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燕の巣 さんのレビュー一覧 

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     2012/03/02

    『天地創造』の映像は、90年のホグウッド、86年のバーンスタイン、90年のムーティ盤がLDとDVDの双方で出てる。ショルティ晩年のこの映像はLD時代末期の収録だが、DVDで今回初めて発売されたのは意外。それも千円以下の価格で驚き。アナログハイビジョン映像は、フィルムライクで濃厚。ロングの画はボケるが、アップの画はDVDとしては最高画質。ショルティのファンは必見です!Dolby Digital音声は残念なクオリティだが、この値段では文句は言えない。オペラを除き、90年代にショルティが残した映像は少ない。MUSE LDでも出た、サントリーホール収録の『展覧会の絵』、BDで是非観たい。ソニーさん、お願いします!

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     2012/02/29

    参りました!こんな素晴らしい作品があったとは。滅多に上演されない理由は、Soprano castrato を歌える男性歌手が少ないからで、歴史に残るであろう当上演を観れば納得。40を超えるオペラを作曲した割に馴染み深い作品は少なく、没後250年もあって近年は上演機会が増えてるようです。ヘンデルのオペラ・セリアは、モンテヴェルディやモーツァルトとは音楽的に異なるもので、私には『癒し系』の音。ホール内の響きまで明瞭に伝える優秀録音は、当作品の魅力を余すところなく伝える。登場人物は歴史上実在した人々。ネローネは暴君ネロとして有名、その母親がタイトル・ロールのアグリッピーナで、母子を演じる両歌手が出色の出来。衣装はカラフルだが舞台は地味で、歌手の良さを引き立てる好演出。波乱の時代の古代ローマ皇帝に思いを馳せながら観るのも一興。廉価DVDが増えたので、暫くはヘンデルのオペラにハマりそう。

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     2012/02/20

    アナログ時代からのファンなら、CDを入れる紙袋まで忠実に再現した紙ジャケ仕様は感慨が深い。ピアニッシモまでリアルに浮かび上がらせた最新リマスターも素晴らしい。数千枚持つ音楽ソフトの中で、Beatles と並ぶ新たな『黒箱』は我が家の家宝。
    多感な学生時代、リアルタイムで『Stranger』と出逢えたのは幸運だった。『Songs In The Attic』でデビュー時のマイナー作品を蘇演、Billyの虜となりLPを全て探した。一時廃盤となってた『Cold Spring Harbor』を手に入れた時の感激も蘇った(当時のLPは今でも宝物)。LPより小さいが、紙ジャケにはアナログ時代の想いが凝縮されてる。Billyのお蔭でピアノの魅力にはまり、クラシック音楽にまで趣味が広がった。新作が出なくなったのは淋しいが、Billyの『黒箱』は一生の宝物!

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     2012/02/19

    Original Album Classics は様々なアーティストで出てるが、これは中途半端な3枚組。明日に架ける橋(40周年記念盤) とダブらなかったので買ったが、全6枚セットにして欲しかった。94年に出たCOLLECTED WORKS(SRCS-6871/3、3枚に全58曲を詰め込んだ企画盤)以来の購入だが、音の違いは歴然。ボーナス・トラックが入った2001年リマスター盤を持ってない人にはお薦め。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/19

    Bozはベスト盤よりオリジナルアルバムを通して聴きたいアーティスト。
    リマスターされた紙ジャケ仕様の廉価セットを歓迎したい。ただ70年代のCBS盤を集めたのだから、『Boz Scaggs And Band』と『My Time』も入れて欲しかった。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/18

    80年代に青春を送った洋楽ファンにとって、忘れられないアーティスト。2003年リマスターは、単に音圧が上がった代物とは一線を画す。オリジナル盤は音が籠ってたが、ノイズがカットされてクリアになった。5枚組の『Original Album Classics』を買うか迷ったが、大好きな『Voices』が含まれてないので、選曲の良い当盤にした。2枚組という制約の中で価格面の魅力も大きい。LPで買ったベスト盤『Rock’n Soul Part1』から四半世紀、新たなベスト盤は感慨深いものがある・・・。

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     2012/02/09

    独裁者レーニンが激怒し上演途中で退席した曰く付き作品。社会の頽廃、人間の奥底に潜む魑魅魍魎を赤裸々に現した問題作。クシェイは現代オペラの演出に於いては素晴らしい持ち味があり、現代人の煩悩をも抉り出した。頻繁に映るヤンソンスは、交響曲と比喩される音楽を劇的かつ壮大に指揮、非凡な才能を見せた。これは決定盤!

