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　2011/02/05

何と言うか、曲が良いとか、ダンスが美しいとか、そういう次元を通り越して、僕にとってPerfumeは、人生そのものの様な、そんな存在になってしまいました。誠実に生きること、この瞬間を慈しみ全てを注ぎ込むこと、信頼し、信頼されること、この曲だって、一瞬、日常の楽しい瞬間を切り取った歌詞の様に感じるかも知れませんが、これから人生を重ねてゆく中で、例えばもし両親や家族や愛犬や、大切な存在を失ってしまう様な悲しい事があったとして、その存在を思い出すときこの曲が流れたりすると、きっと全く違った響きかたをすると思うのです。マカロニにしても、Seventh Heavenにしても、The Best Thingにしても、ただ曲として聴いて良かったとか、それだけのものじゃないから、もっと日々に寄り添い、もっと強烈なものだから、待ちに待ったライブに行ってその曲が流れると、全ての想いが溢れ出て、あの圧倒的な空間になるのではと思うのです。この曲は楽曲もダンスも歌詞も、本当に凄いし美しい、そして元気が出ます。そしてFAKE ITは今後間違いなく強烈な、全てを解放してくれる様なライブチューンになっていくでしょう。

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　2011/02/04

全てに誠意を、真心を込めるグループだから、今作も決して期待を裏切る事は無いだろう。とにかく早く観たい！！

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　2011/01/26

これは凄い。これは凄いわ。彼女の突出した高い音楽性と、今回はソフトボイスのバランスも良い。迷っている人がいたら迷わず聴くべし！こんな凄いものを聴かされたら、トレバーホーン、ビョーク、トム　ヨークはどう思うんだろう。いや黙っておれんだろこれは。あまりに凄いわ。CDショップ店頭なんかで流したら、音楽好きなら雷に打たれる人続出だろ。

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　2010/09/23

音質も最高！！ みどころたっぷり！！全メンバー演奏能力が異常に高いので、観ていてグイグイ引き込まれますね。
そして原田知世ちゃんがラップトップを演奏する姿が余りにセクシー。
もう本当最高のバンド。もう一回観よおっと（笑）

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　2010/08/13

間違いなく、日本で、いや世界的に見て最高のバンドだろう。こんなにも瑞瑞しい、新緑の頃の若芽の様な、胸を打つ新しいサウンドに出会えるなんて本当に思いもしなかった。
テクノ、エレクトロニカを経過した最先端のサウンドは、同時に過去のあらゆる良質な音楽の積層から生み出されたとても懐かしい質感をも同胞している。
バンドのメンバーそれぞれが、非常に重要な役割を果たし、美しい原田知世氏に至っては、もう昔の彼女ではない、屈指の美しいボーカルとサウンドを奏でる素晴らしいアーティストだ。そして、高橋氏においては、彼のキャリアの中でも今までのベストではないかと思われるほどだ。氏のソロアルバム"Blue Moon Blue"からの流れが、素晴らしいバンドメンバーと共に大きく花咲いた形である。
もうこれ以外の音楽は聴く必要がないのではと思うほどだ。こんな感覚は大変稀である。あらゆるアーティスト、音楽ファン、そしてすべての人に是非聴いて頂きたい。必ず、あなたの人生に欠かす事の出来ない、とても大切なものになるはずだ。

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　2010/07/23

人は、本当に美しいものを幾つか知っていれば、それに支えられて生きていけるのではないか。その楽曲や精緻なダンスはもとより、「心」を強く持ったグループとチームが紡ぎ出す結晶体に激しく強く心を打たれる。
様々な概念を解体し再構築するアナーキーな側面と、常にたった3人で世界と対峙するロックな一面、強い解放力を持つテクノサウンドなど、語り尽くすのが不可能な程の多面的な魅力を持つグループを駆動するのは、常に誠実で真摯であろうとする強い熱い想いなのだ。
その「心」を知るとき、その「想い」を知るとき、雑多な情報にまみれて失いかけた重要なものを奪還するとき、彼女たちの、言葉を失うほど誠実な、本当の姿が見えてくるのだ。
日本の音楽史、総合的文化の結晶として、そして著しく高い芸術性を持つ、奇跡のようなポップグループの最新作として、あらゆる方に強くお薦めする。

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　2010/03/12

革命的存在であるPerfumeが、新しい一歩をまた踏み出した。「捨て曲」の全く無い、クオリティの高いグループだが、今曲も、過去の音楽遺産からの良質な積層性を感じさせながら、何処か懐かしく、そしてキャッチーで、かつ全く新しい感触を持つ楽曲を完成させた。現段階でまだ携帯電話の着うたでしか聴くことが叶わないが、小さなスピーカから聴こえてくるそれは、エフェクト処理にスクリティ･ポリティのクピド&サイケ'85の薫りがし、余りの完成度の高さに強く心を奪われる。特筆すべきは、このピッチチューンを使ったボーカルトラックの著しく複雑なプリズム的綿密さであろう。こんな物凄い事をしているのは世界的に見て中田氏、そしてPerfumeだけではないのか？一瞬、J-POP的、CMソング的要素のみを放つ様に聴こえるそのキュートなボーカルトラックは、60年代にAndy Warholが放ったPop Artの様に概念的に全く新しい、「ボーカル」、「歌詞」、「サウンド」という三つの観点から、氏が造り出した今までの概念に無い創造物である。音楽史的に見ても、概念論、哲学的思考にもとても刺激的なボーカルトラックを持つ洗練された楽曲に、あの「世界でPerfumeだけ」の強力なDanceが付くのである。これはやはり、数多のトップミュージシャン、知識人、そして全ての音楽ファンを魅了して当然であろう。その革新性から、常に何かと格闘を強いられながらも、グループ自体強い物語性を持ち、胸を打つ様な礼儀正しさを持ち、人間的にも成長してゆく、その余りに多面的な魅力を持ったグループの新たな一歩として、多くの方の耳に届く事を切に願うものである。
ちなみに今作は、ファッションブランド NATURAL BEAUTY BASIC のCMソングであり、PerfumeがNBBのキュートなコスチュームを纏いCMにも登場する。NATURAL BEAUTY BASICにおよそ想定以上のブランドアイデンティティを与え、Perfumeにとっても爽やかで怜悧かつキュートでとても自然なファッションアイコンとしての認知を膾炙する、この上なく素晴らしい機会となろう。

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　2009/09/06

美しい夕日を見る度に、意識の奥底にこの音像群が静かに流れ、私は余りの事に胸を強く締め付けられ動けなくなってしまう。Electronicaを風景描写に徹する事で普遍化する事に成功した、音楽史、そして私達の心に強く刻み込まれる重要作。