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ねこ さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/22

    まずはブルーレイで鑑賞。そのあとCDおよびブルーレイ・オーディオでも鑑賞。素晴らしい映像と音質に大満足。そのあと、プログラムの配列とかブルーレイとCDの曲目の違い等を検討して、ふとムターまで参加しながら、なぜ名曲「シンドラーのリスト」が含まれないのだろうと疑問に思った。反ユダヤ主義の総本山の一角でもあったウィーンではやはり演奏できないのかとおもったりした。だからといって、この音盤にケチを付ける気は毛頭ございませんから、念のため申し添えておきます。ジョン・ウィリアムズのサントラのほとんどを所有する身にとって、この音盤は思いがけない僥倖でした。

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     2019/11/28

    その昔、平林氏はチャイコフスキーの演奏を第一に押すべき名盤と高く評価し、これがあまり話題にもならないのは多くのリスナーが聴いたことがないか、性能の悪い耳を持っているかのどちらかであると断言。いかにも自分だけが性能の良い耳をもっていると言わんばかりであった。その性能の良い耳を持つ平林氏が復刻したのであるから、素晴らしいCDかと期待したが、正直期待外れ。びっくりするほど音質が向上したとは思えない。年のせいで耳の性能が悪くなったからか、50年ほど前LPで聴いたおおいなる感動もなく、平林氏が絶賛するほどの名演とはもはや思えない。一例を挙げれば第1楽章、アウフタクトからはじまる第一主題に聴くぬめっとした肌触りが気持ち悪く感じられた。その一方でフルトヴェングラー特有のアッチェレランドが壮絶でそれはそれで凄みのある演奏ではあると思われるが、だからといって第一に押だけの唯一無二の演奏でもない(フルトヴェングラーを神格化しすぎ)。あまたある名演の1つと思われる。音質、演奏ともに過大な期待は禁物である。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/05/04

    突然見開いた両目の眼光の凄かったこと。それまで目を閉じていただけにドキッとするくらい驚いた。1966年4月12日にカラヤンの演奏会がNHKテレビで放映されたときのこと。午後7時のニュースが終了後、録画で「コリオラン」が映し出され、そのあと五番はライヴ中継で放映された。三楽章から四楽章にかけてのブリッジまで目を閉じていたカラヤンが、四楽章の開始直前、ハ長調ドミソの主和音が鳴り響く直前に大きな目を開き、決然と四楽章に突入していった様は迫力満点で凄かった。第一主題が高らかに鳴り響くとすぐさま目を閉じてしまったが、五番が終わっても興奮がおさまらず、その後に録画で放映された「田園」は聴いたと言う以外ほとんど記憶がない。その後は、「第九」や当時は聴いたこともなかったブル8、「英雄の生涯」などもテレビやFM放送(再放送も含めて)で鑑賞し、これらの名曲に触れる機会を与えてくれた来日公演だった。来日前後から宇野功芳氏や遠山一行氏などの著名な評論家がこぞってカラヤン批判を新聞や雑誌で展開し、果ては音楽とは無関係の美術系の機関誌にもカラヤンのファッションまで含めた批判文が掲載されたほどであった。また記者会見ではカラヤンに「ナチスの党員番号」が質問されたこと(質問者はある評論家に頼まれた由)が話題になっていたことが思いだされる。で、思い出のついでにと記憶を確かめるために購入。思った以上に良質な音質によってとうの昔、忘却の彼方に消えかかっていた半世紀前の記憶が蘇り、当時のスーブニールとして充分楽しめたセットであった。かような人間に演奏の評価について客観的な判断ができるはずもなく、記憶も思い入れもない他の方にお願いしたい。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/07/16

    実物をまだ聴いていないので間違っているかも知れませんが、自分が気に入ったテイクだけを編集ソフトで順番につなぎ合わせれば、世界で唯一の、自分の自分による自分のための「ゴルトベルク変奏曲」ができあがることになるのだろうか。もしそれが可能だとすれば何通りの「ゴルトベルク変奏曲」ができるのだろうか。同じ演奏家であり、同じ解釈でありながら、微妙に異なるリズムやテンポ、はたまたミスタッチや雑音も含めて何種類もの「ゴルトベルク変奏曲」が楽しめるとしたら、空恐ろしいような。私的に楽しむ範囲ならまだしも、グールドの死後50年で権利が消滅すれば、優秀な編集者が競ってお気に入りのテイク音源を組み合わせた何通りもの「ゴルトベルク変奏曲」CD(グレン・グールド「 ゴルトベルク変奏曲」○×△編集版)が市販される可能性だってあるのではないか。そして、どの組み合わせのCDが最高か、なんて音楽評論家やファンが論評しあうことになるのだろうか。

