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タテキ32 さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/28

    西崎さんは日本国籍はもう持ってないのでしょうかね。我国では話題に出ることはありませんが、この人のモーッアルトは素晴らしい。何かたおやかで優しく清楚な女性らしが素直に出ている感じがします。そして、ピアノのヤンドーがまた良い感じです。ちょっとピアノが強すぎるという意見も聞いたことがありますが、バイオリンの伴奏付きのピアノソナタということだから、これで良いのだと思いますし、私には何の違和感もありません。バイオリンソナタにせよチェロソナタにせよ、どうも伴奏専門のピアニストが付いている場合は物足らない感じが付き纏いますが、この演奏にはそういう感じはなく、バイオリンもピアノも夫々に出過ぎることもなく十分に歌い唱和しているように思えます。私はこの人たちの演奏を聞いて、バリリの演奏を聞くことは殆どなくなりましたし、グリューミオはハスキルの伴奏のものもクリーンの伴奏のものも処分しました。どの演奏にもまして素直の曲の美しさが伝わってくる演奏だと思います。我国の音楽界は何故か自国の演奏家を軽視しているように思えて残念です。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/28

    西崎さんは日本国籍はもう持ってないのでしょうかね。我国では話題に出ることはありませんが、この人のモーッアルトは素晴らしい。何かたおやかで優しく清楚な女性らしが素直に出ている感じがします。そして、ピアノのヤンドーがまた良い感じです。ちょっとピアノが強すぎるという意見も聞いたことがありますが、バイオリンの伴奏付きのピアノソナタということだから、これで良いのだと思いますし、私には何の違和感もありません。バイオリンソナタにせよチェロソナタにせよ、どうも伴奏専門のピアニストが付いている場合は物足らない感じが付き纏いますが、この演奏にはそういう感じはなく、バイオリンもピアノも夫々に出過ぎることもなく十分に歌い唱和しているように思えます。私はこの人たちの演奏を聞いて、バリリの演奏を聞くことは殆どなくなりましたし、グリューミオはハスキルの伴奏のものもクリーンの伴奏のものも処分しました。どの演奏にもまして素直の曲の美しさが伝わってくる演奏だと思います。我国の音楽界は何故か自国の演奏家を軽視しているように思えて残念です。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/28

     西崎さんは日本国籍はもう持ってないのでしょうかね。我国では話題に出ることはありませんが、この人のモーッアルトは素晴らしい。何かたおやかで優しく清楚な女性らしが素直に出ている感じがします。そして、ピアノのヤンドーがまた良い感じです。ちょっとピアノが強すぎるという意見も聞いたことがありますが、バイオリンの伴奏付きのピアノソナタということだから、これで良いのだと思いますし、私には何の違和感もありません。バイオリンソナタにせよチェロソナタにせよ、どうも伴奏専門のピアニストが付いている場合は物足らない感じが付き纏いますが、この演奏にはそういう感じはなく、バイオリンもピアノも夫々に出過ぎることもなく十分に歌い唱和しているように思えます。私はこの人たちの演奏を聞いて、バリリの演奏を聞くことは殆どなくなりましたし、グリューミオはハスキルの伴奏のものもクリーンの伴奏のものも処分しました。どの演奏にもまして素直の曲の美しさが伝わってくる演奏だと思います。我国の音楽界は何故か自国の演奏家を軽視しているように思えて残念です。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/12/30

    この音では若い世代がよく思わないのは無理もないであろう。しかし、チャイコフスキーもムソグルスキーも昔は最高の演奏に数えられていたのだ。このピアノ・コン、実演を聞いたドナルド・キーン氏(アメリカの最高の日本文学者)は脳天をぶったたかれるような衝撃を受けたそうである。激しい感情が最初から最後まで流れるが、甘い安いセンチメンタリズムなど無縁な演奏。厳しいロシアの冬が到来するのような曲の始まり、微かに聞こえてくる流刑者達の呻き、それを激しく襲いかき消していくシベリアの大吹雪、そんな感じの、猛スピードで熱い思いを叩きつけながら突進していくかのような第1楽章のコーダ。厳しい冬の空気のようなリリシズムの第2楽章。このような毒に当たったものには、どんな演奏も、そして如何に音が良くても物足りないのです。当世評価の高いカラヤンとリヒテルの演奏、ゴジャースな響きで何と安っぽい臭い芝居。彼らには恥という心がないのか,そんな風に思うのです。ホロビッツのムソグルスキー、私はこの毒にも犯されている。この前ではリヒテルもベルマンもかったるい。音は良くない。しかし、これらの毒に全身犯されている私にとっては☆5つ。そうはいっても前に比べれば、音は大分改善されたように思う。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/12/30

