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爺さん さんのレビュー一覧 

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     2023/10/28

    ヴォーン・ウィリアムズの楽曲には今までとんと触れてこなかった。NHKのFMで特集を聴き感動、遅れを取り戻そうとまず交響曲の全集とこのCDを購入した。録音も新しく、ジャケットの佇まいが秀逸である。大きな期待をもって聴いてみると、その演奏は何とも優しく、心に染みるようである。解説にもある「郷愁の・・・」という言葉に大きく共感することができた。大変良い。

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     2022/11/27

    演奏の素晴らしさはもとより、録音が誠に秀逸である。第一幕前奏曲の朗々としたラインの響きは、これまで我が家のステレオシステムで聴いた中でも最良の響きだった。期待が高まる。続くラインの乙女の歌唱は透明感があり且つ力強い。ヴァルハラへの入城場面まで、全幕を通じて美しいだけでなく、迫力あるサウンドに圧倒されてしまった。「ライオンの黄金」の中で傑出したアルバムだと思う。 

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     2022/11/27

     ジャケットを一見した瞬間に「買おう」と思った。ブラニスラワ・カワラのゴールドベルク変奏曲や、諏訪内晶子さんの無伴奏ヴァイオリンソナタ・パルティータのアルバムジャケットからも同様の期待感を持ったが、アルバムの重要事項だと思う。
     曲目はブルッフとバーバーのヴァイオリン協奏曲のカップリングで、これもまたとても魅力的である。演奏は奇をてらわず極めて真摯である一方、力強く好感が持てる。良い。 ヴォーン・ウィリアムズの「ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス『揚げひばり』」という曲はこのアルバムによって初めて聴いた曲だが、牧歌的で愛らしく、冬の夜長に聴くにはピッタリ。良いアルバムに大変満足である。

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     2022/02/12

     本製品が届いて真っ先に再生したのは、4枚の「ニーベルングの指輪」ブルーレイディスク。劇場では、前列で観ても歌手の表情はなかなかつかみづらいものだが、映像ではそういったところが確認できて興味深い。「ラインの黄金」で、ヘルマン・ベヒトが演じるアルベリヒが見せる、指輪に呪いをかける際の苦悶の表情は、正に迫真である。「神々の黄昏」のギネス・ジョーンズ演じるブリュンヒルデ、ジャニーヌ・アルトマイアー演じるグートルーネも、その悲しみがぐっと迫ってくる。良い。日本語字幕も実にありがたい。
     上記の特典(これだけでも結構なお値段になるのでは)に、更にブーレーズの録音がこの価格で手に入るのは何ともお買い得。手元には結構かぶってるCDはあるものの、この際だから購入に踏み切ったが、良い判断だった。これを機にまた改めてブーレーズを聴きなおそうと思う。楽しみだ。

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     2022/02/08

    マーラー9番。その音質に無茶苦茶期待して聞いてみると、チリチリチリというノイズの大きさにビビる。「サーフェイス・ノイズは強いものの」って、強すぎです。「音に力があるために敢えて挑戦しました」というのは、確かに高音と低音が引き締まっていて音場の広がりもあることから、自分が持っているTOCE-15003よりもその点は優れていることは確か。でもなぁ。 持っているLPを聴きなおして、今後も「1938年の9番はレコードを聴こう」と思った。エンジニアの方のご苦労は理解してます。誠に申し訳ないコメントすみません。
    大地の歌。歴史的な演奏ではあるのだろう。でも、1960年4月のNYP版を聴いたほうが良いと思いました。

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     2022/01/23

    素晴らしい演奏である。Bachに見事な血が通った、生々しい響きだ。この曲をレコーディングする奏者は、過去の名演奏と結果的に対峙することになるが、これは録音の良さも相まって必聴の盤だと思う。SACDが再生できる方は、是非ともSACDを入手されることをお勧めする。

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     2021/07/03

    聴き慣れたBachの旋律が、綺麗で優しく、深みある音で見事に表現されている。調べは高中音域は中央から、低音域は向かって右に移動、丁寧・繊細さの中にも躍動感がある。良い演奏に出会えた。

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     2019/04/21

    ベルリオーズの楽曲は「幻想」が圧倒的にメジャーではあるものの、「ラコッツィ行進曲」のような有名な曲も「おまけ」みたいにCDにカップリングされていた抜粋を聴くぐらいなので、こういった企画は実に興味深い。そもそもこのボックスを購入した切っ掛けは、YouTubeのプロモビデオ2曲目、「このエキゾチックな旋律はなんなんだ?」から。(先にレビューした方とおんなじ (;^ω^) まんまと発売側の思惑に乗っかりました ちなみに気になった曲はDisc
    23-26 歌劇『トロイアの人々』の3枚目、トラックNo.7の ”Ha! Ha!”でした ) 収録されている聴いたことが無い楽曲をじっくり聴かせてもらったが、色々な曲に幻想交響曲に使用されている旋律が見出されるなど好奇心がくすぐられ、またベルリオーズ独特の持ち味を感じ取ることができた。良い。

