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レインボー さんのレビュー一覧 

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     2024/01/11

    トーマス・ビーチャム指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団によって録音された、シベリウスの作品集です。
    交響詩『タピオラ』と『交響曲第2番』を収録したアルバムです。
    ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を創設した事で有名なビーチャムですが、戦前から戦後すぐ位はロンドン・フィルとの録音も多く、この音源もそうです。
    シベリウスとビーチャムは親交が篤く、録音も幾らか残しており、本音源の演奏も悪くはないのですが、録音の状態が今ひとつで、音源に困らない今、わざわざこの盤を取るのはファン以外にはおすすめしません。

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     2024/01/10

    アメリカの作曲家、ウォルター・ピストンの作品集。
    レナード・スラトキン指揮、セントルイス交響楽団の演奏で収録されたもの。
    ピストンはバーンスタインやアンダーソンを教えた事でも知られるが、作曲家としても作品を残している。
    本盤のうち、バレエ組曲『不思議な笛吹き』『交響曲第6番』は特に有名。
    輸入盤ならまだ幾つかアルバムがあるが、国内盤でピストンを扱ったアルバムは珍しい。
    演奏は硬質なスラトキンらしい演奏だが、熱意が感じられるいい演奏だ。
    録音も良好。

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     2024/01/09

    キープという会社が発売していた、ロイヤル・フィルハーモニック・コレクション。
    これはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を起用して、クラシックの名曲を録音したもの。
    本CDはフィンランドの国民的作曲家、シベリウスを取り上げたもので、交響曲第2番をメインにカレリア組曲に、フィンランディアとシベリウスの代表作を集めたもの。
    指揮はチャールズ・マッケラスである。
    演奏は正攻法の演奏で、当時のロイヤル・フィルのパワーあふれる金管や精緻なアンサンブルを駆使したダイナミックな演奏である。
    シベリウスらしい演奏ではないかも知れないが、水準は高く良い演奏だ。
    録音も良好。

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     2024/01/08

    ヤッシャ・ホーレンシュタインが、ウィーン交響楽団の楽団員からなる室内管弦楽団を振って録音した、バッハのブランデンブルク協奏曲全曲です。
    録音は1954年で、まだまだ巨匠達が幅を効かせていた時代の録音、当時のバロック音楽の演奏は、まだモダン楽器による重厚な演奏が多かった時期の録音ですが、ホーレンシュタインのこの録音は現在の古楽器演奏に通ずる様な現代バロック音楽の走りのようなすっきりとした演奏です。
    また録音メンバーの中に若き日のアーノンクールが参加していた事でも知られています。
    録音は年代を考えるとまずまず。

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     2024/01/07

    イタリアの作曲家、レスピーギの作品集で、アンタル・ドラティがマーキュリーに残した録音を復刻したものです。
    組曲『鳥』組曲『ブラジルの印象』はロンドン交響楽団の演奏で、『ローマの噴水』『ローマの松』はミネアポリス交響楽団の演奏によります。
    ドラティは1812年の録音で有名ですが、その演奏も良く聴くとかなり丁寧に演奏しています。
    このCDでもローマの松等スペクタクルが売りの作品は大人しめですが、鳥やブラジルの印象等はなかなかです。
    録音もマーキュリーの優れた録音のおかげで充分聴けます。

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     2024/01/06

    オランダのレーベル、ブリリアントがゴステレビから供給を受けて発売した、ロシアン・アーカイブシリーズ。
    本CDはエフゲニー・ムラヴィンスキーと、手兵、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団による演奏を集めたもの。
    選曲は前半2枚がチャイコフスキー、後半がロシアの作曲家の作品。
    チャイコフスキーはムラヴィンスキーが得意とした作曲家の1人であるが、それだけにどれも上手い。
    3枚目はロシアの作曲家の作品でややマイナーな曲が選曲されている、シテインベルクといった珍しい同時代の作曲家の作品もある。
    得意の高速ルスランはムラヴィンスキーらしい演奏だ。
    やはり古さを感じる録音である大半は聴きやすめ。

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     2024/01/05

    日本のキープという会社が発売していた、ロイヤル・フィルハーモニック・コレクション。
    これはイギリスのオケ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を起用し、クラシック曲を収録したもの。
    本CDは、ユーリ・シモノフ指揮で、プロコフィエフの作品を収録。
    ロメオとジュリエット、キージェ中尉、交響曲第1番が収録されている。
    このシリーズでのシモノフの演奏はどれもが素晴らしく、この演奏もロイヤル・フィルのまろやかな音色を生かしつつ、ロシア・オケの様な豪快さを持った好演奏です。
    プロコフィエフの代表的な作品は殆ど収録されており、廉価盤ながらコストパフォーマンスは高い。
    録音も良いです。

