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QUACK! さんのレビュー一覧 

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     2009/05/19

    ブルージーなハードロックをバックボーンに持つ人のようだが、フォークタッチM3、ウエスタン調M4、ルネサンスぽいM7、蒸気オルガンみたいなシンセとサザンロックgのM8、オリエント風味M9等、笑っちゃうぐらい達者。ただ、各曲共メロディ提示からアドリブに入る迄が長く、その上この部分に工夫がない。M6はエルモアジェイムズばりのイントロで喜ばせた後は単弦スライドのメロ弾きが延々と続き、アドリブに入る前に退屈するし、M10に至ってはベタなアルペジオをバックにほとんどメロをなぞるだけ。しかしM2,5,11辺りは本領発揮か。本作は全パートを一人でやったそうだがドラムぐらいは人間を雇っていればサウンド面でクォリティが上がったのでは?

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     2009/05/17

    ロックパイルのライヴ映像で、エドモンズの隣で一番デカい声でがなっていたギタリスト。Seconds of PleasureではHeartとFine〜のリードを歌った。結構多才な人なのにエドモンズとロウの影でかすんでしまったのは気の毒。ギタープレイに於いてはバンドに推進力を与えテンションを保ち、パワフル(過ぎる?)なvoでテナーパートを支え、ビリー・マレーのペンネームで曲を提供した彼の貢献はもう少し評価されていいはず。このアルバムでは大半がウィル・バーチと彼の共作だが、他のライターにはちょっとないような面白い曲を書く人だ。カバー曲は判っている限りではコステロのM3、ディフォード&ティルブルックのM11、ハワード・ワースのM14。

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     2009/05/16

    スワンソング時代の4枚のオリジナルアルバムと1枚のベストはどれも良質で、どれもまたよく似ている。しいて違いを挙げるとすれば、エドモンズのアルバムにはたいてい1つか2つ入っている甘口のバラードものが本作にはない。かといってエッジの立ったR&Rアルバムでもない。ロックパイルがピークにあった頃の作品だが、あまりバンドサウンドにこだわらず、ソロ・アーティストとしてのエドモンズがフィーチュアされた・・・って、よく考えたらあたりまえだけどw そういうわけでやや物足りなくはあるが、4枚の中でも最もポップなアルバムでしょう。ライヴでの定番となるM1,2,6、ヒューイルイスのM11(ハモニカも)など注目曲も多い。

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     2009/05/15

    確かにねぇ。彼がバンドを維持できなくなってアコギ1本を携えて現れた時、みんな彼を応援した。ベースの弾き語りもカッコ良かったしw その延長線上にあるようなアルバムも「ああそうなんだ」という感じで何となく受入れた。しかし2度、3度ともなると…。この後も At My Age で健在ぶりを示してくれてるけど、ロックンロールはもうやらないの? でも、このアルバムがいまいちなのは落着き過ぎた演奏スタイルのせいばかりではない。かつての名曲をアンプラグドで演って受けたのには理由がある。ここに収められたナンバーには、昔の作品ほどにはひらめきが感じられない。それが一番淋しい。

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     2009/05/14

    収録曲の大半がフィドル・チューンとして現在もよく知られているが、南北戦争期に人気のあったものだそうだ。もっとも、この時期に新しく作られた曲はそれほど入っていない。多くはそれ以前から親しまれ定着していた、別の見方をすれば、既にその時点で長年にわたって洗練を重ね、生き残っていた曲といえる。セッションの主役がハンマー・ダルシマーというところが中々ユニークだが、ある種のオールドタイマーにありがちな、良く言えばアットホーム悪く言えば馴合い的な雰囲気ではなく、緊張感のある緻密な演奏。資料的な価値もさることながら、普通に観賞用として聴き応えのある良盤。

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     2009/05/13

    南北戦争時代の楽器を使用した吹奏楽やラッパ信号・愛唱歌から銃砲の実射・輜重の通過・喊声等の野外録音など軍事的な事象を音で再現した、伝説的なマーキュリーの名録音。第一人者フェネル指揮による演奏、行届いた考証、詳細なライナーなど至れり尽くせり。ナレーションが過度にショーヴィニスティックな煽り口調でなく抑制がきいているのも好ましい。オーディオ的に限界のある大砲よりも、意外とマスケット銃のような小型銃の音が怖い。これが耳元をかすめていく事を想像すると…。大量殺戮の手段と大義名分は時代と共に変われども、戦争の現実は何時の世も変わらない、とあらためて思う。

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     2009/05/11

    まず日本語タイトルに苦言を呈しておきたい。何よアメリカーナ-シルヴィ戦争ってw シヴィル・ウォー即ちアメリカでは南北戦争の事。アメリカーナはジャンルですよ。それはさておき、本作は南北戦争期の所謂パーラー・ソングや朗読をピアノ伴奏の原典版で演奏したもの。各曲が何という版を使って録音されたのかは直接的には明記されていないが、詳しいライナーを New World Records の公式で見ることができる。さて肝心の演奏の出来は…まあ、史料の再現性に重点を置いたものとでも言っておきましょう。その割に歌手陣は頑張りすぎだけど。こんなところに若きボニー・ハミルトンが、という意外な楽しみもあり。

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     2009/05/11

    90年代に評判を呼んだTVドキュメンタリー「南北戦争」のケン・バーンズ監督によるもうひとつの作品のサントラ。いわばスピンアウトだろうが、こちらの方は音楽ドキュメンタリーらしい。といっても音楽的に時代考証がなされているわけではなく、フォーク系の大御所を集めて彼らのスタイルで演奏させただけのもの。選曲は概ね定番的だが、「風と共に去りぬ」で引用されたという(おそらくメラニーの台詞と思う)M16のような重要な割に取上げられる事の少ない曲もある。面子は一流揃いだし、各人大体2-3曲ずつ担当しているので、ごひいきのアーティストがこの中にいるなら買っておいても良いかも。

