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エーテルの風 さんのレビュー一覧 

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     2018/05/13

    人気曲というのはたいてい名曲なのだと思う。
    チャイコフスキーの第4交響曲も、知名度から言って充分に人気曲として分類されるであろうと思うが、個人的には、ことこの曲に関しては、まったく魅力を感じることが出来ない。
    同作曲家の第1番〜第3番、第5番、第6番などは すべて大好きな愛聴曲であるにもかかわらず…である。
    そんな中でも、ムラヴィンスキーが振った同曲だけは別の意味を持つ。
    このピリピリしたギリギリの緊張感の中から生み出された名演は、たまたまチャイコフスキーのスコアを材料にしたというだけで、実質的にはムラヴィンスキーの作品であり、ムラヴィンスキーのゲイジュツを理解し、驚愕する上では、私にとっては格好の材料?となった。

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     2018/05/03

    わが祖国のみの感想です。
    お薦め度★3、是非一聴度★5 で、平均して★4 です。
    これほどまでに「オラが村」的ノリの音楽であるから、例えば日本人の小林研一郎なんかが演奏しても、充分にボヘミア節になって聴こえてくるのに、このレヴァインの演奏は、常軌を逸したくらい?ただの音響である。レヴァインの演奏はほぼすべてそういったアプローチなのだが、この曲においてもそれが可能(でありもちろんヘタな演奏ではない)なことの実証がスゴイと、皮肉でなくて感心してしまう。とにかく「明るい」そして「鮮やか」なのだ。極論を言えば、19世紀までのクラシックには似合わない性質とでも言うのだろうか?
    近年レヴァインはセクハラでクビになったと聞くが、こういったレヴァインの「作品」を鑑みるに、ワキの甘いノーテンキな性格だったのではなかろうか?と伺われる。

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     2018/04/14

    ブルックナーの音楽を、指揮者の個性を完全にスルーして音化したら、ちょうどハイティンクの演奏するブルックナーになるような気がします。だとすると、ブルックナーの音楽は、よく書けていながらも時として退屈してしまう欠点もあるわけで、そこを「正しく」補うのが指揮者の役割なのかもしれない。個人的見解で言うなら、朝比奈隆のブルックナーは、この作曲者の持つ「男性原理」に重きを置いたものであり、ヨッフムのブルックナーは、この指揮者のまったく独特の天才性が魅力になっている。ただ時として、ハイティンクのような「マッサラな」ブルックナーが聴きたくなることもある。無数にあるディスクの中にも微妙に出来不出来があるが、第7番に関して言えば もっともお薦め度の高いのがこの録音だと思う。発売当時、友人とカラヤン/ベルリンpo盤と聴き比べをしたが、2人ともハイティンクに軍盃が上がったのを記憶している。

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     2018/04/13

    客観的なブラインド評価としては最高評以外は有り得ないだろう、それくらいの水準の演奏であることは間違いない。ただバーンスタインのあの壮絶なマーラーや、チャイコフスキーやシベリウスなどを期待して聴き始めると、なかなかの「フツーさ」に拍子抜けしてしまう。集中して聴いていると、随所にこの時代のバーンスタインらしさが顔を覗かせることはあるが、全体を通せば 個性的というよりは標準系である。中では第1番の第4楽章が、この全集の聴き所といえるかもしれない。もう一歩踏み外せば、ブラームスの音楽からバーンスタインの音楽になってしまう…そのギリギリの瀬戸際を最高に堪能できる。

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     2018/03/30

    21世紀も18年を過ぎたが、1970年にこの録音が成されて以降、この演奏を超える演奏をディスクで体験したことがない。まさに「たどり着いてしまった究極」の演奏と言えるのかもしれない。
    ただこの録音の前に、強いて言えば2種類の、同名演をも凌駕する録音が残されている。ひとつはそれこそセル自身の旧録音であり、もうひとつはカラヤン/ウィーンpoの(もちろん)旧盤である。ちなみにカラヤンはこれ以外(以降)に2種類のドヴォ8の録音があると思うが、名演度は似ているようで大いに非なるものである。
    思うに指揮者というのも時代を超越できる才能を持ちえた天才は皆無であり、そう考えると同曲の理想的な演奏と言うのは、1960年〜1970年頃の指揮スタイルにマッチしていると言うことなのかもしれない。