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     2012/02/04

    20世紀を生き抜いたピアニストの歴史として貴重な映像。VHSやBS放送の映像まで観たマニアでないので、ダブリはホロヴィッツ・イン・モスクワだけ。
    『ひびの入った骨董品』という批評が有名だが、映像の時代が半世紀早く到来してたら違う評価になった気もする。ドキュメンタリー映像が面白い。ワンダ夫人のオーラが凄く、トスカニーニの愛娘と知り妙に納得。『英雄』を弾き終わった後のドヤ顔に人間臭さも垣間見える。目玉のロンドン映像、チャールズ皇太子夫妻にオーラは全くない(笑)。本当に安いが、日本語字幕と解説を付けたら、3倍位の値段になるんだろうな・・・。

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     2012/01/31

    皆さんが★5個つけるのも肯ける。カサロヴァ、ガランチャにバーバラ・ボニーの絶唱が本当に素晴らしい。レーシュマンの鬼気迫る演技も喝采もので、最高のキャストを揃えた。クシェイの舞台は壮麗だが、時代の置き換え演出だけが疑問。モーツァルトのオペラ・セリアは、これとイドメネオが代表作。録音だけならともかく映像でも魅せる時代、ティートが古代ローマ皇帝なのだから、1世紀に電話と消火器、ネクタイとスーツ姿は時代考証的にありえない。20世紀に移すのなら、(洒落にならないが)独裁者ムッソリーニでないと辻褄が合わない。82年のNYメトのイドメネオの映像は、20世紀のオペラ・セリア映像の金字塔。当盤もポネルが演出なら、21世紀の金字塔になった筈。本当に惜しい・・・。

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     2012/01/28

    つよしくん氏の名レビューの後で気が引けるが、歴史的名盤がワンコイン価格で登場。SACDではないが、グールドの鼻歌まで鮮明に再現される。2008年ニューリマスター盤は、再購入する価値が高いと思う。

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     2012/01/26

    国内の公演でもお馴染み、役柄を広げたガッロとチョーフィだが、ベストの配役とは言い難い。新人類のフィガロの評価もあったガッロは、10年の時を経て伯爵役、フィガロ役のスーリアンが貫禄十分で不釣合い。ただ、伯爵夫人のグヴァザーヴァとケルビーノ役のコンパラートは、凛として美しく素晴らしい。ミラーの演出はオーソドックスで安心して観られる。画質もDVDとしては上出来。

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     2012/01/24

    ファリネッリをモデルに描いた映画『カストラート』を思いだした。地元の映画館でやってなかったので東京で観た。LDは持ってるが、DVD(COBM5329)が既に廃盤なのは知らなかった。日本コロムビアは再発売して欲しい。

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     2012/01/22

    ヴェルディの傑作だが、ボストン版とスウェーデン版で歌詞も異なり、好みが別れる珍しい作品。本盤はボストン版、アルバレスの歌唱と演技が本当に熱い。同じボストン版のパヴァロッティの80年NYメト盤(92年NYメト盤はスウェーデン版)を凌ぐ出来に仕上がった。80年NYメト盤に馴染んだ世代だと、BDの高画質は隔世の感がある。演出もオーソドックスで素晴らしく、暗い場面の多いこの作品を綺麗に魅せる。脇役ながら、オスカル役のマリアネッリが、本盤の価値を更に高めた。86年生まれと若いが、ケルビーノやオクタヴィァン役も併せ、ズボン役で不世出の名声を得る片鱗を感じさせた・・・。

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     2011/12/28

    最近出たNYメト盤は未見だが、滅多に上演されない演目。カーセンの演出は20世紀に時代設定を移すのが得意で、今回のオペラ映画は非常に良くできてる。パリ・オペラ座の豪華さを最大限に活用しており、(評価が定まるのは先だが)ポネル以来の天才と評価させる片鱗は感じた。マイナーな演目ではあるが、同じフレミング主演のNYメト盤も見たくなった・・・。

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     2011/12/22

    NYメトと”バトル”し表舞台から消えたキャスリーン・バトル、主役を喰って確かに良い味を出してる。モリスにアライサ、男性陣も豪華キャスト。ムーティ&VPOも含め、これだけ陣容が揃った舞台は稀有。作品に対する好みは置いといて、これだけでも絶対に買いだろう・・・。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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