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ロック飯店心斎橋店 さんのレビュー一覧 

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/10

    ボーカルがジョン・アンダーソンでなくともイエスが成立する事は、「ドラマ」で証明された。 そして今回如何なる天啓か、その「ドラマ」でメンバーとなったトレバー・ホーンとジェフリー・ダウンズ即ちバグルズの二人が参加する事となった。
    「ドラマ」の後、片やアート・オブ・ノイズや復活イエスでプロデューサーとしての地位を揺るぎなき物としたトレバー。片やスティーブ・ハウ達と共にエイジアを結成し、以来約30年イエス同様メンバー交代の激しいバンドの屋台骨であり続けたジェフ。
     「ビッグ・ジェネレイター」以来のホーンによるプロデュースでボーカルを務めるのは、ここ数年ステージでジョンの「代役」を務めているベノワ・デイヴィッド。遂に本作で「代役」の肩書きが外れる訳だ。 そして過去に実は歴代のイエスのキーボーディストの中で最も好きなのはトニー・ケイだと発言した、派手なソロプレイより曲全体のアレンジを得意とする裏番長系プレイヤー・ジェフに、鉄壁のアラン・クリス・スティーヴを加えた五人で演奏される本作。 
    ハイライトはやはり幻の名曲「フライ・フロム・ヒア」のスタジオ録音による完成版だ。ドラマ・ツアーで演奏され、後にバグルズとしても録音されながらアルバムには未収録となった曲である(現在ではジェフのソロアルバム、バグルズのセカンドのリイシュー盤に収録)。30年前バンドの為に書かかれた曲が遂に日の目を見る。イエスの歴史はまだ終わらない。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/29

    一時期日本限定で発売されていたアルバムが、ボーナストラックを加えての世界発売です。 聞き所はtr.13 & 19の「We Can Fly From Here?」。イエスのドラマツアーで演奏されていましたが、バンドでのレコーディングは叶わず。今回は2パートに分けられての収録です。実はジェフ・ダウンズのアルバムに一曲通しのバージョンが収録されていますので、探してみて下さい!!

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/12

    PVを見た限りでの感想です。
     「アゲ嬢メタラー」とビジュアル面を含めてのバンドであるならば、METALLETさんのレビューから言葉を借りますが
     「既成のV系ともメタルとも違う」
     と言う差別化を図るべきでしょう。
     例えばヘドバンなんかするとせっかくの美貌が台無しなので、やらない方が良いですよ。アゲ嬢がせっかく盛った髪とメイクなんですからそれは大事にして、男を虜にする笑顔を振りまきながら、手足は物凄く動いてる。こんなんどうでしょう。
     また一応ながら歌をやってる人間としては、Voが完全にバッキングに負ける声質なのが気になります。CDやライブではちゃんと聴こえてくる声なのかも知れませんが、何か気になります。デスボイスやLIV MOONばりの超音波を出せとは申しませんが、もっと安定感を求めたい所ですね。
     CDが届くのを楽しみにしております。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/08/21

    オリジナルは1999年9月にポニーキャニオンから発売されました。99年と言うと映画「マトリックス」が公開された年。翌2000年マトリックスのDVDが幾つかのバージョンで発売され、同時期にDVD再生が可能なプレイステーション2が発売された事でDVDと言うメディアは爆発的に普及して行きました。
    つまりはDVD自体がまだどの様な可能性を秘めているか未知な時期に、本作は発売されたのでした。

    発売当時DVD・ビデオソフトのレビュー雑誌では、音楽ものとしては異例の大きさの記事で取り上げられた事を記憶しています。
    何故なら本作「デジャ・ヴルーム」は当時「DVDビデオで理論上可能とされている技術」を、殆ど取り入れた革命的コンテンツだったからです。

    当時映画ソフトではソニーが音声にDTSを使用したソフトを”スーパービットシリーズ”と称して、ドルビーデジタル・オリジナル音声と吹替え音声を収録した一般発売向けとは別物として金額を若干高く設定していました。
    また今でこそ珍しくない「アルティメット・エディション」「コレクターズ・エディション」の様な多数のデータ量を含むソフトでは、再生中にエラーが起きる事が珍しくありませんでした。実際私は相当な枚数の映画ソフトをメーカーに交換してもらいましたし、ソフトのエラーが原因でプレーヤーが故障してしまった事もありました。2002年頃迄はメーカーでさえこれ位「DVDで理論上可能とされている技術」を実用化するのに四苦八苦していたのです。

    前置きが長くなりましたが、このような状況下で99年に本作は下記のスペックで発売されたのです。
    ・DTSとドルビーデジタルのダブル収録
    ・マルチアングル収録、しかも選択したアングルにより楽器のサラウンド定位も変化する(選択したプレーヤーの音がセンターから聞こえる)
    ・”21st Century Schizoid Man”のライブ演奏をボーカル・ソリスト・リズムセクションそれぞれを四つの時代から任意に選択する事で、四の三乗=64パターンで聴く事が出来る(実際には共演していないメンバーの組み合わせも当然可能)
    ・カバーアートやファミリーツリーをDVD-ROM収録
    ・隠しコマンドのシークレット映像収録(私は10年経った今でも発見出来ていません)
    今では特に驚かない内容かも知れませんが、先ほど触れた映画ソフトの当時の状況を考えれば、本作がジャンルの垣根を越えてDVDビデオソフトとして如何に驚異的で先進的であったかがお判りいただけるかと思います。実際私の持っているポニーキャニオン版は再生中にエラーを起こした事は一度もありません。