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     2017/03/23

    第三楽章、慣例のカット8小節(ランパル編曲フルート協奏曲でもカットされたまま)を復活、多分唯一のノーカット完全版だと思われる。それだけでも貴重な音源。グルジア、アルメニア、アゼルバイジャン周辺の草原や高地に住む人々の節回しが、私の耳には砂漠の民、ヘブライのような節回しに聞こえて、あ、と驚かさせる。豪放磊落な調べにどことなく哀愁が漂ってくるのである。これはこれで楽しめる。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/10/19

    アルバムコレクションのコンプリートであって、CBS全録音ではない。それ故か、残念ながら、ラヴェルの「ジャンヌの扇」や序曲「シェラザード」は含まれてはいないようで、どこにも見当たらず、ブックレットにも記載されていない。他にも含まれない曲があるやもしれません。演奏が問題意識の明確な素晴らしいものだけにもったいない仕様である。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/08/01

    2013年は「春の祭典」初演100周年ということで、毎月のようにディスクが発売されているが、ニジンスキー振り付けのバレエ演目のディスクは見当たらない。今年の5月にパリのシャンゼリゼ劇場でこのディスクと同じメンバーで再演されたようで、ぜひともその時の模様を発売してもらいたい。理由は、これの映像編集が全くもって不十分だからだ。曲と振り付けが消化不良のまま編集されているために、二人の天才の合作であるところが伝わってこない。「春の祭典」の真骨頂である複合的リズム(ニジンスキーの振り付けはストラヴィンスキー以上に複合的といわれている)からなるバレエの様相をもてあましている。それにしても、最後の「いけにえの踊り」の振り付けは傑作である。わずか5分足らずの踊りではあるが、目頭が熱くなった。「春の祭典」で泣きそうになったのは初めての体験であった。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/07

    このアルバムの白眉は、10番全曲(クック版)の演奏。手元にインバルの演奏も含めて13種類のCD音源があるが、このアルバムの演奏が最もすぐれている。これだけでも購入する価値があろうかと思う。マーラー自身が完成させたものでない故に、マーラーの作品列に含めない見識もあろうと思うが、マーラーが作ったのではないとして、終楽章のフルートの主題が登場するところから終わりまでの音楽は、第九番の終楽章にみられるはしたない慟哭をはるかに超えた、それまでの次元と異にする音楽が鳴りきっている。そう思わせる優れた演奏である。勘違いかもしれないがオケのメンバーの何人かもうっすらと涙目のような気がした。おそらく現在唯一のヴィデオ音源と思われるがこれだけの演奏は今後ともそうないであろう。

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     2012/08/08

    フルトベングラーの神々しい演奏風景。それを瞬き一つせず聴き入る工場労働者たち。この映像はどうみたって演出されたはめこみ映像ではないか。それよりも、精神的に深いと言われたフルトベングラーの第1の理解者たちである当時のドイツ国民の多くがナチス協力者なのだから驚く。精神的な音楽に随喜の涙をながす人間が、このていたらくなのだから本当に驚く。要は精神の深さと善悪はイコールではないことの実証ではないか。精神的に深い演奏に感動したからといって、その人間が本当の意味で人間的に成長するわけではないのだ。フルトベングラーを乗り越るために、カラヤンが善悪と無関係な美の世界に没入した理由がやっと分かった。精神的に深かろうが、浅かろうが善悪とは無縁であることを知らしめた優れたドキュメントである。