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     2019/03/17

    久々にパワフルで爽快なベートーヴェンを聴くことができた。なんとなくクライバーの演奏を意識しているのかと思われるような気もしたが(5番の4楽章とか、7番の2楽章エンディングの弦がピッチカートだったりとか)、ホーネックがクライバーの演奏を聴いているかわからないので、そこは素直にこの演奏を楽しみたい。音の密度は高く、オケの統制が見事で速めのテンポでも全く破綻せず推進していく。良い。

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     2018/12/24

    ここまで装丁にこだわったセットをかつて見たことがない。販売側の気合を感じる。割引価格を出さないわけだ。CDをアプリ使ってパソコンに取り込むと、普通自動でジャケットもダウンロードされるんだけどこのCDにはそもそもジャケットがないので、クレンペラーのベトヴェンCDのジャケットがでてきて笑えた。おまけで付いてきたラトルと内田さんの生写真をジャケット代わりにした。さて、演奏であるが、実に美しくかつ重厚だ。オケの分厚い響きにピアノの瑞々しい音色がマッチして素晴らしい。良い。デジタル・コンサート・ホールの7日間無料視聴チケットは年末年始に楽しもうと思う。

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     2018/11/04

    学生のころ観た「アマデウス」の印象が強くて、モーツァルトなど古典系の楽曲しか持っていませんでした。マーラーやガーシュインまで録音されていたんですね。知りませんでした。来日時の演奏会等でも、素晴らしい指揮に敬意をもって聴いていましたが、極めて多岐に亘る世代の作曲家を、かくも高水準で演奏されるとは圧倒されます。マーラー4番はテンポが快活で、4楽章の白井光子さんの歌声も美しく(昨年白井さんのソロコンサートを聴いたので余計にそう聴こえたのかも (^^;) )、実に良いと思います。「楽しい」Boxであることは間違いないですね。

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     2018/07/16

    「作曲者所有譜に基づく1879年版」に食らいついて聴く。どう違うかをここで縷々書き込むのは無粋なので、その点に興味のある方は一聴してほしいところである。演奏はオケもピアノも高水準で録音もキレイである。やはり最終稿に耳慣れているので、全編を通して聴く際の愛聴盤になるかというと難しいところではあるが、部分部分をつまみ食いするには実に面白い演奏である。良い。

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     2018/05/05

    彼女の演奏はバッハの数枚しか持っていなかったのでこの機会に入手したが、大正解であった。バッハとショスタコーヴィチはもちろん素晴らしいが、バルトークの第3ピアコン(オケはダサい)やシューマンなど、収録されている曲のどれをとっても他者の演奏では聴くことが無かったアプローチに共感。ラフマニノフの第2ピアコンは1951年の録音とは思えないほど瑞々しい音色とその演奏にビビる。チャイコフスキーのピアコンは1番、2番が収録され、特に1番の3楽章はホロビッツととアルゲリッチのエキサイティングにニコラーエワの繊細さを加えた迫力ある演奏でとても良い(マズアが振るライプツィヒ・ゲヴァントハウスのバックも実に素晴らしい)。ベートーヴェンのピアノソナタが、全て収録されていることも、このセットの大きな魅力である。これほど「買って良かった〜」と思えるセットもなかなかないのでは。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/10/01

    第1番のプレリュードで、初めてグールドのゴルドベルグ55年の録音を聴いた時の様なインパクトを受けた。カザルスを至高の演奏と聴きこんでいる耳にも、この新鮮な演奏には「スゲーな!」としか言えない感じ。で、今日、彼の無伴奏チェロ組曲全曲演奏会に足を運んで生で聴いたけど、本当に素晴らしい演奏だった。佇まいもカッコよく、サイン会でほめちぎったら、「ニカッ(^^)」と笑って「Thank you!」って答えてくれた。見事に「ズキューン!」とおっさんのハートを射抜いてくれました。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/03/11

    好みが大きく分かれる指揮者ではあるが、私は大好きだ。「ワルキューレ」第2幕の前奏曲でティンパニーが鳴り響きワルキューレの動機が開始されると鳥肌が立つほどゾクゾクしたものだ。随所にスタジオ録音ならでは演出があり、歌手の立ち位置が躍動し、その響きにも工夫がある。そういったことが鼻について嫌な演奏と感じる人もいるんだろうな。でもね、これほど楽器の一音一音が明瞭に聴こえ、歌手とオケのバランス(タイミングとか音量とか諸々)が素晴らしい「指環」にどうケチをつけるってんだ。ライブだと、どうしてもオケと歌手がずれる部分があったりして、指揮者も歌手も苦労するところだと思う。2016年11月東京文化会館で観た「ワルキューレ」でもそんな部分があったし、指揮者アダム・フィッシャーも「歌手が気持ちよく歌唱することにどう合わせるかも指揮者の仕事」的なことを言ってた(ベームとは随分ちがうなー)。なので、ライブ盤では多少瑕疵になってしまう部分があっても仕方がない。そういった意味でもこの指環全曲スタジオ録音企画は、理想を追求しようとして見事に結実した珠玉の作品なんだと思う。

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