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     2024/01/04

    このCDは栄光のウィーンフィル・シリーズの一枚。
    これはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が今まで録音してきた音源から録音年順にセレクトされたもの。
    初期録音は一枚に複数の指揮者が名を連ねているが、戦後録音からは基本的一枚で1人。
    このCDはカール・ベームが振った音源。
    ベームは晩年までこのオケと共演し、グラモフォンへの録音は今も定期的にCD化されているが、独エレクトーラに残された音源。
    シューベルトの交響曲第8番とモーツァルトの交響曲第35番を中心としたもの。
    いずれも後年に録音がある曲が多いが、巨匠となった後よりフレッシュさがあってこちらの演奏もなかなか良い。
    特に劇場支配人は1973年の録音よりテンポが早いのでメリハリがついており、序曲に相応しい演奏だ。
    録音年代相応の音質。

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     2024/01/03

    ディミトリ・ミトロプーロス指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるマーラーの交響曲第8番を収録したもの。
    ザルツブルクでのライブ録音との事。
    ミトロプーロスの最晩年の録音であり、スケールの大きな熱い、この指揮者らしいマーラーが聴ける。
    反面、ウィーン・フィルや合唱団はライブという事もあり粗がある他、録音がライブという事を考えてもあまり良くなく、残念ながらマニア向きの一枚となっている。
    何枚かマーラーの8番を聴いて来た人向きの一枚だろう。

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     2024/01/02

    日本のキープという会社が発売し、スーパーやホームセンターなどで売られていたロイヤル・フィルハーモニック・コレクション。
    これはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を起用し、クラシックの名作を取り上げたもので、価格の安さと質の高さで有名になった。
    本盤はサティ&ラヴェルの作品集であり、数枚のアルバムより編集されたアルバムである。
    強い個性はない、オーソドックスな演奏であり、例えば作品を初めて聴く分にも問題ないだろう。
    ただ、廉価盤らしく色々なところが簡素なのは難点か。
    録音は良好。

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     2024/01/01

    ウィーン生まれの大指揮者、クレメンス・クラウスの録音の大半は、関係の深いウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との録音ですが時折別のオケに客演したものが残されており、このCDはドイツのブレーメン国立フィルハーモニー管弦楽団を振った音源。
    モーツァルトのジュピターとブラームスの1番を振ったものです。
    ただ、演奏が良くない。
    全体的に雑と言うかアンサンブルが良くないし、音色も良いとは言い難い。
    両曲ともクラウスの得意レパートリーで他に録音が残されており、例えばジュピターは、これより古いウィーン・フィルとの録音が良い。
    このCDはクラウス・ファン向きの一枚と言えるでしょう。

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     2023/12/31

    ルイ・フレモー指揮、バーミンガム市交響楽団の録音のうち、EMIが保有する音源をクラヴィアが出した物。
    サン=サーンスの交響曲第3番と、ベルリオーズの序曲を集めたCD。
    メインのサン=サーンスは名演奏として知られた演奏で、オルガンも入った割と壮大な作品ながらその上品な演奏は、名演と言われるのもよくわかる。
    またベルリオーズの諸作品はフレモーの得意な作曲家の1人という事もあってかこちらもなかなかの物で、感性豊かかつ、色彩感のある演奏である。
    後に本家EMIからも復刻されているが、こちらの録音もまぁまぁか。

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     2023/12/30

    アタウルフォ・アルヘンタが、フランス国立管弦楽団に客演した際に録音された音源。
    ストラヴィンスキーのプルチネッラ、ロドリーゴのヴァイオリン協奏曲、ブラームスの交響曲第2番という中々意欲的なプログラムだ。
    ここで聴きどころはブラームスとロドリーゴ。
    前者はラテン的で、よく歌い颯爽としたテンポが見事だし、後者はフェラスの若い頃の録音だが、中々見事な演奏でライヴならではの熱気を感じさせる演奏である。
    録音年代の割には、復刻は悪くはなく、ヒストリカルな録音に慣れていれば問題ないだろう。

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     2023/12/29

    一時期話題になったロイヤル・フィルハーモニック・コレクションの一枚である。
    これはバロック音楽を集めたオムニバスアルバム。
    数枚のCD音源を集めて製作された編集盤だ。
    収録曲はバロック時代の作品でこんにちまで有名な作品が並んでおり、至ってオーソドックスな作り。
    演奏も奇を衒う事ないオーソドックスなもの。
    ただ演奏者情報が荒く、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏であることしか書いてない。
    録音は良好。
    BGM的に聴くのが良いのではないだろうか。

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     2023/12/28

    トーマス・ビーチャム指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録されたCDです。
    シューベルトの『交響曲第5番』とフランクの『交響曲ニ短調』を収録しています。
    いずれも、1939年と1940年に録音された古い演奏です。
    シューベルトとフランクという変わった組み合わせの選曲をしています。
    シューベルトはまるでモーツァルトを演奏しているかの様な生き生きとした演奏。
    フランクの交響曲は確かビーチャムが最後にセッション録音した曲目だったはずだが、このロンドン・フィル盤はあまり話題にはならないのでは。
    色々とあるビーチャムのフランクの交響曲では恐らく最も古い演奏だと思うが、新盤が手に入る以上、特段無理して聴く必要はないのではと思う。
    演奏は悪くないが。
    復刻はまずまずで、廉価盤ならこんなものだろうか。

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