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ほんず内閣総理大臣 さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/25

    大野さん、オペラハウスにて大変すばらしい活躍をされているのを、以前テレビで拝見しました。さてこの「復活」、オペラで活躍中のレヴァインやゲルギエフの「復活」になんだか傾向が似ているのに気がついて、実はちょっと愕然。というのもこれら二人の「復活」は大音響志向の爆演系で、正直私は酷評しております。大野さんのこのディスクでも、フィナーレに至って超強烈な音響が轟き、若干辟易したのであります。シンフォニー慣れしている指揮者だとこんな感じにはならないのが多いなあ〜。バーンスタインもテンシュテットも、強烈系演奏と言われながらここまでにはならない。一種の構成感やバランス感が働いているのではないかな?大野さんは第1楽章(問題提起だと思いますが)が物足りない。あとに行くほど盛り上がるというパターンで、オペラならそれでもいいけど、シンフォニーには個人的には違和感がある造りです。オケや声楽陣は立派。特に声楽は合唱がよい出来。録音は優秀ですが、低域楽器がブースターがかかっているかと思うほどじんじん響いてきてやや不自然。全体の出来は結構だと思うのですが、いくつもの問題点を感じたのも事実なので、とりあえず書いておきます。

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     2011/07/24

    近頃マラ4づいておりまして、ここ一週間で10種類近くのディスクを聴いております。久々に聴きなおしたディスクによいものが多く、アバド&ベルリンフィル、ガッティ、広上、などは実によかったなあ。さて、ケーゲルさん、ちょっとこれは特徴薄。オーケストラの力も関係して、いささか彫琢が不足かな。総じてもちろん悪くはないのですけれど、他のディスクに比肩するか否かは疑問。終楽章のカサピエトラのソロは不調だな。声に美感を欠き、表情もやや濃いめかな。それまでの雰囲気が壊れたような印象です。このディスク、ちょっと残念。

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     2011/07/23

    だいぶ久々に聴きなおし。印象は全く残っていなかったのですが、いやはや、見事な名演です!全編にしっかり神経が行きとどいていて、美しい歌にしびれます。ロイヤルフィルは、近頃、咆哮するホルンセクションに代表されるように、爆演志向オーケストラみたいに言われますが、ここではストリングスが実にしっかり歌い、いい腕を聴かせております。総じてスリムな感じの演奏ですが、物足りなさは一切なし。強いて言えば、陰翳にやや乏しい気もしますが、それは広上さんの解釈なのでしょう。歌も不満なし。併録の「夏風の中で」がまたよい!初期ウェーベルンの佳曲で、R=シュトラウスのような響きがよく聞こえるのが面白い。これも繊細でとてもよい!価格も超安くて、これはお買い得ディスクだと思います。

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     2011/07/23

    え〜、すみません。このフォーマットの盤としては聴いておらず、因ってフライングなのですが、演奏についてだけそっと述べておきましょう。アバドさんのこの演奏は実にすばらしいであります!全曲のすべてに「心」が行きわたり、ビューティフルなることこの上なし。注意とか配慮とかではなく、まさに「心」が行きわたっているのです。表情付けは例によって決して濃密ではありません。しかし、楽器の重なりあいが生む音色、ちょっとしたポルタメントの効果、その他、実に周到に行きとどいていて、そしてベルリンフィルがヴィルトゥオジティをそういう部分の再現に「奉仕」しているかのようで、どこにも自己顕示欲のない、心のこもった演奏になっています。フレミングの歌もよし。歌詞(&楽想)に見事に反応して、巧みな歌を聴かせます。その辺もアバドさんとの共同作業だろうな。すばらしい。感動しました。なお、ベルクは、マーラーとは想念が違う音楽のような気がいたしまして、その意味ではこのカップリングはどうかなあとちょっと疑問。特に入れなくてもよかったかもね。あるいはディスクの頭に入れておいて、全曲(マーラー)の終了後はずっと黙って余韻に浸れるようにしてくれるとよかったな。

