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ねずみ さんのレビュー一覧 

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/28

     達郎に刺激されたのか、ユーミンもオールタイム・ベストをリリースしてしまいました。
     CD3枚というボリュームですが、彼女のキャリアからすれば、とても収まりきれるものではありません。それでも、最大公約数のリスナーが認める代表曲を網羅し、ユーミン自身の想い入れのある作品をプラスした内容となっています。

     欲張りなファンにとっては、あの曲が、この曲も、といった足りないピースが気になるところですが、そこはそれ、初心者リスナーには届けられなかった隠れた名曲を知っている優越感に浸りながら、自分なりの”裏ベスト”なるコンピレーションを作って楽しんでみるのもいいものです。
     個人的には、「生まれた街で」や「COBALT HOUR」、「静かなまぼろし」「雨に消えたジョガー」「緑の町に舞い降りて」「グループ」「スラバヤ通りの妹へ」「午前4時の電話」「心ほどいて」「消息」…など、季節感を無視したランダムなセレクションですが、昔のCDを引っ張り出して音楽プレイヤーに編集してみたりしています。

     完璧に編集された歴史全書ではなく、ペーパーバックのエッセイ集を拾い読みする感覚で…。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/22

     70年代後半、当時、『ホテル・カリフォルニア』や『噂』と並んで、ロック好きの”一家に1枚(ほとんど持っている)”アルバムとして囁かれていたのが、このアルバムでした。
     いきなり宇宙空間の”飛翔”を想わせるスペース・サウンドのイントロダクションに始まり、とびっきりハイ・センスでカッコいいタイトル曲「Fly Like An Eagle」、中央アジアのサマルカンド付近の雰囲気を伝えてくれる「Wild Mountain Honey」、ストレートでセンチメンタルな「Serenade」と続くA面は圧巻です。
     レコードを裏返すと、「Sweet Home Alabama」のプロトタイプのようなアメリカ放浪記「Take The Money And Run」から、心地よいロックの旋風を感じさせる「Rock’n Me」、ウィングス時代のマッカートニーを想わせる「The Window」などなど、十八番のブルース・ナンバーやオールディーズも絡めた12曲は、実にバラエティーに富んでいて、とっても聴き応えのある好盤です。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/22

     12月の初めになると聴きたくなるのが、このアルバムのタイトル・ナンバーです。
     大ヒットした「Year Of The Cat」の弟分のような持つ大作で、ゆったりとした流れの曲調の中にも、途中の生ギターからサックスへと引き継がれていく展開は、ウェットでセンチメンタルな兄貴を彷彿とさせるスケール感があり、シングル・エディット版では味わえない、壮大な大河ドラマを楽しめます。
     前作に比べると、「わが命つきるとも」や「ヴェルサイユ宮殿」など、かつての彼の世界観を音楽にしたようなヨーロッパ中世の匂いのする作品が目立ちますが、アルバム・ジャケットとシンクロする乾いた砂漠を想わせる「Timeless Skies」や、Carol King の「Jazzman」のような「ラジオを聴いて」といったラフ・スケッチのような作品も収められていて、幅広で奥行きも感じさせるアルバムに仕上げられています。
     夕映えが似合うラストの「1日の終わり」を聴きながら、時空を超えたドラマチックな時間旅行は幕を閉じるのです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/22

     バロック調のアコースティックなイントロダクションが運んでくる心地よい秋風といった感じの「悲しい女」に始まり、スタイリッシュでファッショナブルな楽曲がぎっしりと詰め込まれている、まさにヌーヴォー・ワインのようなフレッシュでフルーティーな感覚は、30年以上経った今でも褪せることはありません。
     「Ebony Eyes」や「Hot Love, Cold World」のようなスピード感のある独特なギター・サウンドは、重厚感があるのに軽快で滑らか…。まるで、ライト・ボディの赤ワイン、といった感じです。
     ジャケットの減点分を差し引いても余りある、佳曲が散りばめられたオリジナリティ溢れるプレミアムな逸品です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/22

