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椋代能行 Yoshiyuki Mukudai さんのレビュー一覧 

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     2014/08/27

    Interesting document recording by Benedetti Michelangeli although remastered tone is a bit harsh. Also this seems to come in the result of editing the concert itself and its rehearsal because as Hidekazu Yoshida pointed out there must be some missing passages due to Maestro Michelangeli’s conditions. The liner is full of interesting newspaper clips; however, that and other important points of Hidekazu Yoshida’s criticism is omitted to praise Yomiuri group. That’s next to dishonesty. Still, it is wise to keep one for every music lover.

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     2014/08/27

    This is a pirate recording by ”music connoisseur(s).” Secretly recorded by one of them, possibly the writer of the liner. I do own Maestro Benedetti Michelangeli’s autograph, but I’ve acquired via authentic company. And the photo and Maestro Benedetti Michelangeli signature is specially written for the photographer who was with him during rehearsal of his only Salzburg Festival appearance in 1965 at Mozarteum. There are frauds in the classical music business too as shown in the case of Dinu Lipatti Busancon recital project by Sunless Film tied up with Opus Kura. Pass this CD is the way true music lover should take.

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     2013/01/09

    本著は『フルトヴェングラー家の人々』という駄本と比すれば、正当にフルトヴェングラーを擁護しているという点では評価できる。
    しかし、戦後70年を経ようとしている我々に必要なのは、このような著者の個人的バイアスの掛かる著作ではなく(それはクルト・リースの『音楽と政治』で十分だろう)、寧ろ、それぞれの音楽家の手紙の包括的な公開である。
    晩年のホロヴィッツはあるインタヴューで「モーツァルトを知りたければ、彼のオペラを総て読みなさい。他人の手に依る伝記は取るに足らないものだから決して読んではならない。そうではなく、作曲家自身の手紙を読みなさい。」と説いている。

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     2013/01/09

    349頁に「合衆国で成果をあげ、アメリカを征服することが彼の最大限の関心事だった」とあるが、何を根拠にこの著者はそのような主張を展開しているのか。彼は米国との和解を夢見るその葛藤の中で命を縮めたと言うのに。音楽界のマネッジメントはメディアも同様であるが、殊、取るに足らない政治家の策謀や大衆の扇動が働いたとき、容易には信念を遂げられないものであることは最早自明ではないか。それにも拘らず、実際に史実としてシカゴ交響楽団は苦難の中にあってもフルトヴェングラーが最大限に評価をした演奏家、即ちラファエル・クーベリク、ゲオルグ・ショルティ、ダニエル・バレンボイムを芸術監督に迎えている。
    またダグマール・ベッラが隠し子であることは、1993年のFM放送でのモーツァルトの二重協奏曲で知っていたが、そうした事実それ自体は音楽家の人生それ自体とは何の関わりも持たない。
    戦後70年を経ようとする我々にとって、これは取るに足らない本だ。
    ホロヴィッツも、嘗て、「モーツァルトを知りたければまず彼のオペラを全て読みなさい。他人の書いた伝記は読んではならない。作曲家自身の手紙を読みなさい」こう解いている。

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     2012/07/26

    1986年の公演ではアンコールでドビュッシーの三つの夜想曲から『祭り』がライヴ中継されたはずだが、これは何故含まれないのか。理解に苦しむ。

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     2011/12/05

    ランドフスカのこの『ゴールドベルク』変奏曲はアラウの同曲録音をお蔵入りにしたことで有名だけれども、それより、グールドを想起させる、否、グールドが彼女のこの録音から大きく影響を受けたに違いない点から再評価されるべきではないだろうか。

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     2011/10/25

    1番の画質はLDより格段に酷かったが、改善されているのか。あの画質では評価の仕様が無い。音質もLDに劣る。LDをHDDにアナログで落としてDVDに焼いて個人保存した方が、状態が良いというのでは、現実に演奏を体験した者としては現状、残念な結果だ。今回の再発ではそのような事態とならないことを望む。

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     2011/07/12

    購入して、さっと視たが、視聴に耐えない仕様。主題曲の音がほぼ全音上がっていて調性が狂っています。ということは台詞も含めてピッチがおかしいということか。それくらい補正して欲しいものです。詐欺みたいなものだ。こういういい加減な仕事が音楽界や社会を駄目にする。(参考までfj.rec.music.classicalに私が慶應SFC時代に投稿した文章を掲載しておきます。

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    別れの曲というのは日本固有の通称で、1937年のドイツ映画「ショパンの
    青春(だったかな)」の邦題が「別れの曲」だったことに由来します。