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     2011/07/22

    これもまだ若いメータの傑作、よいアルバムです。交響曲では第1〜3番がすばらしい。何よりも音楽が弾んでいて生き生きとしており、チャイコフスキーの魅力を存分に堪能できます。個人的には第2番なんかつまんない曲だとしか思わないのですけど(すみません)、ここではけっこう楽しめました。オーケストラはずいぶん頑張っている印象です(つまりちょっとツライ感じの箇所あり)。メータともども、一生懸命で、それが演奏に「訴える力」を与えています。カラヤンやオーマンディの演奏もそれはそれでよかったのですが、名人オーケストラを駆使して巨匠風の音楽を奏でたという点で、これらの曲にはいささか重い感じでありました。このメータのいかにも颯爽とした演奏こそぴったりのようにも思います。それに比べ、後期三大交響曲はさほどの成果とは言えない感じかな。あるいは名演がほかに多いからかな。いま一つ曲へののめりこみや力感が足りないかなあ。でもまあ、オケをきちっと鳴らしてなかなかに楽しめます。また、5番と6番ではディスクに音が揺れる個所があって(私の持ってる盤だけ?)、不完全商品的要素もないではないので減点。イスラエルフィルとの管弦楽曲集は、ま、こんなもんかという感じ。「くるみ割り」などは雰囲気(夢)に乏しく、ちょっと残念ですが、他はいいでしょう。録音は良好。70年代のメータはよかったのになあ。ウィーンフィルとの「復活」やシューマン全集は今も上位にランクする傑作だしね。このアルバムもそれらに伍するよい成果です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2011/07/18

    ああ、これはいいですね、曲の特徴をしっかりつかんで鮮やかに再現いたしました。セッションではこじんまりとまとまって煮え切らない演奏が多い小沢さんですが、これは結構燃え立っていていい感じで聴けました。ま、チャイコフスキーの書きっぷりが見事なので、スコア通り鳴らせばそれだけでずいぶんと強烈な演奏になるのですけどね。ベルリンフィルの威力も絶大。カラヤンほどの爆演にはなりませんが、迫力いっぱい。なかなかに堪能できます。イタリア奇想曲はまあまあ。

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     2011/07/16

    これ、実にすばらしいディスクです。何よりまず曲がいい!!「グラゴル・ミサ」、たぶんちっともおなじみの曲じゃないですけど、開始早々、独特の音階やメロディに惹かれますよ。傑作じゃないかなあ。「シンフォニエッタ」は春樹さまおおかげで有名になりましたが(一般には。クラシックファンは前から知っている)、編成も含めて妙な曲ですけれど、これまたその一筋縄ではいかないところが何ともよい。インバルさんは、毎度の見事なバトンさばきでこれらの曲を鮮やかに演奏しました。「シンフォニエッタ」は、もっと華麗で開放的な演奏が多いですけれど、インバルさんはもっと内向きに弱音部にニュアンス豊かな含蓄を持たせております。かえって、こういうアプローチのおかげでこの曲の魅力が引き立ったようにすら思います。オケは十分。ソリストはちょっと変な声の人もいるような感じだけど、スラヴ系だからいいのかな。録音はもちろん文句なし。価格も安いし、ぜひ、みなさまお聴きくださいませ。これは、よかった!

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     2011/07/16

    ま、例によって強い特徴はないのですが、平穏なムードのこの曲をまさにその通りに美しく演奏していて、意外にすばらしい(失礼!)出来栄えです。小沢さんの資質の最良の部分が出ているのでしょうね。オーケストラも美麗の限り。ただし!!それは3楽章までの話。4楽章で出てくるテ・カナワのソロがどうにもいただけない、と思いました。声質がざらーっとしていてハスキーヴォイスに近く、到底天国の喜びの歌ではない。表情付けもくどいかなあ、厚化粧のようでぶち壊しだねぇ。(-_-;)画竜点睛を欠く一枚。残念です。