    昔はこの演奏はこの曲の最高の演奏の一つとしてあげられていたものだ。私にとってもそうであった。しかし、それでも音には満足できないものがあったが、録音が古く仕方がないとあきらめていた。ステレオ録音のものも出たが満足できなかった。ミンシュのXRCD版が出来、音の面でも満足出来るものが出てきたと思ったが、演奏面ではやはりトスカニーニに比べ物足らない所がないわけではなかった。フランス音楽といえば明晰で流麗な音楽というようなイメージがあるが、このサーンサーンスやベルリオーズなどのような激情がほとばしる面を持った音楽もある。私見だが、この交響曲には世紀末的な暗い心情の爆発というような迫力を感じる部分があちこちにあるのだが、これが密度高く表現できている私が感じるのはこのトスカニーニだけなのである。ミンシュもそういう面では堪え切れずに最高点に達するほんの少し前に破裂してしまったいう感じを受ける。こうなったら、このトスカニーニの演奏のXRCD化を期待するしかないか。複雑でレンジの広いこの曲、XRCD化してどこまで良くなるのであろうか。音を考えると☆4つだが、演奏に対する愛着から☆5つ。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/12/29

     我が国には音楽作品や演奏者の所属国に関して抜きがたい偏見が底流として根強く流れている。曰く、ドイツ音楽=音楽のあるべき姿を最も高く体現し深い精神性を持っている。フランス音楽=エレガントな感覚感性にこだわり、人生の真実には斜めに構えた音楽。アメリカ音楽=資金力に基づいた力まかせの、ノー天気音楽。アメリカ人には音楽の深い精神性は理解できない。等々。しかし、表面的にはそういうニューアンスを感じさせる面もあるかもしれないが、これら、基本的な所には何の根拠もない憶見でしかない。
     音はきれいがあっけらかんでノー天気な音楽。精神的?な音楽には不向き。オーマンディはいつもこんな風に言われることが多かった。思えば50年ぐらい前、音楽に目覚めたのは1000円の25cm盤のオーマンディの「運命交響曲」。夢中になって聞いたものだ。しかし、レコード批評などいつも、深みがないとして碌な評価しかされておらず、それで何か満たされない気持ちがつきまとった。しかし、当時一番評価の高かったベームの「運命」を初めて聞いてがっくり、泥臭くてダルな駄作でもベルリンやウイーンの楽団でドイツ系人がやれば良いと言ってもらえるものと呆れたものである。そして、フルベンの人気が高く、オーマンディはフルベンから見れば見世物の大道芸人でしかないような扱われ方したものだ。しかし、考えてみれば、オーマンディの「運命」は濁らない音でひたむきに瑞々しく若々しい「運命」であった。フルベンの安っぽい苦悶の表情が過剰に演じられる「運命」など語るもおぞましい。オーマンディ様、長らく大変失礼しておりました。
     このオーマンディの「悲愴」はこのようなオーマンディの価値を再確認させてくれるものであった。確かに音は明るい、というより響きに濁りもたゆみも過剰な表情付けもなくたたただ美しい響きである。そこにはオーヴァーな身振りはもちろんないし、また安っぽいきれいだけの歌もない。音楽をして音楽を語らせるだけで美しい音楽が流れる。そういう演奏であろう。「悲愴」という題名にこだわる人はフルベンやカラヤンのくさい芝居を選べばよいだろうが、当方は真っ平御免、ここでは「明るく澄んだ悲しさ」とでも言うべき稀有なものにさりげなく出会えるのだ。ムラヴィンスキーもマルティノンもミンシュもオーマンディに比べればちょっと過剰でくどい。オーマンディのベートヴェンやモーッアルト、ブラームスなどももっと、それもXRCDなどの高音質CDで出して欲しいものだ。ソニーは音楽性が貧弱だし、高音質可技術が弱いから。オーマンディやカサドジュ、セルなどの名品の多くがお蔵入りになっていたり、音今一のCDしか出されてないのは残念。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2009/08/06

    峻厳で堅固な建造物に秋の夕日が厳しく美しい影を落とす情景のような4番の演奏。3番は昔は気に入らなかったが、聞き返してみるとマル。1番は結構だが、トスカニーニの直線的な導入部よりはパリのミンシュの太く膨らんで流れ出す導入部の方に引かれる部分あり。その2楽章、晩秋の木漏れ日の射す人気のない林の中、オーボエが啜り泣き、クラリネットがぼろぼろ涙し、弦が声を押し殺して貰い泣きする。変にコブシを入れたリ緩急や抑揚をいじくったりせずに丹精に演奏していながら、この溢れる情感。これを平板というのは、女で言えば、厚化粧してないと魅力を感じないということか。これもSACD化期待。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/06

