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　2013/07/18

正直演奏者たちについてはまったく知らなかったが、これは素晴らしい！
演奏は、同曲の、コレギウム・アウレウムの昔懐かしい古楽演奏よりも、マクリーシュ・ガブリエリ＆ゲーベルMAKの、近年の尖った古楽演奏に近いアプローチだが、聴きやすく万人向け。なによりSACDによる清澄な残響をとらえた録音が素晴らしい。

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　2012/03/30

前作のレスピーギやヒンデミットと同様、お国もの？何それ？といった感じで、なんでも自身の色に染め上げる妖しい魅力たっぷりの演奏。喩えて言うなら、辛さはさほどではないけど、食べ慣れない香辛料たっぷりの民族料理。お好きなかたなら。個人的には大満足。

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　2012/03/06

熱いブラームス！　ここまで熱い演奏も珍しい。しかも歌う！　アダージョ・メストはもっとゆっくりでも、と思ったりもするのだが、それも泣かせる歌心で聴かせてしまう。リゲティも叙情的。アホの曲はいかにもノイネッカー向きだ。

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　2012/01/27

技術敵にまったく瑕がないという点以上に、演奏からほとばしりでる「感情」、特に「怒り」に傾いたそのアプローチに感ずるものが多い。自作自演盤以来やっと、それを相対化し一歩踏み出した演奏に出会った黄がする。

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　2012/01/27

基本、ジャズだと思ったほうがいい。モダンジャズとしてワーグナーをどう昇華／消化するか。セッションとしての楽しさを味わえるなら満足出来るアルバムだと思う。

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　2011/01/28

当日のコンサートで聴きました。ツェンダー版を意識したような攻めの編曲が面白いです。同盤がお気に入りならおすすめかも。

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　2010/04/10

同時期に同じハープ版での演奏（フィンチ盤）がメジャーレーベルから出たので、不利な位置にあるようだが、演奏ははるかにこちらのほうがよい。各変奏のリピートはなしで、淡々と進むのだが、変奏間のつなぎはよく考えられていて、かえってしみじみと思索的に感じられる。楽器（エラール）の音もすばらしいし、録音はその美しい残響をよくとらえている。フィンチ盤で不満だった低音声部の不足も感じられない。おすすめ。

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　2010/04/10

まあ、なんという選曲だろう。「ツァラトウストラ」に始まり、「アトモスフェール」を経て、行き着く先は「ジュピター」つまり木星。要するに、まんま「2001年」を意識した構成なのだ（笑）　ライブではないようだが、これを一夜のプログラムで、と考えるのも面白い。
しかし、演奏はなかなか見事。「ツァラトウストラ」も濃厚だが、「アトモスフェール」のこんな色っぽい演奏は初めて。