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ゲゲゲアサ さんのレビュー一覧 

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     2021/07/10

    CDではなくあえてLPを聴くのには理由がある。単にCDよりはLPの方が「音が良い」といった理由だけではない。普段CDでは聴くことのない演奏にLPでは触れることができる。セル&ギレリスの演奏はそうした理由の一つである。ベートーベンのピアノ協奏曲の全曲はハイティンク&シフ、ラトル &ブレンデル、レヴァイン&ブレンデルなどの全曲演奏についつい関心がゆく。セル&ギレリスの演奏はかつての黄金時代の演奏でありながら、見過ごされてしまう。しかしLPレコードの復活が古い音源の優れた演奏を今日に蘇えらせてくれる。これぞLPが復活した真の理由と言えないであろうか。私はSP、LP時代を経験し、セル&ギレリスの演奏は当たり前なことであるが、CDしか知らない世代にはとても新鮮な演奏に映るのではないであろうか。私も久しぶりにセル&ギレリスの演奏を聴くと若かりし時代を懐かしく思う。本来はアナログの耳で育ってきたが、いつしかディジタルに席巻された耳が再びアナログの耳に蘇ってくる。古希を過ぎて人生も残り少ない音楽生活の最後の花道にLPが復活したことは誠に喜ばしい。

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     2021/06/27

    1921年、1937年、1955年とエルマンは三度来日しているらしいが、1948年生まれの私はとても聞くチャンスなどはもちろん無い。おそらく日比谷公会堂あたりでの演奏会であったのであろう。クライスラーの作品もプログラムに上っていたであろう。これらは全て推測の域を出ていない。しかし、このクライスラー愛奏曲集を聴いていると往年のエルマンの演奏が蘇ってくる。LPには不思議な再生能力がある。音楽とともに映像が蘇ってくる。毎週日曜日に、竹針でSPを父親からハイフェッツのチゴイネルワイゼンを聞かされていた映像もダブって蘇る。それがこうじて、クラシック音楽を生業とする仕事についてNHKの音楽セクションで40年近くを過ごした。ベルリンからの衛星生中継のプロヂューサーも勤めた。今思えば、エルマンの演奏は懐かしい幼少期の映像と妙に一致する。最近LPが復活している理由の一つが再発見されたように思える。

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     2021/06/25

    なんと「新鮮な響き」であろうか。LPのモノーラルの録音がステレオの録音より輝きを増す。50年ぶりに聴く「感動の一瞬である」。残りの人生はあと10年とすればLPを聴いておかねば人生に「悔いを残す」と一念発起して、レコードプレイヤー、カートリッジ、など諸々のLP再生装置を購入して、MCモノーラルカートリッジでフルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲全集を聴く。私がNHKに入局した1973年頃の音楽番組制作はSPからLPに変わった頃で、音楽資料室はLPレコードで溢れていた。なるべく他人が手をつけていないような楽曲で2時間番組を構成した。FM放送の午後1時から放送される「ホームコンサート」という番組であった。あの頃、こんなに新鮮なサウンドで聴いていたかと思うと視聴者の皆さんは「贅沢な時代」であった。いつしかCDに慣れて、LPのモノーラルの響きの魅力から疎遠になってしまった。LPが素晴らしいサウンドであるのだから最近、レコードが復活してきたのも納得のゆく現象である。この交響曲全集に人々の注目が集まるのは当然の成り行きで、「聴いておかなければ「人生に悔いを残す」と私は思う。

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     2021/06/21

    オーディオの試聴といえば必ず登場する「ホテル カルフォルニア」。しかし第一曲のリピートの冒頭に編集ミスがあることはあまり指摘されていない。
    リピートの前の響きが突然消えてリピートが始まる。これはとても不自然である。
    これがマスターテープの編集ミスであるかどうかはLPが出ているので、LPを聞いてみればわかるが、おそらくマスターテープの編集ミスであるだろう。
    こんな初歩的なことがあまり指摘されずに、オーディオのテストCDはやはり「ホイル・カルフォルニア」だよね、と言っているオーディオつんぼには呆れてしまう。