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     2010/11/28

    ラヴェルの最初のオペラで小粋な「スペインの時」と掛け値なしの最高傑作「子供と魔法」の両曲をまとめた珍しいDVD。両オペラともこれ以外にDVDは発売されていないのでは。あとは「子供と魔法」でジリ・キリアンのバレエ版のDVDが発売されているのみではないだろうか。実演のほうでも見る機会は少ないようである(演奏会形式はまれに聞かれるが)。それだけに、それぞれの名曲の舞台を一度も見たことのない人は必見です。ラトルの「子供と魔法」は最近BPOとのCDが出ており、それに較べるとDVDのほうは声楽人やコーラスの精度で不十分な印象を否めないが、幻想的な映像とあいまって申し分ない。「スペインの時」のほうは、残念ながら標準止まりか。演奏に喜劇らしい弾むようなリズムとラヴェル特有の精緻な響きが声楽からもオーケストラからも聞こえてこない。平均的な演奏になってしまったのが惜しい。それでも導入のクリスタルな模倣のような輝きからラストの弾むハバネラによる四重唱まで、この曲が他の名曲オペラに劣らない名曲であることを充分伝えてくれる演奏である。

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     2010/11/28

    ラヴェルの最初のオペラで小粋な「スペインの時」と掛け値なしの最高傑作「子供と魔法」の両曲をまとめた珍しいDVD。両オペラともこれ以外にDVDは発売されていないのでは。あとは「子供と魔法」でジリ・キリアンのバレエ版のDVDが発売されているのみではないだろうか。実演のほうでも見る機会は少ないようである(演奏会形式はまれに聞かれるが)。それだけに、それぞれの名曲の舞台を一度も見たことのない人は必見です。ラトルの「子供と魔法」は最近BPOとのCDが出ており、それに較べるとDVDのほうは声楽人やコーラスの精度で不十分な印象を否めないが、幻想的な映像とあいまって申し分ない。「スペインの時」のほうは、残念ながら標準止まりか。演奏に喜劇らしい弾むようなリズムとラヴェル特有の精緻な響きが声楽からもオーケストラからも聞こえてこない。平均的な演奏になってしまったのが惜しい。それでも導入のクリスタルな模倣のような輝きからラストの弾むハバネラによる四重唱まで、この曲が他の名曲オペラに劣らない名曲であることを充分伝えてくれる演奏である。

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     2010/11/22

    「鶴亀」を一聴して思わず笑ってしまった。往年の大映映画のタイトルを思い出したのだ。長谷川一夫、勝新太郎、市川雷蔵など豪華な顔ぶれのスターたちが活動写真で輝いていた頃の劇伴を思い浮かべたのだ。彼らの出演シーンを、特に彼らがあでやかな姿で大見得を切る殺陣シーンを並べたクリップのBGMにこれが使えそう。但し、邦楽の演奏は見事。結局、東映でも東宝でも松竹でもなく、大映映画というところにこの曲の実験性が見えるのでは。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/11/03

    個人的な「春の祭典」のベスト・スリーはカンブルラン、T.トーマス、そしてサロネンの新盤であったが、ミュンフンがサロネンに替わったといえる素晴らしい演奏。洗練された雰囲気でありながら、土着的な要素(木管のフレージングとバランス処理が見事)も混入してくる、今まで耳にしたことのない演奏で、何度も聞きたくなる魅力を秘匿している。クリアに処理しすぎて単純化されたブレーズの新盤や、野性味たっぷりが裏目に出て、あざとさだけが残ったゲルギエフなどの凡演と一線を画する名演の登場です。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/10/23

    もしこの全集に「大地の歌」がないことを疑問視されているようでしたら、答えは簡単です。「大地の歌」は歌曲であって、交響曲ではないからです。「大地の歌」を交響曲の範疇にいれるのは日本ぐらいではないでせうか。欧米では交響的な大規模歌曲という認識であって交響曲には含めません。マーラーも番号をふってませんから。むしろ、この全集の不満は、演奏よりも音にあります。なぜか、潤いのない、やせた音で、悪くいえばラジカセ程度の音にしか聞こえない。そこが辛いです。演奏は安っぽくない、むしろ毅然とした演奏に聞こえます。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/05

    最もオペラ的な、それもイタリアのヴェリスモオペラ的な演奏。象徴劇風でありながら、精緻でエッジのきいたブーレーズの旧盤と双璧といえる。他の演奏にない魅力は二人の対話が丁々発止のやりとりが性的に解放されているところである。数ある名盤の中で最も両者のリビドーを感じさせて素晴らしい。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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