    誠に結構。トスカニーニは私の最も好きな指揮者だが、その音質のせいでどうしてもなじめない部分が残っていた。しかし、この盤になってそのような問題の大半は解消した。1939年の運命に比べて、戦後の録音は演奏も変わったところに音の流れに詰まった感じの部分が耳についてなじめないところが少なからず残っていたが、このマスタリングで大幅に改善された。同様、第9の3楽章にも満足感が増すようになったし、田園の良さに再度開眼した感じである。その他も押して知るべしである。気になるのはこんなに安くて良いのかということ。それと何とか荘厳ミサも含めてすべてSACD化してほしいもの。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/06

    これに勝る演奏は見当たらない。オルフェウスは大人しくてもの足りない。ライナーは期待したが、トスカニーニに比べれば贅肉が残っていて切れ味が鈍いところがある。引き締まって子気味良く歌とリズム、ダイナミズムが決まり、緩急壺を得て自在。トスカニーニのまねはだれも出来ないということか。早ければ良い、激しければ良いというわけではない。とすると、何とか、この音の改善に取り組んでほしいもの。演奏は世界遺産ものなのだから。

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     2009/08/06

    39番はロマンチックで幾分センチメンタルな青春の音楽であるかのように、柔らかで豊麗な響きと甘いばら色のメロディで演奏するのが当たり前のようになっているが、甘く優しいだけがモーツァルトではない。青春には激しい渇望と熱情が留めなく溢れ炸裂してくる場面もあるのだ。トスカニーニのこの演奏はまさにその青春の爆発である。すべての楽章の燃えるような勢い、特に1楽章、その中でもコーダーの激しい身を焼き尽くすような昂揚感の炸裂上昇。この毒?に魅入られたものにはワルターなどカッタルクテカッタルクテ。音質改善を切に望む。40番も41番も良し。ただし、SP時代の方が透明感が高い感じ。

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     2009/08/06

    7番はこの曲の歌やリズムの持つ強いエネルギーを極限まで表現した一つの頂点を極めた演奏。このような響きは彼以外の人で再現されることはないであろう。そういう意味では世界遺産にしても良いくらい。トスカニーニは己の力の限界を知っていた。そのため自分が一番重要と思うものの表現に全力を注ぎそれ以外のものには目をつむったように思われる。そのようにして実現されたこの曲の根源的な音楽的力感の核心。それを十全に伝えてくれたSACDに感謝。1番の演奏の良さは耳に蛸が出来るくらい聞いてきたこと。もう紙数は尽きた。

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     2009/08/06

    荘厳ミサ曲に関して、クレンペラーやバーンスタインその他が何故にトスカニーニのこの演奏より上に置かれることが多いのか、そのことがよくわからない。音は相当煮改善されているし、神に激しく迫る心情が余計なセンチメンタリズムや安っぽい宗教感情を排して、この上なく美しく厳しい音楽として実現している。クレドの「神は人のため…」とコーラスと管絃楽が絶叫する時の感動!聖なる闇から神の光が厳しくも美しいヴァイオリンの調べに乗って厳かに降りてくるベネデイクスの始まり。クレンペラーの柔なヴァイオリンなど聞いてはおれん。この演奏が宗教的でないという輩がいる。何をかいわんや

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     2009/08/06

    この音楽の持つ圧倒的な音楽的な力がまっしぐらに迫ってくる一つの完璧な演奏。彼の紡ぎだす音楽に身をゆだねれば、下手な歴史感や似非哲学、似非文学等の思い入れは一切不要、貴方は音楽の力そのものによって高みに運ばれて行く。特に4楽章のコーダー、太鼓が炸裂し、弦と菅は絶叫して音楽は狂瀾怒涛の乱舞を繰り広げながら激情の高みに駆け上り、貴方は興奮の絶頂に運ばれて破裂し、しばらくはその熱から冷めることはできない。こんな激しい楽音の運動が一糸乱れぬアンサンブルで達成される奇跡。それを十全に発現させたSACDの凄さ。この音がおかしいと思う人、気の毒な限り。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/06

    薄暗い部屋で如何にも如何にも憂愁を秘めた女であるかのような化粧をして媚を売り、ある時は涙混じりに、またある時は熱にうなされるかのように、ナチス時代の過ちをくどくど言い訳するフルベンとバイロイトの浅ましくもくさいくさい第9。こんなものにトスカニーニの第9が数段落ちる等というのは言語道断。音楽が音楽でしか語りえないことを携えてまっすぐ切々たる心をもって押し寄せて来る彼の演奏。これが機械的だとか非情だとか深みがないとかいう人はトスカニーニを聞くべきではありません。この音が変だという人も同類です。

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