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     2009/05/11

    TVドキュメンタリーの評判は素晴らしかったようだが本盤は単なるサントラ以上のものではない。選曲はありきたりで演奏も秀でたところがない。ブラスバンドによるものは古いスタイルの版を採用しているようだが、その他の曲は現代のアレンジといった調子で統一性もない。ライナーも特に詳しくはない。この番組のスピンアウトとして同じくケン・バーンズ監督の音楽ドキュメンタリーも制作されたようで、そのサントラ”Songs Of The Civil War”(Columbia 48607)も出ているので、音楽鑑賞に重きを置くならそちらの方がお薦め。尚、M18のタイトルはWeeping〜となっているが、その曲はここには入っていない。間違いです。

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     2009/05/09

    当時遅めのテンポを好むようになっていたデイヴィスだが、オーセンティック派の演奏にあまり好意的でないような発言をしているのを何かで読んだ事がある。で、もしかしたら彼の遅いテンポ取りはオーセンティック派への対抗心がそうさせているのかと危惧した。コヴェントガーデン時代にはガーディナーを招いた事もあったと聞くが、デイヴィスも爺さんになったかとw はたして先行リリースされた英雄は今にも止まりそうな…。が、不思議にも全集としてまとまってみると英雄も含めて鈍重さなど全く感じられない。一つ一つの音の面白さに気を取られるうちに、6枚全部一気に聴き終えてしまっていた。

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     2009/05/08

    名バリトンの名盤として定評の作品だが、その事はとりあえず忘れるとして、まずはここに収められた青春の95曲に酔いたい。熱気と懐疑、真摯と辛辣、ロマン、友情、挫折そして酒・酒・酒・・・おおマインファーターラントよ、全●で何が悪い!といやが上にも盛上がる。とはいえ、ここに繰広げられる音世界はその種の暑苦しくむさ苦しい押付けがましさとは縁遠い。オケは洒脱、そしてクンツは青春の滑稽を、1歩離れた立ち位置から軽やかに、しかしながら共感をもって暖かく語る。全てのヤング・アット・ハート達への贈り物です。尚、指揮/オケ・コーラスは、Disc1のみはリトシャウアー/フォルクスオパー。

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     2009/05/05

    昭和の小中学生としては懐かしいメロディに嬉しくなるが、それはそれとして冒頭から小鳥の声の効果音で興醒め。伴奏についていえば全般にその手の陳腐な趣向が鼻につく。子供の歌とはそんな小細工を弄しなければならないものか、とはかつて子供騙しが大嫌いな子供だった当方の個人的感想。いや、ポップ自体はパーフェクトです。ここはオパーではないんですけどという気もしないではないが。この種の企画としてはもう少し下手でもいいから優しく柔らかい持ち味の歌手でもよかった。といった事を考えあわせるに、これは子供の為というよりポップを堪能したい大人の為の1枚。

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     2009/05/04

    南北戦争物は数あれど、これは珍しい北軍アイリッシュ部隊の兵士の歌を集めたもの。M1は南部の愛国歌「麗しの青旗」で意表を突いてくるが、ここではとある北軍兵士が自らのルーツと部隊の自慢を高らかに歌う。その他、おなじみのアイリッシュメロディやパーラーソングが、アコーディオンやバンジョー、時にはボーロン、イーリアンパイプ、ピアノが加わり、北軍アイリッシュの視点で歌われる。オリジナルM9は無い方が良かったが失敗というほどではない。サウンド的にはキンケイドのダミ声とあいまってポーグスを思わせるが、キッチリした演奏で上手い。彼はフォークの人ではないそうだが、綿密なリサーチと明確なコンセプト、いきいきとした歌心に脱帽。

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     2009/04/30

    キャストとしては上記↑商品詳細に記載されている外には、クリスタ・ルートヴィヒ(魔女)、バーバラ・ボニー(眠りの精)、クリスティアーネ・エルツェ(露の精)と豪華版。ルートヴィヒの魔女が少し物足りなかったというような評も見たような気がするが、この作品を初めて聴いた私にはその点に関しては何とも・・・。が、やりすぎてヘンに漫画ちっくになるよりはマシだと思うのだ。子供向けのメルヘンオペラだが子供騙しでなく、音楽的で落着いた表現には諸手を挙げて賛成。Disc1-M2「お星が光るぴかぴか」やM9「池の雨(ドレミファソーラファ ミ、レ、ド)」等どこかで聴いたことのあるようなメロディが随所に。

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     2009/04/24

    組合せ的には少し前のGott Discs盤と同じみたいで、あれを買いそびれた人には吉報となるか。M1〜11が69年のTHREE DOG NIGHT(ONEとして知られる)。所謂「3日で仕上げたデビュー作」の類だが荒削りという印象はさほどなくむしろ簡素で甘味の少ない硬派っぽさとスピード感が魅力。M12〜21が同年発表の2ndであるSUITABLE〜で、3DNの中で最も粋なアルバムでしょう。3DNの「黒っぽさ」が一番よく現れた作品と思うが、バラード/ポップの代表曲M13、17も出来が良い。M14はダニーのオリジナルで、確か彼の3DN以前のB面曲かお蔵入曲だったと思う。未発売なんで評価は期待度ということで。

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