     レーベル編集のカタログ盤、と軽々しく言ってはいけないのかもしれませんが、個人的には、20年以上前に時代毎にセレクトされ、単品での小分け販売されていた『A&Mプライム・カッツ』なるコンピレーションの方が、歴史もの、集大成ものとしては楽曲も充実していて、聴きやすかったような気がします。
     欲を言えば、選曲にもうひと工夫あってもよかったのではないか、というのが率直なところです。もちろん、定番曲は網羅されていますし、カテゴリーごとの無難なチョイスとなってはいるのですが…。前回盤でいえば、バリー・デ・ボーゾンとペリー・ボトキン・Jrの「妖精コマネチのテーマ」といった、意表を突くセーフティー・バントのような攻撃もほしかったところです。
     あと一つ、折りたたみの紙ジャケット仕様はいいのですが、CDの取り出しがとても厄介なのが大きなウィーク・ポイントです。
     とはいえ、この価格でその程度の文句を言ってはいけません。こうした企画盤だからこそ入手できた代打満塁ホームランのような”隠れ名曲”というのもあるのですから。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/16

     80年代CCMのフェザータッチのジェントルでハートウォーミーな楽曲がいっぱい詰まった、”癒し”の作品集が韓流レーベルによって発掘されました。
     50年代の野球チームのユニフォームに記されたチーム名の文字のような、シンプルでノスタルジックなアルバム・ジャケット。温かい太陽の匂いのする羽根布団に包まれているみたいで、素敵な夢の世界へ誘ってくれる1枚です。
     もちろん、マイナーコードを隠し味にした泣きのバラードもちゃんと用意されているのに、しっかりと”前を向いている”ところがいいですね。 ボーナスには、”使える”クリスマス・ソングもプラスされていて、30分とちょとで1日の疲れがすっかりとれてしまう…、そんな就寝前のひとときにもってこいのアルバムなのです。

     なお、こんな名盤が埋もれいるなんて…。これだから、CCMの宝探しはやめられません。

     大きな勘違いで、同じアーティストの別のアルバムに書き込んでしまいましたので、改めて、このアルバムのレビュー投稿しました。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/13

     四角い枠に大きく面取りされた”あっぷるぱい”という手書き文字と、黒いインクでスケッチされたバンド演奏のイラスト…。
     白地に細めのペンで描かれたジャケットを見ていると、インディーズのゆる〜い楽曲集、といった印象を受けるのですが、そんなアマチュア・ライクなイメージはCDをスタートさせると直ぐに払拭されてしまいます。
     70年代のほんわかサウンドを下地としているものの、一つひとつの作品のクオリティーは高く、限りなく完成に近い未完成のデッサン、といった感じです。
     「にわか雨」、「マーマレードの朝」、「カルピスソーダの夏」など、言葉遊びのような愉快なタイトルの奥に隠された、”だまし絵”のようなパズルのピースを探してみるのも楽しいものです。
     楽曲数も演奏時間もちょうどいい。聴いているだけで気分は”はっぴい”になれる、そんなピースフルでイージーでデイドリーミングな時代を余すところなくパッケージした、懐かしい復刻盤のような聴き心地のよいアルバムです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/12

     この5枚組セットのポイントは、あえてモンスター・アルバム『つづれ織り』を外していることです。
     ソロになっての1枚目から6枚目までの5枚がセットされている箱ものは、70年代前半の彼女の魅力を知る上では必要十分なマティリアルです。個人的には、やや印象の薄い2番手ピッチャーのような”繋ぎ”のアルバム『Rhymes & Reasons』(通算4枚目)の透明感のある淡いトーンがお気に入りです。
     それにしても、この思い切った2枚目外しは絶対に成功だと思います。

     しかし、Boz Scaggs の同様のセットで『Silk Degrees』を外せるか、といえば”?”でしょうが…。

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  • 17人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/12

