トップ > My ページ > 電車 さんのレビュー一覧

電車 さんのレビュー一覧 

検索結果:6件中1件から6件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/07/11

    とんでもない名演。とは言っても、なにか特徴があるわけではないが、「なにもやってないのに引き込まれていく」のは、ブロムシュテットさんのいつものやり方。誰でもできそうで、決して出来ない。

    また、このオーケストラの、優しくて暖かい音色。2013年、2017年とこのコンビで来日してくれた時もベートーヴェンやブルックナーで堪能させてくれたが、マーラーにここまで合うとは。指揮者とオーケストラがお互いに信頼し尊敬しながら演奏していったのがついこないだったかのように思い出す。まあ、それはバンベルクだけでなく、チェコフィルも、ライプツィヒも、サンフランシスコも、そしてN響でも、強く感じたけど。

    今日いまここに書いてるのは、7/11、ブロムシュテットさんの92歳の誕生日。happy birthday、これからも素晴らしい音楽を。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/06/13

    結果として余命が一年を切っていたこの演奏だけど、とてもそんなことを思わせない、相変わらずのアーノンクール節、ただどこか自然体で、力を入れなくとも 十分エネルギーが伝わってくる。年齢的に力が落ちた、のではなく、境地なんだと(自分は)思う。

    ジャケットもとても良いですね。荒野の道に去っていく巨人・アーノンクールの背中。そして、聴こうとしてCDを外すと、表ジャケットと同じ風景、ただ、そこにはもう巨人はいない…。思わずグッと来てしまいました。クラシックのCDのジャケットって、とりあえず演奏家を使ってればいいやってのが多いですが、これは久しぶりに見続けるジャケットでした。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/04/19

    演奏はかなり良いと思います。ブルックナーに関しては、変に「伝統の響き」みたいなものがある欧州のオケより、ひたすら精々とブルックナーを奏でていく日本やアメリカのオケの方が合っていると感じさせます。


    残念なのは、各楽章の「間」がほとんど無いことです。ほとんどアタッカ、です。一楽章を雄大に終えて、圧倒される間もなく二楽章が始まります。せめて5秒、できたら10秒くらい開けてほしかった!と感じるのは、僕が神経質かもしれないけど…。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/01/23

    素晴らしい、っていうか、すごい!三年前の、最後の日本公演での、最後のプログラム@オペラシティを思い出す。あの時も興奮したなぁ。これだけの名演、NHKあたりが収録してなかったのが残念だったけど、このCDで出て感無量。いま最も「若々しい」演奏を聴かしてくれるのは、アーノンクールとブロムシュテット。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/07

    演奏は、コバケンさんで聴いたブルックナーでは最高でした。実演でも聴けたけど、それを十分保持してある高音質の録音。エクストンなら出来ることならSACDで出してほしかったけど、逆に言えば通常のCDでここまで聴けるなら、別にSACD でなくても…。ここまででは星五つ。問題は、編集。まず、楽章間が、微妙に短い。これはエクストンのCD では常に感じるだけど、特にブルックナーの九番となると、各楽章がそれぞれ大作にすらなっているのだから、聴くにも「間」が欲しいです。空気をすって、肩を回して、さて次の楽章へ…、みたいなゆとりが、何秒のことで失っていて、残念。ちなみにコバケンさんは、楽章が終わると、一旦指揮台から降りて、汗を拭いたり、オケのメンバーと無言で集中を入れたりしてから、再度指揮台に登り始めました。約一分弱は空いたと思います。もちろんCD で聴くときはそこまで空けなくていいと思うけど、5秒くらいで次が始まると、おっとっと、となってしまうのは、僕の神経質なのかな…。もちろん、例えばベートーヴェンの第九の3楽章〜終楽章みたいに、殆どアタッカで突入した方がいいケースもあるし、要はセンスなんでしょうが。エクストンは、とにかくなんでも「はい、次々」になりしすぎ。そして、終演の後に拍手。そこに、なぜかコバケンさんの観客への挨拶を被せている…。なんとも中途半端。やるなら、実際どおりに、数分の拍手のあと、コバケンさんが制止して、静寂の中話始めた方がよっぽど、よっぽど良かった。まあ、個人的には拍手も無くて良かったけど。ホントに星五つにしたいんだけど、一人の意見として、星二つにしときます。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/11

    凄い。つい最近ノイマン/わが祖国の新しいSACDを買って、これ以上何もいらなくて大丈夫だろうと思っていたが、まさかこの東京ライヴは更に上に行くとは・・・。ライブ一発録音で、演奏レベルでも録音レベルでも、あくまで「記録」のためのしかなら無いんだろうと思っていたが、いやはや。もし「わが祖国」で一枚しか残せないのなら、僕は東京ライヴを残します。まあ、あれこれ聴き比べできるのが幸せなんだけど(笑)。チェコフィルもほとんどミスもなく、録音状態も全く気にしないレベル(仮にあっても、これだけの演奏に引き込まれたら記憶がありません、(笑))。そして、これまた「ホントにライブ?」と思ってしまうぐらい、聴衆のノイズも聴こえません。3曲目・6曲目の後に大きな拍手が入って、やっと気が付くぐらい。皆さん、それだけ真剣に聴いていたのかもね。ノイマンも、指揮台に立ちながら、背中から聴衆の眼差し(耳差しか)をビシビシ感じたのか、本気モード全開の指揮になっています。だからライヴは面白い!      最後に、ちょっと苦情になってしまうかも知れませんが、シングルのSACD、なぜハイブリッドより更に高価になってるの?詳しくは分らないけど、制作上にはハイブリッドの方が二倍手間がかかりそうですが。シングルの方が、文字通りシンプルだと。ならば、価格も若干安くか、せめて同価格で十分だと思うんですが、なぜかシングルの方が1.5倍・・・。ぼろ儲けですわ、ホント。それに釣られている自分もあれですが・・・。確かに高音質は認めるけど、ね。     今回東京ライヴを聴いて、頑張って「最高の音質」を探している時間があるのなら、「最高の演奏」を探している方がいいなぁ、と思わせてくれるぐらい、素晴らしい演奏でした。人生、いつまで聴いていられるなんて、どこにも保証ないですしね。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:6件中1件から6件まで表示