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     2011/07/16

    小沢さんの手にかかると、「グレの歌」なんかもそうでしたが、難曲も普通の曲のように聞こえてしまいます。その一種の手際の良さ、整理整頓の類稀なる能力は、よほどすごいのだろうなあと感服します。しかしそれは同時に、曲に盛り込まれた「苦悩」とか「ドラマ」がすっ飛び牙を抜かれたようなことにもなります。この演奏もまさにそうで、どこかそっけないスタンスが物足りなさを覚えます。ライヴなのですが、感興が乗ってくるという感じもなし。総じて感銘度は薄いと言わざるを得ません。但し、これは小沢さんのこだわりなのか、弦楽器が実に嫋嫋と歌っていて(特に弱音で)、それが何とも美しい。アダージェットはこの演奏の白眉でしょう。といふことで、やや甘いながら星は四つ。

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     2011/07/15

    これこそバーンスタインらしい演奏。特に、テンポの緩急がいかにも思い入れたっぷりで、でも楽想からは違和感を覚えない。私は結構自然にこのノリを堪能しましたね。楽器のバランスや音色については、特に妙な工夫をせず、音楽の太い流れを重視したと言えましょうか。好みによってはもっとすいすい進むのをいいと思う方もおられましょうが、そういう方ははほかのディスクをどうぞ。このディスクを手に取るのは、「晩年のバーンスタインのマーラーを聴く」というまさにそこにこそ意味があると思いますからね。さて、終楽章のボーイソプラノ。ヴィテックくん、がんばっていますよ。ただ、大人のソプラノほどの安定感に乏しいのは否めない事実。晩年のバーンスタインが求めたある「効果」を理解しようとするか、あるいは数多くある交響曲第4番の演奏の一つとして聴くか、評価の分かれ目はそこでしょうかね。私個人は「晩年のバーンスタインのマーラーを聴く」というつもりですから、この成果はそのまま受け止めます。「ああ、こういう風になるのだね」と。もともとこの歌詞は子供世界の歌詞ではないし、ボーイソプラノを使うなら要はその「音色」が欲しいわけでしょう。なら、これでいいのじゃないかな。さて、コンセルトヘボウのオケ、なんかもう一歩魅力が欲しいな。音色や節回しなど、心奪う名技があるとよかったな。録音も含め、全体には大変興味深い、大いに楽しめたマーラーのディスクです。

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     2011/07/14

    豪華ラインナップのディスク。チューニング風景もなく、指揮者入場シーンもなく、いきなりフェドセーエフ先生が指揮台に立っていて交響曲が始まります。楽章間も短く、果ては交響曲終了後、拍手がまだ結構鳴っているところで画面がブツッと切り替わるというデリカシーのなさ。ところが大序曲開始前はもったいぶった画面が付くという、編集に問題ありありのディスクです。多分、演奏は派手に鳴らした豪快演奏なのでしょうが、録音の加減で打楽器がややオフで、それが全体的な迫力を削いでいます。音の鮮度もなし。いささか期待外れだなあ。また、フェドセーエフのドライブも交響曲では随分強引で、オケはよくついて行っているけれど、何だかちょっと違和感もあり。ちょっと乾き気味のこういうアプローチそのものは悪くないと思うのですが(フェドセーエフは、情緒纏綿チャイコフスキー演奏に反対していますね)、十分な説得力をここでは持ち得ていないかもというのが正直な感想です。ま、個人的には、フェドセーエフ先生のファンなのでいいんですけど。

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     2011/07/12

    これまで他の復刻では聴いたことがなく、OPUSにて初めて聴きました。オリジナルがやはり悪い(不十分)なのでしょうかねえ、正直、楽しめませんでした。演奏が悪いのではなくて、うすーい膜がかかったような(それでいて、ちょっとシャリっとしたような)音で、名演とか何とか言えるだけの充実感を得られませんでした。オルガンの音も珍妙ですねぇ。あのサントリーホール入口のパイプオルゴールみたいな音で、「あひゃ〜」といふ感じ。ちょっとこのディスクは期待が大きすぎたかな。関係者のご努力には敬意を払いつつ、しかし、当方の感想はこんなところであります。