     10枚組というボリュームがこのような廉価で発売されること自体大きな驚きですが、2枚組LP盤やボーナス・トラックが加えられているというお買い得感は、配信に押されているCD盤アーカイブスの一つの販売戦略の形といえるのではないでしょうか。
     歌詞カードや解説など、無駄を省いたシンプルなセットではありますが、金銭的にオリジナル・アルバムを揃えられない、あるいはベスト盤止まりで躊躇しているアーティスト初心者にとっては、こうしたレコード盤単位でのパッケージは嬉しい限りです。
     この勢いで、Billy Joel や Elton John(ロケット・レーベル以前)などの大御所も5枚と言わず、10枚組にチャレンジしてほしいものです。

     一方で、高価な豪華盤仕様で復刻されているかつての名盤も、リスナーの趣向やニーズに合わせて単品廉価盤を含む複数のアイテムが用意されています。
     ただ、こうした廉価セットが単品販売を駆逐することがないよう、アーティストがその時代に創り上げた1枚のアルバムとしての価値も大切にしてほしいものです。

    17人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/28

     最初にショップでこのCDを手に取ったとしたら、レジまで運ぶのに躊躇したかもしれません。前回の同名タイトル盤もそうだったけど、とにかく中身で勝負の実力盤だと思いました。
     春の陽だまりの中にいるようなブライトでポップな作品ばかりを届けてくれる Nichols & Wlliams のお膝元レーベルのカヴァー集です。
     同じ曲が2曲、3曲と異なるアーティストのバージョンで収められているのに、それぞれに表情や装いに個性があって、さっき聴いたのに別の曲を聴いてるみたいで、”みんな違って、みんないい”的な感じで聴けるアルバムなのです。
     風に吹かれて気ままに旅してる気分で、アナログな時間を過ごしながら聴いていたい、そんなオムニバスな1枚です。

     ちなみに、10年ほど前にリリースされた同名盤も同様のコンセプトで23曲がコンパイルされていましたが、実は、セレクトされた半数近くの楽曲が違っていたりします。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/28

     良質の輸入盤CDのように歌詞カードは無しのシンプルな仕様でリーズナブルな価格設定を実現したシリーズ企画盤。
     ハワイ産コンテンポラリーの姉妹盤も編集しつつ、王道のAOR名盤つまみ食い的ないいとこ取りのセレクションは、コレクターでも思わずクレジットを確認してしまうくらいの痒いところに手が届く的な、玄人好みの確かな作品たちが選曲されています。
     新旧の佳曲や隠れた小品が巧みにブレンドされていて、超有名曲や定番作品ばかりで固められたフルコース・ディナーと違って、カジュアルなランチのようなリラックスしたラインナップに何とも言えない心地好さを感じてしまうのです。

     よく晴れた休日の午後は、鈴木英人氏のアメリカン・テイストのクールなジャケットでも眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすのもいいものです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/23

     80年代CCMのフェザータッチのジェントルでハートウォーミーな楽曲がいっぱい詰まった、”癒し”の作品集が韓流レーベルによって発掘されました。
     50年代の野球チームのユニフォームに記されたチーム名の文字のような、シンプルでノスタルジックなアルバム・ジャケット。温かい太陽の匂いのする羽根布団に包まれているみたいで、素敵な夢の世界へ誘ってくれる1枚です。
     もちろん、マイナーコードを隠し味にした泣きのバラードもちゃんと用意されているのに、しっかりと”前を向いている”ところがいいですね。
     ボーナスには、”使える”クリスマス・ソングもプラスされていて、30分とちょとで1日の疲れがすっかりとれてしまう…、そんな就寝前のひとときにもってこいのアルバムなのです。

     こんな名盤が埋もれいるなんて…。これだから、CCMの宝探しはやめられません。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/21