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     2021/06/02

    ミュンヘンの名門、バイエルン国立管弦楽団は、国立歌劇場の専属オーケストラ
    である。今から45年ほど前にサヴァリッシュの指揮でワーグナーの「指輪」をハイビジョン収録するために、2ヶ月ほどミュンヘンに滞在し、連日この歌劇場に通っていた。ワーグナーの「指輪」以外にオーケストラ作品は聴いたことはなかった。
    ペトレンコがベルリンフィル の指揮者・芸術監督となったが、彼のCDはベルリンフィル 以外には少ないので、この2018年に収録されたマーラーの交響曲第7番はとても興味深い演奏である。今をときめくペトレンコであるので期待して聴いたが、一口で言えば、ペトレンコの演奏にしてはおとなしいマーラー である。もっと奇抜な演奏を期待していた私には物足りない演奏だ。ペトレンコはこれからベルリンフィル とマーラーを録音するだろうが、比較するには「カッコウな演奏」となるであろう。

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     2021/02/28

    今から40年ほど前、小倉に転勤し通勤に不便で自動車の免許を取得し、休日には九州の旅に出かけた時、車内のカセットから流れてきたのが「カーペンターズ」でした。おかげで3歳の娘は全て「カーペンターズ」を歌える様になっていました。その後娘はテキサスの大学に留学し、「ノラ・ジョーズ」と8人のコーラスグループで一緒に歌い、ジャズシンガーとして帰国しました。現在は二児の子供の育児で歌は休職していますが、「カーペンターズ」を聴くと当時を彷彿とさせられませられます。
    カセットよりはるかに高音質のサウンドに癒される毎日です。

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     2021/02/08

    まったくもって、痛快なCDである。ラフマニノフの狂詩曲は最も期待にたがわぬ作品で誰でもが一度は聴いたことのある作品だが、このほかにこんなに多様な作品があるとは、パガニーニさんも驚いているに違いない。それぞれの演奏も粒ぞろいで、単に企画倒れの域を超えている。パガニーニの原曲がジャケットの表紙にあるのも、気の利いた「嗜好」である。このCDをみつけたときにはこんな出来の良いものとは思ってもみなかった。

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     2021/01/17

    さて、皆さんの関心事は、ペトレンコがどの様にベルリンフィル と付き合ってゆくかではないでしょうか。2020年1月の録音であるから、ペトレンコのマーラー解釈がどれほどかベルリンフィル に伝わっているか、これを知りたくて、わざわざ全集を買うことになったという次第。他の指揮者はだいたい推測がつく演奏なので興味の外である。ラトル が音楽監督就任と退任の記念碑的な演奏があるので、ペトレンコといえどもベルリンフィル はそれほど変わらないのではないかという推察のもとに、6番を聴いてみた。結果は私の推測のとうりベルリンフィル はそれほど変わりはない。これにはいくつかの」理由がある。ペトレンコでさえもマーラー の様な作品の解釈には独自性を発揮するには難解な作品であるということ。ラトル の影響が長かったベルリンフィル が簡単に変わることはできないということ。などなどの理由がある。あと、10年もしたらどの様に変わっているか楽しみである。

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     2020/12/13

    このボックスには、ブルーレイディスクがついているので、1番から5番までディスクのチェンジ無しで楽しむことができる。全てを聞いてみると、この演奏はどれをとっても内田光子のピアノといい、ラトルの指揮と言い、ベルリンフィルの演奏と言い、どれをとっても、ベートーベン「らしくない演奏である」。一口に言えば「切れの悪い演奏」である。こんな演奏は聴いたことがない。原因の一つは、録音が悪い。スコアーを見ると、ベートーベンは至る所に工夫を凝らしていて、通常の協奏曲のように、ピアノとオーケストラの掛け合いが中心となっていない。そこでピアノとオーケストラの受け渡しがうまくいっていない。本当に、内田光子、ラトル指揮、ベルリンフィルかと思わせる演奏である。残念としか言いようがない。

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     2020/12/11

    もう12月、ベルリンではジルベスターコンサートの季節ですね。私はNHKの衛星生放送をするために毎年ベルリンで年越しをしていました。もう20年も前のことです。今回のボックスの発売は、以前発売されていたボックスに新たに2019年のペトレンコ指揮などが加えられて、ブルーレイディスク仕様で再発売されたものです。2019年はすでにリタイヤしていたので、とても懐かしく拝見しました。以前のボックスをお持ちの方は、2016(ラトル ),17(ラトル ),18(バレンボイム),19(ペトレンコ)が加わっただけですので、ペトレンコに興味がなければ以前と同様です。しかし、ペトレンコの指揮ぶりはとても新鮮で、病でベルリンに行けなくなった私には価値のあるボックスです。

