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トップ > My ページ > ミケランジェリ さんのレビュー一覧
検索結果:13件中1件から13件まで表示
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/10/08
思わず買った2枚目のユジャ・ワン。ともかくタッチの多彩さに私は惹かれます。マルカートとスタッカートの間に何種類も段階があるような清潔なタッチ。そして神経の行き届いた音楽の流れ。驚くべき才能!
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/10/08
ユジャ・ワンを聞くのは初めてでしたが、びっくりしました。まさかペトルーシュカでポリーニ以上の演奏を聴くとは思いませんでした。最初のタッチから驚かされますが、更に続く各小節で多彩なニュアンスがこれでもかと出てきます。切れ味だけでなく、第三楽章冒頭の精妙なタッチからでるぞっとすような響き。そしてそのあとにスカルラッティを配する知性。恐るべき才能です。実はまだ途中までしか聞いていませんが、ピアノを中心に40年以上聞いてきても、めったにないディスクとの出会いです。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/01
驚くべき名演。A・ベルクSQも顔色なしの四重奏。 何より神経の行き届いたフレージングで、ドビュッシーの 緩徐楽章など今まで聞いたことのない音楽が流れる。 卓越した技術と音楽、そして音!。 さらにデュティユーの目くるめく音の色彩。 パレナンSQの名演はまた別の世界のものとして、 私にとってはグールドのゴールドベルク以来の衝撃。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/30
ピアノファンとしては、欠くべからざるセットですね。アルゲリッチというと、輪郭のはっきりした主張の強い演奏を演奏をイメージしがちで、確かにそういう面は多々見られますが、例えばショパンの3番のソナタの緩徐楽章、ここで聞こえる絶妙のぺダリングに支えられたピアノの“響き”に私は魅了されます。まるで浅い透き通った水中を泳ぎ、きらめく光線を至る所から浴びているような不思議な感覚。ピアノの美しさの一つの極地がこのアルバム群にはあるように思います。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/12/30
歌手はたいへん立派。今聞いても色あせることのない一時代のまさに金字塔。 ただベームという指揮者は永く聞いているのですが、どうもよくわからない。 こういう曲には合わないのではないでしょうか。 ムラがあるというか、うまく言えないのですがしっくりしていない。 欧米で忘れられつつあるのもそういったところではないのでしょうか。 フィデリオとかモーツァルトの中期のシンフォニーとか、構造の単純な楽曲では とてもいい演奏をするのですけどね。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
22人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/11/14
かつてブタペストSQが登場したとき、ジュリアードSQが登場したとき、人は心無い音と評しました。また、セル/クリーブランドの音楽を、機械的と評しました。古き観念から逃れ、心を澄まして聞くとき、そこに新しい扉があることに気付くはずです。ましてハーンの世界には、単にテクニックではない“覚醒した知性”があるように思います。情緒を求める人には無縁の世界でしょうが、私には新しい創造=これこそ芸術なのではないかと思えるのです。
22人の方が、このレビューに「共感」しています。
7人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/11/13
この歴史的名盤がこの価格とは!時の流れを感じます。 それまでの欧州系の演奏と一線を画して推進力と造形美を与え、その後の様々な演奏の方向性を決定づけた名演奏ですが、今聞いてもその革新性とその中に息づく抒情に心打たれます。中期の演奏が有名ですが、私はむしろ後期の方がこの頃は気に入ってます。 CDがなかなか出ないので、実は以前中古ショップでこの倍以上の値段で購入しました。 でも後悔はありません。ベートーヴェンは、ブダペストとジュリアード、そしてラサールがあれば他は要りません。
7人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/09/25
S.H.さんの仰る通り、ヴェーグとグルダのモーツァルトは別格ですね。中古品を手に入れましたが、硬質なベーゼンドルファーの音と塵ひとつない澄み切った構成美に驚きました。そしてデモーニッシュな側面も覗かせて、もう一歩進むとシューベルトの世界のような惹きこまれる演奏です。ヴェーグとの共通点は、って?整った様式感の素晴らしさでしょうか。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/09/25
端正で清潔なモーツァルトです。この曲の演奏では最高のものと思います。よくギャラントなランパル盤と比較されますが、私は響きやフレーズもさることながら、テンポの設定が極めて適切な演奏と思います。そしてグラーフの音!フルートが木管であることを再認識させる美しい音です。確か師匠はモイーズでしたでしょうか?この伝統は今誰が受け継いでいるのでしょうか?
8人の方が、このレビューに「共感」しています。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/04/23
ジャンルを問わず、その才能が開花した瞬間を捉えたアルバム・セッションというのはあるものですが、まさにその壊れやすい一瞬を封じ込めた一枚だと思います。特に「雨の街を」は、初めて聞いたときに戦慄を覚えましたが、ジャズでいえばマイルスのミュート、クラシックでいえばウェーベルンを思い起こさせる精妙な音の詩の綴りです。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/03/27
私も最高の第九だと思います。特に第3楽章が素晴らしい。これを聞くと、セル/クリーブランドとは決してメカニックなアメリカ型演奏家ではなく、深い欧州の伝統に根ざしつつ、それを最高に純度の高い心と技術で表現した音楽家だったのだと思います。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/12/22
ヴォルフの聖歌曲2曲を聞くためだけに、このセットを買っても惜しくないと思います。 ストラヴィンスキーの本質とは何か。 最近はやりのフォーヴィズムはごく一面であって、春の祭典からこの聖歌曲の編曲に至るまで、 ある種の冷静な憧れ、失われたものへの希求がブレーズの演奏からは感じられるように思います。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/06/21
レーニャの三文オペラと並ぶワイルの名盤です。 LPでさんざん聴いていましたが、やっとCDを見つけました。 声の美しさと語りのセンス。ストラータスはオペラなどでは やや線が細い感じがしますが、その危なげな味わいがワイルには とてもマッチしているように思います。 ともかく歌曲ではこれを超えた演奏は無いと思います。
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