     「10月の朝のこと…」で始まるシニカルなストーリー。
     オープニングから群青色の海底を漂っているような鈍いジャズのビートが、踏み入れてはいけない扉の向こうの不可思議な世界へと誘ってくます。
     相変わらずのスタイリッシュで、スノッブで、リスナーをクライマーズ・ハイな気分にさせる和音の重奏ですが、40年も第一線で仕事を続けている音の錬金術師は、いつしか地球上に存在しない金属を造り出そうとしているような、我々の手の届かない領域へと向かっているようにも思えます。
     やれやれ。

     本作は Donald Fagen のソロ作品ということもあって、Steely Dan よりも数倍もコマーシャルに作られているっていうのに、初心者クライマーには難易度の高いボルダリング岩壁となっていて、緩やかな漂流に油断していると、とんでもない無人島へと運ばれてしまいそうです。
     これまでの延長線上にある、というのは判るのですが、果たして名盤なのか、駄盤なのか、自分の感覚も麻痺してしまっていて、どう位置付ければいいのかもわかりません。
     ただ、一つだけ言えることは、このアルバムの時間軸は今よりももっと未来にあるということ。そして、自分の手には負えない代物だということ。

     何年先になるか分からない次回作までに、なんとしても征服してしまわなければ…。そんな嬉しいため息をつきながら、今夜もプレイボタンを押しているのです。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/07

     最近、某販売会社の名盤発掘企画で彼らの Big Tree 時代の3枚が国内(一部再発)リリースされましたが、なぜか、このアルバムだけスルーされていました。
     たぶん、アコースティックなポップ路線の過渡期的な作品集だったり、シングル・ヒットも「愛への旅立ち」だけだったりしたことが減点されたのかもしれません。
     しかし、前作の『二人のフェリー・ロード』に肩を並べる、もしかしたら、それ以上にいい曲がいっぱい詰まったお宝盤だったりするのです。
     Best 盤に取り上げられている作品以外では、胸を締め付けるほどに切ないメロディーを持つ「Hold Me」や、しっとりと聴かせる泣きのバラード「Beyond The Tears」といった、彼ららしい爽やかなコーラス&ハーモニーを聴かせてくれる”定番”もしっかりと収められています。

     疲れたハートをやさしく癒してくれる温かい歌声。
     彼らのアルバムを聴いていると、なんだかホッとします。
     ブレンド・コーヒーでも飲みながら、長くお蔵に入っている「Kep Your Smile」でも聴いてみたいものです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/05

     アジアの次は南米か?と、その多国籍=無国籍志向に期待と不安を抱いたものですが、フタを開けてみると、ボディーそのものは軽量化されたのに機能的には高度になったコンピュータのように、より都会的で洗練されたスレンダーな作品集となっています。

     前作でもオリエンタルなエッセンスはタイトル曲の隠し味程度しか使われていませんでしたが、この作品も、アルゼンチン版カウボーイたちが生活するパンパの牧歌的な雰囲気が楽曲全体を包み込んでいます。
     その一方で、アルバム・ジャケットや、さりげなく組み込まれた歌詞や旋律など、アルバム・タイトルのメッセージは深海魚のように作品の底流を回遊していて、リスナーは無意識のうちに自身の深層心理に入り込んでくるサブリミナルな刺激を受けることになるのです。

     先の読めないコード進行には、睡魔を誘う高速道路の連続するカーブのような心地よさがあり、完璧なまでに無機質でスタイリッシュで完成度の高い作品群には、他の追随を許さない孤高のオリジナリティーがあります。
     加えて、限りなくデジタルに近いアナログなサウンドには、楽器を操る人の温もりのようなものを感じさせてくれます。

     村上春樹氏が描く現実と非現実の隙間に拡がる空間、或いは時空の歪みに紛れ込んだような不思議な感覚を味わうことができるのです。

     『Aja』か『Gaucho』か。
     自分の周りには今なお二大派閥の論争が続いています。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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