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     2011/07/12

    ホーネックのマーラー。これまでの第1番と第4番については、私はよいレビューを書きませんでした。さて、今度は大作の第3番。これはすばらしい!立派な出来栄えです。今回もホーネックは、あれやこれやいじくりまわしているのですが、前2曲とは違って、今回は曲の方がびくともしない。なので全体のトーンが落ち着いた感じになっています。まず何と言っても第1楽章がすばらしい。冒頭から実に晴朗感に溢れていて、スコアの指示通り、力強い開始です。第2楽章以降が、録音ともども、弱音部に拘泥しすぎていささかひ弱になってしまったのは惜しいのですが、それでも全体の充実感はなかなかのもの。声楽陣はまあまあ。ピッツバーグ交響楽団ってえのはこんなに優秀な楽団だったんですかねえ!!感心することしきり。ホーネックのもと、士気が上がっているのでしょうか。別項で、スラトキン&デトロイト交響楽団についても同様に賛辞を呈しておいたのですが、ビッグ5(3だっけ?)以外の地方オケがいい仕事をしています。見事ですな。最高とまでは行きませんでしたが、今回の第3番、ホーネックさん、立派な成果です。

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     2011/07/11

    スヴェトラ先生、かつてこの曲の第3楽章だけは録音していてコンピレーション・アルバムに収められておりました。とってもよい演奏でしたので、今回の全曲盤は大歓迎というところです。まことに悠然としたテンポ、決してはみ出しのない余裕のある迫力、そしてしみじみと聴かせる弱音部、スヴェトラ先生の最良の特質が発揮された好演であります。オーケストラも優秀で、基本的には立派なのですが、ところどころ、呼吸が合わずにちょっと走りがちになるところがあって、そこが惜しいなあ。ライヴでこのテンポで持ちこたえるのは並大抵ではないのでありますが、そこでちょっと減点。でも、風格ある立派な演奏です。なお録音は明瞭かつ量感をとらえたこれまた優秀なもの。このシリーズ、もっといっぱい出してほしいなあ。新レパートリーよりも、むしろ同曲異演としてたくさん聞きたいなあ。チャイコフスキーもショスタコーヴィチもラフマニノフも大歓迎であります。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/08

    まさしくスーパーへヴィー級の演奏。マーラーを知悉し(自意識では同化までし)強い主張を持つ指揮者と、表現力において究極の能力を持つスーパー・オーケストラの組み合わせ。そして、あふれんばかりの感情豊富な交響曲第6番だ!ディスク化に当たっての編集でそれなりに「整えられた」印象はあるが(演奏後まもなくNHK−FMで放送された一発どりはもっと強烈だった記憶がある)、それにしても豪壮な迫力と抒情への沈潜とでこれほど振幅の激しい演奏も少ない(テンシュテットはもっと激しいかな)。第1楽章冒頭のまさに突っかかっていくような勢い、第2楽章の重々しさと軽妙さのコントラスト、第3楽章のたっぷりとした歌、そしてフィナーレでの大爆発!バーンスタイン&ウィーンフィルだからこそなし得た、一種究極の演奏でしょう。個人的に一つ言っておきたいのは、タムタムの音色!他の演奏ではどうしても「しゃあああ〜ん」という感じの、この楽器の高い周波数の部分が強調されているように思うのですが、このウィーンフィル収蔵タムタムは「ごおおぉぉ〜んんん…」という陰にこもった梵鐘のようなすごい音で、特にハンマーストロークと重ねる時にそういう音に鳴らされております。打楽器の音ではなく、まさに「地獄からの警鐘」をイメージさせ、フィナーレにおけるドラマとぴったり。音量の強弱で主張する演奏は多々あれど(スヴェトラ先生など)、音色の変化でぞっとさせるような効果を出したのはこの演奏くらいかなあ(レニーとしても旧盤は違うし)。あらゆる意味で、この演奏は圧倒的。ですから、テンシュテット同様、日常この曲を楽しむために聴くディスクではありませんな。「打ちのめされたい」と思った時に聴くのがよろしいでしょう。「亡き子」はゆったりして、でも強い気持ちのこもった、これもよい演奏。なお、バーンスタインの生前ライヴはどういうわけか、ちっとも発掘されませんね。テンシュテットやケーゲル、カラヤン、果てはチェリビダッケのライヴまでいっぱい出てきているのにね。ひょっとしたらすごい演奏がたくさん埋もれているのではないかしら。ぜひ出してほしいなあ。

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