏家を起用しメジャーな楽曲を制作していたレーベルです。
    その中でも特に評判の良いアルバムと言われたのが本盤で、ロシアの映画音楽を集めたという、このレーベルにしてはマニアックなもの。
    しかし、収録曲はどれも質の高いもの。
    ショスタコーヴィチや、プロコフィエフ、スヴィリドフと言ったソ連時代を代表する作曲家の作品やドゥナエフスキーなどロシアの映画音楽作曲家の曲など、余程の通で無いと知らない曲が集められています。
    演奏は、コンスタンティン・クリメッツ指揮、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団によるもの。
    オーケストラは解説書にあるオケのプロフィールを読む限り、ナクソスでお馴染みのオケらしい。
    指揮のクリメッツはマルケヴィチに学んだロシアの指揮者。
    クラシック音楽のアルバムもあるが、モスフィルムで働いていた関係で映画音楽も多数残した他、手兵のグロバリス交響楽団を率いて、日本のアニメや映画の音楽を担当した事でも知られる。
    この盤ではさすが、ずっと映画音楽を手掛けて来ただけにどれも質の高い演奏。
    例えば1曲目、『時よ前進!』のテーマの疾走感と躍動感は白眉の出来としか言いようが無い。
    この盤が人気が出たのもよくわかる。
    録音は2000年1月にモスクワ放送第5スタジオで録られたもの。
    映画音楽という事もあってか、マイクを多数立てたらしく個々の楽器の音がやたらとクローズアップされるが、ある意味映画音楽らしくて良いと思う。

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     2020/10/22

    モナコのレーベル、ベル・エアから発売されたアルバム。
    アルド・フィンツィ作曲、交響詩「ヌンクァム・シンフォニア・ロマーナ」とドヴォルザークの交響曲第9番「新世界」が収録されたCD。
    ドミトリー・ヤブロンスキー指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録。
    メインはドヴォルザークの交響曲。
    オーケストラはやや荒っぽく、良く言えば勢いのある演奏だが、反面ゆっくりした部分はイマイチで、これで往年のロシアン・サウンド全開な演奏なら面白おかしく聴けただろうが、モスクワ・フィルも大人しく、名演も多いこの曲ではお勧めは難しい。
    一方、フィンツィ(1897〜1945)はベル・エアが紹介に力を入れていたイタリアの作曲家。
    現在は無名だが、存命時は成功したようで、楽譜の出版も多数行われたが、ユダヤ系だったため晩年は時期がら演奏機会がなく忘れられたらしい。
    この交響詩はR.シュトラウスばりの豪華な後期ロマン派らしいオーケストレーションに、ラフマニノフが合わさったような作品。
    世界初録音だそうで旋律よりその優れたオーケストレーションを楽しむ作品と言った所だが、なかなか楽しい。
    演奏もこちらの方が良く、オケもよく鳴っている。
    録音は2000年10月、モスクワ放送第5スタジオで収録された物。
    廉価盤価格帯だが、音はしっかりしている。

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     2020/10/21

    旧ソ連を代表する指揮者、アレクサンドル・ガウクは多数の録音を残しましたが、CD時代になって復刻されるのは伴奏系が中心で、ガウク単独の録音の復刻は珍しい。
    他のレーベルを見ても数年前にブリリアントから出たボックスか、ヴィスタヴィラから出たアルバムぐらいで、今回生誕125年を記念して発売されたこの盤は貴重です。
    ガウクの音源の半数はロシア音楽ですが、この盤ではドイツとフランスの作曲家というロシア物以外の作品を集めてあります。
    オーケストラは全てモスクワ放送交響楽団。
    演奏はガウクらしい外連味の演奏で、当時のモスクワオケらしい金管の爆発も聴ける他、ドゥロヴァをソリストに迎えたドビュッシーでは抒情的に演奏したりと、ガウクの様々な面が見れる一枚になってます。
    録音は1950年代(因みにCDにはR.シュトラウスのみ1958年と書かれてますが、他は記載がありません)との事ですが、この年代のメロディア録音では良い方かと思います。
    尚、CDはデジパック仕様ですが、2枚組デジパックに多い観音開きではなく、一度開いてから上に開く特殊なタイプです。

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     2020/10/20

    リムスキー=コルサコフの交響曲集。
    第1番と第3番を集めた内容です。
    ジェラード・シュワルツ指揮、ベルリン放送交響楽団の演奏で収録されています。
    ナクソスにはすでにアニハーノフとサンクトペテルブルク国立交響楽団によるリムスキーの交響曲全集があり、それに続く録音となります。
    リムスキーは3曲の交響曲とシンフォニエッタを残しましたが、番号付きでは2番が有名でしょうか。
    1番と3番はあまり有名ではないですが、作品自体は2番にも負けず劣らずの魅力がある作品です。
    シュワルツはシアトル交響楽団と三枚のリムスキー=コルサコフのアルバムをナクソスに入れています。
    これはそれに続く物で、オケがベルリン放送交響楽団に代わり、より丁寧に作品の魅力を引き出した好演奏になっています。
    2015年の録音なので、音質も良好です。