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     2018/03/21

    悪い演奏ではないし、指揮者の才能も大いに感じられる。ただ個人的に小編成のオーケストラは好きでないこと(とは言っても例えばインマゼールなどは愛聴しているので演奏によるのだと思う)と、(解説にも書かれてあったが)点数を稼ぎづらい曲目でもあり、いまこれらを世に問う意味合いが薄そうな気がする。
    アバドの理想的な演奏、カラヤンの濃厚な演奏などを聴いてしまうと、物足りなさは甚大である。細かく言えば、意外なことにスコットランドが好感が持てたこと、宗教改革の第4楽章冒頭が、なにやら変わってたこと…などで、多少のオトク感を得ることが出来た。

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     2018/02/03

    ブラームスに関するのみの評⇒正直第1楽章はさほど突出した魅力を感じないが、曲が進むにつれてノリノリになっていく。「ザンデルリングのブラームスらしい味わい」と言われると少し違う気もするが、とにかくライブならではの生き生きした音の運びが素晴らしい。個人的にはベーム/ベルリンの有名な名盤と双璧である。

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     2018/01/27

    この演奏を超えるディスクを思い浮かべるのは非常に困難なほどの名演である。オーケストラワークスとしての出来は完璧だし、細部まで有機的な音が鳴り響いている。解説にも書いてあったが、朝比奈隆やヴァントを最高と感じるリスナーにとっては、まったく非の付け所のない名演に違いないと思う。
    ただ はてブルックナーは? と考えたとき、インバルの演奏からは、作曲家の「らしさ」とか、別世界から響いてくるような「ズレ」感は、希薄として言いようがない。 例えばヨッフム(旧盤、新盤どちらも)の演奏は、このインバルに比べたらちょいと貧相?に聴こえるかもしれないが、前述の「ブルックナー癖?」のような雰囲気を、見事にまとっている。そういう演奏が過去に存在しているために、コレだけの名演であっても”最高評”から一ランク下げるしかなかった。

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     2018/01/17

    「楽譜どおり」を極限まで突き詰めると、このような演奏(名演?)になるのだという好例。 ハイティンクの場合は、とりわけブルックナーを演奏するときにその長所が現れると思う。感想はただただ「平凡」としか言いようがないが、退屈とはかけ離れた感動的名演でもある。あらゆることにバランスがよく、もし難癖付けるとすれば、各要素の平準化という意味で、他の要素に引っ張られ、ブルックナー臭も薄らいでしまっていることくらいか? それと第2楽章のテンポが他の楽章に比して少々速すぎる感じがあるのが残念だ。 

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     2017/12/30

    「もっとも安心して聴けるブルックナー」という評価をされる朝比奈氏のブルックナーではあるが、例えばチェリビダッケなどと比べてしまうと、芸の細かさにおいて、朝比奈の演奏はあまりの単純さに退屈してしまいがちであったことが事実だ。ただ、解釈としては同等のものを突き詰めたに過ぎないこのディスク、「無為自然で最も安心して聴けるブルックナーで、なおかつチェリビダッケよりも感動的」である。その理由がいまだにわからないのであるが、曲そのものの魅力をそのまま引き出す演奏が、結局のところ指揮者の表現しようとするゲイジュツよりも、簡単のようで難しく、より感動的であるということなのだろうか? 現在廃盤ということが至極残念。国家予算を投入しても永遠に店頭に存在し続けるべきディスクである。