    この映画は、ショパンの初恋の人コンスタンツィア・グワドコフスカとの実際
    にはなかった恋愛を描いたもので、映画の中では、ショパンとコンスタンツィ
    アは相思相愛の仲で、最終的には、サンドに出会ったショパンが、コンスタン
    ツィアを捨てさってしまうという筋書きになっています。「別れの曲」は、シ
    ョパンが彼女に捧げた曲で、コンスタンツィアにサンドとの関係がしられてし
    まい破局を迎える最期の場面では、天使のごときコンスタンツィアに涙ながら
    に頼まれたショパンが、もはや戻ることの出来ない過去への追憶の中でこの曲
    を演奏しながらフェイドアウトとしていくという、印象的な使われ方をしてい
    ます。(映画としては大好きですが)

    残念ながら、これは事実無根のストーリーで、実際のコンスタンツィアはワル
    シャワ社交会の華で、ショパンには音楽家として以外は、何等関心を示さなか
    ったという事実が広く知られていますし、作曲の時期も失恋の時期と全く合致
    しません。

    通称の使用は誤った先入観を与えてしまうので、ぼくは賛成しません(ポリー
    ニも昔テレビで苦言を呈していた)が、この曲の場合は、完全に間違っている
    とは言い切れないかもしれませんね。それでも、その「別れ」は、単純に実際
    の別れを意味しているのではなく、ショパンが誰かに対して愛情を覚えたとき、
    その時点で感じた「別れ」だ、と受け止めるべきだと思います。何故なら、そ
    の様なときにこそ、彼は、自分が誰からも理解されない存在であることを最も
    強く認識したに違いないからです。

    ライナーノートのようになってしまいましたが、この曲を、いわゆる「別れの
    曲」という限定したイメージではとらえて欲しくないので、敢えて書いてみま
    した。多少の参考になれば幸いです。

    ぼくには、ショパンの曲に副題がついていないことは、余計に曲の可能性、内
    容の深みを表しているように感じられます。ショパンの音楽のエッセンスは、
    意志による孤独、内省、克己だとぼくは思う。


    椋代 能行

    ps. ショパンの遺品の中には、彼がワルシャワを去るときにもらった寄せ書き
      があり、そこにコンスタンツィアは、「異国の人々はあなたの才能を知り、
      あなたを尊敬するかも知れません。でも、私たちと同じようにあなたを愛
      することはできないでしょう」と書いているそうです。そして、その彼女
      から言葉の後に、ショパンは一言、こう書き加えているということです。
      「できる」と。

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     2011/05/01

    この日の演奏会の前半はバレンボイム批判で退団したレイ・スティル独奏の R. シュトラウス『オーボエ協奏曲』だった。テンシュテットは『巨人』のトレモロ音形とシュトラウスのトレモロ音形に近しいものを見出しており、リハーサルで、高齢のレイが冒頭の困難なパッセージをなかなか上手く吹けなくて困っているとき、ある逸話を楽団員に話して場を和ませた。私の記憶が正しければ、テンシュテットの父親がR. シュトラウスにこの伴奏音形の相関について訊ねたことがあったようだ。この『巨人』は大変な名演だが、実演を聴いた私にはレイのシュトラウスとの一対の作品として記憶されている。ひとつのコンサートとして発売されればよいのにと思う。リハーサルが撮られていたように本番の予行演習として撮影もされているかもしれないし。収録についてはテンシュテット自身、リハーサルの合い間に精力的にオーケストラホール裏の旧出口に陣取った撮影車のモニターを見つめ、念入りにチェックしていたのが印象深い。シカゴでのテンシュテット人気は非常なものがあり、チケットは私の予想に反して前日までに疾うに全て売り切れだった。会場で実演に接した私は幸運だったのだろう。CDとLDは音場を含めて忠実に再現していると感じる。実演から受けた感銘を傷つけない録音は私にはこの演奏会の記録だけだ。尚DVDはLDより画質音質共に劣る気がするが、これは私のDVDレコーダのDAコンバータが安物だからかもしれないし、全く条件の違うプロム?での8番を併録しているせいかもしれないが、できれば別々に味わって欲しい。

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     2010/10/27

    ”Better than nothing”

    This DVD is only one of 6 LD set released in the ’90s. This one cannnot be a good homage to the great art of Sviatoslav Richter for that reasons. Those excluded were monumental with Hydon D major concerto as bonus. 4 in the 6 has been omitted from this time of release.