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     2020/10/19

    ブルガリアの作曲家、パンチョ・ヴラディゲロフのピアノ協奏曲集です。
    新録ではなく、ブルガリア国営レーベル、バルカントン原盤です。
    収録されているのは、ピアノ協奏曲第1〜5番とピアノのための5つのシルエットの6作品です。
    ヴラディゲロフのピアノ協奏曲は5番までしかないので、この盤は現在唯一のピアノ協奏曲全集となります。
    アレクサンドル・ヴラディゲロフ指揮、ブルガリア国立放送交響楽団の演奏、ピアノはテオドール・モウセフ(ピアノ協奏曲第1番)イヴァン・ドレニコフ(ピアノ協奏曲第3番、ピアノ協奏曲第4番)クラシミール・ガテフ(ピアノ協奏曲第2番、ピアノのための5つのシルエット)パンチョ・ヴラディゲロフ(ピアノ協奏曲第5番)です。
    ヴラディゲロフのピアノ協奏曲は第3番が比較的録音に恵まれて3つ程音源が出回ってますが、その他の作品は初めて聴きました。
    どれもヴラディゲロフらしい国民楽派要素満載の作品で、3番が1番良い作品ですが、どれも安定した作品でした。
    演奏もブルガリアの演奏家らしい楽譜を重視した演奏で、作品を聴くには充分でしょう。
    作曲家自身のピアノも上手いですし、ガテフ、ドレニコフ、モウセフの録音もあまりCD化されないため貴重です。
    指揮者は作曲家の息子で、オケ曲だともうちょっと派手な所もあるアレクサンドルですが、ここでは伴奏に徹してサポートしています。
    作曲家パンチョ・ヴラディゲロフが弾いた5番のみ1964年録音で、他は1970年代の録音。
    リマスタリングされているためか、年代の割には聴きやすい音質です。

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     2020/10/15

    2002年1月に西本智実が、ロシア・ボリショイ交響楽団ミレニアムの首席指揮者に就任した事は当時ちょっと話題になりましたが、その後2年程首席を務めた間に製作された、このコンビによる初の録音がこのCDです。
    チャイコフスキーの『白鳥の湖』『くるみ割り人形』からの音楽を集めた内容です。
    一般的なCDとは違い指揮者の選択したバージョンによる拘りの組曲。
    そのため、通常の三大バレエ組曲を集めたCDでは聴けない曲があるのが売り。
    指揮者は音楽面以外の事でとやかく言われがちですけど、聴いてみると、奇をてらうことのないスタンダードでスタイリッシュな演奏で、演奏は悪くありません。
    ロシア・ボリショイ交響楽団ミレニアムはソヴィエト崩壊後に出来たオケの一つ。
    解説文にある、オケの経歴はどこまで信じて良いか悩むが少なくともサウンドはかつてのソヴィエト・サウンドを思わせる力強さと洗練さをもった中々良いサウンドで、かつてのロシア・オケに興味がある方は良いかも知れません。
    2002年録音、音質良好。

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     2020/10/14

    オンドレイ・レナールト指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団による演奏で収録されたこのCDは、クリスマスをテーマにしたCDです。
    前半はクリスマス・ソングを中心に後半はクラシック音楽でクリスマスの時期に演奏される作品を収録した物です。
    前半のクリスマス・ソングは当時レナールトが指揮者をしていた新星日本交響楽団のヴィオラ奏者&編曲家であった、赤堀文雄による管弦楽編曲で一部は水野貴子によるソプラノ歌唱がついています。
    演奏はスロヴァキアのオケらしく、弦楽セクションの音色が美しい。
    これはG線上のアリアを聴けば分かるかと思います。
    レナールトの指揮はナクソスなどで聴かれるように、スタンダードな癖のない物。
    ソプラノはちょっとイマイチ。
    録音は1994年7月、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサートホールで録音された物。
    録音は特に問題なく聴けるレベル。