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     2020/12/06

    ランランの演奏を個性的というのは、あまりにも音楽を知らなすぎる批評である。グールドとは対極にある演奏を個性的というのは「糞も味噌も」一緒にした単なる感想の域を出ていない。ランランの演奏は若さ余って「力任せに」演奏することが「バッハの演奏解釈」と誤解しているようである。バッハの作品が和声法に頼らず、対位法の局地を作品として残したものであることは、自明である。
    二段鍵盤のハープシコードの作品をピアノで演奏すること自体、無理がある。その点をどのように咀嚼して演奏するかは演奏者の力量となる。このCDの録音は、オンマイクでとても聞きにくい録音である。このような演奏と録音が21世紀の主流となることはないであろう。ゴールドベルク変奏曲は、グールドをはじめシフ、ケンプ、ヒューイット、ペライア、タローなど数多く出されている。したがって演奏批評も百花総論である。ランランの一番の欠点は装飾音符を実音と同様に演奏している事である。装飾音符はあくまで装飾音符であり実音ではない。この点を弾き分けられないとこのような力任せの演奏になってしまう。ライブの演奏を聞いたが、こちらの方が遥かに優れた演奏と録音である。ライブを星二つ、セッションは星一つとしたい。

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     2020/12/06

    ル・コンセール・デ・ナシオンの演奏に興味があって購入した。その期待は見事に裏切られた。何が「交響楽の遺言書」であろうか。古楽管弦楽団は18世紀オーケストラを始め数多くあるが、ル・コンセール・デ・ナシオンはとるに足らない演奏団体である。演奏は、一口で言えば、「雑」である。どこが、近代オーケストラと違っているのか。ジョルディ・サヴァールなる人物も、ノリントン、ブリュッヘンと比べて特徴がない。
    どうりで、我が国では評判に上がってこない。演奏の録音もさして特徴のあるものではない。モーツァルトの交響曲のテンポも近代オーケストラと変わりはない。日本語の解説もステロタイプの解説で魅力がない。ガッカリするCDである。

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     2020/12/03

    ブリュッヘン&18世紀オーケストラの実力とサウンドは、2011年録音のベートーベンの交響曲全集で実証済みである。今回は1849年製エラールのピアノを使用してピリス がベートーベンのピアノ協奏曲第3番を演奏するというイヤが上にも興味をそそるDVDである。1849年製エラールはチューニングがベストであり、オーケストラとの音色も調和してなるほどと感心させられる。
    古楽器による演奏に対する評論は、好きものの演奏と偏りがちであるが、このDVDはそのような感覚を払拭させる真にベートーベンのピアノ協奏曲の真髄を聞かせてくれる演奏として特筆される。これを聞かないで、ベートーベンの作品を語ることは出来ない。ドキュメンタリーについてはまだ見ていないので評価外である。

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     2020/11/28

    今、やっと手元に届きました。ドキュメンタリーを飛ばして、マーラーの交響曲第1番から視聴しています。ハイティンクは20世紀後半から21世紀前半に至る好きな指揮者の一人です。「外連味のない」、「燻銀の演奏解釈」はどの曲を聴いても納得させられます。ベルリンフィル との共演では両者がお互いに「音楽」にリスペクトして、マーラー らしさを存分に聴かせてくれます。ハイティンクのDVDは他にも出ていますが、このDVD は音声の録音もバランスが良く、映像なしでも十分に楽しめます。先般指揮活動を終えたハイティンクの遺産として後世に残るDVDです。

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     2020/11/23

    どの「新世界」の演奏より「新世界」の演奏である。1993年はニューヨークでの「新世界」の初演から100年。これを記念して、プラハの芸術家の家、ルドルフィヌムのドボルザーク・ホールでの記念演奏会のライブ録音・録画である。NHKとDENONとの共同制作で収録された。私はNHKサイドの代表として現地での演奏会に立ち会った。もう30年も前のことである。
    プラハはモーツァルトやベートーベンがウィーンの次に活躍した都市であるが、東洋の日本ではそのような認識は皆無である。
    プラハは長く共産圏にあったために、音楽は西洋諸国の商業主義に惑わされることなく昔の原型を留めており、ノイマン指揮の「新世界」も同様に、100年前の初演を彷彿とさせる演奏であった。
    今日、その演奏会の模様を楽しむことが出来るのは誠にもって嬉しい限りである。

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