    I for one who is seriously consider this as a tragedy whatever the reasons. Hope that this series re-released on DVD as a whole. The rest is a real gem.

    Here is the list of original release on LD box. (titles are as written on the original LD set)
    Richter Plays Bach (Similar with the other LD by Dreamtime)
    https://www.hmv.co.jp/product/detail/2694899
    Richter Piano Recital (this DVD)
    Richter Plays Schumann
    Ensemble Music of Romantic Era with Richter (Schubert D.911 with Schreier, et al.)
    Richter Plays Tchaikovsky & Rachmaninov (solo pieces)
    Richter Plays The Chamber Music of 20th Century (Britten, et al.)

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     2010/10/02

    1980年代末ごろだったろうか、N響の定期公演に招かれチャイコフスキーの協奏曲を粗いタッチとソノリティで若獅子ホロヴィッツの如く弾き切ったのを聴いて以来、プレトニョフというピアニストには関心が薄かった。2000年代に入ってからのベートーヴェンの協奏曲全集(あの楽器はたしかブリュートナーだったかしら)の一枚を手にした折も、その美音と構成力に嘆息しながらも、これはあの屈指のベートーヴェン弾きミケランジェリの亜流じゃあないか、と思ったものだ。けれどもこの盤での第二ソナタは違う。これまで聴いた誰ともことなっている。作曲家が第三楽章から着想した所以がこれでもかというまでに極限まで探求されてどこかしこから聞こえてくるこのような演奏はかつてなかったのではないか。聴き手は自分が今何処に立っているのか、意識しなくてもはっきりとそれが分かる、そういう演奏だ。たしかに細部の扱いに限定すれば偉大な作曲家ラフマニノフの流派も意識の方向は似ている。内田光子の第一楽章を冒頭から繰り返す演奏も構成美の説得力があった。けれど私は、本盤はそれらを遥かに凌駕しショパンの魂に直に迫っていると思う。

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     2010/09/25

    (発売前のコメントなので演奏内容への評価ではありません。)
    今回1953年12月25日のフランクの交響的変奏曲の録音が「発見」されたことで、同日のリストの第一番とモーツァルトのKV415の二曲の協奏曲の録音もRAI Torinoの倉庫に眠っている可能性が高まったことは喜ばしい。参考までに、ABMはショパンの練習曲作品10-1,4,5の演奏も1949-50,1960-61シーズンにイタリアを中心としたヨーロッパ各地で行っている。録音が残されていたら多くのピアニストの耳目を集めることだろう。

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     2010/07/01

    Marie-Claude Pietragalla & Patrick Dupondのパートナーシップの良い記録が媒体として一般の手に届かない現状は残念である。本盤の出来映えはこのパートナーシップとしては可も無く不可も無くといったところだ。音響の悪いバスチーユでの収録、編集、マイクセッティングの粗雑さといった芸術以前の制作側の問題も残るし、オーケストラがあまりに下手で、間違った音を鳴らすだけでなくテンポが不安定でしばしば踊りを打ち壊しそうになる。それを差し引いてもこのパートナーシップの唯一の市販されている記録媒体として必見ではあるが。それにしても、PietragallaとDupondのDon Quixoteが記録媒体としては放送局などに数種あると思われるが、政治的思惑からか、発売されないのは問題だ。Pietragallaは以前CSでよく放送されていた『春の祭典』のメイキングなど広く知られるべきプリマであるのはことわるまでもあるまい。

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     2010/07/01

    私はこの演奏会を直に聴くチャンスに恵まれた。演奏がここまで説得力を持って響くとは当時は思っていなかった。「第1楽章の始まりを白い画面でぼかしており、指揮棒の入りを見ることができない。2楽章は黒」という指摘には同感だ。何故そういう小細工をしたのかは、解からない。編集が雑というのも、確かにそうかもしれない。
    然しながら、実は、当日、最前列付近に陣取った私の目前で、癲癇の発作と思われる、ある老婦人が演奏中に意識を失い倒れて救急隊員に搬送されるというハプニングがあり、会場が暫しざわついた。これも編集方針に少なからず影響を及ぼしているのではないか。(私はしばしば写っているのに、この出来事は、完全に消去されている。ライヴということだが、リハーサル映像等、との編集が行われているのかもしれない。二日間演奏会は連続して催されていたようにも思うから、そうした映像が一部組み合わさっているのかもしれない。これは、手元の資料を確認せねば確かめられないが。)
    ただ、何れにしても、当日のヴァントと楽員は何事もなかったように、演奏を進めた。彼のこの凄まじいまでの集中力は特記しておいて良いと思う。

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