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　2014/01/01

ノルウェーのFuture-Popユニットの3rdアルバム。全編通してアッパーなダンスビートと、煌びやかなシンセのリード音とストリングス、グルーヴ感がありフックのきいたシンセベース、近未来を彷彿とさせるサイバーなサウンドイメージ。そこに憂いのあるエモーショナルなボーカルというスタイルで、Future-Popの大御所のassemblage23やVNV NATIONに匹敵するアッパーさと歌メロ並みのハイクオリティなサウンドを聴かせてくれる。特に「PAIN OF DESTRUCTION」のノリノリ感と泣きのメロディは最高で、またApoptygma Berzerkの「ELECTRONIC WARFARE」のカバーもあり、最初から最後までFuture-Popファンにはたまらない内容になっている。

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　2014/01/01

スウェーデンのブラックメタルバンドの元ThyrfingのHenrik Svegsj＆ouml;のソロプロジェクトによるダークエレクトロユニットの2ndアルバム。不穏なシンセとゴシック要素、どんよりと重いギターやノイズに、しゃがれ声でがなりまくる悪魔的ボーカルといったスタイルで、「THE WORM」「PAIN RECEIVER」の様な凶暴性をむき出しにした曲もある半面、「MY LEGACY」「A PERFECT WORLD」「WANDERING STAR」等の様なピアノの旋律を取り入れたダウナーな曲もあり、暴力性と猟奇性、悲壮感と絶望感といった要素が混在する暗黒サウンドに仕上がっている。SKINNY PUPPYが好きなら非常におススメなサウンド。

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　2013/12/23

　一言で言うなら90年代のEBM・インダストリアルメタルの再現（というか物まねだよね。）だと、聞き通して思った。曲によってはDie Krupps。Front Line Assembly・KMFDM・RAMMSTEINその他色々・・。と、曲調やギターリフ、ボーカルの歌い方まで、上記に挙げたバンドやユニットを彷彿とさせるようなサウンドを聞かせてくれる。故に今風のアレンジやオリジナリティは感じられないけど、全編通してアッパーでクオリティが高いのも含め、90年代のEBM・インダストリアルメタルが好きな人にはたまらないアルバムでしょう。

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　2013/12/15

Leaether StripのClaus Larsenの別プロジェクトKLUTE時代の1992年のアルバム「Excluded」とEPの「Explicit」と「Excepted 」を編集したアルバム。1枚目は新曲とリミックスとEPからの選曲で、新曲等は分厚いシンセベースと疾走感のある硬質な打ち込みで、90年代のKLUTEの曲を、現在の機材で作り直したオールドスクールEBM曲。そして2枚目の曲はEPの曲同様、メタリックなスラッシュギターに金属ビートの連打攻撃に、やたら叫びまくるボーカルの上に、荒涼としたシンセと、人の叫び声や呻き声、やかましいノイズで補強した暗黒インダストリアルスラッシュメタルで、とにかく徹頭徹尾ゴリ押しで突き進む事しか考えてない感じが潔い。好き嫌いが分かれるに違いないが、ダークでへヴィかつ速いサウンドを求める人にはおススメ。

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　2013/12/02

スウェーデンのOld Shcool EBMユニットの4thアルバムで、非常にクールで格好良いEBM。DAFに影響を受けたOld Shcool EBMのサウンドをそのままに、本作ではキャッチーな歌モノに仕上げてきた。硬質でパーカッシブなビートにグルーブ感のあるシンセベースとサンプリング、そしてワイルドでクールなボーカルと音数もそれ程多くはなく、曲自体はシンプルな作りなのだが、
歌メロのフックが程良く効いていてキャッチーなので、飽きる事なく聞きこめる。また全体的にテンポも良く3〜4分の長さなのも好感が持てる。EBM好きなら絶対おススメ。

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　2013/11/06

流石獣医さんが監修しているだけあって、人と動物の違いが事細かく掲載されている。基本は犬や猫をベースに骨格の違いや、目や手足の形や歩き方を中心に描き方のポイントが書かれていて、特に年齢による体や表情の変化が非常に分かりやすく描かれている。（感情による耳の動きや目つき等。）ただ他の動物の描き方がかなりあっさりしていて、馬や熊等はある程度掲載されているが、それ以外の動物が紹介程度で載っているだけで残念。また基本はデッサンをするための描き方を紹介しているので、漫画的なデフォルメチックな描き方や動きは載っていない。その辺を期待しなければ、デッサンの参考資料としては十分なレベルだと思います。

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　2013/11/04

タイトルからしてレジまで持って行きづらいが、中身はさらに濃い。まずオナニーは密室の状態でたっぷりと時間をかけて行う事が大事だと指摘し、パンツをはいたまま刺激した後に、じかに亀頭を刺激するだの、指での刺激の仕方等、事細かく説明が書かれている。その後はローションやローターを使用する等、まるで読み手に「君も変態になろうよ。」と言っている様な内容。さらに冒頭の3ページ目では「肉体的な刺激をおざなりにしている。」と現代社会に警鐘を鳴らし、そしてさらなる快感を目指す事で、男性機能の向上させようぜ!!という、内容に行きつくという、とにかくオナニーについて事細かく書かれた濃すぎる内容。勿論興味ある人向けなのは言うまでもないけど。