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     2020/10/13

    ヨーロッパには時々本職が作曲家ではない人が、作曲して作品が残ったりする。
    このCDに収録された、アンソニー・バージェンスはイギリスの小説家が本業だが、作曲活動もしていたらしく、オーケストラ曲を収録した物となっています。
    バージェンスの作品は、ホルストの影響が非常に強く、恐らく作曲時に常に頭に入っていたのでしょう。
    例えば『革命の行進曲』などはホルスト風のメロディとエルガーの威風堂々のような気品さがあります。
    と言っても強い個性はないので知られてないのも当然と言えます。
    演奏はポール・フィリップス指揮、ブラウン大学管弦楽団。
    オケは名称からわかるようにアマチュア団体。
    そのため、盛大にミスも見受けられますが、それ以上に情熱でカバーしたヘタウマ的な演奏と言えます。
    録音年は開きがありますが、音質は良好です。

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     2020/10/12

    ロシアを中心に活動していた西本智実が、新たにハンガリーのブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団と組んでキング・レコードに入れたアルバム。
    同オケのアルバムとしては2枚目で前作ではドヴォルザークの新世界交響曲をとりあげたが、今回は、リムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』をとりあげている。
    同曲は作曲家の代表曲とあって、既に幾多の名盤がある。
    この盤はそれらに匹敵とまでいかなくとも中々良い演奏になっていると思う。
    テンポが遅めなのはこの指揮者の特徴で、旋律をよく歌わせており、また遅めのテンポのおかげで壮大な演奏となっており、千夜一夜物語の世界を表現しています。
    オケはハンガリーの中でも歴史ある団体だけあってか、強奏時の分厚さと、ソロの巧さは見事な物。
    併せて収録されているのはリスト『レ・プレリュード』『メフィスト・ワルツ』で、中々珍しい組み合わせである。
    こちらはハンガリー生まれの作曲家ということもあってか、演奏はリムスキーぐらい良いとは思わないがオケのサウンドはこちらの方が良い音がする。
    録音は2008年9月で、録音スタッフには、キングやハンガリー放送の他、録音エンジニアはオクタヴィアのスタッフが担当しており、音質良好。

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     2020/10/11

    ユージン・コーポラン指揮、シンシナティ・ウィンド・シンフォニーのコンビはクラヴィアに多数の録音を残しているが、これは1992年に録音されたものでアメリカのオリジナル吹奏楽曲とクラシックの編曲を集めた内容。
    いずれも選曲的に珍しい曲はないスタンダードな選曲と言えるだろう。
    演奏団体はシンシナティ音楽大学の学生からなる団体で、日本にも1990年代初めに来日、東芝EMIに録音を残しています。
    このCDではスタンダードな演奏ですが、例えば冒頭のキャンディードではサクソフォンを通常より目立たせると言った独自の解釈もあり、模範的であると同時に鑑賞にも聴ける作りになっています。
    シンシナティ・ウィンド・シンフォニーはアメリカの吹奏楽団にしては端正なサウンド、学生オケですが、水準以上の技量はあります。
    録音エンジニアは、ブルック・レーク氏による物で、全体図は把握が難しいが各楽器が鮮明に聴こえる録音となっています。
    吹奏楽アルバムで、ここまでの音質なら十分でしょう。

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     2020/10/10

    作曲家、古関裕而の唯一の自伝。
    元は主婦の友から発売された古い本で作曲家が亡くなる10年程前に出版されたもの。
    それを今年の朝ドラに合わせて別の出版社が復刊した物らしい。
    作曲家の少年時代から執筆年70歳までの人生を自作を振り返って綴った内容。
    時代背景や登場人物をある程度把握しておかないと、理解が難しい所もあるが、作品を作曲した時の想いを交えつつ、当時のエピソードが綴れた内容となっている。
    基本的に歌物に対するエピソードが殆どだが、作品毎に割かれる割合はわりと少なめ。
    その分サクッと読めるが物足りないと感じる人もいるだろう。
    また、必ずしも有名な曲のエピソードがあるわけでもなく、例えば、大阪タイガースの歌(六甲おろし)の様なプロ野球関係の歌は影も形もなく、そのかわりマイナーな作品のエピソードが2、3頁とられていたりする。
    また最初はクラシックの作曲家を目指していたというのは知っていたが、この本を読んでオペラを書いたというのは初めて知った。
    その割には初期に書いたという交響曲や協奏曲などといった管弦楽曲に記載はなく、また戦後に書かれた、オリンピック・マーチやスケーターズ・ワルツと言った機会音楽系の器楽曲についてもわずか数行触れられているだけである。
    この本は歌謡曲作曲家、古関裕而の自伝として読むのが正しいスタンスだと思う。