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     2017/08/12

    「特異な名演」という言葉があるとしたら、まず思い浮かぶのが、ケーゲルの「田園」(サントリーライブ)と、このクレンペラーの「夜の歌」である。この場合の「特異」というのは、同曲異演として他の演奏、他のディスクと比較する意味がない演奏と言う意味。この異形ともいえる交響曲を、まともに正面から演奏したら、間違いなく退屈で失笑しかねないスタイルになるはずのところ、正面からでもまとも過ぎに演奏することで、コレほどまでに奇跡とも言える偉大な演奏が産まれた。例えばこの演奏をAIに記憶させ、最新のコンピューターを使ってこのクレンペラーの演奏を再生しても、やはり陳腐になってしまうのではないだろうか?それほどまでに「凡演」とは、薄い剃刀一枚の差でここまの名演が生まれたという事実は、やはりどこかにミューズの存在を感じずにはいられない。

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     2017/08/11

    重心が高いと言うか、背筋がガッシリしていないと言うか、それともメロディーラインが崩れ気味とでも言うべきか? 良くも悪くも「ほとばしり出る情熱が客観性からはみ出している」ような印象を受ける。かといってこれらの演奏を「情熱的」というカテゴリーには当てはめられないので、むしろ「若気の至り」的酷評を浴びても不思議ではないかもしれない。私がムーティーのチャイコフスキー交響曲に触れたのは、LP時代の「第1番」と「第6番」だった。その頃も、演奏自体は上記のような印象を受けたが、当時の「東芝EMI」というレーベルのせいか?音質がとても好みでよく愛聴し、耳なじみの深い演奏でもあった。しかしCD化して音が変わったのは、言うまでもないが残念なことだ。

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     2017/07/07

    世も平成となり、コーヒーショップと言えば、ドトールとかタリーズとかのチェーン店が主流になってしまった。それぞれそこそこの味なので文句を言うつもりはないが、コーヒー職人張りのマスターが講釈たれながら一杯一杯淹れてくれるタイプの喫茶店は、昭和の遺物になってしまった。
    平成の現代における主流演奏(ラトルとかゲルギエフとか)も、文句なく素晴らしいのではあるが、昭和の演奏に比べると、魅力が平準化されてしまっているように思えて一抹の寂しさを感じたりもする。その点においては、このクレツキのベートーヴェンは、行間(音間?)から19世紀の香りが漂ってくるような魅力に満ち満ちていて、とりわけ全集として評価すると、その魅力は限りなく大きい。各曲は好みの分かれるナンバーがあるかもしレナが、敢えて好きな一曲をあげるなら『英雄』をイチオシしたい。個人的好みでは『英雄』は、このクレツキ盤か?あるいはフリッチャイ盤のいずれかがベストだ。

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     2017/06/09

    『ライン』は予想通りの名演だ。予想以上といえるかもしれない。とにかく同曲中最高の演奏のひとつであることは間違いない。意外なのは『運命』。ジュリーニというと、「貴人ぶりっこ?臭」が立ち込めていて時としてイヤミを感じるほどなので、とてもベートーヴェンには向かないと思っていたのだが、この演奏はとてもジュリーニの指揮とは思えない、キレイゴトとは無縁な、赤裸々な魂のドラマを感じる。とりわけ第1楽章が絶品。「運命」はモノラル時代に名演がひしめいているが、このジュリーニの演奏は、ステレオ時代になって以降の名演中、5指に入るのではないだろうか? そう思える演奏なのに、あまり話題に上らないのが不思議。

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     2016/10/02

    ジュリーニは現役と言える時代が長く、すべての時代を一概に評価は出来ないが、もし一枚のディスクだけでジュリーニの特徴(できればよい意味での…)を味わいたいと言うリスナーにはまずこの一枚を薦めたい。上質の域を少しもはみ出ることなく、ジックリネバネバと旋律を歌わせ、音楽の細部にまで指揮者の意思に凝視されているような、そんな感想を受ける。それがまたブラームスの特徴にピッタリとハマりまくっていて、徹頭徹尾納得しまくりである。

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