    ブルーレイと言う新しいメディアが普及しつつある2010年現在にあっても、本作は輝いています。
    勿論全ての収録コンテンツはキング・クリムゾンがバンドとして素晴らしいと言う大前提があっての物ですが、新しいメディアの可能性すらもバンドの在り方の一部として吸収する姿勢は正にクリムゾンの真骨頂でしょう。

    ちなみイエスのアルバム「マグニフィケイション」も「DVDオーディオでリリースする事を前提に、5.1ch&高音質制作された初めてのロック・ポップス作品」(旧作のマルチチャンネル・高音質リマスター化作品はそれ以前にもありましたが、新作はイエスが初めてでした)で、新しいメディアのポテンシャルを積極的に活かそうと言う姿勢が結実した良い作品です。
    旧作リマスターではジェネシスがEMIでの全アルバム(ファースト除く全作)をSACD&DVDでマルチチャンネル化したのも記憶に新しい所。
    今回の主役クリムゾンもマルチチャンネル化&ステレオリミックスを始めました。
    何かと化石だの時代遅れだのと揶揄されるプログレッシブ・ロックですが、その始祖的存在たちが実はDVDにおいては、レディオヘッドとかよりも早く歩を進め貪欲だったというのも面白いですね。

    蛇足ですがポニーキャニオン版は両面一層、つまり途中で裏返す必要がありましたが今回のWHD版は片面二層ですので裏返す必要はありません。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/10

    まず「ダンス・ソウル」のカテゴリーに分けられてますが、これは同名のグループが存在する為。実際はここに辿り着いた方なら解る通り、キングクリムゾンのメンバーによる変則トリオバンド。何せドラマーと、ギターの音域からベースの音域まで一本で鳴せる『チャップマン・スティック』プレイヤーが二人。クリムゾンファン的にはかつての「プロジェクト」みたいに捉えるのもアリでしょうし、広くロック愛好家にも楽しめる一枚。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/02

    私が本作の旧盤を買ったのは遠い昔。パッツィ・ケンジットが「リーサル・ウェポン2」に出演したときでした。 エイス・ワンダーと言うと”ステイ・ウィズ・ミー”が有名みたいですが、私が好きなのは本作に収められている”クロス・マイ・ハート”と”ウィル・ユー・リメンバー?”、そして”マイ・ベイビーズ・ハートビート”。 このアルバム、数え切れない程繰り返し聴きました。こうして新しいマテリアルが入って再発されるのは嬉しい限りです。 でも実は他に好きな曲は、現在廃盤のミニアルバムに収録されていて本作には収録されていない”ルーザー・イン・ラブ”だったりするんですよね・・・

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/18

    結論から書きますと、今後の期待も込めて☆四つです。  先にマイナス要因を出してしまうと、ライナーのクレジットから電通が絡んでる事が判ります。それ一つとっても他の方々のレビューの様に「企画もの」と取られてしまう部分は否定出来ません。 肝心の音なんですが、歌声は悪くないと思います。確かにまだ未完成な感はありますが、伸び代を十分に感じさせます。  只、プロデューサー兼キーボードの西脇氏のサウンドと今ひとつ相性がよろしくない気がします。西脇さんのプレイを何度か生で拝見する機会があったのですが、RolandのV-SYNTH等を駆使したサウンドと言い、技術やセンスと言い、日本を代表するプレイヤーの一人なのは間違いありません。しかしAKANEさんの今の声と、今回のアルバムに関してはデジタルっぽさを前に出したシンセサウンドがイマイチ合っていない。  彼女の声質から予想するに、例えばラナ・レーンに於けるエリク・ノーランダーの様なサウンドが合うのではないかと思います。エリクはキース・エマーソン好きでシンセオタクでもあるのでアナログモジュラーシンセ使いまくりですが、そこまでは行かなくとも、MOOG MODULARや(V-SYNTHはこの手の音も得意な筈です)ハモンド・オルガン系の野太い音とデジタルの音を程よくブレンドするとバッキングがよりドラマティックになって彼女の声が生きるかも知れません(RolandにはVKシリーズと言う良いオルガンもありますし)。  繰り返しますがAKANE LIVの声は秀逸でボテンシャルも高いので、彼女自身がよりバージョンアップし、バンドサウンドがそれを活かせる方向性を固めてケミストリーを起こせば、今後大化けする可能性を十分に秘めています。それに期待したいですね!!

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 10人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/03

    40周年記念輸入盤についてですが、品番”DGM”で始まるものはCDオンリーの様です。(”RED”DVDAバージョンは”KCSP”であり、宮殿とリザードもこれで始まる筈です) 購入される方はDGMサイト等で再度確認されては如何でしょうか。
    因みに私はポニーキャニオン版紙ジャケゴールドCDと輸入盤HDCDを持っているので、買うならDVDA付き二枚組輸入盤を買うつもりです。 WHDとかプログレ国内盤を出すレーベルがちょくちょく物凄いボリュームと値段のボックスをお見舞いしてきますが、お金も場所も使うので若手プログレッシャーには厳しいです。

    10人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/29

    国家・地方問わず公務員を目指す人間、及び現在その職にある人間、全ての「公僕」と呼ばれる職にある人間は本作鑑賞を必修とすべし。
    そうでない方も含めて全ての日本人は勿論、世界中の人に見て欲しい作品。


    「七人の侍」が”動”の黒澤の最高傑作とするなら、本作は”静”の黒澤を代表。
    しかし根底には他の作品に劣らぬ”動”の熱い血が流れている。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2008/07/26

    箱の表面には記載がありませんが、日本語字幕は収録されています。セットアップメニューで選択可能です。 シンセオタク的には、トニーのセットがコルグ=OASYSとそれにMIDI接続された二台のキーボードだけなのが面白いです。かつて大量の鍵盤に囲まれていたのが、これだけで全ての必要な音が出るってのも時代ですねぇ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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