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　2013/10/21

ハイテンポなダンスビートに、フラメンコギターにアコースティックギターや、トライバルな太鼓系の打楽器、アフリカをイメージさせるサンプリング等を巧みに組み込み、アルバム全体を通して壮大かつ幻想的な雰囲気で統一され、かなり独特な世界観を構築している。キャッチーなメロディーはなくポップさは一切ないが、聴かせる事を意識したリズムと、ダイナミズムな展開もあって、長曲だが最後まで聴き通せる作りになっているのは流石だと思う。特にリードトラックの「PISTOLERO」はフラメンコギターが冴える高速トラックで、非常に格好良いです。

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　2013/10/21

これは凄い。どの曲もへヴィでありながらノリノリかつメロディアス、ハイレベルな演奏に緩急の付いたリズムに、フックのきいたメロディに、エモーショナルで哀愁溢れるボーカル。これだけでも十分聴きごたえあるのだが、一番凄いのはバラエティに富んだ曲の数々。リードトラックのゴシックエレクトロロックに、その後はへヴィメタルにヒップホップ・EBM・デスメタルから曲によってはダークアンビエントやドラムンベース・テクノまで取り入れて、最後はビートルズの「JULIA」のカバーまで入っている。どの曲も強烈な個性を放っていてレベルが高いので気にならない。まさにロックの名盤だと思います。

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　2013/10/21

ドイツのインダストリアルメタルバンドの6thアルバム。前作「ROSENROT」の延長ながらも、よりアグレッシブになった。良く言えば「SEHNSUCHT」の頃のインダストリアルメタル・EBMと、「Mutter」のゴシカルなへヴィメタル路線の融合とも言える。へヴィなギターリフの上シンセのリード音をのせた「PUSSY」を筆頭に、前作以上にインダストリアル・エレクトロ要素が増え、その他の曲もへヴィでバラエティに富んでいる。ただ初期の様なインダストリアルメタル・EBM路線が好きな人にはやや厳しい内容にも聞こえるかもしれない。（ちなみに2枚目に収録されている「DONAUKINDER」は泣きのギターソロと少年コーラスがいい味出している珠玉のバラード。この曲は良かったです。）

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　2013/10/16

イギリスのFuture Popユニットの4th。Future Popとしての完成度が洗練された3rdアルバムを基盤にして、より壮大かつクラシカルで、洗練されたメロディセンスが際立つアルバム。ピアノとストリングスのみのシンプルなメロディーが印象的な「HOLDING ON」、四つ打ちのダンサンブルなビートとサビでのトランシーなリード音が気持ち良い「GENESIS」、そして「BELOVED」は出だしの透明感のある美しいストリングスから、中間から入るアップテンポなビート、サビでの盛り上がりから終盤までの構成が完璧な名曲。曲によって質に違いはあり次回作の完成度には劣るものの、本作もなかなかの傑作に違いありません。

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　2013/10/16

イギリスのFuture Popユニットの5th。4thアルバムでさらにFuture Popの持っているメランコリックさと壮大さをレベルアップさせたが、本作ではさらにベースラインに厚みが増し、2曲目の「CHROME」の様にグルーブ感を前面に出したサウンドが特徴的。勿論前作のメロディアスで壮大なシンセと、RONANの哀愁溢れるボーカルワークも健在で、「ARENA」「ENDLESS SKIES」「HOMEWORD」がその代表で、特にキラートラックである「PERPETUAL」は別格。他にもソリッドなボディビートが格好良い「ENTROPY」やサイケデリックトランス調の曲もあり、リズム面の攻撃力も侮れない。次回作の「JUDGEMENT」も素晴らしいが、本作も素晴らしいです。

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　2013/10/16

前作でのマーシャルインダストリアル・EBM路線はそのままに、曲によってギターを入れる等メロディーを意識した作りで聞きやすくなり、全体的に良い曲が揃っています。また彼らはカバーに定評があり、どんな曲でも全体主義風に作り変えてしまう個性があるので、本作でもその個性が活かされていてQUEENの「One Vision」は戦争の雰囲気を漂わせた曲に、OPUSの「Live Is Life」は硬質なハンマービートと勇ましいクラシカルな旋律の上を超低音ボーカルががなる名曲に仕上がっている。8曲目の「THE GREAT SEAL」は
まるで国歌を思わせるようなクラシカルなインストで、この曲も非常に格好良いです。あとの4曲は「Krst Pod Triglavom-Baptism」 というアルバムからの収録で、この辺はやや退屈気味なのだが、それを踏まえても彼らの作品の中で「NATO」と並んで傑作に違いありません。

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　2013/06/24

FLAの12thアルバム「CIVILIZATION」に収録されている「VANISHED」のリミックス2曲と未収録曲3曲を収録したEP。1曲目の「VANISHED」は原曲より長めでBPMも速く、テクノ調のアレンジになっている。「DISSEMINATE」は彼らにしては珍しくトランス調のビートとメロディラインが印象的。全体通して見るとアルバムとしての統一感は全く感じられないけど、彼らのB面の曲には結構いい曲が揃っていて、是非他のシングル曲のB面曲も聞いてみたいと思った。

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　2013/06/24

ノリノリの高速ダンスビートにFuture Popを彷彿させるメロディアスなメロディ。エフェクトが効いた機械的でかつ多彩なボーカルスタイルで、どの曲もメロディアスなシンセやストリングスの使い方が上手く奥行きを感じさせるサウンド。しかも曲の展開に緩急がついている上に、サビは適度にポップでキャッチーなので全くダレません。徐々に盛り上がるポップな「Change」やクリーンボイスのメロがいい「You Will See」等どの曲もハイレベルで素晴らしい。VNV NATIONやASSEMBLAGE23といったFuture Popユニットとは全く異なり、近未来的な雰囲気が漂うFuture Pop。非常におススメ。