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     2020/10/07

    ナクソスはスペインの作曲家の作品の録音が結構あり、スパニッシュ・クラシック・シリーズとしてかなりのアルバムが出ているがこれもその一つ。
    20世紀前半から半ばにかけて活躍したヘスス・グリーディの管弦楽曲集。
    グリーディはこんにちは無名だが、ナクソスは中々力を入れていて結構録音がある。
    このCDを聴く限りグリーディの作風は聴きやすく、20世紀の作曲家らしく色彩的なオーケストレーションをしており、多少のバスク地方の民族色もあるが、コテコテの国民楽派の作品が好きな人には物足りないかも知れない。
    ソプラノや児童合唱を取り入れた作品もあるが、そこまで進歩的とは思わないし、作品も隠れた名作というほどではない。
    フアン・ホゼ・メナ指揮、ビルバオ交響楽団による演奏。
    ビルバオはグリーディが留学から帰国後に活躍した縁の地。
    ビルバオ交響楽団はグリーディの作品の初演も担当した縁のある団体で、それゆえか演奏は良い。
    サウンドは結構洗練され、アンサンブルも問題なく、作品の真価を十分に伝えてくれる演奏だろう。
    録音は良好。

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     2020/10/06

    戦前のハレ管弦楽団の指揮者も務めた事で知られる、ハミルトン・ハーティ。
    ナクソスではすでに『アイルランド交響曲』を中心にした作品集がありますが、これはピアノ協奏曲を中心にした管弦楽作品集です。
    湯浅卓雄指揮、アルスター管弦楽団による演奏で収録。
    ナクソスには日本作曲家選集を含め、幾つか録音があるコンビですがこれは2005年に録音された物。
    指揮者は1997年からこの2005年まで首席客演指揮者を務めており、オケとも信頼が出来たのでしょう、これがなかなか見事な演奏となっています。
    全体的にテンポが速めですが、それが上手い事メリハリがついた、切れ味の良い演奏です。
    ピアニストも同じくナクソスに幾つか録音があるドノホーで、悪くはないでしょう。
    作品も、知名度は低いですが中々優れたオーケストレーションで、華やかかつ、良いメロディを持っています。
    録音がやや音が遠いと感じる所はあるものの、音質自体は良好で、収録曲を初めて聴く人にもお勧めです。

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     2020/10/05

    ケテルビーと並ぶイギリス・ライト・ミュージックの作曲家、エリック・コーツの作品を集めたアルバムです。
    EMI原盤で、チャールズ・グローヴス指揮、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を中心に、レジナルド・キルベイ指揮、バーミンガム市交響楽団、チャールズ・マッケラス指揮、ロンドン交響楽団の演奏で収録されています。
    コーツの代表曲と言えば『ダムバスターズ』『ナイツブリッジ』のような行進曲を思いうかべるが、このCDでは他にも組曲や序曲など様々な作品が収録されている。
    もちろん、それらは親しみやすい旋律でコーツ節が存分に聴ける。
    この2枚組のCDはその代表的な作品を収録しています。
    またグローヴスの演奏を筆頭に、楽しい名演が次々と出てきます。
    いわゆる編集盤で1970年代前後に録音されたものですが、音は年代を考えると十分聴けます。
    コーツ入門にも良いかも知れません。

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     2020/10/01

    日本を代表する吹奏楽団の1つ、航空自衛隊航空中央音楽隊が創隊55周年を記念して制作した記念盤。
    1〜9曲目は今回のCDのために新規録音されたもの。
    指揮は副隊長、佐藤義政3等空佐、運用係長、三宅崇生1等空尉。
    10〜14は航空自衛隊創立60周年記念演奏会のライブ音源で当時の音楽隊長、水科克夫1等空佐の指揮で収録。
    収録曲は同音楽隊が記念の節目に作曲されたオリジナル曲を中心に選曲した内容で、またゲストヴォーカルを招いたポップスを取り入れるなど、軍楽から流行曲まで普段、様々な曲を取り入れた演奏をしている同音楽隊らしいもの。
    空のバンドだからというわけではないでしょうが、サウンドが柔らかく軽快で見通しの良い音が特徴です。
    当然演奏も正統派行進曲から、コンサート・マーチ、映画音楽からゲストと共演したポップスまで、曲に応じて柔軟に対応していて、綺麗にまとまっているのはさすが音楽隊と言ったところです。
    その一方で、航空自衛隊関連の曲で名作ながら収録されてない曲(銀翼など)もあります。
    また個人的にはゲスト全てがポピュラー曲ではなく、せめて1曲ぐらいは航空自衛隊歌を(1番有名な蒼空遠くぐらいは)入れるなど、もう少し記念曲を増やして欲しかったと言う所はあります。
    録音は1〜9が2016年7月に航空中央音楽隊第1ホールで、10〜14がすみだトリフォニーホールでのライブ。
    セッションの第1ホールでの録音はかなり綺麗に録れており、またすみだトリフォニーもライブ録音としては良好な音質です。

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